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  • 【徹底解説】飲食店のM&Aとは?居抜きとの違い、事例、売却方法、メリット、進め方をまとめて紹介!
    近年、大手チェーン店だけでなく、中小規模の個人店舗でも飲食店のM&Aが注目されています。 本記事では、なぜ飲食業界でM&Aが注目されているのかについてご紹介します。また、飲食店を売却・買収するにあたって、メリットやデメリットから、事例や具体的な流れまで詳しく解説します。 飲食店のM&Aが注目を集めている理由 買い手が多く、値段が付きやすい コロナが落ち着いてきた現在、コロナ禍の中でも成長できた飲食店や、飲食業界に新規参入したい事業者の出店意欲が高まっています。 事実、2021年の飲食店新設法人数では、過去最多の7,810件を記録しました。 参考:東京商工リサーチ「2021年の新設法人数、苦境の飲食店が過去最多の不思議」  また、一般社団法人日本フードサービス協会の「外食産業市場動向調査」によると、2022年10月の業界全体の売上は前年同月比で114.8%を記録しました。コロナ禍前にあたる2019年対比でも105.5%を記録し、初めてコロナ禍前の売上水準を上回りました。 参考:一般社団法人日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査2022年10月度 結果報告 」よりキャプチャ コロナ禍からの回復の兆しが見えてきた現在、上記データからも分かるように、飲食店の出店意欲は増加傾向にあります。これに伴い、飲食店の売却金額にも値段が付きやすい傾向にあります。飲食店の出店意欲が高まっている今が売り時かもしれません。 まずは売却益を得てから次の事業に専念したい人が増加 M&Aを実施する売り手側の目的として、売却益の獲得も挙げられます。大企業のように株式を売却する場が無くても、M&Aであれば株式譲渡や事業譲渡等で現金を得ることができます。 また、起業してからは資金繰りの安定が重要になります。そこで、売却益で自己資金を十分に用意することで、事業の継続や成功に繋げることができます。特にコロナ禍以降、手元資金を確保したうえで、手堅く次の事業に専念したい人が増加しております。 飲食店の売却・譲渡のメリット ここでは、実際に飲食店を売却・譲渡する際のメリットを解説していきます。 売却益や譲渡益を獲得できる まず、飲食店を売却・譲渡するときのメリットは、売却益や譲渡益を獲得できるところにあります。 M&Aでは、土地や設備だけでなく、従業員やノウハウまで引き継ぐことができるため、店舗の価値が高く評価されればそれだけ売却益を享受することができます。 売却益を利用し、譲渡後新たな事業を始めたり、借入金の完済にあてるなど、金銭面で様々なメリットが想定されます。 ブランドや従業員を維持できる M&Aであれば、土地や設備だけでなく、ブランドや従業員も引き継ぐことが可能です。 廃業を選択すると、これまで築き上げたブランドを失うだけでなく、従業員を路頭に迷わせてしまう可能性もあります。 そこで事業を丸ごと承継することで、歴史やブランドを途絶えさせることなく、従業員の雇用も守ることができます。 飲食店のM&Aは居抜きに比べて評価項目が多い 飲食店を撤退する際には「居抜き」により売却する方法もあります。しかし、居抜きはM&Aに比べ評価項目が少なく売却金額が低くなることが多いです。 以下がM&Aと居抜きの評価項目の違いです。M&Aでは売上、口コミ、歴史、シェフや従業員の引継ぎなど様々な軸で評価されます。それに比べ居抜きは立地や店舗・設備の状況のみ評価されます。 「飲食店M&Aの相談に乗ってほしい」 >>開店ポータルM&Aに無料相談する<< 飲食店の買収のメリット ブランド(のれん)・設備・従業員を引継ぐことができる 既にブランドがある飲食店を買い取ることで、固定客の来店が見込め、ターゲットやエリア選定に時間をかけずに営業を開始することができます。また、設備や什器も揃っているため開業資金を抑えることができます。譲受時の契約次第にはなりますが、そのままシェフやスタッフを引き継ぐことで、人手不足が解消できるだけでなく、現場教育の工数も減らすことができます。 店舗拡大を考えている場合も、M&Aであればスムーズに次の店舗を開店することができます。 好条件の立地を獲得できる 好条件の立地は中々空かないことが多いです。そのため、M&Aを行うことで出店希望エリアで出店できることには大きなメリットがあります。 収益の引継ぎもできる M&Aでは売却会社の資産も引き継ぐため、しっかりと収益が出ている会社や店舗であれば、その資産も譲受けることができます。 飲食店のM&Aは居抜きに比べて譲受範囲が広い 先に述べた、M&Aの評価範囲が広いことからも分かるように、M&Aでは居抜きに比べて譲受の範囲が広いです。そのためM&Aであれば、すぐに事業を開始することが可能です。また、獲得の難しい好立地を獲得できる可能性があることもM&Aのメリットです。 飲食店のM&A事例 「吉野家」株式会社吉野家ホールディングス 株式会社吉野家ホールディングスは、牛丼以外の業態への拡大を目的とし、2006年には「はなまるうどん」を完全子会社化し、2016年には人気ラーメン店を運営する「株式会社せたがや」との資本提携を行いました。 また、2023年2月期から2025年2月期までの3年間でM&Aに100億円を投じる計画であることを公表しています。 居酒屋6店舗を経営する株式会社静岡喜八郎の売却事例 静岡県西部で、居酒屋3店舗、鶏料理酒場3店舗の計6店舗を展開していた、株式会社静岡喜八郎は創業から26年が経ち、事業承継によるイグジットを模索していました。この6店舗を、個室居酒屋「てんくう」10店などを展開する株式会社こころが買収しました。株式会社こころは、同社のシステムを導入することで、作業効率化とコスト改善を測り、更なる成長に繋げることができました。 株式会社越後屋の店舗売却事例 2015年に立ち食いそばのヒットモデル「蕎麦 冷麦 嵯峨谷」7店を、株式会社フォーユーに売却し、2017年には株式会社越後谷の全株式を株式会社J-STARに売却しました。 M&Aの目的は、スピーディーな店舗展開にあり、「和食×ファミリーレストラン」の構想実現に向け、事業パートナーとしてファンドに売却をしました。 飲食店のM&Aの評価ポイント 飲食店を売却もしくは買収する際に最も気になるのが、売買の金額相場ではないでしょうか。結論、譲渡形式や売買時の条件等で大きく変わってくるため、一概に「この金額だ」と言い切ることは難しいです。 しかし、飲食店のM&Aの場合、「企業(店舗)価値」+「飲食店特有の評価項目」でおおよそどの位の価値が付くかを査定することが可能です。 「企業(店舗)価値」では、年売法をもとに算出することが多いです。年売法とは、企業の時価純資産に営業利益の複数年分を加算して計算する、企業価値評価の一つです。飲食店の場合、企業価値=時価純資産+営業権(営業利益×2〜4年)で計算されることが多いです。 「飲食店特有の項目」では、「店舗・内装・設備の状況」「立地」「メニュー」「仕入れ先」「シェフ・スタッフ」「ブランド・歴史」「口コミ・SNS」「固定客数」「ビジネス的将来性」が挙げられます。飲食店のM&Aは通常のM&Aよりも評価される項目が多く、譲渡範囲の広さや、それぞれの評価が高いほど値段が付きやすいです。また、譲受側も譲渡範囲が広いほど初期投資も少なく、コストを抑えて拡大や市場への参入ができます。 ここまでで紹介した評価軸は、飲食店の全業態で共通のものになります。しかし実際には、業態によって特に注意するポイントがあり、そこを満たすことも非常に重要です。そこでここでは、居酒屋・喫茶店・食堂を例に業態特有の注意すべきポイントを紹介します。また、想定ケースをもとに、どの位の売却価格になるかも併せて紹介します。 居酒屋の場合 居酒屋の場合は、「契約内容の確認」「コスト構造の確認」「売上・現金管理方法の報告」「食品衛生管理への取り組み」の4点が重要になってきます。 買い手としては、引継ぎ後に同じ収益構造で営業できるかが重要になるため、契約内容(仕入れ価格の取り決め等)やコスト構造(食材原価、人件費、家賃)の確認をし、まとめて報告することが重要です。具体的に買収後をイメージしてもらえることで、取引がスムーズに進みやすくなります。 個人や中小零細企業では、租税回避行為などをしている場合もあるため、売上の管理に問題が無いことを報告することが重要です。また、複数店舗展開している飲食店では、現金の持ち出しといったトラブルも稀に見られるため、現金管理方法の報告も必要です。 過去に食中毒などのトラブルが無かったかの確認も非常に重要になってきます。特に食中毒は経営上の重大リスクになるため、食品衛生上の管理を徹底していることの報告も、買い手に安心感を持っていただくことができます。 都内に複数店舗展開する居酒屋の売却想定ケース   年間売上高 5億円 売却価格 1億5000万円 引継ぎ対象 土地、ブランド、建物、設備、スタッフ、利益、レシピ 評価ポイント 複数店舗経営しており、営業利益も安定 収益構造もクリアになっていたためスムーズに売却成功 カフェ・喫茶店の場合 カフェや喫茶店では、店舗の雰囲気や店内内装などが重要項目に入りやすいです。それに加え、テーブルや椅子といった備品から、厨房設備の状況も重要になってきます。状態が良く、買い手がすぐに営業を開始できる場合は値が付きやすくなります。また、近年では特にSNSでの評価が高い場合も、店舗の価値が高く評価される傾向があります。   