※閉業※　【沖縄・泡瀬】授乳室・オムツ台完備！子どもの笑顔があふれるおしゃれなダイニングバー『Kitchen Joyn』

※現在は閉業しています（2020年4月）

沖縄市・泡瀬に2018年3月12日、ママにうれしいダイニングバー『Kitchen Joyn（キッチン・ジョイン）』がオープンしました。
おいしいお酒や料理をいただけることはもちろんですが、最大のアピールポイントは授乳室とオムツ台のある個室があること。
生後1～2ヶ月の赤ちゃんからお年寄りまで、さまざまな層のお客さま同士が繋がれる空間です。

いつも笑顔の気さくなオーナー・伊禮（いれい）さんに、同店の魅力をたっぷり語っていただきました。

若きオーナー・伊禮（いれい）さん

伊禮さんは18歳の時に飲食の道に入り、バーやカフェで料理の腕を磨いてきました。その中でも特に思い出深いのは20歳から24歳のころに修業したフレンチカフェでの経験です。なんとそこでは、レシピはすべてフランス語。指導も厳しく、伊禮さんはただがむしゃらに食らいついていくのに必死だったそうです。時にはフライパンを投げつけられることもあったという厳しい世界で習得した技術は、今もなお伊禮さんの基礎として息づいているのだとか。

そんな苦しい経験を乗り越えた伊禮さんにとって、その後の独立開業にまつわるすべては、苦労ではなく楽しかったこととして昇華されているのだそうです

「どうしてもつらい時は飲んで眠って忘れてしまいますね！」とにこやかに話す伊禮さん。いつも明るく笑顔を振りまいているのには、こんな背景があったのですね。

授乳室とオムツ台完備！ママと赤ちゃんへのサービスに特化したダイニング

『Kitchen Joyn』の最大のアピールポイントは、授乳室とオムツ台を備えた個室が完備されていること。食事をするための個室ではなく、赤ちゃんのお世話をするためのお部屋です。

このアイデアは伊禮さんの奥さまのアイデア。以前は子どもに興味がなかった伊禮さんも、結婚を機に子どもを意識するようになり、次第に子連れのお客さまへのサービスについても考えるようになったのだとか。
お店では、女性スタッフがしばしば赤ちゃんのお世話のお手伝いをする光景も見られます。

何かと引きこもりがちになってしまうママたちですが、お店ではママ同士、子ども同士が仲良く繋がれる場所になっているようです。

ラム肉のローストやマグロの生ハムが人気

『Kitchen Joyn』の看板メニューは“ラム肉のロースト”。臭みがなく柔らかくておいしいラム肉をローストしたこちらは、リピート率の高い必食メニューです。季節の野菜が添えられていて、見た目も鮮やか。これは気になりますね。

そして、同店ならではの一品も。それが伊禮さんの思い付きから生まれた“マグロの生ハム”です。マグロなの？ハムなの？と、やや疑問が湧くネーミング。最初は漁師の方が「余ったから。」とおすそ分けしてくれたマグロを、生ハム風に加工しようと思いついたことがきっかけだったそう。マグロを塩とグラニュー糖で脱水し、身が締まった状態で燻製にしています。味わいはマグロですが、スモークの香りがふわっと薫って、お酒のおつまみにも最高です。

ランチの人気メニューはハンバーグ。なんと新聞に掲載されるほどの名物料理なのだとか。ぜひチェックしてみてくださいね。
このほかキッズにうれしいお子さまランチもあるので、家族そろって楽しめます。

楽しい（Joy）＋つながる（Join）＝Joyn

このちょっと変わった店名は、楽しいという意味の“Joy”と、繋がるという意味の“Join”を合わせた造語なのだそうです。お店を通してママ同士がつながり、お子さま同士が仲良くなる。こうして人と人のつながりが広がっていくことを願い、名づけたのだと教えてくれました。

「お酒とお料理を提供していますが、一番提供したいのはお客さま同士がつながる空間です。ぜひ楽しみにいらしてください。」と、伊禮さんは語ります。外出するのがおっくうになりがちなママさんに寄り添ってくれるお店が『Kitchen Joyn』です。

もちろん、おひとりさまやカップル、お友達同士での利用も大歓迎。近くに訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。