【沖縄・泊】安心・安全のお米がおいしい『YATOYA・舞米』手づくりおはぎやちまきは売り切れ御免!
那覇市泊にあるお米屋さん『YATOYA・舞米(まいまい)』では、特別栽培・有機栽培にこだわった、安心・安全のお米を販売しています。
注目の商品は、お米だけではありません。手づくりのおむすびやちまき、おはぎなどもおいしいと大評判で、お中元やお歳暮にも喜ばれています。お米製品や自然食品など、店内には「からだに優しくて、しっかりおいしい」商品がずらり。オーナーの大濱さんにインタビューしてきました。
若い世代にこそ知ってほしい、お米のこと
2017年、那覇市前島にあったお米屋さん『舞米』が、泊に移転リニューアルしました。当初は『舞米 RICE SHOP』として営業していた同店ですが、おむすびやおはぎなどの販売をはじめたことをきっかけに、『YATOYA・舞米』と屋号を変えました。
「米」という字をくずすと「八十八(やとや)」になることが、店名の由来だそうですよ。
「前は倉庫みたいな場所だったから、店構えはガラッと変わりましたね。お店を見てスッと入ってきてくれる方も増えました。」と大濱さん。
ターゲット層は、20~40代のお客さま。年配の方々はもちろん、家族が増えたり、食べ盛りの子どもを抱える世代にも、本物のお米やからだに優しい食品を提案していきたいのだといいます。
「若い人は量り売りのお米になじみがないから、パッと入ってきてくれないんですよね。でも、オーガニック食品とか、おはぎやちまきなんかも置いてると、興味を持ってくれる方が多くて。お子さんに安心なものを食べさせたくて通いはじめる方とか、なんとなく買ったらおいしかったから、って来てくれるようになる方とか、皆さんきっかけはいろいろです。」
リピーター続出!那覇で気になるお米屋さん
大濱さんは移転にあたり、那覇市内で物件を探していました。そこで目をつけたのが、県外からのお客さまが多い泊エリア。お米屋さんの多い本土から訪れる方々は、お米により慣れ親しんでいるだろうと考えたのです。
「本土の方って、食にこだわりがある方や健康意識が高い方が多いんですよね。だから、このお店にも興味を持ってくれるんじゃないかなと。」
路地裏を選んだのは、「目的意識を持って買いに来てもらえる」という狙いがあってのこと。交通量が少ない場所なので、車を停めて気軽に来られることも決め手だったそうです。
店内は、自分たちでリノベーションしたのだそう。お米の色がよく見えなければならない精米コーナーを除き、あたたかみのある色のLED照明を選びました。
「お米屋さんっていうと和風の内装になりがちだけど、和にはしたくなかったんです。」と大濱さん。グレーのレンガ調の壁に、さりげなく洋が取り入れられています。
地域のイベントでも、おむすびやおはぎを販売している『YATOYA・舞米』。積極的に情報発信をするようになってから、若い世代のお客さまが増えたのだそうです。
あなた好みのお米はどれ?おはぎやちまきも必食です
『YATOYA・舞米』のお米はすべて、特別栽培、もしくは有機栽培でつくられた安心・安全なものです。大濱さん自身も石垣島でお米をつくっているだけでなく、生産者を直接訪ね、新作米の情報をいち早くキャッチしてくるのだとか。
「りんごの堆肥を使って育てた“信州りんご米”とか。お米って、普段食べているもの以外に、こんなにいっぱいあるのか!って、きっと驚かれると思います。」
特別栽培とは、「農薬を10回まで撒いていい」という地域があるとして、半分(5回)以下しか農薬を撒かずに育てた作物ということ。
「特別栽培のお米を売るには許可が要るんですが、手続きが大変なんですよね(笑)。だから、面倒で申請してない農家さんもいるみたい。うちのお米は全部しっかり許可をとってるので、安心して食べていただけますよ。」
お米は玄米の状態で店頭にあり、注文を受けてから精米してくれます。お好みで胚芽米や分づきにもできるのがうれしいですね。もちもちのお米が好き、粒が際立つお米が好きなど、好みを伝えれば丁寧に説明してくれますよ。
ここで、3つの人気商品をご紹介しましょう。
まずひとつめが、おはぎ。もち黒米に、波照間産もちきびなどの雑穀をブレンドしています。雑穀にありがちなパサパサ感はまったくなく、おいしく食べることができますよ。
すっきりした甘さの自家製あんこも、「こんなにおいしいあんこ、食べたことない!」とお客さまに大変喜ばれているそうです。
次に、八角の香りがたまらない“あぐーちまき”。あぐー豚と有機たけのこを醤油で炒めてご飯に混ぜ、竹の葉で包んで蒸しました。
「具だくさんで大きいから、これ一個におつゆをつけたら、もうお腹いっぱいになれますよ。」と大濱さん。
笹の葉でもち米を包んで茹でる台湾式のちまきと違い、蒸してつくるため、食材のうまみを逃がさずふっくらおいしく仕上がります。
最後は、ミルキークイーンというお米に、黒豆、大豆、あずきなど7種類の雑穀をブレンドした“有機玄米おむすび”です。
粘り気の強いミルキークイーンは、冷めても硬くなりにくいお米。そこに雑穀を混ぜると、パサパサせずべたべたしない、もっちりおいしい玄米おむすびができます。
玄米おむすびはひとつ200円で販売していますが、ひと釜(約20個)分のまとめ買いもできますよ。
お米やお米製品のほかにも、自然食品やオーガニック食品、発酵調味料なども販売しています。コンセプトは、「からだによくて、しっかりおいしい」。ふりかけやカレーなど、化学調味料や着色料を使わないこだわりの商品ばかりです。家族みんなで食べたいですね。
お米についてのクエスチョンはお気軽に!
太古の昔から、日本人とともにあるお米。毎日食べているからこそ身近すぎて、お米のことをあまり知らないという方も多いですよね。
そんな人たちが、少しでもお米のことを知って、「面白いなぁ」と関心を持ってくれたら…と大濱さんは考えています。
「お米について分からないことがあれば、気軽に聞いてください。食べ方、炊き方、使い方、なんでもていねいにお伝えします。ベジタリアン向けカレーとかグルテンフリーのパスタとか、お米以外にもいろんなものを置いてるので、気になるものがあったらぜひ試してみてくださいね!」
おいしくて、からだに優しくて、知るほどに奥深いお米たち。生産者と、お米を愛するオーナーのタッグが生んだ『YATOYA・舞米』の商品を、毎日の食卓に取り入れてみてください。
店舗名 | YATOYA・舞米(まいまい) |
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住所 | 沖縄県那覇市泊2-14-2 |
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電話番号 | 098-866-6553 |
アクセス | ゆいレール美栄橋駅から徒歩12分 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 土日、祝日 |
ホームページ | https://okomeya.ti-da.net/ |