【東京・高円寺】創作ラーメン！『鉄板焼き&拉麺dining 麺昇 神の手‏』へ行ってきた！

　東京メトロ丸の内線・新高円寺から３分ほど歩いたところにオープンした『鉄板焼き&拉麺dining 麺昇 神の手‏』。

　話題のラーメン店との噂を聞きつけ、オーナー・後藤高範さんにお話をうかがってきました。

独創性を感じる創作ラーメン

　後藤オーナーは、長年飲食業界で料理人としての経験を積み重ね、国内だけではなく国外にも活動域を広げていたという大ベテランです。

――なぜ、ラーメン店の激戦区として名高い高円寺にお店を構えたのですか？

「個人的に高円寺は面白い土地だとずっと思っていて、ラーメン文化も根強くある場所ですし、それを踏まえてこの土地に出店する事を決めました。ラーメンだけでも常時７種類は用意していますが、その他にもお客さまのニーズに応えられるよう、鉄板焼きやおつまみなどの居酒屋メニューも多くあるんですよ。お酒も定番のものから珍しいものまで揃えているので、飽和したラーメン業界の中でも当店の個性は、しっかりと打ち出せているんじゃないかな。」

▲『赤ラーメン』

　こちらが前述にある同店の看板メニュー『赤ラーメン』

――メニューを一目すると、他店では見られないオリジナリティに富んだものが揃っており、一品一品から独創性が感じられます。看板メニューは赤ラーメンとのことですが、どういったこだわりがあるのでしょう？

「赤ラーメンは、唐辛子の辛さと山椒のシビれを持っているのが特徴です。当店の全ラーメンのベースにもなっている、とんこつと鶏ガラからとった自家製スープを味噌と合わせて濃厚に仕上げていて、そこにお客さまの好みで唐辛子と山椒の量をカスタマイズしていただいています。好みに合わせてオリジナルのラーメンにしてもらえたらいいかなって思っています。」

　以下では、こだわりの詰まった同店のラーメンメニューを紹介していきます。

▲白ラーメン

　人気の一杯。自家製のベシャメルソースと、スープを絶妙に合わせてつくられた、他店ではまず見られない塩ラーメンです。ホワイトソースのようにクリ―ミ―で、ローストビーフやサラダ、トリュフオイルなどが合わさり、フレンチ感覚で食べられます。

▲黄ラーメン

　黄ラーメンは、５時間以上じっくりと煮込んだトリュフソースに、自家製のマー油を合わせた濃厚特製味噌ラーメン。生のにんにくも添えられています。

▲黒ラーメン

　同店のラーメンの中で、一番あっさりとした醤油ラーメンがこちら。大根おろしもお好みで合わせられ、年配の方や、飲んだ後の〆ラーメンに一番人気なのだとか。魚介出汁とゆずの香りが食欲をさそう至極のラーメンです。

▲オムラーメン

　鉄板の上で焼かれたふわふわのたまごに、トマトソースから作られた特製のトマトスープで食べる一品。トッピングでチーズを合わせるとより贅沢な一杯になります。見た目もさることながら味も格別ですよ。

▲ガーリックシュリンプdeラーメン

　こちらは名前の通り、ハワイで人気のガーリックシュリンプがのせられた濃厚なエビラーメン。料理人としてハワイで経験を積んできた後藤オーナーだからこそ、手がけられた一杯です。海外からのお客さま人気も高そうですね。

▲期間限定の冷やしラーメン

　そしてこちらは夏の特別メニュー「豚キム冷やし坦々麺」。鉄板で作られた豚キムチと特製の白ゴマ味噌がマッチしています。
　このほかに「合鴨と地鶏のハリハリ冷やしつけ麺」も期間限定で登場中！

外食を特別なものに

――店内は黒を基調に、モダンな印象を受けますね。

「内装は黒と金色、アクセントに赤をいれて和モダンのイメージで創りました。僕にとって外食は、エンターテインメントというか、特別なものじゃないとつまらないと思うんですよ。日常とかけ離れた環境にすることで、より一層楽しい時間を過ごしてもらえたらいいな、という思いから出来る限りの豪華な内装にこだわっています。」

▲店先に掲げられたエンブレム

　『神の手』は英語でGod Hand。神という文字のしめすへんはよく見ると「GOTO」となっています。後藤オーナーの名前を神 (GOD)に掛け、店舗の顔として掲げたというこのエンブレム。同店の名前には「お客さまに最高のもてなしをする」という後藤オーナーの覚悟が込められています。

　「ラーメンだけの方も、鉄板焼きだけの方も、ひとり飲みの方も大歓迎です。シーンに合わせて使い分けてもらえたらうれしいですね」そう話してくれた後藤オーナー。

　今後は、主要都市はもちろん、海外にも視野を広げ店舗展開をしていきたいといいます。日々進化していく『鉄板焼き&拉麺dining 麺昇 神の手』。高円寺に足を運んだ際に、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。

■鉄板焼き・デザートメニュー■

▲「豚キムチ」

▲「お豆腐ステーキ」

▲「自家製ガトーショコラ」