【愛知・名古屋】『La Concha』の本格的なスペイン料理で、名古屋にいながらスペイン気分が味わえる♪

　名古屋市の中心都地・栄の一駅隣、新栄町駅近くにあるスペインバル『La Concha（ラ コンチャ）』。オーナーの近藤さんが腕によりをかけて作った、本場さながらのスペイン料理が楽しめるお店です。
　店名の由来は、スペインで人気のリゾート地から。おいしい食事を楽しみながら、まるでリゾート地に遊びにきたかのようなくつろぎの時間を過ごしてほしいという思いが込められています。

飲食店業務をオールマイティーに

　学生時代から飲食店でアルバイトをしていた近藤さん。当時はホールスタッフとして勤務しており、続けているうちに“いつかは自分のお店を持ちたい！”と夢をもつようになりました。
　お店を開くなら料理を覚えた方が良いと仲間からアドバイスを受け、そこから料理の勉強をはじめます。また、それ以外にも飲食店の営業に関連する仕事をすべて経験し、身をもって学んでいきました。それが今、とても役に立っているそうです。
　「ほかの業務内容や流れなどを知らないと、自分の考えだけを尊重する頭でっかちのシェフになってしまう可能性があります。厨房以外の雰囲気を知れたのはとても大きいですね。」と、近藤さん。
　視野を広げて周りもしっかり把握することで、良いお店づくりがおこなえると実感できたのです。

スペインを意識したこだわりの店内

　栄付近は競争率の高い人気のエリアであるため、物件探しには一年ほど時間がかかりました。それでも多くのお客さまに来てもらえる立地でオープンするため探し続けて、ようやく現在の場所を見つけたのです。
　家賃は予算オーバーでしたが、大通りに面して人通りの多い場所だったため思い切って決断。2016年に念願叶って同店をオープンしました。
　スペインバルということで、内装はスペインをイメージして赤、黒、白をメインカラーにデザインしています。
　以前のお店からあるレンガはあえて残し、同店の内装にあうよう近藤さん流にアレンジ。ぬくもりが感じられ、おひとりさまから家族連れの方まで誰でも気軽に訪れやすい雰囲気となっています。
　電球も近藤さんが選んだおしゃれなデザインのもの。かわいらしい雑貨も飾ってあり、細かいところにまでこだわりが感じられます。

鮮度が命の厳選食材のみを使用

　食材は、基本的にスペイン食材の専門業者から仕入れています。そのため、より本格的なスペイン料理が楽しめるのです。
　一つひとつ品質にこだわって仕入れているなかでも、特に重視しているのが鮮度。特に魚介は、少しでも気になれば決してお客さまには提供しないよう心がけているそうです。また、サラダもレタスの鮮度ひとつで味が大きく変わってしまうため、提供時のチェックは欠かせません。
　この近藤さんの厳しいチェックがあるからこそ、安全で新鮮な料理が提供できているのですね。

こだわり食材で作る本格派スペイン料理

　その時期で一番おいしい旬のものを仕入れているため、メニューはだいたい二週間に一度のペースで変わります。たとえば肉料理ひとつにしても、牛や豚、鴨などその時々でまったく異なる料理が楽しめるのです。当日のメニューは店内の黒板に記載されているのでチェックしてみてください。
　生ハムやアヒージョといったお酒にぴったりのおつまみや、スペイン料理といえばのパエージャ、食後のデザートに大人気のチーズケーキなど、ラインナップはさまざま。
　スペイン産を中心に、料理にあうお酒も豊富に揃えています。おいしい料理にお酒がすすみ、ついつい飲みすぎてしまいそうですね。

お客さまに末永く愛されるお店に

　「今後もお客さまに喜んでもらえるおいしいスペイン料理を提供し、長く愛されるお店を目指していきたいです。今いらっしゃる方を大切にしながら新規の方にも来ていただける工夫をおこなっていけたらと思っています。名古屋にいながらにして味わえるスペインの雰囲気を楽しみに、ぜひ一度お越しください。」

　おいしいスペイン料理を食べながら、のんびりとした時間を過ごせるスペインバル『La Concha』。
　一度来店したお客さまは料理やお店の雰囲気を気に入り、リピーターとなって二度、三度と通われる方が多いそうです。そんな魅力あふれるこの場所へ訪れてみてはいかがでしょうか。

　お客さまにより楽しんでもらえるよう、いずれはフラメンコや音楽ライブができる環境を整えていくことも検討されているとのこと。これからの活躍がますます楽しみですね。