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宮城

【宮城・国分町】『のじ庵 仙台店』十割蕎麦とタレがおいしい“東京つけそば”が話題!

※現在は閉業しています(2020年7月)

 広瀬通りと定禅寺通りのちょうど中間に位置する国分町の中心に、2018年11月13日、斬新なメニューを掲げる蕎麦屋がオープンしました。これからご紹介する『のじ庵 仙台店』です。

ラーメン屋を始めるはずが…!?

 今回取材に応じてくれたのは、『のじ庵』のオーナー・情野さん。情野さんは、地元・山形のラーメン店で長年活躍してきたラーメン職人です。
 そんな情野さんが蕎麦屋『のじ庵』を開店するきっかけとなったのは、『のじ家』というラーメン店で修業を積んでいたときのこと。「仙台の国分町に空き店舗が出来たので出店しないか。」という誘いを受けたのだそうです。

 新たなスタートに胸をふくらませ、『のじ家』の二店舗目となるラーメン屋をオープンするつもりで仙台・国分町にやってきた情野さん。ところが、いざ厨房を見てみると、ラーメン屋としての設備が整っていないことに気づきます。それもそのはず。その空き店舗は、つい一ヶ月前まで蕎麦屋として営業していた蕎麦屋向きの店舗だったのです。そこで急遽、ラーメンではなく蕎麦を提供するお店へと方向転換することにしたのだといいます。

 こうして、2018年11月13日にこだわりの十割蕎麦を提供する蕎麦店として『のじ庵』をオープン。現在はタイ・バンコクに姉妹店もでき、ワールドワイドに展開する蕎麦店として成長しています。

ボリューム満点の十割蕎麦で大満足

 『のじ庵』の蕎麦はすべて十割蕎麦。山形のそば粉をふんだんに使用したもので、注文を受けてから製麺して提供するスタイルです。なんと1人前が240gと、大満足のボリュームも、同店ならでは。

 「120gで作ってみたら、ちょっと少ないと感じたんです。焼きそば屋さんを見ても、もっとボリュームがあるじゃないですか。だから、このくらいはサービスしてもいいのかなと思って。」と、情野さん。

 高価な十割蕎麦をたった950円でお腹いっぱい堪能できるお店は、そうそうありません。

東北で“東京つけそば”を味わえるのは『のじ庵』だけ!

 看板メニューは“東京つけそば”。十割蕎麦の上に豚肉とたっぷりのネギ、刻み海苔がのっていて、これをラー油といりごまで味付けしたピリ辛のつけダレでいただきます。つけダレには、冷たいものと温かいものの2種類があり、濃い味がお好みの方には温かいものがおすすめです。テーブルの上の調味料や添え付けの生卵で味変するのも楽しいですよ。

 こちらは蕎麦屋の定番“ぶっかけそば”。大根おろしでさっぱりいただく、納豆のネバネバ感と蕎麦の絡まり具合が絶妙な一品。老若男女問わずに人気の、ファンの多いメニューです。

 このほか、“台湾まぜそば”も好評とのこと。まぜそばというと中華麺のものが一般的。十割蕎麦でいただけるのはめずらしいですよね。

深夜の営業がメインのお店

 
 営業時間は19時から5時まで。深夜の営業がメインとなっています。客層は40~50代の男性が圧倒的に多く、飲み会のシメに利用されることも多いのだそう。
 23時をまわると混み始めるとのことなので、ゆっくりと食事を楽しみたい方は、早めの時間の来店がおすすめです。

定番から一風変わった一杯が揃う『のじ庵』

 情野さんに今後のビジョンをうかがうと、「先のことは全くわからないです!」と意外な返答が返ってきました。というのも、新しくラーメン店を始めるべきか、日中もお店を開けるべきか…やりたいことが色々あるそうで、先のことを決めかねているのだとか。今後の『のじ庵』の新たな動きから、目が離せませんね。

 最後に、開店ポータルをご覧のみなさまに一言メッセージをいただきました。
 「おいしい十割蕎麦を提供しているので、ぜひ一度食べにきてください!おつまみやアルコールメニューもあるので、仕事終わりのサク飲みとしてのご利用もどうぞ!」

 仙台でおいしい十割蕎麦が食べたいときには、定番から一風変わった一杯が揃う『のじ庵』に、訪れてみてください。

店舗名 のじ庵 仙台店
住所 宮城県仙台市青葉区国分町2-9-5 国分町一番街1F
電話番号 022-797-0456
アクセス 地下鉄南北線・勾当台公園駅から徒歩10分
営業時間 19:00~5:00
定休日 日曜日
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