都内に1店舗営業するカフェの売却想定ケース 年間売上高 5000万円 売却価格 1000万円 引継ぎ対象 土地、ブランド、建物、設備 評価ポイント 店舗内装や設備が新しく、SNSでの評価が高かった点 食堂の場合 食堂では、 レシピの引継ぎや固定客が多くいる場合、評価されやすくなります。「味の引継ぎ」を行う際に、レシピを残すことは当然のことながら、調理風景を映像に残すことで、より再現性を上げることもできます。また、ビジネス街などで固定客が多い場合なども、買い手が収益を見込み安くなるため、値段が付きやすくなります。   歴史が40年ある食堂の場合 年間売上高 2000万円 売却価格 3000万円 引継ぎ対象 土地、建物、設備、レシピ、のれん 評価ポイント 立地が良く、歴史もあり固定客が多くいた点 「飲食店M&Aの相談に乗ってほしい」 >>開店ポータルM&Aに無料相談する<< M&Aの進め方や注意点 「飲食店のM&Aで、売却や買収するメリットは分かったけど、具体的に何をすればいいの?」 このようにご不安な方もご安心ください。M&Aの基本ステップは、「相談」「準備」「交渉」「最終契約」の4つからなり、ここでは、M&Aの進め方や注意点をわかりやすく解説します! Step1.「相談」 まず「相談」では、M&Aによる売却・譲渡、もしくは、M&Aによる買収を検討されているオーナー経営者様と、M&A仲介会社とで面談を行います。 売り手は、M&Aによる売却の概要把握や、査定結果をもとにどのように売却していくかを仲介人と一緒に考えます。 買い手は、M&Aによる買収の目的や希望条件を明確にし、条件に合う案件の方向性を定めます。 Step2.「準備」 「準備」では、買い手・売り手ともに、秘密保持契約・アドバイザリー契約の締結や自社資料の提出をします。 秘密保持契約とは、自社がもつ情報を、受け手である他社が外部に漏洩したり、不当に利用しないように契約を結ぶことです。 仮に情報が漏れてしまうと、従業員が退職したり、株価や評価が下がることで売却益が想定よりも少なくなってしまう事態になりかねません。そのため、M&Aを進めるに際し、秘密保持契約を締結することは非常に重要になってきます。 アドバイザリー契約とは、一般的に外部の専門家から、業務において専門的な知識に基づいたサポートを受けるために締結する、業務委託契約のことを指します。M&Aにおいては、M&Aの実行に向けて、M&A専門会社と売り手や買い手との間で契約が結ばれます。 アドバイザリー契約を結んだ後に、自社の情報や資料をアドバイザーに提出します。アドバイザーは、その情報をもとにM&A先を選定します。 Step3.交渉 ノンネームシート(会社が特定されるような具体的な情報を記載せず、地域・事業内容・売り上げ規模等の概要が匿名でまとめられたもの)や案件概要書をもとに、相手企業からM&A仲介業者へ興味を示す連絡が来たら、経営者同士のトップ面談を行います。 トップ面談はあくまでも交流の場として設けられます。交渉等はせずに、お互いの顔合わせや、相性の確認を行います。 一度もしくは複数回のトップ面談をした後、M&Aを行いたい場合、買い手から売り手へ意向表明書の提示を行います。意向表明書は仲介役であるアドバイザーに提出します。 トップ面談や条件交渉を経て、双方がM&Aの実施に合意した場合、基本合意書を締結します。 基本合意書では、M&Aスキームや売却予定金額、売却予定日、デューデリジェンス(譲渡企業のリスク等の調査)の進め方、独占交渉権の確認などを行います。なお、基本合意書に記載の内容のほとんどは法的拘束力を持ちません。 Step4.最終契約 基本合意締結後、買い手が譲受企業に対してデューデリジェンスを行います。デューデリジェンスは、基本的に事務・財務・法務・税務の4項目に対して行います。調査結果によっては、売買価格について反論や交渉を行い、売却価格の調整といった最終条件を決めます。 最終条件をもとに、最終契約書を締結します。こちらは、基本合意書とは異なり法的拘束力を持ちます。そのため、契約内容に十分に留意して締結する必要があります。 最終契約締結後、クロージングを行います。クロージングとは、経営権の移転を完了させる最終手続きのことを指します。ここでは、最終契約書の内容をもとに、株式譲渡や事業譲渡の手続き、譲渡代金の決済手続きを行います。クロージング終了とともにM&Aも完了します。 M&Aを個人でやる場合はリスクが大きいため注意が必要 結論、M&Aは個人でも行うことができますが、様々なリスクが発生する可能性が高いことからオススメはできません。 実際、後継者が不在の個人事業主が、自身で売却をしたり、事業拡大を考えている中小企業の経営者が個人で買収をしたりするケースもあります。確かに、仲介手数料等がかからないことを考えると、個人でM&Aを行うことには、メリットがあるように感じるかもしれません。しかし、個人で行う場合にはリスクが大きく、例えば簿外債務等に気づけず、投資金額以上の損失が発生してしまった事例も少なくありません。その他、契約内容の記載漏れなどにより、想定していたヒト・モノ・カネを引き継ぎできない場合もあります。 M&Aプラットフォーム(マッチングサイト)の利用にも注意が必要 プラットフォーム(マッチングサイト)を活用し、M&Aを行う方法もあります。しかし特に飲食店においては、こちらもおすすめはできません。もちろんM&Aプラットフォームを利用するメリットは多くありますが、その分デメリットも多く存在します。 M&Aプラットフォームとは、オンライン上でM&Aの売り手と買い手をマッチングさせるサイトのことです。売り手買い手ともに、あらかじめ希望条件を設定することで、双方のニーズに合った案件や買い手を見つけることができます。 M&Aプラットフォームを使うメリットとしては、仲介手数料等がかからないため、取引コストを抑えることができます。また、当事者間のみで交渉を進めることができるため、短期間でクローズさせることが可能です。 逆にデメリットとしては、売り手が不利になる可能性が高くなります。これはなぜかというと、M&Aで売り手と買い手が交渉をする場合、買い手の方がM&Aに慣れている場合が多いためです。そのため、売り手が交渉に負けてしまい、希望金額で売却できないケースもあります。また、デメリットとして、買い手が見つかりにくいことも挙げられます。アドバイザーを挟む場合は、買い手探しまで行ってもらえますが、プラットフォームの場合は自身で買い手に営業をかけるか、掲載後興味を持ってもらうまで待つ必要があります。プラットフォームに載せるノンネームシートの記載が曖昧な場合は、買い手も事業のイメージがつかず、オファーが中々来ない場合もあります。 M&Aを行う際にはアドバイザーの活用がおすすめ ここまでで、個人やプラットフォームを利用しM&Aを行うことには、メリットもあるがデメリットも大きいことをお伝えしました。では、M&Aを円滑に進めるためにはどのようにするのが良いのでしょうか。そこで登場してくるのがM&Aアドバイザーになります。 M&Aアドバイザーとは、M&Aに関連する業務に対して、アドバイスやサポートを行う専門家のことです。M&Aアドバイザーが携わる業務としては、相手企業の選定から、交渉や契約締結のためのサポートなど多岐にわたります。 M&Aアドバイザーを活用することには様々なメリットがあります。まず第一に、M&Aをスムーズに行うことができます。M&Aアドバイザーからは、企業価値の算出や書類の作成から、交渉やデューデリジェンスといった専門的な内容までサポートを受けることができます。そのため初めての方でもつまずくことなくM&Aを行うことができます。 次に、様々なリスクを回避することができます。先に述べた通り、個人でM&Aを行うと、簿外債務に気づけなかったり、交渉を双方にとって良い方向で進められないなど、様々なリスクが想定されます。そこで、第三者のアドバイザーが入ることで、こういったリスクを回避することができます。 アドバイザーが入ることで、値段が付きやすくなることもあります。経験豊富なアドバイザーであれば、企業や店舗の状況などをもとに、どの点が高く評価されるかを洗い出すことができます。結果、相談時には想定していなかった点が評価され、売却希望金額よりも高い値段が付くこともあります。 飲食店のM&Aなら開店ポータル 累計20万件以上の飲食店の経営改善実績 弊社は全国12支社、従業員数1000人を超える会社で、これまで飲食店の経営改善を累計20万件以上サポートしてまいりました。弊社であれば、大手企業を含を含む出店希望者に対して、店舗形態や売却状況などをもとに積極的に貴社をご紹介することができます。 飲食店M&Aのプロが着手金売却手数料完全無料でサポート 面談、査定、買い手探し、クロージングまですべて弊社にお任せください。飲食店のM&Aに関する、知識・経験が豊富なプロがトータルでサポートいたします。着手金や売却手数料も完全無料のため、安心して弊社にお任せください。 面倒な書類の準備は不要 M&Aを行う際には、様々な契約書の準備が必要になりますが、そちらの準備も一切不要です。全て弊社で用意させていただくため、面倒なくスムーズにM&Aを進めることができます。 まずは無料相談をご活用ください! 「利益が出ているうちに売却し、次の事業に専念したい」 「お店は残したいが、跡継ぎがいない」 「利益が出ておらず、先行きや資金繰りが不安」 このように悩まれている方は、ぜひ無料相談をご活用ください。 飲食店のM&Aのプロが、無料で価値査定を行い、貴社に最適な方法をご案内します。
    開店ポータル編集部
    2023/04/11
  • 【徹底解説】居抜きとは?居抜き物件のメリット、注意点、流れをまとめて紹介!
