【北海道・札幌】老若男女に愛される二郎系ラーメン!『ラーメン天二郎』であなたもジロリアンの道へ
麺を覆い尽くすもやし、分厚いチャーシュー、こってりと盛りつけられたにんにくや背脂。そんな迫力満点のイメージを持つ“二郎系ラーメン”が話題になっています。2017年6月、豊平区にオープンした『ラーメン天二郎』は、そんな二郎系ラーメンの男気あふれる固定観念を変えるパイオニアとなりました。女性や年配の方にも愛される、新しい二郎系ラーメンとは…?今回は、『ラーメン天二郎』の店主にお話を伺いました。
二郎系ラーメンの魅力に心奪われて
親戚がラーメン店を経営していたこともあり、店主にとって以前からラーメンは身近な存在でした。そんなある日、『二郎』のラーメンを食べた店主は、一瞬でその味の虜になります。あまりにも気に入ってしまい、週に3日~4日食べていた時期もあったのだとか。
地元・釧路でのラーメンの修行経験を生かし、自分のお店を持ちたいと考えた店主。試行錯誤を重ね、オリジナルの二郎系ラーメンを完成させます。そして6月、満を持して『ラーメン天二郎』の看板は掲げられました。
居心地のよい空間づくり
お店作りで特に気を配ったのは、お客様がゆっくりと、落ち着いて食べられる環境づくりだといいます。カウンター席には仕切りを設けることで、隣の視線を気にせずに食べられる工夫がされています。これは女性にも嬉しいですね。
椅子も柔らかい素材のものを使っており、ボックス席も完備。レストランのように腰を落ち着けて、ゆっくりと食事ができます。ラーメン店にありがちな、回転が早く落ち着かない雰囲気に一石を投じた心配りが随所に光ります。
毎日20時間の研究で生み出されたスープ
ラーメン店での経験はありつつも、二郎系ラーメンには初挑戦という店主。自分の目指すスープの形を掴むため、試行錯誤を重ねてきました。厨房にこもり、なんと毎日20時間をスープの研究に費やしたのだとか。
「作ってみて気に入らなければ、300杯分のスープを捨てることもありました。もったいないけれど、本番と同じ大きい寸胴で煮込まなければ、ダシの量や火加減の調節が効かず、味もぶれてしまいますからね。」お客様に毎日変わらない美味しさを提供するため、本番さながらの仕込みを重ねて腕を磨いてきたのだといいます。
誰にでも食べやすい二郎系ラーメン
ラーメン作りにあたっては、『二郎』のレシピを参考に、独自のアレンジを加えたといいます。豚の腕肉を使うところを、贅沢に豚バラのチャーシューに変えるなど、“天二郎”流の工夫と旨味が詰まった、他にはない一杯が誕生しました。
「二郎系ラーメンと聞くと、サラリーマンや学生など、男性が豪快に食べるイメージが強いですよね。でも僕は、女性やお子様、ご年配の方でも美味しく食べられるラーメンを作ろうと思ったんです。」二郎系ラーメン愛好家、いわゆる“ジロリアン”のお客様の中には、『ラーメン天二郎』のラーメンでは物足りなく感じる方も多いのだそう。それくらい脂も味の強さも控えめに、誰にでも食べやすく工夫されているのです。
お店に来たらまず味わってほしいのは、醤油・味噌から選べる“天二郎ラーメン”です。初めての方には、麺や具が全体的に少なめの“ライト”をおすすめしています。シンプルで小ぢんまりとした見た目は、女性や年配の方でも親しみやすいですね。
「ラーメンは食べたいけれど、匂いが気になる…」そんな方には、ニンニク抜きの嬉しいサービスもありますよ。スープには、二郎系ラーメンでおなじみのカネシ醤油・カネシ味醂が使われています。醤油や味醂をベースに香味野菜をブレンドし、奥深い味わいが楽しめる仕上がりになっています。弾力があってもちもちの太麺が、スープによく絡みます。
豚増(チャーシュー追加)、野菜や背脂の追加もできるので、たくさん食べたい男性にも充分に満足していただけます。
そしてもう一つのおすすめが、小辛、中辛、激辛が選べる“地獄みそラーメン”です。
「札幌の皆さんは、味噌ラーメンが好きな方が多いんです。それと辛いものブームも手伝って、“地獄みそラーメン”はよく出る人気メニューなんですよ。ただ辛いだけではなく、しっかり旨味が感じられるスープなので、激辛を食べた方も“食べやすい”と言ってくださいます!」
お客様の言葉が励みに
「近くには専門学校や高校があるので、学生のお客様もたくさん来てくれます。“ごちそうさま!旨かったです!”なんて、笑顔で帰ってくれた時は、“また明日も頑張ろう!”と思えます。嬉しいから、次に来た時にはチャーシューをサービスしてあげたりして…。せっかく来てくれたお客様には、お腹いっぱいになってほしいですからね!」と笑顔の店主。
「この間、“ライト”を食べてくれたご年配の方がまたいらして、もやし600gくらいの“全増し”を、スープまで全部飲み干してくれたのにはびっくりしました。本当に嬉しかったです!」一度来たお客様の心をしっかりと掴む、細やかな心配り。そして、どんな方にも美味しく食べてほしいという心をこめた一杯が、同店の魅力です。
お客様を大切に
「他の二郎系ラーメンのお店だと、お冷も料理もセルフサービスの所が多いんです。でも僕は、せっかくお客様が忙しい中食べに来てくれているから、ゆっくりしてほしくて。何かあれば僕が走っていくので、気にせずにくつろいでほしいですね。」来年には、早くも釧路と帯広に2号・3号店がオープン予定なのだとか。お客様への思いが詰まった二郎系ラーメンが、色々な場所で味わえる日が待ち遠しいですね。
「脂っこくて、胃がもたれそう…」「食べきれずに残してしまうのでは?」そんな不安で、二郎系ラーメンに興味はあるけれど、挑戦できなかったあなた!『ラーメン天二郎』の一杯を味わえば、その日からあなたもジロリアンの仲間入りです!
店舗名 | ラーメン天二郎 |
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住所 | 北海道札幌市豊平区平岸3条3-1-29 |
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電話番号 | 011-598-0095 |
営業時間 | 10:30~22:00(※麺やスープの関係で21:00頃に閉めることが多いです) |
定休日 | 水曜・木曜 |
ホームページ | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010303/1056048 |
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