※閉店※【沖縄・金武町】居酒屋『金武の花』とゲストハウス『海やから』。オリオンビール片手にローカルな沖縄を満喫!
取材に訪れたのは、沖縄本島のほぼ真ん中に位置する金武町(きんちょう)。沖縄の名物グルメ・タコライス発祥の地といわれる街です。
そんな金武町の東海岸をのぞむ場所に、2018年7月、居酒屋『金武の花』がオープンしました。隣のゲストハウスの宿泊客をはじめ、地元民も多く訪れる憩いの居酒屋です。
お店の魅力は、方言が飛びかう空間でローカルな沖縄を感じられること。定番おつまみから創作メニュー、沖縄の郷土料理まで、多彩な逸品をリーズナブルに味わえます。
ゲストハウスの敷地内にある憩いの居酒屋
2,000円というリーズナブルな料金で泊まれるゲストハウス『海やから』は、観光、スポーツ合宿、社内研修など、いろいろなシーンで利用されてきました。
そんな中、宿泊客から「この辺りにはご飯を食べるところがない」という声が。それを受けて2018年7月にオープンしたのが、居酒屋『金武の花』です。
同店では、料理人を雇っていません。オーナー・神里さんがご自身で厨房に立ち、お客さまに料理をふるまいます。
「料理は、家でやるくらいでしたね。居酒屋で働いた経験もまったくないから、ぜんぶ独学なんですよ。もう、毎日泣きそうです(笑)。」と、神里さん。
東海岸ならではのローカル感がたまらない
レトロな雰囲気がただよう木造の外観と、赤ちょうちん。『金武の花』は、どこか懐かしい店がまえで、訪れる人を迎えてくれます。
店内には、沖縄らしさ満点の空間が広がります。鮮やかな琉球紅型ののれん、味わいのあるカヤのすだれ。壁には、さりげなく三線が飾られています。以前は座敷席でしたが、テーブル席にリニューアルしたのだとか。
お客さまは、ゲストハウスの宿泊客と地元の人が半々くらい。外国人のお客さまには、アジア圏の方が多いそうです。
「沖縄の人、県外の人、外国の人といろんなお客さまがいるけど、距離が近いのがうちのいいところですね。地元民も多いから、ローカルな沖縄を教えてあげられるんですよ。チェーン店みたいにバタバタしない、のんびりした雰囲気も楽しんでもらえればと思います。」
リゾート地である西海岸に対し、『金武の花』がある東海岸はローカルなエリア。観光に来ているのに地元感が味わえる、のどかな場所です。
ゲストハウス自体が市街地から離れているため、最初はお客さまを呼び込むのに苦労したのだとか。
「宿泊してる方や、町民の方は来てくれるんですけどね。街ナカから歩いてこられる距離じゃないから、タクシーとか代行を使ってもらわないといけなくて。」
ビールをどこよりも安く提供しているのは、わざわざ足を運んでくれるお客さまへの還元の気持ち。『金武の花』では、なんと“オリオンサザンスター”が100円で飲めてしまいます!
自慢の逸品と地酒を囲んで、おいしい時間を
同店が目指すのは、いつでも気軽に来られるリーズナブルなお店。定番おつまみからオリジナリティあふれる創作料理、沖縄の郷土料理まで、多彩なメニューでお客さまをもてなします。
おすすめナンバー1は、こちらのチーズタッカルビです。あつあつの鉄板には、甘辛いコチュジャンで炒めた鶏肉と野菜がたっぷり。とろとろのチーズに絡めて食べれば、ほっぺが落ちる至福のおいしさが楽しめます。
チーズタッカルビに次ぐおすすめメニューは、サックサクの鶏のからあげです。そのままでもおいしいけれど、『金武の花』オリジナルのタレで食べればさらに絶品。定番だけれどつい頼んでしまう、老若男女に愛される逸品です。
「お客さまの要望には、できる範囲でお応えします。お刺身はメニューにはないけど、予約のときに“この日にお刺身を置いてほしい”と言っていただければ用意できますよ。」と、神里さん。チェーン店にはない柔軟な対応力で、沖縄旅行の思い出づくりを応援します。
お店の名物“クリスピーポークレッグ”は、食べごたえ抜群です。こちらは、豚の足をまるごと一本揚げた、インパクト大のひと品。自家製ソースで食べる“グルクンから揚げ”など、沖縄の山海の幸を使った料理も揃います。
沖縄で飲むなら、外せないのが泡盛。同店では、読谷村の“残波”、宮古島の“菊之露”など、杜氏の折り紙つきの泡盛をラインナップ。料理との組み合わせを楽しんでくださいね。
飲み放題+食事のプランは、4名から利用できます。2時間と3時間のコースがあり、料金はそれぞれひとりあたり2,500円と3,000円です。
食事はチーズタッカルビやからあげのほか、“軟骨ソーキのとろとろ煮”、“特製わさび枝豆”など全13種類。好きなメニューを6品選んでくださいね。
「飲み放題だけのプランだと、ひとりあたり2時間1,500円、3時間2,000円でご案内してます。お店としては、これから貸切営業にも力を入れていきたいですね。この間は、地元の人たちだったかな?25名で貸切にされた団体さんがいましたよ。」
『金武の花』でおいしいひと時を
最後に、開店ポータルをご覧の方に向けて、神里さんにひとことメッセージをいただきました。
「ローカルな金武町を味わいたい方は、ぜひ来てください!いつでもお待ちしています!」
県境や国境を越えたふれあいと、おいしいひとときが待っている『金武の花』。徒歩1分でビーチに行けるので、酔い覚ましに海辺へお散歩するのもおすすめですよ!
店舗名 | 金武の花 |
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住所 | 沖縄県国頭郡金武町字金武8119-1 |
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電話番号 | 080-6497-1070 |
アクセス | 沖縄県路線バス 渡慶頭バス停留所から徒歩3分 |
営業時間 | 18:00~24:00 |
定休日 | 月曜日 |
ホームページ | https://www.umiyakara-okinawa.com/izakaya/ |
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