【東京・新宿】居心地の良い空間が売りの隠れ家BAR『STING』

　新宿三丁目駅から歩いてすぐの場所に隠れ家的なBAR『STING』があります。

　オーセンティックバーのこちらで飲めるカクテルはどれも本格的。オーナー・深澤さんの人柄や気配りなどで作られる、居心地よい雰囲気も人気です。

　深澤さんにお話をうかがいました。

修業のために単身東京へ

　オーナーの深澤さんは長野県出身。学生の頃から漠然と、自身のお店を持つことを考えていました。そして、社会人になってからはさまざまな業種を経験することで、自分に合う仕事を探すことにしたのだそう。そんななかで見つけたのが、BARという業態。お酒を飲むのが好きなこと、そしてBAR特有の夜の社交場の雰囲気が気に入り、いつか自分のBARを持とうと考えはじめたといいます。

　上京した深澤さんが修業時代に驚いたのは、飲食に関しての造詣が深い人が多いこと。そのためレベルの高い技術が必要とされ、忙しい日々を過ごし苦労することも多かったといいます。

　そうして、数年の経験を積み深澤さんが自身のお店『STING』を持ったのは2005年2月のこと。最初にお店を構えた場所から移転し、新宿三丁目のクロスビル3階に店舗を構えています。

おしゃれで居心地の良い雰囲気

　『STING』では落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりとお酒を楽しめます。

　「“酒場の守り人”という意味を持つ“バーテンダー”は、お客さまに心地よく過ごしてもらうために、気配りやコミュニケーションなどでお店の空気作りをするのも、大切な仕事なんです。」

　そんな深澤さんが作る空気に惹かれ、同店には連日多くの常連様がお酒と会話を楽しみに訪れています。

　お客さまの年齢層は、30代から40代の落ち着いた世代が中心。８割近くが常連のお客さまだそうですが、「ほかのお店でここをすすめられて…」「インターネットで調べてきました」など、日々新規のお客さまも来店されるとのこと。男性の方が多く、おひとりさまも多いようです。

　15時からお店を開けているので、新宿での仕事が早く終わった日はふらっと立ち寄って一杯…なんて楽しみ方もいいですね。

好みの一杯に出会える

　メニュー表のない同店。気さくな深澤さんがお客さまの要望に合わせたお酒をつくってくれます。季節で登場するおすすめのカクテルもあるそうなので、気になる方は深澤さんに尋ねてみてください。
　何を注文すればいいか分からない…という方も、丁寧にヒアリングをしてもらえるのできっと好みの一杯に出会うことができますよ。

居心地の良い空間で、ゆっくりとお酒を楽しめる

　「今後としてはスタッフの教育にも力を入れて、バーテンダーの勉強が出来るようなお店づくりもしていきたいですね。店舗展開も考えていますよ。」と深澤さん。

　 おいしいお酒、居心地良い雰囲気、座り心地の良い椅子、適度な照明……そんな居心地の良い空間で、ゆっくりとお酒を楽しめる『STING』に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

　ビジネスでの接待や仕事仲間との会食後の二軒目利用、恋人や気の置けない友人など、大切な人を“おもてなし”する場面でも重宝しそうです。

　まだBARに行き慣れていない方は、同店をBARの入り口として、“夜の社交場の雰囲気”を体感してみるのもいいですね。