【大阪・豊中】自家製パンや生パスタ！野菜たっぷりの優しい料理が味わえる『apricoty cafe』に行ってきた

　お休みの日はカフェでご飯を食べて、おしゃべりしたり本を読んだり…そんな風にまったり過ごすのって素敵ですよね♪今回は5月15日にオープンしたこちらのお店『apricoty cafe（アプリコティカフェ）』を紹介します！

親子の夢が形になった

　取材に応じてくれたのは、とっても仲良しな吉村さん親子。お母様が料理教室を開いていたこともあり、以前から「二人でお店をやりたいね。」となんとなく話していたのだとか。そんな中、吉村さん親子に転機が訪れます！娘さんが転職を機に地元に帰ってくることになったのです。
　さらにちょうどいい場所も見つかり、お店をやる条件がそろったことが、いよいよ二人の背中を押しました！

愛情たっぷりのメニュー

　お店のコンセプトは、自家製にこだわったメニューを提供すること。お母様がサラダのドレッシングからすべて手作りしています。もちろん添加物などは一切なし。全部自分で作っているからこそ材料も作り方も把握し、お客様の問いかけにも胸を張って答えられるそうです。

　カフェには必須のスイーツも、すべて手作り！小麦粉からこだわっています。さっくりふんわり美味しいワッフルに、こちらも手作りの滑らかなアイスクリームを添えて。至福の時間ですよね♪

耳まで美味しい！こんがり自家製パン

　そんな吉村さんが作る、おすすめメニューをいくつか紹介してもらいました。まずはふっくら焼けてとても美味しそうな、こちらの自家製パン！

　お店のパンは北海道産など国産の小麦粉を使い、焼き上げています。もともとメニュー用で販売はしていませんでしたが、お客様の声で販売も始めたんだそう。胚芽パンや豆乳パンなど内容は日替わりです！ちなみに取材当日は「酒粕パン」でした。
　そのままはもちろん、サンドイッチにしても美味しいこちらのパン。耳までしっとりふんわり、柔らかくて美味しいんです！日替わりのスムージーと合わせたモーニングセットで、心と体をすっきり目覚めさせましょう！

できたて、もちもち！自慢の生パスタ

　パスタは仕入れたものや乾麺を使っていることが多く、手作りしている所って少ないですよね。だからこそ、お客様にぜひ食べていただきたいのが、お店で仕込む生パスタ！その日のできたてを食べてほしいから、作り置きは一切していません。

　もっちりと弾力のある麺はソースの絡みも最高です。一口食べれば、パスタの概念が変わるはず…！彩り野菜のペペロンチーノは、色とりどりの野菜やきのこがたっぷりで、眺めているだけで美味しそうですね♪

お客様に、笑顔と美味しいものを

　「よくおしゃれなカフェに行って、ハンバーグが冷凍のだったりするとがっかりするんですよ。雰囲気だけで有名になって、ご飯が美味しくないのって、お客様にとって寂しいと思うんです。だからその分、うちに来たら美味しいものを食べてほしいんです。」そう熱く語る娘さん。
　時には、お客様かから「すべて手作りとなると大変じゃないの？」と、言われることも・・・そんなときはお母さん！「昔から家族に手作り料理を作ってきたから、当たり前かな。ゆっくりくつろいで『おいしいね』って食べていただきたいです。」と微笑みます。お客様を家族のように大切にしているのが伝わってきますね。

みんなに愛されるお店にしたい

　レンガの壁にランプの温かな光が灯る店内は、心ゆくまでくつろげる空間が広がっています。カフェらしく女性のお客様が多いですが、一人で来店して、ゆったりとコーヒーを楽しんで帰る男性やご年配のお客様もたくさんいるそうです。年代を問わず楽しむことができるのが、お店の大きな魅力です。
　「知名度を上げるよりも、ふと「あそこに行こう！」と言ってもらえるような、地域の皆さんに愛される憩いのカフェとして長く続けていきたい。」と語る吉村さん母娘。お店のこだわりだけではなくて、お客様の『こんなものが食べたい』というリクエストも大事に、メニューを充実させていきたいとのこと。モーニングやランチの他、ドリンクメニューを中心にしたカフェタイムにも力を入れていくそうなので、お楽しみに！

　お店の扉を開ければ、吉村さん母娘の人柄と、心のこもった料理に癒されること間違いなし！お気に入りの本を片手に、ケーキやドリンクでほっと一息。休日、朝のお散歩のついでにゆっくりとモーニング。久しぶりの友達とランチ。あなただけの使い方で『apricoty cafe』でのゆったりしたひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。