【沖縄・那覇】「ここは中国?」と錯覚するほど!本格中華料理を味わえる『燕郷房』
今回お邪魔したのは、那覇市の人気中華料理店『燕郷房(ヤンキョウファン)』です!2002年のオープン以来、本格的な本場の味を求めて、連日たくさんのお客様が訪れています。舌の肥えたお客様をも唸らすほどの味わいは、一口食べると本場・中国にいるような錯覚に陥るほど。そんな同店を、沖縄を代表するほどの人気中華料理店にまで成長させたのが、オーナーの成田さんです。今回は特別に成田さんにお話を伺うことができました。
「お店をやるなんて、考えてもいなかった」
同店を運営しているのは、株式会社ツバメ組。成田さんは同社の代表をされています。そんな成田さんですが、最初は飲食店を経営するなんて考えてもいなかったのだとか。
「前職が忙しすぎて、人生をもう少しゆっくり歩みたいと思い、2002年に沖縄に移住しました。“さて、仕事をどうしよう?”と考え、どこかのお店に勤めようと求人誌とにらめっこをしていましたが、なかなか働きたいと思える募集もなくて。そんな時、知り合いの“自分でやってみたら?”という一言で、独立という選択肢があったのだと気づいたんです。最初はそんなこと考えてもいなかったのですが、飲食店の経験も長かったし、沖縄移住という転機もあったので、思い切って独立しました。」と成田さんは振り返ります。
苦労のあとには喜びが待っている
『燕郷房』は2002年に美栄橋エリアへ出店したのですが、どんどん人気が広がり、ついには連日のように行列ができるほどになりました。そこで、もっと多くのお客様を迎えられるよう、2007年に現在の旭橋エリアに移転。しかし、その時にちょっとしたトラブルが起きてしまいます。
「移転を機に、高級感のある店構えに変えたのですが、それが逆効果になってしまいました。高級店と勘違いされて、気軽に入りにくくなってしまったようなんです。また、移転のことを大々的に告知していなかったこともあり、常連だったお客様が来てくれないということもありました。」と成田さん。
しかし、こだわりの味は創業以来変わらなかったため、徐々に人気を取り戻し、現在の人気店まで成長を遂げました。そして、人気店になったことで、質の高いスタッフを安定的に雇用できるようになったそうです。
「当店は下処理や仕込みに時間をかけているのですが、それをスタッフ全員が同じレベルで行うことができます。スタッフがどんどん成長してくれているので、自分は店舗経営や商品開発にかける時間を多く確保できていて、感謝しています。」
本場中国と同レベルの味!
豊富なメニュー展開で、お子さまから年配の方まで中華料理を楽しめる『燕郷房』。メニュー数が多いにも関わらず、どれも本格的な味わいで、一つひとつ丁寧に作っています。クセが強くて敬遠されがちなラム肉やパクチーも、同店シェフの手にかかれば「あれ?これって、こんなにおいしい食べ物だったの?」と思われるような味に変身します。
成田さんは「中国に旅行した経験があって、本場の味を知っているようなお客様でも納得していただけると思います!本場の食堂やレストランにいるような錯覚を体験してもらえることを意識しています。」と語ります。
中華料理の新発見を体感!
日本にいると、中国で使っているスパイスや調味料はあまり馴染みがないため、知らないメニューを頼むことは少し躊躇してしまいますよね。しかし、同店ではその心配はなし!どのメニューを頼んでも、とても食べやすくおいしく調理されています。
「もちろん、定番のチャーハンや餃子にも手をかけています。“これって、こんなにおいしい食べ物だったっけ!?”という新発見があるはずです。」と成田さんは言います。
味だけでなく、質の高いサービスや、空間作りにも妥協を許さない同店。その細やかなこだわりが、人気店たる所以なのだと感じました。『燕郷房』のこだわりメニューで、中華料理のおいしさを改めて噛みしめてみてくださいね。
店舗名 | 中国家常菜 燕郷房 (ヤンキョウファン) |
---|---|
住所 | 沖縄県那覇市泉崎1-11-3 |
|
|
電話番号 | 098-862-0011 |
アクセス | 旭橋駅・県庁前駅より徒歩約5分 |
営業時間 | 【平日】11:30~14:30(LO14:00) 17:30~23:00(LO22:30) 【土・日・祝】17:00~23:00(LO22:30) |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001716/ |
店舗詳細はこちら |