【愛知・名古屋】『USED LIKE NEW BEER』クラフトビールを“日常”に！

　“日々のお酒タイムの選択肢にクラフトビールを！”の想いで2018年３月にオープンした『USED LIKE NEW BEER（ユーズドライクニュービア）』。こちらのお店では、国内外のブルワリーが手作りしている個性的なクラフトビールを販売しています。カウンターやテーブルも用意されていて、お好きな銘柄を店内でいただくのもOKです。
　クラフトビールに次いで大人気なのが、サンドイッチ。野菜たっぷりで、その断面図はアートのような美しさです。話題騒然の同店の人気の秘訣に迫りました。

クラフトビールの販売店

　『USED LIKE NEW BEER』は、名古屋駅から徒歩13分、亀島駅から徒歩８分の場所にお店を構えています。こちらは、名古屋市内で2014年に開店したハンバーガーとビールのお店『BRICK LANE』の姉妹店です。両店のオーナーの森田さんは“クラフトビールをもっと身近に、家でも楽しんでほしい”と、ビールの販売店として『USED LIKE NEW BEER』をオープンさせました。

　店名の“used like new”とは、英語で新古品との意味。建てられてから年代が経っているこの物件をオーナーご自身の手でリノベーションしたのが由来になったそうです。お店ではビールを購入できるほか、飲食スペースも設けられていて店内でビールやサンドイッチをいただくこともできますよ。

国内外の個性豊かなビール

　扱っているのは、国内外のクラフトビールです。近年注目を集めているクラフトビールとは、小規模のビール醸造所が“手作り”しているビールで、作り手によって香りや味わいが多種多様であるのが特徴です。
　豊富な銘柄の中でも注目は、同店が直接契約しているアメリカのブルワリーが手がけるビールです。日本国内ではここでしか買えない、とても貴重なもの。その一つがKINGS BREWING CO.のクラフトビールです。２人の兄弟によって2015年に設立されたKINGS BREWINGでは、常に新しい味わいを求めてビールの研究に余念がありません。そんなブルワリーのビールを、お店では缶や樽詰めしたフレッシュな状態で空輸しています。アプリコットとバニラビーンズの爽やかな甘い香りと滑らかな舌触りが癖になる“Apricot Smoothie（473ml 1,300円）”や、３種類のホップを使用しジューシーな苦味を生み出した“80-40 DDH Hazy IPA（473ml 1,300円）”など、その時々のおすすめを仕入れています。

　このほか、伊豆の“反射炉ビヤ”、木更津の“SONGBIRD BEER”、大阪の“Derailleur Brew”…国内のクラフトビールも充実しています。どのビールも味わいや香りはもちろん、ネーミングやラベルにまで個性が滲み出ており、どれを飲もうか選んでいる時間さえ楽しくなりますね。
　これらのビールは全て持ち帰りが可能です。買って帰る場合には値段が表示から100円引きになるそうです。

人気のサンドイッチにも注目

　ビールのほかにも、名物となっているのが“サンドイッチ”です。日替わりで４種類前後のサンドイッチが登場します。どのメニューも野菜がたっぷり入っていて、片手で持つのが難しいほどの分厚さが売り。特に一押しは、季節に応じて10種類の野菜を入れたボリューム満点の“10種のベジタブルサンド”です。レタスの緑にトマトの赤、ニンジン、紫キャベツなど、色とりどりの野菜たちにうっとりしてしまいますよ。
　定番のBLT（ベーコン・レタス・トマト）やコロッケサンド、ツナサンドも、同店の手にかかれば一風変わったお洒落サンドに早変わり。
また、女性から厚い支持を受けているフルーツサンドも売れ筋です。こちらもチェックしてみてくださいね。

“クラフトビールをより身近に”

　「仕事帰りに缶ビールを買って帰る方もいらっしゃると思いますが、その選択肢の一つにクラフトビールが加わったら嬉しいです。もっといろんな方にクラフトビールを身近に感じていただけるよう、今後も頑張っていきたいですね。」と森田オーナー。

　２階建ての同店、１階のカウンターでは立ち飲みスタイルで楽しめます。２階にはテーブル席が６席ほどあり、ゆったりと過ごすのにぴったりです。ランチタイムにはサンドイッチとソフトドリンクをセットで、仕事帰りには一杯嗜みつつお土産にビールを買う…シーンに合わせて利用できるお店です。みなさんも、個性豊かなクラフトビールと野菜たっぷりのサンドイッチを買いに『USED LIKE NEW BEER』を訪れてみてはいかがでしょうか。