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【愛知・名古屋】音楽と珈琲を愛する人に、『ブルース珈琲店』でのひとときを。生演奏を聴きながら楽しむブレンド珈琲は格別♪

 19世紀後半のアメリカで生まれたブルースは、あらゆる音楽のルーツとなった黒人音楽。哀しげなメロディーの中に、黒人たちの葛藤や未来への想いが込められています。

 そんなブルースの生演奏に耳を傾けながら、お酒や珈琲を楽しめるのが『ブルース珈琲店』。一押しは、浅煎りと深煎りの豆を絶妙にブレンドした珈琲や、ボリュームたっぷりのナポリタンです。朗らかなマスターとおしゃべりしながら、のんびりとくつろげる同店を取材してきました。

音楽と珈琲を愛するマスターが開いたお店

 マスターの渡辺さんは以前、有名な珈琲店で働いていました。長年飲食業界に携わり、“自分の好きなことができる場所を”との想いで独立開業を決意。2017年11月に『ブルース珈琲店』をオープンしました。
 近所のお客さまに限らず、幅広いお客さまと音楽を通してつながりたい。そんな考えから、ブルースと珈琲という2つの楽しみを提供することにしたそうです。

 もともとロックが好きだった渡辺さんは、ご自身で楽器を弾くこともありました。ロック好きが集うお店では、しばしば、ブルースのセッション(合奏)がおこなわれていたのだとか。 
 「セッションを見て、“なんだ、このカッコいい人たちは!?”と思ったね。こんな風に楽器を弾きたい、この人たちみたいになりたいってあこがれたのが、ブルースを好きになったきっかけかな。」

 ブルースとは、19世紀末ごろにアメリカ南部で生まれた音楽。不自由な生活を強いられていた黒人たちが、奴隷解放によって時間を手にし、労働や心の葛藤を歌にすることからはじまりました。
 その後、ジャズやポップス、ロックなどのあらゆる音楽が、ブルースから枝分かれして生まれたといわれています。

あらゆる年代が楽しく過ごせる部室のような場所

 「住宅が密集してたり、上がマンションだったりすると、苦情の心配もあるからね。ここは思い切り楽器を弾けるから、いいなって思ったよ。」
 名古屋じゅうを探してめぐりあったこちらの物件は、渡辺さんの自宅の近所でした。友人と力を合わせて、店内を改装したそうですよ。

 おしゃれな丸い窓には珈琲ポットやカップが飾られ、喫茶店らしさを演出しています。
 「音楽を目当てにうちに来る人は、演奏者が多いんだよ。近所のことを気にして、思い切り弾けなかったりするからさ。そういう場を提供するって意味で、僕も社会貢献をしてるのかもしれないね。」

 ギタースタンドは、クリスチャンの知人が教会で使わなくなったものを譲ってくれたのだとか。

 お店には4歳から70代まで、あらゆる年代のお客さまが訪れます。お酒や食事を楽しみに、珈琲を味わいに…と、目的はそれぞれ。楽器が弾けなくても、音楽に詳しくなくても、楽しく過ごすことができますよ。

 音楽を愛する人、珈琲が好きな人、お酒を飲みたい人、ただのんびりと過ごしたい人。『ブルース珈琲店』では、年代も職業もバラバラの人たちが思い思いに過ごしています。
 ゆったりと時間が流れる店内は、なんだか放課後の部室のよう。“家でくつろぐみたいに、リラックスして過ごしてほしい”と渡辺さんは話します。

“平均的なおいしさ”にこだわるブレンド珈琲

 同店では、浅煎りと深煎りの豆を独自のバランスで配合したブレンド珈琲が自慢です。
 豆の色は、焙煎時間が長くなるにつれ、小麦色から茶褐色、ダークブラウンと濃くなっていきます。浅煎りの段階では、酸味が強いながらもコクはしっかり。深煎りになると酸味が消え、大人好みの苦味が出てきます。

 「コーヒー豆も作物だから、畑によって味が変わるし、同じ木でも熟し具合で味が変わるんだ。だから同時に焙煎しても、安定した味にならないんだよ。」
 いつ飲んでもスタンダードにおいしい珈琲を、1種類の豆だけでつくるのは至難の業。平均的なおいしさを提供するために、豆をブレンドしているのです。

 「自分の中で100点満点中60点くらいのクオリティにすると、みんなが一番“おいしい”ってうなずいてくれるね。いやぁ、珈琲って難しいよ。」
 渡辺さんご自身は、しっかり深煎りにした豆が好みなのだとか。

 おすすめは、シナモンコーヒー。ほかのお店のシナモンコーヒーは、コーヒーを淹れてからシナモンパウダーをトッピングするので、粉っぽさが気になることもあります。
 『ブルース珈琲店』では、ドリップの段階でシナモンパウダーを入れます。フィルターを通すため珈琲が粉っぽくならず、シナモンの豊かな香りだけを残せるのです。

 アイス珈琲用のレトロな銅のカップには、珈琲の冷たさとおいしさを保つ役割があります。
 その秘密は、熱伝導率。銅のカップは熱伝導率が高く、アイス珈琲の冷たさがカップ全体に広がります。氷が溶けにくくなるため珈琲が薄まらず、最後までおいしく飲めるのが素敵なところ。グラスのように結露しないのもいいですね。

 なつかしのナポリタンは、昔の喫茶店のようにケチャップたっぷり。焼きそば、ピラフ、オムライスなど、お腹いっぱいになれるメニューが揃っていますよ。食事のみの利用もOKです。

日々、あたらしい挑戦の繰り返し

 渡辺さんはお店をやっていく上で、利益よりも“楽しさ”を大切にしています。自分がブレンドした珈琲を飲んだお客さまが、「これ、おいしいね」と豆を買ってくださると、とてもうれしくなるのだとか。音楽を通してお客さま同士が仲良くなる姿を見るのも、マスター冥利に尽きると話します。

 「飲食店をやるっていうのは大義名分にすぎなくて、僕はお客さんたちと笑って過ごしたいだけなんだよね。演奏もできるし、歌もうたえるし、お酒も飲めるし。業態が具体的じゃないところ…お客さんが自分で遊び方を見つけられる自由さが、うちのいいところだと思うよ。」
 音楽や珈琲、お酒以外にも、これから楽しい提案をしていけたら…と意気込みを聞かせてくださいました。

 『ブルース珈琲店』は、ミュージシャンも珈琲好きの方も、ちょっと息抜きしたい方も大歓迎。赤い扉の向こうには、心に響く音楽やこだわりの一杯が待っていますよ。

店舗名 ブルース珈琲店
住所 愛知県名古屋市中川区松葉町2-28 サンフタミ小林ビル2F
電話番号 090-2923-4465
アクセス 近鉄名古屋線烏森駅から徒歩5分
営業時間 平日19:00~23:00/土日18:00~23:00
定休日 月曜日
ホームページ https://bluescoffeeten.shopinfo.jp/
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