【福岡・大濠公園】浅草下町の文化と福岡のソウルフードが融合する『牛もつ鍋 よし藤 西公園店』
大河ドラマで注目を集めるようになった光雲神社(てるもじんじゃ)は、黒田如水とその息子長政が祭られています。光雲神社の参道にもつ鍋のルーツに触れることができる『牛もつ鍋 よし藤 西公園店』がオープンしました。今回は店主の吉永さんにお話をうかがいました。
“もつすき”から発展したもつ鍋
――東京にもお店があるとうかがったのですが。
「そうなんです。もともと私は大名の『八風』という水炊きの店で働いていまして、創業時の目標であった東京進出を果たしたのが2014年でした。東京の皆さんには博多の庶民の味を知っていただくため『牛もつ鍋 よし藤 浅草店』として出店し、ご好評いただいてます。」
――そうすると、この西公園店は凱旋出店ということですね。
「そんな感じになりますかね(笑)。うちのもつ鍋は、しょうゆと白みそ、それからすきやきの3種類があります。すきやきはもつ鍋のルーツと言われる“もつすき”を再現したメニューで、ハツ、センマイ、アカセンマイ、小腸の4種類のホルモンが入るんですが、最初にセンマイをしゃぶしゃぶみたいにして食べるのが特徴的だと思います。玉ねぎ、白ネギ、ニラ、キャベツ、もやしなどの野菜がたっぷり入ってヘルシーです。」
国産にこだわって食材を厳選
――“もつすき”っていう料理があったんですね。初めて知りました。
「いわゆる牛すきは高いので、安く済ませるために“もつすき”という料理ができ、それが戦後にアレンジされて現在のスタイルに定着したようですよ。しょうゆは九州しょうゆを独自にブレンドし、定番の味に仕上げています。甘みやこくがありながら、キリッと締まりのある味が人気です。みそも博多味噌を中心に厳選した素材を独自にブレンドした白みそ仕立てです。しょうゆとみそは小腸だけを使い、ごぼう、キャベツ、ニラ、それから厚揚げが入ります。厚揚げは街の有名な豆腐屋から仕入れています。」
――うわ~、おいしそうですね。
「モツは福岡県産の和牛小腸、米は日田の天領米です。張源洋行のちゃんぽん麺や糸島の野菜など、九州産をメインにすべて国産にこだわって、安心安全なもつ鍋をお届けしています。もつ鍋は冬のイメージかもしれませんが、ニラの旬は夏ですし、コラーゲンたっぷりでスタミナもつくもつ鍋は、夏こそ食べていただきたいです。」
東京の下町の味がもつ鍋のお供
――ニラはビタミンEが豊富でお肌にも良いと言われていますし、もつ鍋は美容に関心の高い女性にとって魅力的な料理ですね。…ところでこの飲み物は何ですか?
「バイスサワーですか?これは浅草で知った飲み物なんです。バイスというのは梅酢のことで、東京から取り寄せているんですよ。いわゆる東京の“下町の味”です。関東ではホッピーも人気なので、ここでもお出ししています。生レモンサワーも人気ですよ。」
――ホッピーって…何ですか?
「ビールの代用品です。ホッピーという割材で焼酎を割って飲むんですよ。東京から神奈川にかけての海沿いのエリアでは定番の飲み物で、「昭和の味」なんて言われています。大衆居酒屋にはたいていありますよ。」
――へぇ~、福岡の味を東京に輸出して、東京の味を逆輸入しているんですね。
「おひとりさまでの来店もOKですし、お鍋を持ってきていただければテイクアウトも承ります。」
【開店ポータル特典】
「開店ポータルを見た!」と言っていただければ1グループにつきシメのちゃんぽんを1玉サービスします!ぜひお気軽にお立ち寄りください。
店舗名 | 牛もつ鍋 よし藤 西公園店 |
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住所 | 福岡県福岡市中央区荒戸3丁目4−75 |
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電話番号 | 092-725-7454 |
アクセス | 地下鉄空港線・大濠公園駅から徒歩8分 |
営業時間 | 17:00~0:00(L.O.23:00) |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40044896/ |
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