    「経営が苦しく閉店したいが、撤退費用は抑えたい」 「居抜きを検討しているが、具体的にどうしたらいいか分からない」 「元付けの管理会社にしか相談できていない」 このように悩まれている方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、居抜き物件として店舗を売却や買収する際の、メリットや注意点から具体的な流れまで詳しく解説します。 居抜きとは 居抜きとは、前テナントが利用していた設備や家具、什器等がそのまま残った状態で、売買や賃貸借されることをいいます。 退店する際には、借主は店舗内に設置したものや備品等を全て撤去した上で、貸主に返却する必要があります。しかし、貸主の承諾が得られた場合、居抜き物件とし、内装や設備をそのまま残した状態で次の借主に引き継ぐことができます。 このように引き渡す方法を居抜きと言い、その時引き渡される物件を居抜き物件と言います。 スケルトンとは 居抜きの反対の言葉として、スケルトンがあります。スケルトンとは、店舗の内装や設備に加え、壁や天井などが何もない建物の躯体だけの状態のことを言います。簡単に言うと、「コンクリート打ちっぱなしの状態」のことです。 賃貸借契約の内容によっては、解約する際に原状回復として契約前の状態に戻す必要があります。解体費がかかることから、居抜きに比べ撤退費用がかかることが多いです。 飲食店の原状回復費用の相場 造作状況により変動はありますが、飲食店の原状回復費用(解体工事費用)の相場は、次のようになっています。    坪数 原状回復費用 20坪程度まで 坪単価約2万円~4万円 30坪程度まで 坪単価約5万円~7万円 50坪程度まで 坪単価約8~10万円 居抜きのメリット 居抜き物件を売買することには様々なメリットがあります。ここでは、売り手と買い手のそれぞれのメリットを紹介します。 居抜き物件として売却するメリット 売り手側のメリットとしては、売却益を獲得できることで、撤退費用を削減できるところにあります。 居抜き物件として売却するメリットの1つ目は、造作物を売却することで、キャッシュインをすることができるところです。造作物とは、物件に最初から設置されていたものではなく、入居した人物が取り付けたもので取り外すことができるもののことを言います。具体的には、エアコンやカウンターなどの設備や、テーブルやいすなどの家具を指します。これらを次の借主に譲渡することで、造作譲渡益を獲得することができます。 また、テナントが好立地に位置する場合、買い手のニーズが高まるため、売却金額が上がりやすくなります。 居抜き物件として売却するメリットの2つ目は、撤退費用を抑えることができるところにあります。 通常テナントを撤退する際には、スケルトンの状態に原状回復する必要があります。上記で説明した通り、スケルトン工事には多額の費用がかかります。また、設備の処分費や解約予告期間の賃料など様々なコストがかかってしまいます。 しかし、居抜き物件として売却することで、内装や設備をそのまま引き継ぐことができるため、原状回復費や設備の処分費を抑えることができます。また、居抜きでの明渡しが決まれば、多くの場合、本来発生していた解約予告期間の賃料の支払いは無くなります。 居抜き物件を買収するメリット 買い手側のメリットは、開店コストを抑えることができ、オープンまでの期間を短くすることができるところにあります。また、好立地のテナントを獲得できれば、その分来客数の期待値も増加します。 飲食店では、エアコンや厨房機器、テーブルやいす、コップやお皿など様々な設備や什器を揃える必要があります。新規に開店する場合、居抜きとしてこれらを引き継ぐことで、初期費用を大幅に削減することができます。また、内装をそのまま利用することで、工事によるオープンまでの期間を短縮することもできます。 飲食店の繁盛には、立地も重要な要素になります。好立地に位置するテナントは人気が高く、通常の賃貸情報では出回らないことも多いです。そのため、居抜きとして好立地のテナントを獲得できることには大きなメリットがあります。 「居抜きの相談に乗ってほしい」 >>開店ポータルM&Aに無料相談する<< 居抜きのデメリット 居抜き物件を売買することにはデメリットも存在します。ここでは、買い手と売り手それぞれのデメリットを紹介します。 居抜き物件として売却するデメリット 居抜き物件を売却する際のデメリットとしては、「値段が付きにくい」「買い手が見つからない場合がある」の2点が挙げられます。 居抜きで評価されるポイントは、「店舗や設備等の状態」と「立地」の2点のみです。いくら口コミが良かったり、これまで固定客が多く居ても、次のテナントでは別の店舗がオープンされるため、そういった要素を引き継ぐことができず、プラス評価として売却金額に反映されることはありません。居抜き物件の売却では、設備の状態が良い場合や好立地の場合以外では、ほとんど値段が付かず、買い手が見つからない場合もあります。 居抜き物件を買収するデメリット 買い手側のデメリットとしては、「内装やレイアウトの融通が利きにくい」「建物や設備の状態が想像以上に悪かった」「引継ぎ範囲が狭い」の3点が挙げられます。 スケルトンから作る場合と違い、前テナントの内装をもとに改装するため、内装やレイアウトの融通が利きにくくなります。 また、引継ぎ後、機材が上手く機能しなかったり、すぐに壊れたりする場合があります。そうなってしまうと、結局自身で揃える必要が出るため、想定していなかったコストが発生してしまいます。厨房機器などはリース契約がされている場合もあるため、設備を引き継ぐ際には、「設備の状態確認」に加え「リース契約されているか」や「残債はどのくらいあるか」などの確認も重要になってきます。 居抜きは、引継ぎ範囲が狭いことにも注意が必要です。居抜きでの譲受は、「店舗や設備」と「土地」のみにとどまります。そのため、居抜き物件買収後、スタッフの募集や認知の獲得を進める必要がありますが、どちらも臨んだ結果がすぐに出ないことで、想定より開店に時間を要する場合もあります。 居抜きの流れ Step1.貸主の承諾 賃貸借契約書に、店舗資産譲渡を禁止する旨の記載が無いかを確認します。賃貸借契約上には、「禁止の旨が記載されている」「特に記載がない」「譲渡可能の旨が記載されている」の3パターンがあります。特に「禁止の旨が記載されている」場合や、「特に記載がない」場合は、貸主に承諾を得る必要があります。「譲渡可能の旨が記載されている」場合でも、スムーズに譲渡を進めるために、賃貸借契約の内容を再度貸主に確認しておく方が良いでしょう。 Step2.売却相談・査定 店舗の内装や設備、立地などをもとに売り出し価格が決まります。 Step3.買い手探し Step1の査定結果をもとに、買い手を探します。売り手、買い手双方の条件しだいにはなりますが、平均的に1~3ヶ月で買い手が見つかります。 Step4.店舗資産(造作)譲渡契約の締結 売り手と買い手の合意後、店舗資産譲渡契約を締結します。 その際、譲渡する設備のリストアップも行います。 Step5.【買い手】賃貸借契約の締結と【売り手】解約手続き 買い手と貸主で賃貸借契約を締結した後、売り手が解約手続きを行います。 Step6.店舗の引き渡しと売却金決済 買い手へ店舗が引き渡しされた後、売り手に売却金が振り込まれます。 居抜き物件として売却する方法 「概要やメリットは分かったが、どのように居抜き物件として売却すればいいの?」 「居抜き物件として売却するためには、どんな方法があるの?」 ここでは、居抜き物件の売却方法について解説します。 不動産会社に依頼する 居抜き物件売却の依頼先として、不動産会社に直接依頼する方法があります。物件の査定や販売活動、契約手続きなどを代行してもらえます。 不動産会社は、不動産売買に関する専門知識やノウハウを持ったプロフェッショナルです。売却にあたっては、物件の査定や価格設定、契約書の作成など、様々な手続きが必要ですが、不動産会社に依頼することで、専門知識を持ったプロが対応してくれます。 また、不動産会社は、売却価格の交渉を専門的に行うことができます。相場や市況に応じた適切な価格を設定し、買い手との交渉も行ってくれます。 一方で、不動産会社に売却を依頼する場合、販売期間が長くなることがあります。不動産会社が売却に向けて広告宣伝や交渉を行うため、時間がかかる可能性をあらかじめ考慮する必要があります。 自己販売する 自分で買い手を探して売却する方法もあります。メリットとして、仲介手数料を節約することができます。 しかし、広告宣伝や物件情報提供、交渉などの一連の手続きを自分で行う必要があります。そのため、交渉がスムーズに進まなかったり、売却価格が言い値になってしまうことにより想定よりも金額が低くなることもあります。また、契約書の作成や手続きにおいて、引き継ぎ先だけでなく、貸主とのトラブルにつながることもあります。 居抜き物件の自己販売は、もっともおすすめできない方法です。 仲介会社に依頼する 仲介会社に居抜き物件の売却を依頼することで、スムーズかつ円滑な取引を行うことができます。 居抜きの仲介会社には、物件の見学や契約書の作成などの業務を効率的に行うためのシステムが整備されています。これにより、買い手との折衝や契約書の作成などの業務をスムーズに行うことができます。 また、居抜きの仲介会社は、買い手を見つけるための広告宣伝やマーケティングにおいて豊富な経験を持っています。適切な販売戦略を提供することで、より多くの買い手を獲得することができます。これにより、居抜き物件をより早く、より高い価格で売却することができます。 不動産売買においても専門的な知識や経験を持っています。居抜き物件の売却に必要な内装や設備に関する知識、契約書、法的手続きについての知識を豊富に持っています。これにより、スムーズかつ円滑な取引を行うことができます。 「居抜きの相談に乗ってほしい」 >>開店ポータルM&Aに無料相談する<< 居抜き物件を買収する際の注意点 造作の状態の確認 造作物においては、「内装」と「設備」の状態の確認が必要です。 前のテナントが使用していた内装は、そのまま利用することができますが、状態が悪くなっている箇所があるかもしれません。例えば、電気配線が古くなっている、配管に問題がある、壁紙が剥がれているなど、修繕が必要な箇所がある場合があります。利用前に、内装全体を確認し、必要な修繕や改修箇所がどのくらいあるのかの確認が必要です。 設備においても引き継ぐことができますが、それらが十分に機能しているかどうか確認する必要があります。特に、冷蔵庫や冷凍庫、エアコン、トイレなど、使用頻度の高い設備は、確認を怠らないようにしましょう。 