※閉店※【大阪・心斎橋】『porte de temps』ミシュラン一つ星シェフの繰り広げるモダンフレンチレストラン
※現在は閉業しています(2020年4月)
御堂筋線心斎橋駅から徒歩2分のところにある日宝プロムナードビルの3階に、ミシュラン一つ星シェフの営むモダンフレンチレストランがあります。それが今回ご紹介する『porte de temps(ポルト デ タン)』です。
オーナーシェフの清田さんは、料理人歴20年以上のベテランで、北新地で営業していた頃からその名を轟かせたフレンチの天才。今回は心斎橋でちょっぴり贅沢をしたいときにぴったりな同店の魅力を、清田さんに語っていただきました。
ミシュラン一つ星シェフの新しい挑戦
オーナーシェフの清田さんは、熊本出身。高校2年生のときに料理人を志し、料理教室で調理師免許を取得すると、19歳でフレンチの世界に足を踏み入れました。そして地元熊本のホテルやレストランで修業し、25歳のときに京都進出。その後活動拠点を大阪に移すと、29歳で料理長を任されるまでになりました。
2010年10月1日には独立し、北新地で『Cuisine Francaise きよた(キュイジーヌ・フランセーズ・きよた)』をオープン。しかし、一人で店を回すには広すぎたため、2015年11月11日に、ここ心斎橋で『porte de temps(ポルト デ タン)』と名を変えて移転オープンしたのです。
清田さんは両親が共働きの家庭で、幼い頃から料理に親しんできました。本格的にフランス料理の道に入って今や20年以上経ちます。ミシュランの一つ星も獲得し、フレンチ界にその名を轟かせています。
窓枠に掛けられたフランス時間の大きな時計
『porte de temps』とは、フランス語で“時の扉”を意味する言葉です。それを象徴する窓枠の時計は、フランスの時間を示しているのだそう。
席数はカウンターの6席のみ。完全予約制で、2日前からの予約必須がです。少人数制のお店なので、周囲のお客さまの目を気にすることなく、清田シェフが作りだすとっておきの料理を楽しめます。客層は45歳以上とちょっと高め。割合は6:4で男性の人気が高いそうです。希望としては20代以上の若い世代にも、ぜひ料理を楽しんでもらいたいと清田さんは考えています。
独特のフランス料理で清田ワールドを表現
『porete de temps』に、看板料理はありません。旬の食材やそのときに仕入れた食材に応じて、無限の広がりを見せるのが清田さんのフランス料理です。一度食べたら強く印象に残る個性的なその料理は、誰もが一口でファンになってしまうほど。そのためお客さまのほとんどは、熱心なリピーターなのだそうです。
フレンチレストランというと、かしこまってしまう方も多いですが、席についてみると、清田さんの気さくなトークに自然と肩の力が抜けます。ここは清田さんの作り出すフレンチと、清田さんとの会話を楽しむ時間を過ごすレストランなのです。黙々と出される料理を食べるだけなんてもったいない!ぜひ気軽に話しかけて、その特別な時間を楽しんでくださいね。
フランス修業時代のトンデモ体験も!
清田さんは過去に3回ほど本場フランスで修業をした経験があります。清田さんのフランス料理の基礎を築いた師匠は、御年70歳を超えるコテコテのフランス料理人なのだそう。そして、その影響を受けた清田さんの料理も、古典のフレンチの基礎を押さえたものなのだといいます。当時はまだ日本人の力が認められていない、厳しい時代。なんと、いくら働いても一円もお給料が出なかったのだそうです!さまざまな困難を乗り越えて、今があるのだと教えてくれました。『porte de temps』では清田さんからこんなトンデモ体験のお話も聞けます。ちょっと食事が楽しくなりそうですね。
今後のビジョンをうかがうと、意外なことに「洋食屋さんになりたいです!」という答えが返ってきました。誰もが気軽に食べられる洋食で清田ワールドが味わえるなんて、楽しみですね。
心斎橋でちょっと贅沢な時間を過ごしたいなら、『porte de temps』に予約をしてみてください。一度味わったらきっとまた「もう一度食べたい。」と、虜になってしまうこと間違いなしです!
店舗名 | porte de temps(ポルト・デ・タン) |
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住所 | 大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目19-8 日宝プロムナードビル3階 |
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電話番号 | 090-9281-7737 |
アクセス | 地下鉄御堂筋線・心斎橋駅から徒歩2分 |
営業時間 | 17:30〜1:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27089478/ |
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