【沖縄・那覇】本格壺屋焼を体験できる『育陶園 陶芸体験道場』で焼き物やシーサーを作ってみませんか？

　沖縄の爽やかな空気の中で、沖縄の土を肌で感じ、自然と一体になりながら自分だけのオリジナル陶芸品を作れる場所があります。それが、沖縄の伝統工芸“壺屋焼”の老舗である育陶園が手掛けている『育陶園 陶芸体験道場』です。
　想い出作りに最適な1日体験コースから、壺屋焼をもっと学びたい人のための通いコースまであり、毎月100名以上の方が訪れているそうです。育陶園のこだわりや壺屋焼の奥深さを実際に体感することができる『育陶園 陶芸体験道場』の魅力に迫りました。

昔ながらの壺屋の風景を継承する

　5代目陶主・高江洲 育男さんが、1990年前後に育陶園の工房の隅ではじめた体験教室。育陶園の商品が名を馳せるにつれて、体験教室希望のお客さまも増えてきたのだとか。そこで、現在の6代目陶主・忠さんが2004年にオープンしたのが『育陶園 陶芸体験道場』です。

やちむん通りの裏手にある同教室。昔ながら壺屋の風景や雰囲気が色濃く残り、壺屋焼を作りながら壺屋エリアの空気を感じるのには最適な場所です。
　「観光で沖縄に来て陶芸体験をしたいというお客さまも多いので、沖縄ならではの雰囲気を味わっていただきたいです。壺屋の風景を残すことで、地元の方だけでなく観光の方にも喜んでいただけるのではないかと思っています。」と話すのは、忠さんの息子・光さんです。同社は壺屋焼の伝統だけでなく、壺屋の風景も継承しているのです。
　忠さんが木のぬくもりが大好きだったこともあり、『育陶園 陶芸体験道場』は木造で建てられました。木のあたたかみが全面的に打ち出された室内は、アットホームな雰囲気でゆったりと過ごすことができます。沖縄の爽やかな風が抜ける室内で、贅沢なひと時を味わえそうですね。

沖縄の土を自分の手で形作る

　一番人気のロクロ体験では、自分の手でお茶碗やカップを作ることができます。使っている土は、なんと商品を作っているのと同じ土なのだとか！くるくると回しながら、滑らかな土の感触にうっとりしてしまう人が続出しているそうです。
　家族連れのお客さまやカップルも多いのだとか。お子さんが自分で使う茶碗を自分で作ることで食育に繋がったり、旦那さんと奥さまで相手の茶碗を作って交換することで愛が深まったり…ただ単に“焼き物を作る”だけでない効果もありそうですね。

　あらかじめ用意された5寸のお皿に、好きな柄を入れられる絵付け体験は、デザインが好きな方におすすめのコース。コバルト釉（青色）、ルリ釉（青緑色）、アメ釉（茶色）の3色で自分だけのオリジナルお皿を作ることができますよ。

本格シーサーも自作できる！

　『育陶園 陶芸体験道場』では本格的なシーサーまでも自分の手で作ることができます！シーサーは難しそうに感じますが、職人がしっかりと教えてくれるので安心です。家族みんなで楽しめるコースなので、誰のシーサーは自宅のどこに置こうか考えながら作っていくのも楽しいですね。
　立シーサーと面シーサーはそれぞれ3,000円で制作することができます。ロクロ体験と同様に、商品を同じ土を使っているので仕上がりレベルも非常に高いのだとか。世界で一体だけのシーサーなので、愛着も湧きますね。シーサーの表情や毛並みで、自分らしさを表現してみてくださいね。

昔ながらの沖縄の雰囲気を味わう時間

　「今後は、ご自分で形からデザインできるプランも検討しています。うれしいことに“もっと壺屋焼を知りたい！”と言ってくださるお客さまも多いので、お客さまのご希望に合わせたコースを用意していきたいですね。」と光さん。自由度の高いプランができると、もっとレベルの高い焼き物を自分の手で作り出すことができるようになりますね。
　沖縄の昔ながらの建造物の中で、沖縄の空気を感じながら、壺屋焼を体験できる『育陶園 陶芸体験道場』。“昔の壺屋焼職人も、こうして焼き物を作っていたのかな”と、時代の流れに想いを馳せながら過ごせる教室です。みなさんも、自分だけのオリジナルの焼き物やシーサーを作ってみてはいかがでしょうか。

系列店も掲載中！ぜひチェックしてみてくださいね。
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