【埼玉・所沢】子ども連れにおすすめしたい「なんか良い店！」の『所鳥～希～』宮崎鶏もも焼きが絶品

　今回ご紹介するのは、所沢市の居酒屋『所鳥～希～（とこちょう～まれ～）』です。2017年4月15日にオープンした同店は、キッズスペースのある一風変わった居酒屋です。新鮮な宮崎産の若鶏を、炭火で半生に焼き上げた絶品の“宮崎鶏もも焼き”が大好評なのだとか。店長の西村 浩一 さんに、お店の魅力を語っていただきました。

パパ友の協力で作り上げた新店舗

　西村さんは、専門学校卒業後に東京・新宿の創作料理店で10年間、新橋の鉄板懐石料理店で4年間勤め、料理人としてのキャリアを積みました。その後は14年間にわたり新宿の地鶏居酒屋で店舗の立ち上げにも携わり、店長に就任。責任者として経営管理も担いながらお店を支えてきました。

　そして、2017年4月、十分すぎる実力と経験を引っ提げて、昔からの夢であった独立を果たします。同店は、所沢駅、東所沢駅、秋津駅の三つの駅に囲まれながらも、そのちょうど真ん中に位置するためにバスを使わなければなりません。
　それでもこの場所を選んだのには、理由があります。飲食店や、使い勝手の良い居酒屋は駅の近くに集中し、この近辺には子育て中のパパやママたちが子連れで集まれるようなお店がないことに、西村さんを始め地元の人たちは不便さを感じていました。「それならば自分で、そういうお店を作ろう。」と、この場所に決めたそうです。

　オープン15日前まで前の会社に勤めていたという西村さん。店内の改装や準備は、内装工事業を手掛けている“パパ友”に協力してもらい、進めていきました。
　「本当に周りの人に恵まれて、支えてもらいながらここまでやってきました。」
　休みの日には顔を出し、自分の思いやイメージを伝え、理想とする店舗をつくりあげたそうです。

広々としたキッズスペース完備！ママやパパの心強い味方

　アピールポイントは、何といっても広々としたキッズスペースです。おもちゃや絵本のみならず、テレビもあるので小さな子どもも飽きずに遊ぶことができます。子連れのママさんたちに対する、西村さんの思いやりにあふれた優しい接客に涙を流して喜んでもらえることもあるのだとか。
　「とにかく、子育てに奮闘しているママさんたちに来てほしい。そのためにオープンしたお店ですから。」そう話す西村さんも、2人のお子さまを持つパパさん。子育てに奮闘する親御さんに安心して食事を楽しんでもらえる環境を提供したいという想いが詰まったお店なのです。

まるでカフェのようなお洒落な居酒屋

　店内は、カウンターとテーブル席合わせて26席の広々空間です。おひとりさまからファミリーまで、入りやすい明るい雰囲気が魅力です。
　家族でゆっくり過ごすのにおすすめのテーブル席は、居酒屋でありながらもカフェのようなおしゃれな空間となっています。一枚板で作られた美しいカウンターは、西村さんとの会話も楽しみながら過ごすことも、おひとりでしっぽりお酒を楽しむこともできます。
　

“宮崎鶏もも焼き”は必食の絶品メニュー

　同店のメニューには、鶏肉料理のバリエーションが豊か。唐揚げや鶏のユッケ、串焼きなどのメニューが並びます。中でも一番人気は“宮崎鶏もも焼き”。歯ごたえのある肉質を活かすため、中まで火を通さずに半生の状態で提供しています。宮崎鶏のおいしさを堪能できる、看板メニューです。

　“白レバー大串”も人気のメニューです。白レバーは、鶏の希少部位・フォアグラ。新鮮なうちに半生で焼き上げ、滑らかな食感を楽しんでいただけます。レバー独特の臭みも少ないため、普段レバーが苦手な方もおいしさを感じられる逸品です。

“20度の黒霧島”で本場の味を堪能

　お店イチ押しのお酒は、人気の芋焼酎“黒霧島”。黒霧島には、アルコール度数が20度のものと25度のものがあるのをご存知でしょうか。関東で一般的なのは25度のものですが、宮崎では20度が一般的なのだそうです。同店では、関東では珍しい20度の黒霧島も取り扱っているとのこと。宮崎の鶏料理と本格焼酎で、本場の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

目指すのは「なんか良い店だよね。」

　今後の目標は、多店舗経営でも大繁盛店でもありません。ほどほどにお客さまが来て「なんかおいしかったよね。」「なんか良い店だよね。」という印象を持っていただけたら、それが正解なのだそうです。
　「子育て中のパパさんママさん、お子さんを連れて気兼ねなくくつろぎに来てください。」と温かいメッセージをいただきました。

　「なんかおいしかったね。」と、ほっとひと息つける癒しの時間を過ごしに、是非『所鳥～希～』に足を運んでみてください。子育て中のママさんとパパさんが、安心してお子さまと一緒に食事を楽しめるお店ですよ。