【北海道・札幌】体も心もポカポカに♪『ハラペコリンコ』のこだわり食材で温活スタートしてみませんか？

　食を通じて体を内側からあたためる“温活”をコンセプトにしたカフェ『ハラペコリンコ』が札幌市内に2017年10月にオープンしました。こちらのお店では、北海道内で育てられた旬の食材を使った料理を提供しているほか、体に優しい農産物や加工品などの販売もしています。中でも、“酵素玄米”を使ったおむすびは、幅広い年代の女性から支持を得ている人気のメニューです。このおむすびをはじめとした温活メニューやお店づくりへのこだわりをオーナーの種田さんに伺いました。

建物も魅力の一軒家カフェ

　今回紹介する『ハラペコリンコ』は、札幌市電・ロープウェイ入口駅から徒歩４分の場所にあります。オーナーの種田さんは、札幌市内を中心に４年ほど前から“ハラペコリンコ”として札幌市内を中心に様々なイベントで食品やハンドメイド雑貨などを販売していましたが、2017年10月にこちらのお店を開店しました。

　お店は、以前住宅だった建物をそのまま利用した一軒家カフェです。１階は主に販売スペースになっていて、道産の農産物や加工品、雑貨などを購入することができます。また、２階はカフェのイートインやワークショップを行うことができるスペースです。建具職人だったという大家さんのご家族が作ったこの建物は、すりガラスの格子が場所に寄って違うなど細部までこだわりが詰まった温かい雰囲気が特徴です。“もともとの建物の良さを活かすようしたい”と種田オーナーは、カウンターやテーブルなどを新しく設置した以外はほとんど手を加えずに店づくりを行なったそうです。

温活メニューでポカポカに

　“温活カフェ”を銘打っている同店では、体を内側から温めるような料理を食べることができます。看板メニューは“酵素玄米”を使用したおむすび(単品200円)です。“酵素玄米”とは、玄米に小豆と塩を入れて炊き長時間保温して作るご飯のことだそうです。保温時間が長いため玄米に含まれる酵素が活発になり、栄養素が高まるほか消化吸収もしやすくなり、美肌や冷え性の改善などにも効果が期待されるのだといいます。同店では、玄米を圧力鍋で２時間ほどかけて炊いたのち保温ジャーで丸１日以上発酵させてから、おむすびにして提供しているそうです。もち米のようなもちもちとした食感で、噛めば噛むほど美味しさが広がりますよ。塩むすびや梅、昆布など全部で６種類あるおむすびの中でも最も人気が高いのは“すだち味噌”のおむすびなのだとか。徳島産のすだちの皮と自家製味噌を合わせたものを具材にしていて、味噌の甘みとすだちの爽やかな味わいを楽しめる一品です。このすだち味噌は、鍋の付けダレや料理の調味料としても万能で、商品化を求める声も多く聞かれるほど。すだち味噌は今後も要望が募るようであれば販売することも視野に入れているそうです。おむすびや酵素玄米はテイクアウトもできるので、家でも温活にチャレンジしたいという方にぴったりですね。

　おむすびの他には、日替わりで様々なスープ(単品350円)を楽しむことができます。白菜と豚肉のトロトロスープやゴボウのポタージュなど、旬の食材とスパイスを使用したスープはどれも体を内側から温めてくれます。おむすび２つとスープがセットで700円のお得なメニューもあり、おむすびは好みの具材を選ぶことができ副菜もついてくるので、多くのお客様が注文するほどの人気だそうです。このほか、オーガニックのコーヒーや番茶、リンゴや梅のジュースなど、いずれも体に優しいドリンクも飲むことができますよ。

“人との繋がりに感謝”

　種田オーナーが“温活カフェ”をはじめようと思ったきっかけは、ご自身が酵素玄米を食べて体調が改善したからだったそうです。もともとご自身の体調のために北海道内の農家さんから食材を買って食べていたという種田オーナー。体の中に直接入る食材の大切さに気がつき、このことを多くの方に知ってもらいたいとの思いで同店を始めたのだといいます。
　「農家さんとの出会いもそうですし、このお店を始めて新しい方とも会うことができ、改めて“人との繋がり”を感じることができました。今後は地域の方も巻き込んでいろんな事に挑戦してみたいですね。」と種田オーナーは笑顔で話してくださいました。

　懐かしい雰囲気の建物と温かい人柄の種田オーナーが迎えてくれる『ハラペコリンコ』で、ちょっと一息…自分の体をいたわる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。