【東京・野方】『お好み焼 ぱある』イチ押しの広島焼は昔懐かしの本格的な味わいが自慢！

　野方本町通商店会に、40年ほど前からある『お好み焼 ぱある』。レトロな雰囲気漂うこちらでは、本格的な広島焼や関西焼、タコ焼、もんじゃ焼など、さまざまな鉄板焼料理を提供しています。
　セルフで焼くスタイルのため、食べる時だけでなく作る時間も楽しめると評判。若い世代からご年配の方まで、幅広い世代に支持されている人気店です。

両親の想いを引き継いで

　もともと『お好み焼 ぱある』は、店長・中野さんのご両親が始めたお店です。お母さまが広島出身だったことから、広島焼を食べられるお店を作りたいとの想いでオープンされたそう。しばらく手伝いをしたのち、18年前に中野さんが引き継ぎました。
　その際にいくつかメニューを増やしてはいますが、味は一切変えていません。長年営業を続けてきた両親の想いを胸に、現在はスタッフと力をあわせてお店を盛り上げています。

つい長居したくなる落ち着いた空間

　こぢんまりとした店内には、昔ながらの雰囲気が漂っています。来店されるお客さまはさまざまで、平日は比較的若い世代が中心、休日は子どもからご年配の方まで幅広くいらっしゃるそうです。
　そのため、テーブル席だけでなく座敷席も用意しています。これなら、小さなお子さまを連れての来店でも安心ですよね。おもちゃや漫画も置いてあるので、退屈させずに過ごせます。

広島焼は昔懐かしの味わい

　オープンのきっかけにもなっている広島焼は、同店イチ押しのメニュー。基本的にはセルフで焼くスタイルですが、これは完成したものを提供しています。

　一般的に広島焼と聞くと、焼そばが入ったものをイメージする方が多いかもしれません。しかし本場の広島では、うどんを入れることもよくあるのだとか。そばよりも食べ応えがあって、よりボリューミーになります。
　どちらを入れるか選べるため、ぜひうどんも試してみてください。ここまで本格的なのはなかなかないと、広島出身の方からとても喜ばれているそうですよ。

豊富な鉄板焼メニュー

　関西焼は、ブタ玉やイカ玉といった定番のものから、ブタ・カレー玉や牛スジ・ねぎ玉、カキ玉などまでさまざま。具材がたっぷりのモダン焼やミックス玉もおすすめです。すべて生地に山芋を混ぜ込んでいるため、ふんわりとした食感となっています。ボリュームはありますが、ぺろっと食べられますよ。

　さらに、同店ではタコ焼もセルフで楽しめます。以前はメニューにありませんでしたが、オリジナルタコ焼器の導入を機に始めたところ、思いのほか好反応。焼き方のコツを教えてもらえるので、初心者の方でも安心です。

　そのほか、もんじゃ焼や焼そば、焼うどんに加えて、ねぎ串やジャガバターなどの一品メニューやご飯ものも揃っています。どれもリーズナブルでおいしそうなものばかり。なにを注文しようか迷ってしまいますね。

自宅でゆっくり楽しむのも良し

　テイクアウトにも対応しているため、自宅でもお店の味を楽しめます。サイズと価格が通常の半分のため、一枚は食べきれないという方やお土産用にもちょうど良く、屋台感覚で気軽に買えます。お店は混雑してなかなか入れないこともあるので、時間に余裕がない方はサクッとテイクアウトするのも一つの手です。　

　また、注文してから焼いてもらうこともできます。熱々を楽しめますが、その際は通常のサイズと価格になるので注意してください。電話予約しておけば待ち時間もほとんどなく、スムーズに受け取れます。

お客さまに喜んでもらうことが一番

　「両親の味を守りながら、今後も変わらずに営業を続けていけたらと思います。来店されたお客さまに、楽しかった、おいしかった、と思ってもらうことが目標だとスタッフにも言っているので、その目標を達成できるお店づくりをしていきたいです。」

　約40年にもわたり、変わらないおいしさを提供している『お好み焼 ぱある』。昔ながらの味わいと雰囲気を楽しみに、一度訪れてみてはいかがでしょうか。きっと楽しい食事の時間を過ごせますよ。