【愛知・名古屋】健康志向の方にもぴったり!『街の農家レストラン Verger』で楽しめるのは採れたて野菜でつくるこだわりの洋食
名古屋市天白区の天白公園近くにある『街の農家レストラン Verger(ベルジェ)』。こちらでは、採れたての野菜を使ったこだわりの洋食を楽しめます。
特に女性やご年配の方など、美容や健康に気をつかっている層に支持されている同店。野菜を存分に堪能できる料理と、あたたかみのある心地良い空間で、身体も心も満たされます。
今回は、実家が農家だというオーナー・水谷さんにお話をうかがいました。
収穫した野菜を有効活用するために
2015年3月29日にオープンした『街の農家レストラン Verger』。どのような想いから出店へと至ったのでしょうか。
――水谷さんのご実家は、野菜をつくっている農家だそうですね。
「そうなんです。いろいろな野菜をつくっていて、少しですが卸しもしています。そのなかで商品にならないものは家族で食べたり、近所の方々に配ったりしていました。ただ、毎回けっこうな量を収穫できるため、消費するのにも限界があって。無駄にすることなくどうにか使えないかと考えていたんです。」
――なるほど。農家ならではの悩みだと思います。
「今は僕の父が野菜づくりをしていますが、近所の方々や友達もみんなつくっているので、あげるだけでなくもらうことも多々あります。それを食べきれず捨ててしまうくらいなら、お店を出して提供すればみんなに喜んでもらえるのではと思ってオープンを決めました。」
――農家の方々は野菜が無駄にならずにすみますし、お客さまはおいしい野菜料理が食べられるので、一石二鳥ですね。店名にもなにか意味があるのでしょうか?
「Vergerは、フランス語で果樹園の意味があります。もともとフランス料理とイタリア料理の経験がありますし、祖父が梨をつくっていて家に木があったことからこの言葉に決めました。響きがかっこいいので、気に入っています。」
絶妙なこだわりを反映したデザイン
あたたかみのある、落ち着いた雰囲気の店内。ゆったりとした時間が流れ、リラックスしながら食事を楽しめる空間となっています。一人で来ても、家族や友人と来ても、のんびりと過ごせそうです。
――素敵な店内ですね。内装でこだわったポイントはありますか?
「デザインはほぼ業者に任せましたが、あまりおしゃれになりすぎないようにしてほしいとだけは要望を出しました。高い料理を出すつもりは全然なくて、ファミリー層など誰にでも気軽に来てもらえるお店にしたかったので。それを踏まえて、緑や木を中心とした、おしゃれだけれどおしゃれすぎない絶妙なラインでつくってもらいました。」
――確かに、どこか親しみやすさがあって、居心地が良さそうです。現在、お客さまはどのような方が多いのでしょうか?
「ほとんどが女性で、比率でいえば8割くらいになりますね。年代としては主婦層やご年配の方がよくいらっしゃいますが、なかには夫婦で来店されることもあります。野菜を中心としたメニューを揃えているからか、健康を気にされている方が多いように思います。」
季節の味を楽しめるラインナップ
実家の農家で獲れた野菜を中心に、旬の食材や地元のものをつかった洋食を提供している同店。季節によってさまざまな料理を楽しめるため、訪れるたびにわくわくした気持ちになります。
――実家でつくった野菜を中心に使っていると思いますが、そのほか仕入れのこだわりはありますか?
「できるだけ地元ものを使うようにこだわっていますね。あとは、その時期にしか獲れない季節ものや旬のものをチェックしています。」
――こだわりの食材でつくるメニューはどのようなものがあるのでしょう?
「ランチならパスタ、ディナーは肉や魚料理を中心に、各種豊富に揃えています。ただ、当店にはレギュラーメニューがあまりありません。ミートソースやカルボナーラなど、どのお店にも置いてあるような定番メニューは固定ですが、そういったもの以外は季節によって内容が変わります。」
――季節ごとで違った料理を味わえるのですね。
「そうですね。春くらいの時期であれば鯛や貝などの海鮮系がおすすめです。夏は肉だったらステーキとかグリル、冬は煮込みビーフシチューなど食材や調理法を変えて提供しています。同じ肉料理でも異なるおいしさを楽しんでいただけます。」
――いつ来ても新鮮な気持ちで楽しめそうです。アラカルトはもちろんのことながら、セットやコースもいろいろな種類がありますね。
「ランチセットや平日限定ディナーセット、家族向けやお子さま向けのセットなどがあり、いつ、誰と来ても楽しめるラインナップです。また、アニバーサリーコースやパーティーコースも用意しているので、記念日やお祝い事、女子会などさまざまなシーンでご利用いただけます。」
お客さまを大切にして末永く続くお店へと
オープンして4年以上が経つ『街の農家レストラン Verger』。お客さまに愛されるお店であり続けるため、水谷さんはある想いをもって営業を続けられているといいます。
――お店をやっていく上で水谷さんが大切にしていることはなんでしょう?
「一番大切にしているのは、お客さまに喜んでもらうことです。当店の料理を楽しみに来ていただいたからには、やはり笑顔で帰ってもらいたいと思っています。価値観は人それぞれなので全員に満足していただくのはなかなか難しいですが、一人でも多くの方に喜んでもらえるよう、料理やサービスのクオリティ向上に努めていきたいと思います。」
――お客さまへの愛を感じられます。今後のビジョンを教えてください。
「現状維持で、今のままずっと続けていけたらいいですね。根っこは変えずに、いつまでもお客さまに愛され続けるお店づくりをしていけたらと思います。あとは男性のお客さまを増やしていきたいです。」
野菜のおいしさを再認識できる『街の農家レストラン Verger』。野菜が好きな人や不足していると感じている人、また、あまり好きではない方も、ぜひ一度訪れてみてください。おいしさと健康の、良いところどりな食事を楽しめますよ。
店舗名 | 街の農家レストラン Verger |
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住所 | 愛知県名古屋市天白区原5丁目1406 第二コーポ原田106 |
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電話番号 | 052-838-5226 |
アクセス | 名古屋市営バス 平針南住宅バス停留所から徒歩10秒、地下鉄鶴舞線・原駅から徒歩13分 |
営業時間 | ランチ 11:00~14:30(L.O.14:00)/ ディナー 17:00~22:30(L.O.22:00) |
定休日 | 月曜日 ※月曜祝の場合、翌火曜日休み |
ホームページ | http://restaurant-verger.com |
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