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【宮城・仙台】国分町でおでんならここ!寄り道したくなるお店『おでん・お酒 さいとう』で温かなひと時を

 今回、取材に訪れたのは、赤ちょうちんが軒を連ねる国分町。晩翠通りから一番町方面に折れたところにある『おでん・お酒 さいとう』です。手作りのタネが美味しい日替わりおでんのほか、20銘柄ほどが揃う豊富な日本酒や一品料理も魅力です。職人の魂を出汁に込める、店主の齋藤さんにお話を伺いました。

お客様との繋がりを大切に再出発

 店主の齋藤さんは、『おでん・お酒 さいとう』をオープンする直前まで、7年ほど別の居酒屋を経営していました。
 「結構大きくて、100席くらいあるお店だったんです。だから、忙しく働くうちにお客様一人ひとりとのやりとりが少なくなって。だんだん“自分の仕事をこなすこと”だけに精一杯になってしまって、このままではダメだと思ったんです。」
 “飲食の仕事を始めた頃のように、お客様とのつながりをもう一度大切にできたら…”そう考えた齋藤さんは一念発起。お客様と温かなコミュニケーションが取れる、小さなおでん屋さんを開こうと決意したのです。

 「国分町という土地にこだわりがあったわけじゃないけど、ここはカウンターがメインだし、僕の理想の広さだったんです。2017年の末までは前のお店にいたから、心に決めていたオープン日に間に合うように準備するのが大変でしたね。」
 そんな齋藤さんが門出の日に選んだのは、いつでも支え、応援してくれたお父様の誕生日である1月15日。こうして、『おでん・お酒 さいとう』の暖簾が掲げられることとなったのです。

落ち着いて過ごせる上品なお店

 「電車で15分くらいかかる前のお店から、わざわざ通ってくれるお客様もいて。ご新規さんを連れてきてくれることもありますね。場所は離れても、一度繋がった縁は無くならないんだなぁ…ってしみじみ嬉しくなります。」
 飲食の世界に身を投じたきっかけを伺うと、齋藤さんは笑顔でこう答えてくれました。
 「もともとは、人の紹介で飲食店で働き始めたのが最初でした。料理を作ったり、運んだり、お客様とお話しする中で、“ありがとう”、“美味しかったよ”、“また来るね”、そんなたくさんの笑顔に触れて。いつの間にか魅力に取りつかれていたんです。やっぱり、人に喜んでもらう幸せを一番感じられるのって、この仕事なんですよね。」
 齋藤さんのこだわりは、お客様との会話を楽しめるコの字形のカウンターです。“今日はどんなおでんがあるの?”“大根もう一つもらおうかな!”お猪口を手にした、ほろ酔いのお父さんたちと笑いあう和やかな風景が目に浮かびます。

 東北随一の繁華街と呼ばれ、賑やかな雰囲気やきらめくネオンが特徴の国分町。そんな上品な雰囲気の中で落ち着いて過ごせる同店は、近くにお勤めの方の癒しの場所になっています。


▲テーブル席

出汁がジュワッ!自慢のおでんを召し上がれ

 一年を通して、一杯飲みたい夜は熱々のおでんが恋しくなりますよね。そんな時は、『おでん・お酒 さいとう』に訪れてみて下さい。
 まず味わいたいのは、定番の“大根”(150円)。優しい味の出汁が中まで染みて、箸を入れればスッと切れる柔らかさです。ほくほくの黄身が出汁を吸って二度美味しい“たまご”(150円)、お餅がとろりとあふれる“餅きんちゃく”(180円)など、どれもはずれがありません。迷ったら、“盛り合わせ”(780円)もいいですね。

 ふっくら柔らかい鶏だんご、手作りのさつまあげやしゅうまい巻きなど日替わりのタネも登場します。しゅうまい巻きは仙台のおでん屋さんでは出しているところが少ないそうです。
 そのほか、にんじんやたまねぎ、牡蛎、ムール貝など、おでんとしては珍しいものもあり、冒険心をくすぐられます。言わずと知れた仙台のソウルフード・笹かまもありますよ。熱々のおでんを肴にクイッと一杯飲み干せば、疲れもたちまち吹き飛びます。

種類豊富なお酒と一品料理にも注目

 同店では、東北の銘柄を中心に約20種類前後の日本酒を揃えています。“獺祭”を筆頭に、福島の“飛露喜(ひろき)”、宮城の“乾坤一(けんこんいち)”など、名のあるお酒にも出合えます。芋、麦、米で豊富に揃う焼酎の他、“山崎”、“白州”といったウイスキーも。呑ん兵衛さんの楽しみも大きいですね。どれが特に人気ということはなく、お客様それぞれにお気に入りの銘柄があるそうです。


▲白レバ刺し(500円)

 お酒の肴にぴったりなのは、おでんだけにあらず。齋藤さんが腕によりをかけて作る一品料理も見逃せません。レアに仕上げた“白レバ刺し”は、臭みがなく新鮮そのもの。ぷりぷりの甘い身が、レバーが苦手な方をも虜にします。石巻から届く“金華さば焼き”(780円)、定義山の名物“三角油揚げ”(450円)など、宮城県ならではの逸品も味わえます。
 「春に向けて新物のわかめが出てきたから、わかめ刺しも始めました。季節や仕入れで色々変わるので、一品料理の方も楽しみにしていて下さいね。」と齋藤さん。

 こちらの“おでん茶漬け”(580円)は、お酒の〆にぴったり。味が染みてそれだけで美味しいおでんは、お茶漬けにすると目からうろこの美味しさです。一度試してみて下さいね。

お客様の心の拠り所になりたい

 「お客様のもう一つの家のような、心の拠り所のような存在でありたいですね。仕事で疲れたときも、嬉しいことがあった時も、“今日こんなことがあってね…”ってフラッと話しに来れるような。美味しいおでんとお酒を用意してお待ちしているので、いつでも遊びにいらして下さいね。」
 店舗展開には手を広げず、自分がお店に立ち続けながら一人ひとりのお客様と真剣に向き合っていく。それが、齋藤さんの目の前にあるただ一つの道です。

 美味しいおでんと気さくな店主の笑顔が、芯から身体を温めてくれる『おでん・お酒 さいとう』。多くの飲食店がひしめく国分町で光を放つ、とっておきのお店です。

 

店舗名 おでん・お酒 さいとう
住所 宮城県仙台市青葉区国分町2-7-7 あんでるせんビルB1F
電話番号 022-211-1512
アクセス 仙台市営地下鉄勾当台公園駅から徒歩6分
営業時間 18:00~3:00
定休日 月曜日
ホームページ https://www.facebook.com/pg/odensaito/photos/?ref=page_internal
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