※移転※【大阪・難波千日前】ネコちゃんが目印の『旬彩バル Vittoria』で季節のアラカルト料理とおいしいワインに癒されて

※移転:現在は「大阪府大阪市中央区西心斎橋2-9-3 サンフラワービル 4F」にて営業を行われております※

 

訪れたのは、『旬彩バル Vittoria(ヴィットーリア)』。多くの飲食店がひしめく、千日地蔵尊通り横丁にあるお店です。

イタリアン歴16年のオーナーが手がける料理は、旬の食材のおいしさが活きたアイディアあふれるものばかり。こだわりのワインを味わいながら、おいしく楽しいひとときを過ごせます。

看板のモチーフは愛猫

『旬彩バル Vittoria』は2015年、“楽しいお酒”と旬の料理で季節を彩るイタリアンバルとしてオープンしました。

店名の由来は、勝さんの苗字にあります。Vittoriaとはイタリア語で、勝利を意味します。シチリアにある、ヴィットーリアという都市の名前もかけているそうですよ。

「前は、福島区のイタリアンで8年ほど働いてました。お店を出そうと思ったのは、7年目くらいのときですね。途中、友だちのお店を手伝って中華料理も通りましたが、イタリアンはずっとやってて…もう16年になります。」

お店のモチーフになっているネコちゃんは、勝さんの愛猫がモデルです。『Vittoria』をはじめたころ、マンションの下で拾った子なのだとか。

「三毛猫といえばほとんどメスなんですが、あの子はたまたまオスだったんです。すごく希少なネコだから、“これも縁なのかな~”と思ってロゴにしました。」

現在はオス2匹とメス1匹、計3匹のネコちゃんと暮らしているそう。「朝早くから、“エサくれ”って起こされます。」と、勝さんはうれしそうに話します。

「お店がお客さまを選ぶ」という考え方

当初は、西区の近辺から福島区にかけて物件を探していたそうです。

「メチャクチャ自信があるわけではなかったから、駅前で、かつ路面店を重視して探してたんですよ。でも、1、2年探してもなくて。そのとき、ココの並びにあるバーのマスターが、いい情報をくれたんです。」

それは、こちらの場所を開通させ、新しく横丁をつくるという話。「テナントが空くから、どう?」と舞い込んだ話に縁を感じ、勝さんは喜んでこの場所への出店を決めました。

もともと、店内の照明はもう少し暗かったのだとか。若い世代のお客さまが増えてきたため、照明を明るめにして入りやすいようにしたそうです。

「この横丁自体がディープで、なかなか入りづらいですからね(笑)。それに、あんまり暗いとバーだと思われてしまうし。」

『Vittoria』では、かならずお通しを出し、料理とドリンクをひとり1品以上頼んでいただくのがルール。お酒を飲むだけの利用で訪れる方は、残念ながらお断りしています。

「うちはあくまで、イタリアンを食べてもらう場所ですから。これからの時代、お客さんに選ばれることも大切ですが、僕たちもお客さんを選んでいかなければお店を続けられないと思うんです。」

「常連さんは多いですよ。みんな、たくさん飲んで食べて喋って笑って。何も言わなくてもそんな風に楽しんでくれるから、僕もすごく助けられています。」

一方、お店には一見さんの姿もちらほら。彼らがどうすればお店を好きになって、リピーターになってくれるのかを、毎日真剣に考えているそうです。

旬の食材のおいしさが詰まったひと皿


▲炙りたけのこのハーブバターソース

『Vittoria』のテーマは、季節のおいしいものを食べてもらうこと。

毎日数種類が入れ替わる“本日のおすすめ”をはじめ、イタリアンオムレツやローストビーフ、アヒージョ、フリット、パスタやピッツァまで、迷いに迷う品ぞろえです。

春はたけのこ、夏は鮎やトマト、秋は松茸、冬は牡蠣やカニ。黒板には、季節の食材を使った創作メニューが目白押し!毎日通いたくなってしまいますね。


▲富山産白海老とからすみのペペロンチーノ

「メニューを絞って、それだけリピートしてもらうのもアリですが、やっぱりいろんなものが食べられるお店のほうがおもしろいですよね。常連さんにも飽きずに楽しんでもらいたくて、メニューを多くしています。」

勝さんのおすすめは、お客さまによくほめられるというパスタ。カルボナーラやポモドーロといった定番だけでなく、“うにとほうれん草のバターソース”、“鴨肉のラグーパスタ”などのオリジナルパスタも気になります。


▲牛ハラミステーキ

「きれいめのレストランに行くと、醤油を泡にしてのっけてみたり、斬新な演出をしてるやないですか。それはそれでいいなって思うけど、僕は何よりも“味”を重視していきたくて。新しいことには手を出さずに、古典的なものを大事にしたいと考えてます。」

「ワインはたくさん置いてるけど、何種類出すとかは決めてないです。“ワインが好きなお客さんだな”って思ったら、どんな味が好きですか?って聞いてから開けることもあります。」

その人の好みや料理に合わせて、ワインをおすすめすることも。どんなワインがいくらで楽しめるか、お店に来てみないとわからないのが同店の魅力です。


▲かにのグラタン

毎日深夜24時まで

お店は不定休で、平日・土日を問わず、深夜24時まで営業しています。週末などお客さまの入りが多いときには、気まぐれで延長することもあるそうです。

季節の料理やワインを楽しみながら、夜遅くまでくつろげる『旬彩バル Vittoria』。常連さんが愛してやまないお店の人気の秘訣を、あなたの舌で感じてみてください。

店舗名 旬彩バル Vittoria(ヴィットーリア)
住所 大阪市中央区西心斎橋2-9-3 サンフラワービル 4F
電話番号 06-7171-0815
アクセス 心斎橋駅より徒歩5分
営業時間 月・火・水・木・金・土・祝前日 19:00 - 03:00  日・祝日 17:00 - 01:00
定休日 不定休
ホームページ https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27140743/
SNS
店舗詳細はこちら