【北海道・札幌】名店の“さくっ・ふわ・しっとり”を受け継ぐ、和のおもてなし『札幌ほっとけーき倶楽部 寺カフェ はなれ』
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札幌市・中央区にある地蔵寺境内にたたずむ一軒のカフェ。扉を開けると落ち着いた静かな時間が流れている『札幌ほっとけーき倶楽部 寺カフェ はなれ』です。ここでは、今はなき名店『万惣フルーツパーラー』のホットケーキを味わうことができます。今回は、『万惣フルーツパーラー』の鈴木シェフのもとで修業を重ねたという同店のシェフに、お話を伺いました。
名店の味を受け継ぐ“ほっとけーき倶楽部”
東京都の神田に以前『万惣フルーツパーラー』という、ホットケーキの名店がありました。そちらで働いていた鈴木シェフが、材料から作り方まで、万惣の味を再現したホットケーキを提供する『ほっとけーき倶楽部』を立ち上げたそうです。
『ほっとけーき倶楽部』は千葉に2店、鎌倉に1店出店されており、その味に一目惚れならぬ一味惚れをしたオーナーが、“この味を札幌に持ち帰りたい”と、『札幌ほっとけーき倶楽部 寺カフェ はなれ』の開店を決めたのだそうです。
おいしさの秘訣は“さくっ・ふわ・しっとり”
『札幌ほっとけーき倶楽部 寺カフェ はなれ』のホットケーキは、表面がこんがりと焼けていて、バターがじわーっとしみ込んでいます。ナイフを入れると表面が“かりっ”、口に入れると“ふわ”、噛みしめると“しっとり”。
シンプルながらも味わい深く、ほのかな甘味を楽しめます。ミックス粉や卵は本店から直接仕入れており、材料・分量・仕込み方・作り方まで本店と同じだそうです。
メープルシロップのような優しい味わいの黒蜜がついたプレーンホットケーキは680円(税込)。お好みでフルーツや生クリームなどのトッピングもできます。人気は、ミックスとりんごとの事。
季節ごとの旬のフルーツを楽しめるミックス。甘味を閉じ込めたりんごのコンポート。
友人や家族と違うトッピングを頼んで、シェアするのもいいですね。
アイスはバニラアイスか抹茶アイスで、温かいホットケーキとのバランスが最高!
アングレーズソースがかかったクリームも、主役のホットケーキを引き立てます。
実際に焼いているところも見せていただきました!
「このホットケーキを作り出すためには、フライパンや鉄板では無理なんです。高温の銅板で均一に熱を入れることが大事なんですよ。」とシェフ。本店の味を再現するため、本店と同じ銅板で焼いているそうです。
同じ生地や仕込み方でも、焼き方次第で違う味になってしまうだなんて、驚きですね。
お寺ならではの居心地の良い空間
“寺カフェ”と謳っている同店は、店内に和のおもてなしが散りばめられています。
暖簾や和雑貨など、ほっこりするインテリアも。また、隣がお寺なので周囲はとても静か。落ち着いていて、ここだけ時が止まったような感覚です。
「お客様の滞在時間ですか?みなさま、長くいてくださいますよ。」と語るシェフの言葉にも納得できます。
2階建ての同店。1階には、和室もあります。2階にはキッズルームがあり、ママ友同士やご家族でもゆっくり過ごせそうです。
また、メニューにも“和”を感じるものが・・・
なんと、店内で写経ができるのです!
書いた写経は、お寺の住職さんが真言宗の本山に行く際に実際にもっていき、納めてくださるそうです。
コーヒーを飲みながらの写経体験は、落ち着いた時間が過ごせると大好評なのだとか。
たくさんの想いを乗せたホットケーキを届けたい
「オーナー、ほっとけーき倶楽部、元祖である『万惣フルーツパーラー』の方々の想いが詰まったホットケーキを、ひとりでも多くのお客様に届けたいと思っています。」神田からほど遠い札幌の地で、シェフは今日も想いを込めてホットケーキを焼いています。
ゆったりとした時間が流れる空間で、名店の味を楽しんではいかがでしょうか。
店舗名 | 札幌ほっとけーき倶楽部 寺カフェ はなれ |
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住所 | 北海道札幌市札幌市中央区双子山1丁目10-14 |
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電話番号 | 011-206-0870 |
営業時間 | 10:00~17:00(L.O16:30) |
定休日 | 基本月曜で不定休(月曜日が祝日の際は翌日火曜) 年末年始は27日まで営業28.29.30.31日休み 1/1.2.3日営業 4.5日休み6.7.8日営業 9.10日休み |
ホームページ | http://teracafe.jizouji.jp/ |
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