【神奈川・登戸】世界を旅してきた店主とシェフが営む『リビングカフェSHANTI』の多国籍料理に感動！

人生に一度は、世界の国々を巡ってみたいと思いませんか？登戸駅から徒歩5分。多摩川沿いを歩いたところに、“旅”をテーマにしたカフェバーがあります。2019年4月20日にオープンした『リビングカフェSHANTI』です。

「海外を旅行してみたいけれど、そんな時間もお金もない…。」そんな時は、ぜひ同店を訪れてみましょう！多国籍な料理とドリンクメニューを前に、世界旅行気分を味わうことができますよ。

店主の足立さん（通称・ピノさん）にお話をうかがってきました！

旅人の店主とシェフが登戸に出店した理由

▲ナポさんとピノさん

もともとピノさんは各国を巡る旅人。バックパックで２年半かけて世界中を旅してきたのだとか。そして、同店のシェフを務める通称・ナポさんも、ネパールでカレーの知識を深めてきたといいます。

旅に出るためには、ある程度の資金が必要。そこでピノさんは旅にまつわる場所で働きながら、旅の資金を貯めようと考えました。これが『リビングカフェSHANTI』がスタートしたきっかけです。

「旅から帰ってきて、日本で何をしたいかと考えた時、“さまざまな人が集まれる場所を提供したい”という想いがあることに気づきました。一杯飲みに来て、ふらっと皆に会える空間が一番理想的で。それなら飲食店かなって。」

出店場所を探していた時、たまたまナポさんの先輩から登戸の物件を紹介してもらったそう。お店の目の前に広がるのは多摩川ののどかさに魅了され、登戸での出店を決意したのです。

旅を感じる空間

店内は世界一周旅行をしているような気分になれる空間づくりにこだわったそう。壁にかけられた世界地図は、ピノさんの手作り。板を打ち込む作業から5時間をもかけて完成させたのだとか。世界旅行をしたことがある人は、思い出話に華が咲きそうですね。

席は全部で28席。テーブル席とカウンター席のほか、テラスもあります。

人気のカレーは本場ネパールの味

ピノさんのイチオシは、“ナポカレー”。カレーの本場・ネパールで研究を重ねたナポさん特製のカレーです。このナポカレーは肉、ベジ、気まぐれの３種類から味を選べます。

単品オーダーはもちろんですが、２種類もしくは全種類を選んで、合いがけもできちゃいますよ！

多国籍な料理

同店ではナポカレーのほかにも多国籍な料理を楽しむことが出来ます。

そのひとつが、“ベルベルオムレツ”。モロッコの砂漠に住む、ベルベル族の伝統的な料理です。ピノさんとナポさんが一緒に現地を旅した時に食べたオムレツを再現したものなのだとか！

ジャマイカ料理として有名なジャークチキンやメキシコで食べられるメキシカンライスなどもラインナップ。パスタメニューも豊富なので、友達とシェアしていろんなものをオーダーするのも楽しそうですね。

タイ発！ドリンクの人気メニューはブルーラテ

ドリンクも多国籍なメニューが充実しています。ピノさんのオススメはタイ発祥の“ブルーラテ”。透明なグラスに注がれた、真っ青なラテは幻想的です。見た目がうつくしく、インスタ映えするメニューとして女性から人気が高いそう。

このほか、タイで流行中の練乳たっぷりのミルクティー・タイティー、チョコレートのような香りがクセになる甘いコーヒー・ベトナムコーヒー、アッサムティーにスパイスを入れたインドのミルクティー・マサラチャイラテも人気です。

アルコールも豊富で、世界のビールが大集結！アメリカをはじめ、ドイツ、モロッコ、オランダ、スコットランド、メキシコ、デンマーク、イスラエル、ラオス、台湾、フランス…お酒好きにとっても堪らないお店です。

『リビングカフェSHANTI』から登戸を盛り上げる

ピノさんとナポさんにとって、これまで所縁がなかった登戸エリア。そこでの出店はゼロからのスタートだったといいます。

「世界一周をしている友人が開店祝いに立ち寄ってくれたりだとか、インドの宿でボランティアをした時に泊めてくれた方が来てくれたりだとか…。旅をする中で知り合った世界各国の友だちがお店まで会いに来てくれたときは、本当にうれしいですね。」とピノさん。

再開発が進む登戸エリアは、その影響で飲食店の数が減少傾向にあるといいます。ピノさんはそんな登戸を活性化させる一員となることを目標にしているそう。

昼からお酒を楽しめる『リビングカフェSHANTI』。ここでおいしい料理と一緒にお酒を飲みながら、ピノさんやナポさんの旅のエピソードを聞いて、次の旅行の予定を立ててみるのもいいかもしれません。登戸に来た際には、ぜひ訪れてみてくださいね。