【沖縄・那覇】総重量1kgのデカ盛り弁当に衝撃！『キロ弁 那覇店』ボリューム・おいしさ・コスパの3拍子揃ったビックリ弁当店

　今回ご紹介するのは“デカ盛り弁当”の先駆けとして、今なお根強い人気を集めている『キロ弁 那覇店』です。2012年4月2日にオープンした当初は、そのボリュームと安さで沖縄県民の度肝を抜き、今ではすっかり沖縄の“デカ盛り文化”を支える名店として定着しています。そんな同店を立ち上げ、守り続けているオーナーの金城さんに、お話を伺ってきました。

どこにもないお店を目指して！

　金城さんは、以前は全く違う業種のお仕事をされていました。当時から「いつか、自分自身で起業したい。」という想いを抱いていたそうです。そんな中、行きつけだった弁当店のボリューム満点のお弁当に衝撃を受け、弁当店をオープンすることを決意。
「せっかく自分の店を持つなら、みんなをビックリさせるようなお弁当を作りたい。そして、弁当激戦区で挑戦してやる！」こうして、金城さんが生み出した総重量1kgの超デカ盛り弁当・キロ弁を引っ提げて、弁当激戦区の那覇市に『キロ弁 那覇店』をオープンしました。
　オープン当初は、そのボリュームから体力仕事のガテン系の職人たちや、食べ盛りの学生から熱い支持を受けました。そのインパクトの強さに、誰もが「こんな弁当見たことない！」と驚いたそうです。今では幅広い年齢層のお客さまが訪れる、沖縄の名物店へと成長しました。

ボリューム・おいしさ・コスパ！三拍子揃った“キロ弁”

▲キロ弁 BIGチキンカツ

　写真のようにおかずが入ったパックは、通常のお弁当ならこの中にご飯も入っているサイズのもの。キロ弁はパックいっぱいにおかずが詰められており、ご飯は別で付きます。そのおかずとご飯を合わせた総重量が1kgなのです。
種類豊富な“キロ弁”の中でも、一番のボリュームを誇るのは“BIGチキンカツ”。チキンカツだけでも相当なボリュームですが、さらに揚げ物やサラダ、惣菜まで入っっています。

▲キロ弁 チキン南蛮

　ほかにも、“チキン南蛮”や“ハーフ&ハーフ(唐揚げ&照焼きチキン)”、“テリマヨハンバーグ(目玉焼き・チーズ)”、“ネギ塩チキン”など種類豊富なラインナップのキロ弁が、並んでいます。
　そして、驚くのはそのサイズだけではありません。このキロ弁、お値段たったの500円！ワンコインで食べきれないほどのデカ盛り弁当がいただけるのです。

▲ハーフ&ハーフ(唐揚げ&照焼きチキン)

　現在は部活動で体力づくりをしている高校生の“食のトレーニング”の一環として、このキロ弁が地元の学校などに仕出しされているのだとか。また、地元サッカーチーム「FC Ryukyu」の公式スポンサーであるため試合会場で販売をすることも。ボリューム、おいしさ、お値段のすべてが満点のキロ弁は、着々とファンを増やしています。

ネパールカレー弁当はネパール人のお手製

▲ヘルシーランチBOX

　キロ弁以外にも、同店こだわりのさまざまなお弁当があります。キロ弁とは対極にある、“ヘルシーランチBOX”はご飯は雑穀米・黒米などを使用し、野菜の多い日替り弁当です。数量限定で販売中とのこと。

▲ネパールカレー

　ほかにも、“ネパールカレー”や“グリーンカレー”など、本格アジアカレー弁当も人気です。このネパールカレーは、ネパール人スタッフが作る特製カレーです。お弁当でありながら本格カレーがいただけるのは見逃せませんね。木曜日はグリーンカレーの日で、土曜日は店頭に並ばないので、ネパールカレーをお目当てに来店される際は、曜日にご注意を。

盛り付け・彩り・メニュー…進化し続ける“キロ弁”

　最初の頃は、インパクトだけで話題を呼んでいた『キロ弁』ですが、同じやり方を続けていると人々は飽きてくるもの。そこで金城さんは、盛り付けや彩り、メニューなどを常に見直しているそうです。見た目のインパクトだけでなく、おいしそうに見える工夫は、置き売りスタイルの弁当店には欠かせない要素なのだとか。現在はメニューも10種類に増え、普通サイズのお弁当やサイドメニューも充実し、さまざまなニーズに対応しています。一杯100円という沖縄そばもあるので、お見逃しなく。

“キロ弁食堂”OPENオープンを目指して！

　「まだ“キロ弁”の存在を知らない人に、まずはそのボリュームとコスパで驚いてほしいですね。低価格な普通サイズもありますし、種類が増えたので飽きずに食べることができますよ。」今後はデカ盛りを名物にした、“キロ弁食堂”もオープンしたいと意欲を燃やしています。
　デカ盛り弁当文化の元祖『キロ弁』。その圧倒的なコストパフォーマンスに、きっとあなたもびっくりすること間違いなしです。