【東京・西日暮里】地域の皆様に感謝を込めたパンで恩返し。創業68周年の老舗キッチンメーカーが新展開『クリ夫のパン屋』をOPEN！

東京・荒川区、JR西日暮里駅から徒歩10分のところに、今年創業68周年を迎えるキッチン専業メーカ－のクリナップ（株）本社があります。昨年11月、クリナップは地域の皆様に感謝を込めて『クリ夫のパン屋』をオープンしました。家庭の食の土台を支えてきたクリナップが、食そのものを提供する初の試みです。それは、地元愛と優しさにあふれたパン屋でした。今回は店長の金子さんにお話を伺ってきました。

食べたら笑顔になるパンを

システムキッチンメーカーとしておなじみのクリナップは、これまでの食の土台作りから一歩踏み込み、食そのものの提供をスタートしました。クリナップの理念である「心豊かな食・住文化をつくります」のもとに何ができるかを考え、創業の土地・西日暮里の地域の皆様への恩返しとして『クリ夫のパン屋』をオープンしました。

このパン屋のもう一つの目的は、障がい者雇用を拡大する”というもの。「クリ夫のパン屋」は障がいを持った皆さんが働く、クリナップの子会社「クリナップハートフル㈱」が運営しています。パン屋の中でも2名の障がいを持った社員が、毎日いきいきと働き、“食べたら笑顔になる温かいパン”を、地域の皆さまにご提供しています。

やってみて分かった飲食業界の苦労と喜び

さて、パン屋を始めるところまでは順調に来た『クリ夫のパン屋』ですが、食品を売るのは初めての経験。種類豊富な焼きたてパンをその日のうちにご提供するため、時にはパンが売り切れない日もあります。そんな時は社内販売を行います。手軽にパンが購入できる社内販売は、社員の皆さんにとても喜ばれているそうです。また、お祭りなどにも出店して地域の皆様に販売したり、社員から「お客様への手土産に」と注文を受けたりと、『クリ夫のパン屋』は様々な場面で活躍しているそうです。

可愛いクリ夫くんがお出迎え

内装のこだわりは、ブランドカラーの赤で統一した、洗練されたデザイン。暖色系の内装は温かみがあり、食欲もそそられます。そして、クリナップのイメージキャラクター“クリ夫くん”がそこかしこにあしらわれ、可愛さ満点。

このクリ夫くん、クリナップの公式キャラクターで、ゆるキャラグランプリにも出場経験があるそうです。クリ夫くんとは、クリナップのホームページでも会えますよ。可愛いと思ったあなた、ぜひ応援してあげてください！

40種類以上のパンが選べる充実のラインナップ

この『クリ夫のパン屋』、なんと40種類以上のパンが選べる充実のラインナップ。目玉商品は何と言っても、クリ夫のあんパン（157円）。クリ夫くんの顔が焼き入れられたあんパンですが、その中身はつぶあんとホイップクリームがぎっしり！フワフワのパン生地が、歯触りの良いオリジナルパンです。なんだか、クリ夫くんの顔を見ていると食べるのがもったいない気もしますが…思い切って頬張れば、つぶあんとホイップクリームのハーモニーの虜になりますよ。

次に人気の商品は、塩バターパン（93円）。カリカリの塩パンにバターを閉じ込めた、しょっぱさが美味しいパンです。また、厨房のチーフが北海道出身ということもあり、北海道を前面に押し出した夕張メロンをイメージしたメロンパンも人気です。

また、岡山の蒜山ジャージー牛乳を使用したクリームパン（139円）も、ミルク感たっぷりで大人気の商品です。
店長の金子さんのおススメは、シンプルなバケット。週末のご褒美のひとつでしょうか、金曜日によく売れるそうです。このラインナップ、定番商品を除いては、2～3か月ごとに新しいパンのメニューを増やし入れ替えしているそうです。だから、常連さんも飽きずにいつも新しいパンが選べるのが嬉しいですね。

長く愛されるお店に

店長の金子さんは、クリナップの広報担当として長年勤めてきたベテラン社員。広報は会社の顔ですから、会社のことが本当に好きでなければ務まりません。そんな金子さんが店長として働く『クリ夫のパン屋』は、クリナップの新しい顔として人々に愛されています。金子さんもまた、お客様の生の声が届く立場になって、応援の声をかけられることが何よりも嬉しいそうです。
「もし多店舗展開するなら？」との質問には「クリナップがお世話になるすべての地域の皆さまにおいしいパンをご提供していきたい。でも今はまず、ここを長く愛される店にしたい」と語っておられました。
安くて美味しいパンが豊富にそろっている『クリ夫のパン屋』。地元の人に喜ばれるパン作りをこれからも続けていきます。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひのぞいてみてください。クリ夫くんに見守られながら、心のこもった温かいパンを選びましょう！