【北海道・白老】昔ながらの旅館を再生し白老の新たな文化を作る『haku hostel & cafe+bar』でゆったりとした旅を満喫
アイヌの文化が色濃く残り、北海道らしい雄大な自然を満喫できるのが、北海道の南西部に位置している白老町です。
そんな白老でゆったりと過ごしたい人のための場所が、2019年4月21日にオープンした『haku hostel & cafe+bar』。白老駅から徒歩3分のところにある同店は、国内外問わずさまざまな人が集う憩いの場となっています。
老舗旅館の想いを繋ぎ、新たな風を吹かせる
今回お話をうかがったのは、オーナー・菊地さんです。
大正時代末期から昭和時代初期にかけて、旅館業を営むために青森県から白老町へと柏村一家が移住し“柏村旅館”を営業してきましたが、2010年ほどに廃業してしまいました。『haku hostel & cafe+bar』はその老舗旅館の歴史を繋ぐために、柏村旅館の建物をリノベーションして新たにオープンしました。当時使っていた家具なども現在使用しているのだとか。
「今まで白老町を通過してしまっていた旅行客の方も、当館に宿泊していただいたりカフェで休憩していただいたりすることによって、白老に立ち寄るきっかけになるとうれしいです。ここから更に白老町が発展していき、さまざまな方に白老の文化を広めたいです。」
さまざまな文化が交わる交流の場として
さまざまな方が宿泊する『haku hostel & cafe+bar』のホステルスペース。
清潔感のある二段ベッドのドミトリーには、ゆったりと足を伸ばして休めるフルサイズのシングルマットが置かれています。女性専用のドミトリーも用意しているので安心です。
個室はシングルベッド2台のツインルーム、8畳の和室、ダブルベッド1台のダブルルーム、和洋室のファミリールームがあり、カップルや家族連れでの利用におすすめです。プライバシーが守られるので、旅の疲れをゆっくり癒すことができますね。
宿泊者が共用で使えるキッチンスペースやリビング、カフェやバーでは、宿泊者同士のコミュニケーションが生まれているそうです。
「国内外のお客さまがいらっしゃるので、さまざまな地域の文化が白老の文化とまじりあう場所となっています。私自身、宿泊しているお客さまとの距離を近くしてコミュニケーションを取るようにしており、その時間がとても楽しいです。」
地元産のものを使ったカフェ・バー
宿泊者だけでなく誰でも利用できるカフェ・バースペース。
おすすめのカフェメニューはオリジナルブレンドのコーヒーです。ハンドドリップで一杯一杯丁寧に淹れているので、香り高い味わいを楽しむことができます。また、オーガニックのハーブティーも人気。ハーブの香りに癒されます。そんなドリンクと一緒に楽しみたいのが、地元のパン屋さんと共同開発したというタルトです。
バーメニューは、北海道内の各地から取り寄せたクラフトビールが自慢。常時7種類揃えており、樽から抽出しているので新鮮なフレーバーを楽しめます。白老町産の食材を使ったおつまみも豊富に展開しており、クラフトビールと一緒に味わいたいですね。
白老の良さを伝えていく
最後に、菊地さんに今後の展望をお聞きしました。
「特に海外のお客さまは、ここでしか味わえないアクティビティを求めている方が多いです。そのような方のために、アクティビティプランなども提供していきたい。関連牧場もあり馬を飼っているので、そことうまくコラボレーションしていけたらいいなと思っています。また、白老町で作られた民芸品や陶芸品などを販売できるスペースも充実させたいと考えています。」
これから『haku hostel & cafe+bar』では、白老町をはじめとする北海道を元気づけるための取り組みを多く展開していきます。宿泊やカフェ・バーを通して白老町の文化を感じたり、由緒ある旅館の歴史を感じたりして、奥深い旅を味わってくださいね。
店舗名 | haku hostel & cafe+bar |
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住所 | 北海道白老郡白老町大町3-1-7 |
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電話番号 | 0144-84-5633 |
アクセス | 白老駅から徒歩3分 |
営業時間 | cafe barは10:00~22:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 ※ホステルは通常営業 |
ホームページ | https://hakuhostel.com/ |
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