【北海道・札幌】地域の食卓とコミュニティを支える場に!『居酒屋ゴン汰』はご飯が美味しい!
札幌市・地下鉄ひばりが丘駅から徒歩3分のところに、2017年6月1日小さな居酒屋がオープンしました。ご飯メニューがとにかく安くて美味しい『居酒屋ゴン汰』です。今回は、店長の廣瀬さんにお話を伺いました。カウンター席のみの小さなお店ですが、人と人の距離がぐっと縮まるあたたかい雰囲気の居酒屋です。
幼馴染みとの友情から生まれた居酒屋
店長の廣瀬さんはレストランで10年以上勤めてこられたベテランの料理人。しかも調理師学校を出たわけではなく、厨房で働きながら資格を取ったという苦労人です。幼い頃から“いつか店をやりたい”という気持ちが強く、子供の頃の夢は“ラーメン屋さん”だったそうです。
そんな廣瀬さんに「一緒に店をやらないか」と声をかけたのは廣瀬さんの幼馴染みでした。現在この店のオーナーとなっている方です。今から一年ほど前、その誘いと、廣瀬さんの仕事探しのタイミングが合致し、『居酒屋ゴン汰』はオープンしました。準備にはゆっくり時間をかけたそうです。
さて、気になる店名の『ゴン汰』の由来ですが、これは同店のオーナーのお子様のニックネームなのだそうです。可愛いニックネームですね。
現在『居酒屋ゴン汰』は廣瀬さん一人で切り盛りしていて、オーナーはまた違った仕事をしています。同店で使用される野菜は、オーナーが持っている畑のもので、仕入などでもサポートをしてくれているのだそう。幼馴染み同士だからこその阿吽の呼吸があるのでしょうね。
カウンターだけの小さなお店
この店舗は元居酒屋の店舗を居抜きで使用しています。席数は10席、カウンターのみの小さな居酒屋です。しかしこの小ささ、狭さがお客様と廣瀬さんとの距離を縮めてくれるのです。お客様同士も自然と距離が近くなり、いつの間にか仲良くなっているなんてことも。ご近所さん、サラリーマン、90歳のお年寄りまでが訪れる、地域の重要なコミュニティとなっているようです。
今までレストランの厨房でお客様の顔が分からない状態で料理を作り続けてきた廣瀬さん。そんな廣瀬さんにとって、リアルタイムの美味しそうな顔、楽しそうな会話が聞こえるのは新鮮でかけがえのない時間だそうです。
中華料理が美味しい居酒屋
『居酒屋ゴン汰』は居酒屋には珍しく中華料理が得意なお店。しかもレストラン仕込みの本格中華なので、居酒屋の枠に収まらないレベルの高い料理が味わえます。おすすめは“チャーハン”。お酒のアテというよりはしっかりしたご飯ものに定評があります。飲まずにご飯を食べに来る方も多いのだとか。
“手作り羽根つき餃子”は見事な真ん丸の羽根が広がっています。この羽根をぱりぱり割っていただく餃子は何と美味しいことでしょう。こんなに本格的なのに価格はワンコイン以下というのですから驚きです!
“エビのチリソース煮”はさすが中華の料理人というクオリティ。しかしこれもワンコインというお手軽さ。上質なお料理を居酒屋価格で味わえるのが『居酒屋ゴン汰』の強みです。
オーナー直営の畑で採れた安心・安全な野菜は、南幌や江別から運ばれてくるそうです。季節に応じて採れる野菜が変わるので、日替わりメニューは旬の野菜をふんだんに使った、彩り豊かなメニューとなっています。
なんとお任せメニュー、リクエストメニューにも対応してくれるとのこと。是非常連になって特別メニューをお願いしてみてください。
テイクアウト・お弁当にも対応!地域に愛されるお店
同店はテイクアウトにも対応しています。ご近所の奥様が晩御飯のおかずによくテイクアウトしていくようです。さらには予約をすれば、お昼にはお弁当を作ってくれるとのこと。オードブルも一つひとつ廣瀬さんの手作なのだとか。痒い所に手が届く廣瀬さんのサービス精神。今では地域になくてはならないお店になっています。
「店の前に立っていたら手を振ってもらえるくらい、地元に馴染みたいですね。安くて美味しくて楽しいお店です。気軽に立ち寄ってください。」と廣瀬さん。今でも地域のコミュニティの拠点となりつつある居酒屋ですが、まだ店は始まったばかり。もっと沢山の常連がついて、地元に愛されるお店になるといいですね。
小さなお店なので、すぐにお客様でいっぱいになってしまいますが、17:00~19:00頃は、比較的空いているとのこと。是非『居酒屋ゴン汰』で、自慢の料理を味わってみてください。
店舗名 | 居酒屋ゴン汰 |
---|---|
住所 | 北海道札幌市厚別区厚別南2-2-3 |
|
|
電話番号 | 090-5220-9090 |
営業時間 | 17:00~22:30 |
定休日 | 日・祝 |
ホームページ | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010302/1055836/ |