【東京・護国寺】店主の地元愛にほっこり♪病みつきイタリアンと共に山梨県トークに花が咲く『グランデルーナ』

　これからご紹介するお店は、東京メトロ護国寺駅から徒歩5分の『グランデルーナ(Grande Luna)』。カジュアルにイタリアンを楽しみたい方に、おすすめのお店です。2018年4月30日に同店をオープンしたのは、山梨県大月市ご出身のオーナー・藤本さん。イタリア語で“大きい”＝グランデ、“月”＝ルーナを意味する言葉が店名の由来であるほど、地元大月への熱い愛が溢れています。今回は地元への想いと、同店のこだわりメニューについて取材させていただきました。

溢れ出る大月愛！

　藤本さんは、山梨県大月市で飲食店を経営するご両親の元で生まれました。小さな頃からご両親の背中を見て育ってきたので、自分も飲食店を出店するということは小学生の頃からの夢だったのだとか。「今の自分があるのは、実家のある大月という存在があるからこそです。」と語るほど、藤本さんにとって地元という存在が大きいそうです。
　しかし、同市は少子高齢化の影響でどんどん人口が減少している地域。今のタイミングで出店しても、10年後20年後もお店を続けていくことができるのか分からないと考え、前店のあった神楽坂からそれほど離れておらず土地勘もある護国寺にお店を開店したのだそうです。
　

病みつきになるイタリアンメニュー

　本場イタリアでもなかなか流通しない“幻の生ハム”と言われるクラテッロは同店の看板メニューです。クラテッロとは、豚の尻肉を使い何カ月間もじっくりと熟成された生ハム。一度食べると病みつきになってしまうほど深い味わいが特徴です。
　また、濃厚でクリーミーなチーズとして知られているブッラータも、人気のメニューです。表面にナイフを入れると、中からとろっとクリーミーなチーズが流れ出します。ブッラータとクラテッロを一緒に食べるのが、藤本さんの一押しの組み合わせだそうですよ。
　このほか、クリームチーズをベースにした藤本さん特製チーズも大人気！特に女性に好評なスイートな味わいなのだそうです。

ランチは、リーズナブルだけどおいしくお腹いっぱい

　平日1,000円、土日祝日1,500円で提供されているランチメニューは、ハヤシライスセットかパスタセットを選ぶことができます。
　ハヤシライスセットはしっとりとしたローストポークがたっぷり乗っていて、お得感も満載。生ハムが乗ったサラダ、スープ、アイスクリームという大満足のボリュームも嬉しいポイントです。パスタセットのパスタは週替わりなので、毎週行っても飽きがきません。もちろん、こちらにもサラダとスープ、パンとアイスクリームがついていますよ。どちらも、リーズナブルなのにお腹がいっぱい食べられるとあって老若男女問わず大好評です。

おすすめのお酒も山梨県産！

　こだわっているのは料理だけではありません。こちらではキリリと冷えたグラスで楽しめる、フレッシュな強炭酸水の旨味を活かしたハイボールも人気です。ワイルドターキーやフォアローゼスなどの定番ウイスキーもおいしいですが、同店を訪れたのならぜひ山梨県産のウイスキーで作られるハイボールを楽しみましょう。全国的にも有名なウイスキー“白州”や、ワインの香りに似た“はちくま”など、豊富なご当地ウイスキーが揃います。

大月市を知るきっかけになれば…

　地元への熱い想いと、料理へのこだわりをエンジンにして同店を切り盛りしている藤本さん。最後に開店ポータルをご覧の方にメッセージをいただきました。
　「当店が、山梨県や大月市のことを知っていただいたり、“行ってみようかな”と思っていただけるきっかけになれば嬉しいです。おいしい料理やお酒とともに、山梨県についてお話させていただきたいですね。ランチもディナーも、どちらの楽しめるお店なのでシーンに合わせてご利用ください！」
　お腹いっぱいおいしいイタリアンを食べて、山梨県産のお酒を嗜み、藤本さんと地元について語り合う。そんな心もお腹も満足できるような時間を過ごせる『グランデルーナ』に、ぜひ訪れてみてくださいね。