【東京・立川】自分のやりたいを形に！“ベーカリー＆バー”昼と夜で2つの顔を持つお店『Lapin』

東京・立川市。多摩モノレールの立飛駅近くにできたお店『Lapin（ラパン）』。こちらのお店は、昼と夜とで異なる２つの顔を持つお店です。昼は、こだわりの小麦粉を使ったパン屋さん。夜は、アットホームでゆっくりとできるバー。この、全く異なる２つの業態に挑戦した強者店主・野口さんにお話を伺いました。
「自分のお店を持つなら、やりたいことをしたい！」そんな熱い想いから始まったお店です。

脱サラして開業！好きを詰め込んだ“パン＆酒”

店主の野口さん、もともとはサラリーマンとして働いていたそうです。日々忙しく仕事をしながら、今後の人生設計を考え「いつかは自分のお店を持ちたい。」という思いがありました。そんな時、パン屋開業の支援をしているプロジェクトをテレビで知り、仕事を辞め、一から修業を始める決意を固めました。また、野口さんはよく飲み歩きをするほどの、お酒好き。「お店を持つならパン屋だけではなく、バーも併設できれば。」と考えていたそうです。
そんな野口さんの想いを形にした、昼はパン屋、そして夜はバーとなる『Lapin』を2017年6月にオープンしました。

こだわりのデザイン！2つの顔を両立させる内装

オシャレな木の扉を開けると、お店いっぱいに広がる香ばしい香りに包まれます。それもそのはず、こちらのお店では、常にお客様に焼きたてのパンを出すことを心掛けており、並んでいるパンはどれもホカホカ。ずらっと並ぶ焼きたてパンに、思わず右往左往してしまいそうですね。
夜はバーになるということで、このパンが並ぶ棚も、実はカウンターなのです！内装はパン屋とバーが両立できるよう、野口さんがデザインしたこだわり仕様。夜はどのように様変わりするのか気になるところですが、それは後ほど…。
また、駐車スペースもあるため、近所の方はもちろん、遠方からのお客様にも対応できるとのことです。ドライブのお供に、焼きたてパンはいかがですか。

生地が命！北海道産小麦100％使用のこだわりパン

『Lapin』のパンは、どれも北海道産の小麦100％の無添加です。「パンは生地が一番大事、そのため生地をしっかりと作っているからこそ、美味しいパンを出せる。」と野口さん。

そんな生地にこだわったパンの中で、一番売れているのは女性に人気のメロンパンです。外はサクサク、中はしっとりの“さくさくメロンパン（160円）”や、高級抹茶を使用した風味豊かな“抹茶メロンパン（170円）”。さらにメロンパンにチョコチップが入った“チョコチップメロンパン（180円）”など、メロンパンだけでも種類が豊富！全種類買いたくなってしまいそうですね。

さらに、朝一で仕込み、完成するまでに7時間かかるという“天然酵母パン・ド・ミー（450円）”も人気です。時間がかかるため、大量生産はできない貴重なパンです。見かけたら即買いをおすすめします！
その他にも、シャキシャキごぼうの食感がたまらない“きんぴらごぼうとチーズのおやき（190円）”や、天然バニラビーンズの風味豊かな “カスタードクリームパン（150円）“など、美味しさ満点のパンがリーズナブルな価格でお買い求めいただけます。
小麦にこだわっているため、やはりコストもかかってしまうそうですが「お客様に満足してもらいたい！」その一心で、北海道小麦100％のパンを自信を持って提供し続けています。

夜はオトナの雰囲気たっぷりのバータイム♪

夜になると、お店の雰囲気もガラリと変わります。昼にはパンが並んでいたカウンターに、お酒の瓶が登場し、大人のバータイムがスタートします。
野口さんは、フランスパンなどの固めのパンをつまみに、お酒を飲むのがお好きだそうです。そのため、こちらのお店でもお酒と一緒にパンをお出ししています。特に、おすすめは“クルミブドウパン”です。クリームチーズを付けながらいただくのが美味しく食べるコツで、お酒との相性も抜群なのだとか。今後は、お客様同士でもコミュニケーションが取れる、アットホームな雰囲気づくりに力を入れ、みんなで仲良くお酒を飲めるお店にしていきたいとのことです。

昼も夜も！変化を楽しんでもらえるお店に…

「お昼はパンを購入することができますし、夜はお酒を楽しむことができます。是非、昼も夜も気軽に来てください。1回入ったらアットホームな場所ということが分かっていただけると思います」と話す野口さん。
昼に来たお客様が夜に…夜にお酒を飲みに来たお客様がお昼に…そんな相乗効果があるお店作りを、より一層していきたいとのことです。2つの顔を持つ、ここ『Lapin』に是非皆さん足を運ばれてみてはいかがでしょうか。昼でも夜でも、そして両方でも。お店の変化を楽しんでみましょう！