譲渡される造作物の価格交渉 ここまででご紹介した通り、譲渡される造作物は多岐にわたります。価格交渉を行う前に、どの部分を造作物として譲渡するのかを明確にし、具体的な仕様や数量を決定する必要があります。 売り手の思い入れから、譲渡価格を上げた結果、交渉が決裂してしまうケースもあるため、双方にとって納得感のある価格を設定する必要があります。 賃貸借契約書の確認 居抜き物件の場合、現テナントが貸主に解約予告通知を出していない場合があります。借主は、現テナントと同じ条件を引き継げると考え募集をしたが、貸主は、次の借主から賃貸条件を変更しようと考えていたといったケースも多くあります。そのため、居抜き物件を探す際には、現テナント主が解約予告通知を出しているのか、引き継ぐ際に賃貸条件の変更があるのかの2点を確認する必要があります。 居抜き物件を売却する際の注意点 スムーズかつ円滑に居抜き物件を売却するために、特に注意すべきポイントを解説します。 契約書やリースの確認 まずは、賃貸借契約書を確認し、居抜きが可能な物件かを確認する必要があります。その際、解約予告期間や原状回復義務についても確認しておきましょう。また、厨房機器等をリースしている場合には、リースの残債などの確認も必要です。 貸主の承諾 居抜き物件として売却する際には、貸主に「造作譲渡の承諾」を得る必要があります。賃貸借契約書に、「造作譲渡可」の記載があったとしても承諾は必要になり、これが得られない場合は居抜き物件として売却することができません。 物件の状態確認 物件売却後、造作の状態が悪く買い手とのトラブルにつながることもあるため、修繕や改装が必要な箇所がある場合は、予め買い手に説明しておくことが望ましいです。 居抜き物件を売却する際の仲介会社の選び方 居抜き物件の売却にあたって、仲介会社を選ぶ際には、以下のポイントに注意して選ぶことが重要です。 専門性の高い仲介会社を選ぶ 居抜き物件は、内装や設備があらかじめ整っているため、新しいテナントにとって魅力的な物件となります。売却にあたっては、同じような物件が多く存在する中で、特別な魅力をアピールする必要があります。そのため、専門性の高い不動産仲介会社を選ぶことが重要です。専門的な知識があることで、物件探しから契約締結までのサポートをしっかりと受けることができます。 販売実績が豊富な不動産仲介会社を選ぶ 仲介会社の販売実績が豊富である場合、その会社が持つネットワークや販売力が高いと考えることができます。特に居抜き物件の場合は、需要が特定の業種に偏っていることが多いため、販売実績が豊富な不動産仲介会社を選ぶことが望ましいです。 複数社から見積もりを取る 仲介会社によって、売却の際の契約条件に違いがある場合があります。例えば、契約期間や仲介手数料の金額、広告費用の負担割合などです。契約条件を比較検討し、売却において自分にとって最適な条件を提示してくれる仲介会社を選びましょう。 居抜き物件の売買は開店ポータルがおすすめ 累計20万件以上の飲食店の経営改善実績 全国12支社、従業員数1,000人を超える弊社では、累計20万件以上の飲食店の経営改善実績がございます。飲食業界に強い弊社だからこそ、独自のコネクションのある大手企業や出店希望者に対して、店舗形態や売却状況などをもとに、貴店を積極的にご紹介いたします。 複数社の中から最適な仲介会社をご紹介 業態や地域にあわせ、最適な仲介会社様のご紹介も行っております。飲食店は様々な業態があり、それに伴い買い手のニーズも多岐に渡ります。また、地域によって不動産市場の特性があるため、仲介会社がその地域に詳しいかも重要になってきます。 弊社では、居抜きに特化した仲介会社複数社と連携し、業態や地域にあわせたサポートが可能です。 飲食店の居抜きのプロがトータルサポート まずは無料相談をご活用ください。また、どのくらいの売却金額になるのかも無料査定させていただいております。居抜きのプロが、貴店の売却を全力でサポートいたします。
    開店ポータル編集部
    2023/04/11
  • 小規模飲食店におすすめのタブレットPOSレジ7選
    飲食店を運営するにあたり、必要不可欠なものの一つに「レジ」があります。近年様々な種類のレジが進出しており、「タブレットPOSレジ」を導入する飲食店も増えました。その便利さから、小規模飲食店での利用も増えています。しかし、様々な種類の中からお店に合ったものを選ぶことに、難しいと感じる方も多くいるのではないでしょうか。   本記事では、タブレットPOSレジの機能やメリットを解説し、小規模飲食店においてのおすすめを紹介していきます。   タブレットPOSレジとは タブレットPOSレジとは、タブレット端末にレジ機能と販売データの記録や集積機能を兼ね備えたレジのことです。「POS」とは、日本語で「販売時点情報管理」を意味しています。持ち運び可能で、大きな場所を取らずに使用でき、小規模飲食店に向いているのも特徴の一つです。   売り上げや在庫の管理をリアルタイムで行うことができるため、従業員人数が比較的少ない小規模飲食店において、負担を軽減してくれるでしょう。 ▶stera pack POSは今なら2ヶ月無料キャンペーン実施中! タブレットPOSレジのメリット では、タブレットPOSレジを導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。紹介していきます。   場所を選ばない まずタブレットPOSレジの魅力魅力として押さえておきたいのは、場所を選ばず使用できることです。   従来のレジは一定の場所に留まり、そこから動かすことはできませんでした。しかしタブレットPOSレジは、端末を持ち運んで使用することができます。   お客様の席で会計ができ、レジまで移動してもらう必要がなくなります。また、スペースを取らないため元々レジがあった場所に席数を増やすなど、上手く空間を活用することもできるでしょう。   低コスト 従来のPOSレジは、置き型タイプのパソコンが主流となっていました。初期費用だけでも40万円近くかかり、その後の月額や保守費用などでも大きなコストがかかっていたのです。   その点タブレットPOSレジは、初期費用や月額費用が無料で導入できるものもあり、大幅なコスト削減が期待できます。月額費用が必要な場合でも1万円程度、その他、周辺機器の購入費用を含めても、初期費用10万円~25万円程度で導入可能でしょう。   操作性の簡易さ どれだけ便利でも、操作が複雑では魅力は感じられません。タブレットPOSレジはスマートフォンと大差ない操作で利用可能です。   特に、操作性が似ているため、日ごろからiPhoneを使用している人はiPadを利用することでより簡単に利用することが期待できます。     タブレットPOSレジのデメリット 一方で、もちろんデメリットも存在します。どんなものがあるのか紹介していきます。   周辺機器設置の必要性 タブレットPOSレジは、利用方法によっては周辺機器を別途用意する必要があります。 例えば、レシートプリンターやインターネットに接続するためのネット回線、その他会計システムなどです。   従来のガチャレジにはレジ自体に付随していた機能も、別途揃えなければならない点が、タブレットPOSレジのデメリットと言えるでしょう。   停電や電波障害に弱い POSシステムは、コンピューターで制御されています。そのため、地震や台風など外的要因によって電力供給が止まってしまった場合、システムが使用できなくなってしまう可能性もゼロではありません。   すべてのデータを失わないよう、記録紙を自動で印字し、保管しておくのも1つの対策です。     小規模飲食店のタブレットPOSレジにあると便利な機能   タブレットPOSレジは様々な機能が搭載されていますが、大企業向け、チェーン店向け、複数店舗向けのレジも多く、小規模飲食店ではどんな機能があると便利なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。 ここからは、小規模飲食店にフォーカスを当てて、小規模飲食店に導入するPOSレジにあると便利な機能を紹介していきます。 売り上げ分析 1つは売上分析です。 どの商品が売れたのか、自動で分析できることで、従業員の多くない小規模飲食店にとって、業務の効率化や新商品のスムーズな開発、またメニューの取捨選択につながります。   売れ筋分析からおすすめの商品を促し、さらに販売促進に繋げることもできるでしょう。   クレジットカード決済 小規模飲食店は、料理を運んだり、作ったり、接客をしたり、メニュー開発をしたりという、売上に繋がる業務以外の業務をいかに効率的に行うかというところが肝心です。   その点、タブレットPOSレジには、クレジットカード決済機能がついているので、迅速に決済処理を行うことができるのも魅力でしょう。 忙しいときでも金額の入力ミスを防ぎ、且つスピーディな会計で、少ない従業員でも顧客対応の質を落とさず運営できるはずです。   レシートプリンタと連携できる機能 現状小規模店舗の中には、レシートを発行していない店舗もあるかもしれませんが、何かトラブルがあったときの証拠ともなりうるため、レシートプリンターはあると便利な機能です。   タブレットPOSレジには付随されていないので、レシートプリンターと連携しやすいタブレットPOSレジを選ぶとよいでしょう。 小規模飲食店におすすめのタブレットPOSレジ7選 タブレットPOSレジについて導入部分の基礎知識を紹介してきましたが、実際にどのようなタブレットPOSレジがあるのでしょうか。小規模飲食店にフォーカスを当て、厳選した7点をご紹介します。 CASHIER 株式会社ユニエイムが提供する「CASHIER」は、飲食店や小売店での利用に特化した 高機能Android型クラウドPOSレジ です。   初期費用0円から導入することができるため、 初めてのPOSレジでも気軽に始められる ことはもちろん、キャッシュレスやモバイルオーダーに対応しているのもポイントです。 また、セルフレジ、自動釣銭機、マルチ決済端末など、レジに付随してほしいハードウェアも、豊富にラインナップされているため、店舗の運用に合わせて自由自在に設計できます。 