【沖縄・那覇】目標は海外展開!『オロチョンラーメン』はこだわりのスープと深みのある辛さが自慢の逸品
北海道で誕生したと言われている“オロチョンラーメン”。オロチョンラーメンとは辛口の味噌ラーメンのこと。ラーメン店のメニューでもよく見かけるので、知っている方も多いでしょう。
そのオロチョンラーメンを、北海道から遠く離れた沖縄の地で食べることができます。
そのお店は、沖縄県那覇市にあるその名も『オロチョンラーメン』。オロチョンラーメンのみを提供しているお店です。
料理道で行きついたのはオロチョンラーメン
1980年あたりから飲食の道を歩んできたという『オロチョンラーメン』の店主・橋本さん。その道のりの中でも、1990年代に食べたオロチョンラーメンの味を忘れられないのだとか。
「関東に住んでいた時に、オロチョンラーメンに出会いました。その特徴的な味わいに、驚いたと同時に感動したことを覚えています。それからいろいろなラーメン店を食べ歩きましたが、オロチョンラーメンを抜く一杯に出会うことはありませんでした。縁があって2008年頃から沖縄に住んでいるのですが、沖縄の人に愛されて、受け継いでいきたい味を考えたときに、真っ先にオロチョンラーメンが浮かんだんです。」
40年ほど料理の道を歩んできた橋本さんが辿り着いたのはオロチョンラーメン。本家で修業した後にのれん分けを受けて、2018年9月5日に同店をオープンする運びとなりました。
同店のオロチョンラーメンとは?
オロチョンラーメンとは、北海道で誕生したといわれている辛みのある味噌スープが特徴のラーメンです。アイヌの火祭りをオロチョン祭りというため、“火を吹くほど辛い”という意味からこの名前がつけられました。
同店では辛さを段階で選べるようになっており、メニューとして出ているのは8辛まで。しかし、もっと辛いものが食べたいというニーズにも応えられるよう、それ以上の辛さにも対応してくれるそうです。辛さが苦手な人やお子さまのために、0辛も用意しています。家族みんなで食べられるのもうれしいですね。
「特にスープにこだわりがあって、豚を中心にいろいろな食材で出汁をとっています。3日間ほどかけて、じっくりと煮込んでいるんです。特徴は、すべてを一緒に煮込まずに、一つひとつ鍋を分けていること。それぞれの出汁がどんぶりの中で混じり合うことで、深みと香りが引き立つんですよ。」と橋本さんは話します。
明るく元気になれる店づくり
「私の今までの人生が開放的だったので、当店もオープンなつくりにしているんです!」と笑いながら話す橋本さん。その言葉どおり、真ん中にある厨房を囲んでカウンターがあり、調理している様子がよく見える内装になっています。橋本さんとの距離も近いから、ラーメン愛について語るのも楽しそうですね。また、橋本さんのラッキーカラーが黄色ということもあり、店内の壁や天井は黄色になっています。
「仕事をする時間って、一日のうちで長い割合を占めるでしょ。その仕事の時間って、楽しいものにならなければいけないと思うんです。だから、自分のラッキーカラーの黄色を使うことによって、自分自身も元気に仕事ができる環境にしています。黄色はビタミンカラーで誰もが元気になれる色だと思うので、お客さまにも当店に来てラーメンを食べて元気になってほしいという想いも込めています!」
夢は親子で世界制覇!
最後に、同店のビジョンをお聞きしました。
「海外に住んでいた経験もあるので、和食などの食文化は海外でも通用することは身をもって感じました。だからこそ、日本のオロチョンラーメンという食文化も、海外に知っていただきたいです。子どもが3人いるので、子どもたちに受け継いでもらえるようなお店にして、ビッグカンパニーにしていきたいですね。夢は、親子で世界制覇!」
日本の食文化をけん引し、世界に『オロチョンラーメン』を広げていく挑戦は、まだ始まったばかりです。世界を目指すこだわりの一杯を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | オロチョンラーメン |
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住所 | 沖縄県那覇市牧志2-5-14 |
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電話番号 | 098-987-6500 |
アクセス | 牧志駅から徒歩5分 |
営業時間 | 【月・水~日】12:00~15:00、20:00~24:00【日】12:00~15:00、18:00~22:00 ※日曜日・月曜日が連休の場合【日】12:00~15:00、20:00~24:00【月】12:00~15:00、18:00~22:00 |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
ホームページ | https://www.facebook.com/orochon.naha.okinawa/ |
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