【宮城・仙台】コーヒーとの一期一会を楽しんで！『ロマリアコーヒー』は落ち着いた雰囲気と昔ながらの味でお迎えします！

仙台市営地下鉄南北線・五橋駅から徒歩2分のところに、赤茶色のレンガ風の外壁が印象的なカフェがあります。2015年2月にオープンした『ロマリアコーヒー』です。
落ち着いた雰囲気の中で種類豊富なコーヒーと軽食がいただける同店は、地域に根差した愛されカフェです。自家製ジャムやパウンドケーキも季節によって変化し、その優しい味わいで常連さんを虜にしています。
今回はオーナーの青山さんに、お店の魅力をたっぷり語っていただきました。

高校時代からの夢を実現

青山さんのコーヒーとの出会いは、高校時代にさかのぼります。学園祭の出し物で喫茶店を開いたことがきっかけで、コーヒーの魅力にハマっていったのだとか。そして「いつか自分で喫茶店を開きたい！」と思うようになり、喫茶店で働き始めることに。
初めて働いた店舗は落ち着いた昔ながらの喫茶店で、青山さんが目指す雰囲気そのものでした。その後、元はカフェバーだったというこの店舗を見つけました。理想的な落ち着いた雰囲気に一目惚れし、即決。ここ仙台市青葉区五橋で『ロマリアコーヒー』をオープンしたのです。

最初は、近場に師匠となる人や頼る人もいない中で、できることからコツコツと手探りで始めました。そうしているうちに店舗経営をしている知り合いも増え、意見交換などもできるようになったのだとか。そして何より『ロマリアコーヒー』を気に入ってくれたお客さまが通ってくれるようになったことが励みとなり、これまでやってこられたと振り返ります。

真っ赤な入り口と落ち着いた雰囲気の店内

『ロマリアコーヒー』は、赤茶色が存在感を放つレンガ調の外壁が印象的なお店です。その可愛い色合いと、ちょっとレトロな雰囲気に思わず立ち寄ってしまいそうです。
お洒落な感じよりも昔ながらの落ち着いた空間に仕上げたという店内は、席数は2人がけテーブルが5卓の全10席。そこかしこに置かれたクラシカルなインテリアが、趣のある大人の雰囲気を演出しています。

“本日のコーヒー”で楽しむ一期一会の味

自慢のコーヒーは自家焙煎で、種類豊富に取り揃えています。青山さんが大切にしているのは、流行りのコーヒーよりも昔ながらの落ち着いた味を提供することなのだとか。
「外国や東京から人気の味は入ってくるのですが、“コーヒーってこういう味だよね”という昔からの印象を大切にしたいんです。」このこだわりは、お店の雰囲気にも通じる部分ですね。

苦みの強いもの、甘みを感じられるもの、酸味のあるフルーティーなもの…すべてを揃えるのではなく、ちょうど中間の味わいを感じられる豆を仕入れるようにしているそうです。決め手は、同店にやってくるお客さまが好きそうな味。豆を選ぶときは、お客さまの顔を思い浮かべながら選んでいます。
おすすめは、日替わりで提供する“本日のコーヒー”。日々種類が変わる味の中から、お気に入りの一杯を見つけるもよし、一期一会のコーヒーとの出会いを楽しむもよし。常連さんも楽しめるメニューですね。

食事メニューもスイーツも手作りで優しい甘さ

食事メニューは、野菜や果物をたっぷり使った人気のカレーと、3種類の味から選べるホットサンドがいただけます。おすすめのスイーツは、季節に応じて変わるオリジナルパウンドケーキ。旬のフルーツを練り込んだパウンドケーキは、青山さんの手作りです。テイクアウトもできるため、一本を購入してご自宅でのおやつタイムにもおすすめです。また、季節のフルーツをふんだんに使った手作りジャムも販売しています。優しい甘さが、また食べたくなるおいしさです。

生活の一部にコーヒーを…

「フルーティーな味わいとか派手な印象ではなく、生活の中に溶け込んだ飲み物として、コーヒーを身近に感じてもらいたいです。」
昔ながらのコーヒーらしい味わいを大切にしているからこそ、ご年配の方にもファンが多い同店。旅行帰りには、家に帰る前に来店し「帰ってきた気がする！」とおっしゃる方もいるのだとか。コーヒーはもちろんですが、青山さんに惹かれてお店にやってくる常連さんも多いのでしょう。
五橋の交差点の角に、赤茶の外壁が目を惹くお店を見つけたら、それが『ロマリアコーヒー』です。店頭でコーヒーのテイクアウトもしているので、気軽に来店してみてください。気さくなオーナーと落ち着いた雰囲気の店内、そしてコーヒーの香りに包まれる癒しの空間が待っています。