【導入できるハードウェア】 プリンター 一体型 POS レジ タブレット POS レジ セルフレジ 自動釣銭機 タッチパネル型券売機 マルチ決済端末   プラン名 スターター プロフェッショナル モバイルオーダー 初期導入費 0円 0円 0円 月額利用料 0円/1台 4,400円/1台 3,000円 ハード(6800UA) 一括購入 128,000円 128,000円 不要 月額レンタル 8,400円 8,400円 不要 ハード(タブレット) 一括購入 79,800円 79,800円 不要 月額レンタル レンタルなし レンタルなし 不要 ※表示価格はすべて税込 ▶CASHIER公式サイトはコチラ ユビレジ (画像出典:ユビレジ) まずご紹介するのはタブレットPOSレジ界において、最も早くサービスを始めた「ユビレジ」です。 知名度が高く、利用者の約99%が継続するという高い数字を誇っています。 (出典:ユビレジ)   特徴 ・売上データをリアルタイムで管理ができる ・単品での商品管理が可能 ・QRやバーコード決済可能   サポート体制 ・専任のコンサルタントが付き、 導入前と導入後に限らずご案内。 ・電話やメールサポートあり ・訪問での操作講習 料金 ・ユビレジプレミアムプラン 6,900円/月 ・飲食店向けオプション 8,400円/月 ・小売店向けオプション 11,400円/月   stera pack POS stera pack POS(ステラパックポス)とは、SMBC GMO PAYMENTが提供するPOSレジパッケージプランです。 初期費用0円で三井住友カードのオールインワン決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」と、三井住友ファイナンス&リースが提供するPOSレジアプリ「assetforce for stera(アセットフォース・フォー・ステラ)」をセットで導入することができます。 POSレジ機能をはじめ、クレジットカードや電⼦マネー、コード決済などのキャッシュレス決済や、現金決済に端末1台で対応できます。レジ周りの業務を1台で完結できるのでお店にゆとりが生まれるという、魅力的なサービスです。   特徴 ・デュアルスクリーンのオールインワン端末(レシートプリンタ内蔵) ・お客さま側スクリーンから、電子サインや暗証番号入力が可能 ・専用マーケットから、各種業務アプリのダウンロードが可能 サポート体制 ・24時間365日のヘルプデスク ・故障や修理対応可能 料金 POSレジ1台につき、月額9,900円で利用可能です。 今なら、2ヶ月間月額利用料無料キャンペーンを実施しています。 ▶2ヶ月無料で試せるstera pack POSについて詳しく見る   Airレジ (画像出典:AirREGI) リクルート社が提供する「Airレジ」は無料で使えるPOSレジのアプリです。 iPhoneやiPad、またインターネット環境があればご利用いただけます。 アプリ自体は無料ですが、周辺機器を自身で揃える必要があります。   特徴 ・売上データをグラフで確認できる ・iPhoneやiPadがあれば無料ですぐに利用可能 ・Airペイ利用でキャッシュレスにも対応可能 サポート体制 ・チャットやメール、電話での相談窓口 ・店舗で実際に相談をしながら購入可能 料金 ・基本のレジアプリ「0円」 ・iPad 34,800円 ・プリンター内蔵ドロア 54,800円 ・レシートプリンター 36,900円 ・キャッシュドロア 7,980円   blaynレジ(ブレインレジ) (画像出典:blayn)   「blaynレジ」は、飲食店専用のタブレットPOSレジです。利用店舗数は5,000を超え、飲食店に特化したPOSレジとして注目を集めています。 個別会計機能や合算会計機能など、他のタブレットPOSレジにはない飲食店ならではの機能も搭載されているのも、魅力の一つです。 24時間サポートが付いているため、開店が早い店舗や、閉店が遅い店舗でも営業後にしっかりと問い合わせをすることができます。   特徴 ・飲食店に特化したPOSシステムを搭載 ・クーポン利用が可能 ・レジの締め作業が1分で完了する サポート体制 ・24時間365日の電話サポート 料金 ・POSシステムのみの無料プラン 0円/月 ・複数店舗管理や、電話サポートが付いたスタンダードプラン 2,800円/月 ・ハンディシステムやプリンターなどが付いたプレミアムプラン 9,800円/月 スマレジ (画像出典:スマレジ)   「スマレジ」はiPadやiPhone、iPod touchアプリを用い、無料で使えるPOSシステムです。 実際に見て体感できるショールームだけでなく、オンライン相談も行っています。 業種、業態や規模に限らず、全国に38000店舗以上のアクティブ店舗があります。   特徴 ・無料で利用可能(1店舗のみのアプリだけの利用) ・オフラインでも蓄積される販売情報 ・販売業務だけでなく、豊富な管理機能搭載 サポート体制 ・導入後の無料のメールサポート ・365日電話受付可能のスマレジ・ヘルプデスク(有料) ・オンラインでの無料相談や、実際に見て触れるショールーム 料金 ・スタンダード 0円/月 ・プレミアム 1店舗に付き 5,500円/月 ・プレミアムプラス 1店舗に付き 8,800円/月 ・フードビジネス 1店舗に付き 12,100円/月 ・リテールビジネス 1店舗に付き 15,400円/月   USENレジFOOD (画像出典:USENレジFOOD)   USENが提供する「USENレジFOOD」はiPadを利用するタブレットPOSレジです。 リアルタイムで集計管理ができるのはもちろんのこと、それを一目で確認できる分析機能を搭載しています。 レジだけでなく、iPhoneを利用したハンディやセルフオーダーシステムなど、多岐に渡って利用可能です。   特徴 ・顧客管理機能搭載 ・レジ以外に、ハンディやセルフオーダー端末など 様々な機能の利用が可能。 ・豊富なキャンペーン(期間限定) サポート体制 ・365日年中無休の手厚いサポート ・事前打ち合わせから導入まで、スタッフが訪問 ・全国148拠点からの緊急時駆け付けサポート 料金 POSレジ1台につき、月額9,980円から利用可能です。 レジの基本機能のほか、オプションでハンディ端末や セルフオーダーシステムを付けることもできます。   小規模飲食店におけるタブレットPOSレジの選び方 タブレットPOSレジを様々な角度で紹介してきました。とはいえ、お店の形態や、付随させるシステムによっては選ぶべきタブレットPOSレジも変わってきます。   そこでここからは、小規模飲食店が最低限押さえておきたいタブレットPOSレジを選ぶ時のポイントを解説していきましょう。   導入費用がかからないもの コスト削減は、とても大切なポイントになってくるのではないでしょうか。導入費用がかからないもの、補助金や助成金を活用できるものなど、様々なタブレットPOSレジがあります。 少しでもコスト削減ができるものを選ぶことをおすすめします。   操作性 スタッフが少ない、もしくは1人親方の店舗も多い小規模飲食店にとって、スタッフが簡単に操作できることも、重要です。 便利な機能を兼ね備えたタブレットPOSレジを導入しても、使い方が分からず未使用となってしまっては意味がありません。   誰もが簡単に操作できるタブレットPOSレジを選ぶことで、利用方法がわからずお客様に迷惑をかけたり、他システムを導入するときに上手く接続ができなかったりすることがなくなるでしょう。   導入時に活用できる助成金や補助金・助成金 タブレットPOSレジはいくら低コストと言っても、ある程度の費用がかかってしまうのも事実です。そこが気になり、導入に一歩踏み込めない方も多くいるのではないでしょうか。 補助金や助成金を活用することで、導入時のコストを抑えることが可能となります。   小規模持続化補助金 小規模持続化補助金は、POSレジの導入やECサイトの構築などに使うことができ、従業員数20名以下の小規模店舗のみ利用可能な補助金です。最大50万円の支給が可能となっています。下記にて内容を確認し、詳細は公式ホームページをご覧ください。 ■対象事業主 ・従業員数20名以下の小規模事業者の方 ・資本金や出資金が5億円以上の法人に、100%の株式を保有されていない方 ・直近過去3年分の年平均額が、15億円を超えていないこと。 ・申請対象外の事業者でない方 詳細は小規模事業者持続化補助金をご確認ください。   ■補助額 最大50万円 ■申請期間 第5回: 2021年6月4日(金)(締切日当日消印有効) 第6回:2021年10月1日(金)(締切日当日消印有効) 第7回:2022年2月4日(金)(締切日当日消印有効) ■申請方法 日本商工会議所のホームページより書類をダウンロードした後に、郵送にて申請できます。 ■公式HP 小規模事業者持続化補助金   IT導入補助金 I導入補助金は、最大450万円の支給が可能です。下記にて内容を確認し、詳細は公式ホームページをご覧ください。 ■対象事業主 ・交付時点で日本で事業をしている方 ・gBizIDプライムを取得している方(「gBizID」ホームページにて取得可) ・申請対象外の事業者でない方 詳細はIT導入補助金2021をご確認ください。   ■補助額 導入するIT商材により異なります。   ■申請期間 ・中小企業・小規模事業者の方 一次締め切り:2021年5月14日(金)17:00(予定) ・ITベンダー・サービス事業者の方 2021年6月30日(水)17:00(予定)   ■申請方法 「gBizIDプライム」アカウントの取得をした後、マイページから申請書を送ります。   ■公式HP IT導入補助金2021   ※支給開始まで「1ヵ月」かかり、補助対象期間は「1年間」のみと、注意が必要です。 >>【2021年最新版】飲食店向け開業時に使える助成金・補助金!申請すべきなのはどれ? まとめ 今回は、小規模飲食店にフォーカスを当てて、おすすめのタブレットPOSレジやタブレットPOSレジにあると便利な機能について解説しました。   小規模飲食店は、チェーンの飲食店や従業員が多数いる飲食店にくらべて、業務リソースが少ない可能性が多くあります。そのため、お客様に料理を提供する、メニュー開発をするなどの業務以外の業務をいかに効率的に行うかというところが、将来的な売上アップに繋がることも考えられるのではないでしょうか。   そうした点では、便利なタブレットPOSレジを導入することで思わぬ繁盛につながる事もあるかもしれません。   タブレットPOSレジの導入を費用面で懸念されている方は補助金等を活用するのも1つの手です。 開店ポータルBizではタブレットPOSレジの導入やそれに伴う補助金の活用サポートを行っています。ご相談は無料で承っていますので是非下記のお問い合わせ窓口からお気軽にご相談ください。
    開店ポータル編集部
    2023/02/13
  • 集客コンサルティングって怪しい?料金・Web集客について徹底解説!
