開店情報

【北海道・札幌】お弁当は売り切れ必至!愛情たっぷりのお惣菜で地域に愛されるお店『くじらや』

厚別西公園近くの住宅街に今年7月4日、ログハウスのような入口と、可愛いくじらの看板がトレードマークのお惣菜屋さんがオープンしました。今回紹介する『くじらや』は、道内産の安心・安全の食材を使った、真心こめたお惣菜やお弁当を販売しているお店です。色々なおかずが楽しめる日替わり弁当や、じっくりと焼き上げたローストチキンをはじめとするお総菜が、地域に住む家族の食卓を支えています。さっそく、店長の早坂さんにお話を伺いました。

家電メーカーでの経験がきっかけに

調理師専門学校に通ったり、給食センターで働いたりと、折に触れて食に関わってきた早坂さん。家電メーカーで働いていた時に取り扱ったオーブンが、『くじらや』の開店のヒントになったといいます。
「性能がとても良くて、色々な調理ができることにびっくりして。だから、このオーブンを活かして美味しいものを作って、お客様に食べてもらえるお店を作りたいなと思ったんです。」そうひらめいた早坂さんは、子どもの面倒を見ながらお店を経営できるということで、自宅の1階に『くじらや』をオープン。和室を改装した店内は、ふすまや障子などの面影が残り、味わいのある雰囲気です。

人との繋がりに恵まれて

「お店の構想は数年前から練っていて、仕事で知り合えた方など、たくさんの縁に助けられてオープンできました。改装中から“何屋さんができるんだろう?”って楽しみにしてくれていた方も多くて、集客面も心配いりませんでした。」ずっと会えなかった知人にお店で再会できたり、美味しかったから、と地域の方が何度も買いに来てくれたりと、早坂さんは幸せを噛みしめているそうです。
『くじらや』という名前は、漢字が読めないお子様でも親しめるような名前を…と、命名したのだそう。可愛いイラストでいっぱいの看板は、見た人を笑顔にしてくれますね。

毎日頑張るお母さんの味方

「仕事で疲れてしまって、今日はご飯を作りたくないっていう日、ありますよね。でも、スーパーのお惣菜だと何だか家族に申し訳ないし…。だから私も、こういうお店があると助かるなと思っていたんです。」早坂さん自身も、食べ盛りの子供を抱えるお母さんです。すぐに食卓に出せて、美味しく、なおかつ安心な素材を使った手作りのお惣菜が買える。『くじらや』は、そんな自身の理想を形にしたお店でもあるのです。“えっ、また出来合いを買ってきたの?”とがっかりされるのではなく、“くじらやのお惣菜なら嬉しい!”と家族に喜ばれる、愛情たっぷりのお総菜がここにはあります。

家族みんなの笑顔を作るお総菜

それでは、さっそく今日の献立に加えたい『くじらや』のお惣菜を紹介していきましょう。

まずはこちら、道内産の新鮮な鶏肉を使ったから揚げや手羽先を食べてみて下さい。手羽先はシンプルに塩コショウで、から揚げは醤油、酒、にんにく、生姜を加えたタレでしっかりと下味をつけています。しかも揚げずにオーブンで調理しているので、とてもヘルシー。油の鮮度にも、常に気を配っているそうですよ。お父さんのビールのおつまみにも、夕ご飯のおかずにもぴったりの、家族みんなが大好きなメニューです。

こちらのローストチキンも、道産の丸鶏を使い、早坂さんお墨付きのオーブンでじっくりと焼き上げています。一度調理を始めると、オーブンが自動で火加減を調整し、いつでも同じ焼き具合に仕上げてくれるのだとか。低温でじっくりと焼くのでとても柔らかく、ご年配の方にもファンの多いメニューだそうですよ。国産のニンニクをたっぷり使った特製だれの他、シンプルに塩コショウで味付けしたものもあるそうです。クリスマスの時期は、さらに人気に火が付きそうですね。

食べやすくほぐしたローストチキンは、そのままでも美味しいけれど、サラダのトッピングにもぴったりです。いつもより、ちょっと豪華なおかずサラダができますよ。しっとりと柔らかく焼き上げた豚肩ロースのチャーシューや、丁寧に取った鶏ガラでふっくらと炊いた鶏めしもおすすめです。

売り切れ御免!お楽しみの日替わり弁当

食材の仕入れによって色々なおかずが楽しめる日替わり弁当も、せひ食べてほしいメニューです。取材当日は、しっとりした鶏むね肉とサクサクの衣が美味しいチキンカツ弁当でした。ポテトサラダなど付け合わせのおかずにも、妥協がありません。北海道で定番の豚丼、特製の塩だれに漬け込んだ塩から揚げ弁当、日高産の秋鮭を使った鮭フライ弁当など、聞いているだけでお腹が鳴る手作りおかずが毎日登場します。何が食べられるかは、お店に来てのお楽しみです。お弁当は毎日早めに売り切れてしまうため、食べたい方はお店に急ぎましょう!

道内の生産者と手を取り合って

店内では、道内の有名店・千歳ハムの直売店から仕入れたハムやソーセージ、ベーコンも販売しており、こちらを目当てに足を運ぶお客様も多いのだとか。ブロックベーコンは厚切りにして、フライパンでこんがりとステーキにするのがおすすめです。

お弁当やお惣菜の他に、手作りのサンドイッチも販売しています。中でも、売れ筋は王道のたまごサンドとのこと。こちらは、ホテルや喫茶店にパンを卸す専門店・おかめやから仕入れたこだわりの食パンを使っています。チョコクリームサンド、りんごとクリームチーズのサンドなど、スイーツ系のサンドイッチが登場する日もあるそうですよ。

道内の農家とも繋がりがあり、愛情込めて育てられた季節野菜の販売も行っています。お惣菜やお弁当に限らず、多くの生産者と手を取り合って、ベーコンやパン、野菜など自慢の商品の美味しさを知ってもらう…『くじらや』は、作る人と食べる人を繋げる、温もりにあふれたお店なのです。

これからが楽しみなお惣菜屋さん

早坂さんは今後、実家の近くにもう一店舗の出店を考えているそうです。
「美味しい手作りのお惣菜を作ってお待ちしています。疲れていて、夕ご飯を作るのが面倒だな…というときには、気軽に立ち寄って下さいね。」と笑顔で語ってくれました。

“出来合いのお惣菜”という言葉では語れない、生産者とスタッフの愛情がこもった『くじらや』のお総菜やお弁当。毎日ご飯作りを頑張りすぎずに、今晩のメニューに加えてみてはいかがでしょうか。きっと、家族みんなのお気に入りになるはずですよ。

店舗名 くじらや
住所 北海道札幌市厚別区厚別西3条4-4-20
電話番号 011-577-5543
営業時間 11:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日 日・祝、その他不定休
ホームページ https://ameblo.jp/sozai-kujiraya/

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