    「集客コンサルティングは怪しいと聞いた」 「Web集客戦略コンサルティングの料金が知りたい」 Webでの集客が主流になっている今、集客コンサルタントにコンサルを依頼したい、Web戦略を一緒に考えてくれる人が欲しい・・・という方も多いのではないでしょうか。 しかし、胡散臭い、Web集客のコンサル会社に依頼するのが怖いという方も多いのが現状です。 そこで本記事では、集客コンサルティング・Web集客戦略コンサルについてまとめました。コンサルを依頼したいと検討している方が参考にできます。 ▶飲食店コンサルについての記事はこちら 集客コンサルティングとは? 集客コンサルティングとは、企業・店舗における「マーケティング」や「プロモーション」、「集客効果の強化」に特化したコンサルティング活動です。 具体的には、現状把握や分析を通して経営課題を抽出し、それらの改善や目標達成に向けた施策をディレクションします。 集客コンサルティングを活用することで、自社だけでは解決できなかった課題を克服したり、これまで獲得できなかったターゲットを集客できるといったメリットがあります。 集客コンサルティングは怪しい? 集客コンサルタントは、実際怪しい人や胡散臭い人が多いという方もいらっしゃいます。怪しい人とそうでない人の見分け方は、「実績」です。 実績があるか、公表している実績に信憑性があるかどうかを基準にして選びましょう。 ▶開店ポータルへの経営相談は無料! 「Web集客コンサルティング」はWebマーケティングに特化したサービス   Web集客とは Web集客とは、インターネットを利用して顧客を獲得する集客方法です。具体的には、「Google」「Yahoo!」などの検索エンジンやSNS、Web広告といったオンライン上のサービスからユーザーを呼びこみます。 オンラインサービスでは、具体的な数値に基づくデータを計測しやすく、それらを活用して効果的な施策を打ち出せる点が特徴です。 Web集客の方法 チャネル 集客方法 検索エンジン 自社ホームページのSEO対策 リスティング広告 MEO(Googleマイビジネス) SNS Twitter Instagram Facebook LINE 外部サイト ディスプレイ広告 リマーケティング広告 アフィリエイト広告 記事広告 ポータルサイト オウンドメディア ポジショニングメディア 直接流入 リファラル(紹介) ダイレクトメール等の配信   Web集客コンサルティングの必要性 Web集客コンサルティングは、効率的・効果的なWeb集客を実施するために必要な要素です。 いくらSEO対策やマーケティング施策を実施しても、顧客のニーズに合ったものでなければ売上やコンバージョンにはつながらず、無駄なコストばかり発生してしまいます。 プロのコンサルティングを受けることで、経験に基づくノウハウの共有を受けられるため、売上に繋がりやすい施策を戦略的に打ち出すことが可能です。 Web集客コンサルティングを利用するメリット Web集客率の改善・向上が図れる ノウハウが豊富なコンサルタントのサポートを受けることで、自社だけでは思いつかなかった戦略を立案しやすくなるため、集客率の改善や向上が期待できます。 また、現状を客観視できていないために集客がうまくいかないケースも多いですが、第三者の視点からコンサルティングを通して自社の強みを整理することで、これまで気付かなかった課題を克服することが可能です。 短期間でWeb集客施策を始められる コンサルティングを活用することで、Web集客施策を素早く始められるというメリットもあります。 Web集客のために一からスタッフを採用・育成するとなると、施策を開始するまでに時間がかかってしまい、コストの増大や機会損失に繋がります。 コンサルティングにかかる料金と、人材の採用にかかる時間やコストを比較した場合、素早く競合と差をつけられる点で、前者の方が費用対効果が高くなります。 自社リソースの分散を回避できる Web集客に関する業務をコンサルタントに任せることで、自社のリソースを効率的に活用できるというメリットもあります。 Web集客においては、PDCAサイクルを回しながら、定期的に施策を分析・改善していくことが重要です。しかし、Web集客に注力しすぎると、リソースが圧迫され、結果的に業績が落ちてしまうリスクがあります。 コサルティングを活用することで、自社のスタッフは営業や商品開発といった業務に集中できるため、効率的にWeb集客を実施することが可能です。 Web集客コンサルタントに依頼できる業務 Web集客戦略の立案・分析 Web集客コンサルタントは、既存のホームページやWeb広告の分析を通して、課題点やそれに対する解決案を提案してくれます。 また、自社だけでなく市場や競合企業の状況といった外部要因も分析したうえで、自社の強みや狙うべきターゲットを明確化し、Web集客戦略の全体を見直すことも可能です。 Webサイトの制作 Web集客コンサルタントには、ホームページやWebメディアの制作・改修を依頼することも可能です。 立案した戦略に基づき、効果的なサイトを設計してもらえるため、Webからの集客機会を最大化できます。 また、一からサイトを作るだけでなく、ランディングページやバナー画像などの制作業務を依頼するのもおすすめです。 Web集客施策の実行 Webコンサルタントは、ホームページやWebサイトの閲覧数を増やして集客につなげる施策の実行・運用も請け負います。 具体的には、Googleアナリティクスなどの分析ツールを活用したり、プロモーション広告の内容などを踏まえてPDCAを回すなど、集客効果を維持できるようにサイトを運用してもらうことが可能です。 Web集客施策の例 SEO対策 コンテンツマーケティング リスティング広告 SNS広告 リマーケティング広告 リターゲティング広告 アフィリエイト広告 プレスリリース配信 Webサイトからのコンバージョン対策 Web集客コンサルティングでは、Webサイトにおけるコンバージョン対策を依頼することも可能です。 具体的には、Googleアナリティクスやヒートマップツールなどを用いたサイト分析を通して、施策を立案し、サイトのブラッシュアップを図ります。 また、ランディングページの最適化やエントリーフォームの最適化など、UI・UXの向上に繋がる制作を依頼するのもおすすめです。 集客コンサルティングの依頼を迷っている方へ 一度Webで無料相談できる会社に相談する Web集客コンサルティングを利用するか迷っている場合は、Web無料相談を受け付けている会社に問い合わせて見るのがおすすめです。 実際に話をしてみることで、「どのような効果が期待できるか」や「費用感」などを分かりやすくイメージできます。 ホームページやインターネットの情報だけでは得られなかった判断材料が手に入るため、検討しやすくなるでしょう。 コンサルを雇っている知り合いに聞いてみる 周囲に集客コンサルティングを依頼している経営者がいる場合は、実際に活用してみた感想を聞いてみるのもおすすめです。 コンサルティング側が提供する情報だけでなく、利用者側の意見を取り入れることで、客観的に判断しやすくなります。 ただし、依頼する会社や抱えている課題によってコンサルティングの方向性や戦略は異なってくるため、「他社の事例がそのまま自社に当てはまるわけではない」と留意しておきましょう。 コンサルのお試しがあれば利用する コンサルティング会社によっては、お試し期間が設けられているため、実際に利用してみてから判断したい場合は積極的に活用しましょう。 コンサルティングの流れや、業務の進め方、担当者との関わり方などを具体的にイメージでき、コンサルティングで得られる効果なども予測しやすくなります。 お試し期間を経て、自社に合ったコンサルティング会社だと確信できたら、本格的に依頼しましょう。 Web集客コンサルティングの料金相場 Web集客施策の料金は月5万円~30万円が目安 Web集客は、継続的な運用が必要となるため、長期的にコンサルティング料金が発生すると考えましょう。 依頼する会社や運用作業の内容によっても料金は変動しますが、月額5万~30万円程度が相場です。 ホームページの分析や改善提案は10万円~30万円程度が目安 Webサイトの分析や改善提案を依頼する場合、10万~30万円程度が相場です。 ただし、ホームページの改修からマーケティング戦略の立案まで、Web集客に関する見直しをトータルで依頼する場合は、事前調査などの業務も含めて50~100万円程度費用がかかる可能性もあります。 また、Webサイトやメディアの制作を依頼する場合は、別途30万~200万円程度の制作料金が発生すると覚えておきましょう。 Web集客コンサルティング会社の選び方 実際に問い合わせてみる Web集客コンサルティングを利用する際は、ホームページに載っている情報だけで判断せず、実際に問い合わせたうえで依頼先を選ぶようにしましょう。 直接話してみることで、担当者との相性や提案される戦略の方向性、費用感などが具体的にイメージできます。 また、ホームページには掲載されていない情報を提供してくれる場合もあるため、自社に合った依頼先を見極めるにあたって問合せは必須です。 自社に合ったた戦略 ・ 提案内容か確認する Web集客コンサルティングを依頼する場合は、自社に合った提案をしてくれる会社かどうか確認しましょう。 集客の課題は会社によって様々なので、自社の特徴や業界について全く触れずに画一的な戦略提案をしてくる場合は注意が必要です。 クライアントに合った提案をしてくれるかどうかは、問い合わせ後の打ち合わせ段階である程度判断できます。自社や自社の業界、置かれている市場について下調べをしている場合、良いコンサルティング会社と考えられるでしょう。 説明が分かりやすい会社を選ぶ Web集客コンサルティングの依頼先を選ぶ際は、担当者の説明が分かりやすいかどうかも重要な判断ポイントです。 質のいいコンサルタントであれば、クライアントの課題や知識に合わせて分かりやすい説明を心がけてくれるため、専門用語を多用し、相手が理解しているかについて配慮できていないコンサルタントには注意が必要です。 パートナーとして信頼できる企業  かどうか判断するためにも 、自社に寄り添う姿勢を確認しましょう。 【おすすめ】Web戦略に強いコンサルティング会社5選 Web戦略コンサルティングで有名な企業は、以下の通りです。 会社名 特徴 得意分野 株式会社グルコム 過去800サイト以上の実績 内部SEO対策の実績多数 Webサイトの制作・運用 Webマーケティング Webサイトのリニューアル制作 ​​​​​​株式会社ラヴィゴット 累計2000社以上のWeb分析実績 戦略的な企画構成から運営管理までワンストップで制作 Webサイトの制作・運用 Webマーケティング Webサイトの保守 ウェブステージ 初期費用0円で市場調査から依頼可能 業種別プランを複数展開 15,000件以上の実績 集客・販促 ブランディング 反響獲得 株式会社ドルマ 業種・業界に応じたムページのデザイン・設計 充実のサポート体制 SEO対策を中心としたWEB集客施策 株式会社アクシス 制作、集客、解析、改善、検証まで一気通貫でサポート 自社サイト研究に基づくデータ蓄積 専門家との情報交換に基づくノウハウ Webマーケティング Webサイトの制作   株式会社グルコム グルコムは戦略的なwebサイトの制作・運用や、webマーケティングなどを得意分野とし、アクセス数・ユーザー数の増加や、集客に繋がるwebサイトを提供できる点が強みです。 Webサイトの新規制作に加え、リニューアルにも対応可能で、過去に800サイト以上を手がけた実績を持ちます。 また、対面での打ち合わせを重視しており、的確なヒアリングや問合せへのスピーディな対応なども評価されています。 株式会社ラヴィゴット 株式会社ラヴィゴットは、累計2000社以上のWeb分析実績を持つWebコンサルティング会社です。過去の分析結果や診断をもとに築いたノウハウを活用して、戦略的なホームページ制作を請け負ってくれます。 制作実績のある業種・業態も様々で、競合分析やターゲット分析を徹底的に行うマーケティング力の高さが強みです。 また、定額修正や保守サービスも充実しているほか、ホームページの運用代行も行っているため、公開後のフォローアップまでトータルでサポートしてもらえます。 ウェブステージ ウェブステージは、集客や販促、ブランディング、反響獲得などに特化したホームページ制作を得意とします。 これまで、200業種、15000件以上のホームページ作成をしており、業界トップクラスの実績を誇ります。豊富なノウハウや経験を活かし、クライアントの要望に応じて、柔軟な提案をすることが可能です。 また、フォロー体制も充実しており、ホームページ制作後も専任スタッフが定期的に見直しを行ってくれます。 株式会社ドルマ ​​​​​​株式会社ドルマは、クライアントの業種・業界に応じて信頼性の高いホームページデザインや設計を行ってくれます。 基本的なSEO対策に加え、広告などのプラットフォームを活用したサポートも請け負っているため、ホームページを通じて新たな顧客を取り込みたい場合や、人材を募集したい場合など、目的に合わせて柔軟に制作することが可能です。 また、ホームページ制作だけではなく、Webサイトからの集客やWebメディア構の構築・運営、動画編集など、Web関連の業務を幅広く依頼できます。 株式会社アクシス 株式会社アクシスは、自社サイトの分析に基づくデータ蓄積や専門家との情報交換をもとに構築されたノウハウを活かして、サイトからの売上・利益を最大化する戦略的Webコンサルティングを提供しています。 自社の事業を通じて、日々最新のノウハウを研究・検証し、効果の根拠が得られた施策のみを提供しているため、確実に結果がでるWebマーケティングを希望する企業におすすめです。 集客コンサルタント選びに失敗する原因 ミスマッチ 実績豊富なコンサルタントでも、得意分野が自社の業界とマッチしていなければ、期待していた成果を得られない可能性があります。 中小企業におけるWeb集客が得意なコンサルタントや、Webサイトの設計に特化したコンサルタントなど、担当者によって特徴や強みは様々です。 そのため、依頼先選びに失敗しないためには、期待値や依頼内容とコンサルタントの専門性にミスマッチがないよう注意せねばなりません。 ミスチョイス 見かけだけで実力が伴わないコンサルタントに依頼してしまい、思うような成果を得られないケースもあります。 実績がないにもかかわらず、言葉巧みにクライアントを丸めこんで依頼を獲得するコンサルタントも少なくないため、注意が必要です。 依頼先を選ぶ際は、数値など明確なエビデンスを基準に相手の実績を確認し、本当に実力があるコンサルタントかどうか見極めましょう。 集客コンサルティングを有効活用するポイント コンサルタントに丸投げしない 集客コンサルタントは集客のプロフェッショナルですが、自社の商材を完全に理解しているわけではありません。 そのため、集客効果を最大化するためには、戦略の立案・実施をコンサルタントに丸投げせず、自社社員も積極的に関わっていくことが重要です。 「コンサルタントのノウハウと自社の専門知識を掛け合わせ、ともに集客効果を高める」というスタンスを持っておきましょう。 積極的にコミュニケーションを取る Web集客プロジェクトをスムーズに進め、成功させるためには、クライアントとコンサルタントの積極的なコミュニケーションが必要不可欠です。 こまめに意識合わせをしながらプロジェクトの微修正を重ねることで、集客戦略の効果を最大化されます。 コンサルタントからのアクションに頼って受け身にならず、クライアントからも積極的にコミュニケーションを取りましょう。 集客コンサルタントを使うべき事業者 今後、積極的に投資をして事業を成長させたい事業者は、集客コンサルタントを活用するのがおすすめです。 集客効果を高めて一気に売上を伸ばしたい場合、ノウハウ豊富なコンサルタントのサポートを受けることで、効率的に事業を拡大できます。 ただし、集客コンサルティングには報酬が伴うため、資金に余裕がない企業にはコンサルティング依頼をおすすめしません。反対に、事業投資資金に余裕がある場合は、積極的にコンサルタントを活用しましょう。 まとめ 集客コンサルティングを活用することで、効果的な集客施策を実行することが可能です。特に、ノウハウ不足で何をするべきかわからない場合は、積極的にコンサルティングを利用するのがおすすめです。 コンサルティング会社に依頼できる業務 Web集客戦略の立案・分析 Webサイトの制作 Web集客施策の実行 Webサイトからのコンバージョン対策 企業によって、抱えている課題や効果的な戦略は異なるため、自社の特徴を理解しながら、適切な提案をしてくれるコンサルタントを選びましょう。
    開店ポータル編集部
    2022/12/29
  • ゴーストレストランがやばいと言われる実態とは?儲かるヒミツやメリットも調査
    「ゴーストレストランとは何?」 「ゴーストレストランはやばいと聞いたが本当?」 ゴーストレストランは、飲食業界に新しい風を吹かせるとして、コロナ禍の売上アップ方法としても注目を浴びている一方、本当に儲かるのか不安、違法ということを聞いた・・・と、ゴーストレストランを問題視している方も多いのではないでしょうか。 結論から申し上げますと、しっかりとルールに沿って営業をすればゴーストレストランが違法になることはありません。そればかりか、営業方法や売込み方法によっては、売上が落ち込んでいた飲食店も右肩上がりになる可能性もあります。 今回は、ゴーストレストランについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。 ゴーストレストランとは? ゴーストレストランとは、実店舗や客席を持たずにデリバリーのみで料理を提供する飲食形態のことです。 店舗によっては、デリバリーに加えてテイクアウトにも対応している場合もあります。 ▶ゴーストレストランをフランチャイズで開業する方法はこちら ゴーストレストランの仕組み ゴーストレストランは実店舗を持たないため、デリバリープラットホームやWebを通して注文を受け付けます。 注文受付や配達、決済については、Uber Eatsや出前館などのプラットフォーム上ですべて完結するため、店舗側の業務は注文が入ったメニューを調理し、容器に入れて配達員に渡すのみとなります。 ゴーストレストランでは、基本的に調理以外の作業が発生しないため、キッチンの設備さえあれば営業が可能です。 クラウドキッチン・シェアキッチン・バーチャルレストランとの違い   ゴーストレストランとクラウドキッチンの違い ゴーストレストランが飲食店の「営業形態」なのに対し、クラウドキッチンは飲食店が使用する「厨房の運用形態」です。 クラウドキッチンでは、複数の飲⾷店が同じテナント内でブースを分割し、それぞれ独⽴したキッチン設備を使って調理をします。 クラウドキッチンは、ゴーストレストラン専用のキッチンとして使用されるケースが多く、運営会社がテナントを用意して賃貸や設備の管理をするのが一般的です。 ゴーストレストランとシェアキッチンの違い シェアキッチンは、複数の飲⾷店がひとつのキッチンを共同利⽤する形態です。クラウドキッチンと同様、ゴーストレストラン専用の厨房として活用されるのが一般的です。 ただ、クラウドキッチンのようにそれぞれ独立した厨房設備があるわけではないので、昼と夜の時間帯で区切って営業している飲⾷店が多いという特徴があります。 シェアキッチンは、賃料や光熱費を折半できるというメリットがある一方、在庫や物資の管理が難しいというデメリットもあります。 ゴーストレストランとバーチャルレストランの違い ゴーストレストランとバーチャルレストランの違いは、「実店舗の有無」です。 バーチャルレストランは、実店舗を持つ飲食店が、店舗で提供しているメニューと全く別ジャンルの商品でデリバリー専門店を運営する形態です。 たとえば、実店舗を構える韓国料理店が、デリバリー専門のハンバーガー店をオープンした場合、そのハンバーガー店はバーチャルレストランになります。 なお、提供するメニューは別ジャンルなので、基本的にバーチャルレストランの商品を実店舗内のイートインスペースで提供することはできません。 ゴーストレストランの市場規模はコロナ禍で拡大 ゴーストレストランの市場規模は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って急速に拡大しました。 外出自粛によりデリバリー需要が増加し、ウーバーイーツや出前館をはじめとするデリバリーサービス業者が充実したことで、ゴーストレストランが営業しやすい環境も整ったためです。 デリバリーやテイクアウトがメインのゴーストレストランは、営業時間の短縮要請などによって売上が左右されにくいため、コロナ禍でも低リスクで営業できる形態です。 ゴーストレストランの今後 首都圏において、ゴーストレストランのメイン販路であるデリバリー市場はレッドオーシャンになりつつあります。 新型コロナウイルスの流行を機に、日本でもデリバリー文化が定着したことが大きな要因です。 ゴーストレストランは、実店舗を持つ場合よりも手軽に運営できることから、今後も競争の激化が予想されます。そのため、市場の動向を随時キャッチし、メニュー開発等の運営を戦略的に行うことが重要です。 経験別の開業スタイル   ゼロからスタートする場合 店舗運営をしていない状態でゼロからゴーストレストランを開業する場合、開業エリアの選定や不動産の購入または賃貸契約、運営に必要な重機備品の購入など、あらゆる準備を全て自分自身で手配する必要があります。 厨房の設備や導線などを全て⾃分好みに決められるというメリットがある一方、ゼロからスタートするとなると、飲⾷店開業と同等の労力が必要になるので、飲食店経営の初心者にとってはハードルが高いです。 すでに飲食店の経営経験がある場合 すでに⾃分の店舗を持っている⽅がゴーストレストランを始める場合は、⾃社で配達員を⽤意する、もしくはデリバリープラットフォームと契約することで簡単に開業できます。 ただ、料理の受け渡しが必要という性質上、配達員の出入りが増えるため、イートインで来店しているお客様にとって居⼼地の悪い空間になってしまう可能性もあります。 デリバリーの受け渡し場所や導線については事前によく検討し、店内利用の顧客満足度が低下しないように配慮が必要です。 クラウドキッチンの運営会社と契約をして開業する場合 クラウドキッチンを活用すると、ゴーストレストラン運営に好条件の立地で開業することが可能です。 ⾃分でマーケティングをして物件を取得するとなると、各デリバリープラットフォームの特性を調査・分析しなければならないので、ある程度の知識・労力が必要となります。 一方、クラウドキッチンの場合、運営会社が行うマーケティングに基づいて、商圏や顧客層など⽴地特性が確⽴されているため、集客がしやすい環境でゴーストレストランを始められます。 ゴーストレストランはやばい? ゴーストレストランについて調べていると、「ゴーストレストランはやばい」という内容が書かれた記事を散見します。 やばいと言われている理由としては、「実店舗がない」ということに対して否定的な意見を持っている方の発信に起因するのではと予想されます。 実際は、ゴーストレストランという営業形態は認められている形態であり、レンタルキッチンでも他業種の料理を調理しているキッチンでも、申請をして許可をもらっているのであれば、「やばい」ということはありません。 ゴーストレストランは儲かる? ゴーストレストランは、デリバリ―需要が拡大している今、儲かる可能性が高い業種です。 特に、居酒屋を運営している飲食店が、ランチの時間に居酒屋のキッチンを使って、サンドイッチなどの軽食やカフェメニューを提供したりすることもできます。 そのため、今までアイドルタイムだった時間を有効活用できるため、売上アップが見込めます。   ゴーストレストランの開業資金は50万円~300万円が目安 ゴーストレストランのオープンに必要な資金は50万~300万円が目安なので、実店舗を持つ場合よりも低コストで開業が可能です。 開業パターンによって金額が変わってくる   開業パターン ゼロから開業 すでに店舗経営しており、ゴーストレストラン市場に新規参入する クラウドキッチンの運営会社と契約して開業 開業資金の目安 数百万円〜1,000万円 0円~数万円 40~100万円 内訳の例  物件取得費用 内装費用 備品の購入費用 各種届出の手数料 資格取得費用 タブレット端末購入費  タブレット端末購入費 各種届出の手数料  クラウドキッチンの前家賃と保証金 各種届出の手数料 ゴーストレストランの開業時に必要な資格・届出にかかる費用 ゴーストレストランの開業には、「⾷品衛⽣責任者」「防⽕管理者」「営業許可書」などの許認可が必要です。 クラウドキッチンを利用する場合、運営会社が取得しているケースがもありますが、デリバリープラットフォームとの契約がスムーズに進めるためにも、自社でも取得しておくことをおすすめします。   各種許認可にかかる費用の目安 ⾷品衛⽣責任者 受講費用 10,000円前後 (教材費込み) 防火管理者 受講費用 7,000~8,000円程度 営業許可 申請費用 15,000~20,000円程度   種類 使途 上限額 条件 小規模事業者持続化補助金 内装 厨房の工事費 賃貸料 保証料 補助対象経費の2/3以内 かつ50万円以内  申請時点ですでに創業済み 従業員数が5人以下 最寄りの商工会議所/商工会が事業支援計画書を作成 地域創造的企業補助金  内装 厨房の工費費 賃貸料 保証料 補助対象となる経費の1/2以内 かつ ・外部調達資金ありの場合 →50万円~200万円 ・外部調達資金なしの場合 →50万円~100万円 新規での創業 新規で従業員を1名以上雇用 認定市区町村/認定連携創業支援事業者による支援を受ける ゴーストレストラン開業で利用できる補助金・助成金   種類 使途 上限額 条件   小規模事業者持続化補助金 内装 厨房の工事費 賃貸料 保証料 補助対象経費の2/3以内 かつ50万円以内  申請時点ですでに創業済み 従業員数が5人以下 最寄りの商工会議所/商工会が事業支援計画書を作成   地域創造的企業補助金  内装 厨房の工費費 賃貸料 保証料 補助対象となる経費の1/2以内 かつ ・外部調達資金ありの場合 →50万円~200万円 ・外部調達資金なしの場合 →50万円~100万円 新規での創業 新規で従業員を1名以上雇用 認定市区町村/認定連携創業支援事業者による支援を受ける ゴーストレストランを開業する方法 ゴーストレストランの開業時に準備するもの 開業する物件 食品衛生責任者の資格 飲食店営業許可 設備調達 メニューの考案 資材や材料の仕入先を確保 融資相談 店舗の改装工事 HP作成 SNSアカウント用意 デリバリーサービスのアカウント登録 業員の募集  ▶ゴーストレストランの開業方法はこちら    ゴーストレストランを開業する流れ STEP.1 食品衛生責任者の資格取得 ゴーストレストランを開業する場合も、通常の飲食店と同様に食品衛生責任者の資格保持者が1名以上必要です。 食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会による6時間の講習を受ければ取得できるものなので、開業が決まったら早めに対応しておきましょう。 なお、調理師や栄養士、製菓衛生士などの資格を持っている場合は講習が免除されます。全国共通の資格なので、別の都道府県で取得していても開業に差し支えありません。   食品衛生責任者とは? 食品衛生責任者は、食品衛生の管理をする人のことです。 具体的には、安全な食品を提供するために食材の保管環境や加熱方法のチェック、店舗内や各設備の衛生状況の確認などを行います。 STEP.2 調理場所となる物件を確保する 次に、ゴーストレストランを開業する物件を決めます。「飲食店営業許可」を取得すれば、自宅開業することも可能です。 物件を借りる場合は、既にある店舗のキッチンを借りる方法や、シェアキッチン・クラウドキッチンを借りる方法などが挙げられます。 開業準備にはある程度時間がかかるため、契約した⽇から⼀定期間家賃が無料になるフリーレント物件を借りるのもおすすめです。 STEP.3 飲食店営業許可の取得 ゴーストレストランを開業する場合、営業場所の各市町村の保健所から飲食店営業許可を取得する必要があります。 調理場の図面や必要な設備などが細かく規定されており、どこでも営業ができるわけではない点には注意しましょう。 許可が下りるまで最短で二週間程度かかるため、開業準備の早い段階で申請しておくのがおすすめです。 保健所への届出が不要なケース ・すでに営業許可を取得している店舗のキッチンを間借りする場合 ・飲食店営業許可を持った施設が運営しているシェアキッチンを利用する場合   その他、申請が必要な可能性のある届出 届出の種類 必要なケース 防火対象設備使用開始届 ・自分自身で物件を借りる場合、開業の7日前までに届出が必要 ・届出がない場合罰則規定あり 火を使用する設備等の設置届け ・厨房がある物件を借りる場合に届出が必要 ・厨房がない/ドリンクのみを提供する形態の場合は届出不要 個人事業の開廃業等届出書 業務形態を問わず、個人事業主として店舗を開業した場合、開業から1カ月以内に開業届の提出が必要 労災保険の加入手続き 1人以上アルバイトを雇った場合、雇用形態を問わずに、雇用した日から10日以内に加入手続きが必要 雇用保険の加入手続き 雇用形態を問わず、31日以上雇う予定があり、さらに週の労働時間が20時間以上となる場合に加入が必要 菓子製造業許可 製造したケーキやパンをテイクアウトで販売する場合に届出が必要 酒類販売業免許 デリバリー・テイクアウトのメニューとしてお酒を販売する場合に届出が必要 STEP.4 提供料理のメニュー考案、デリバリーサービス業者の選定と登録 デリバリーサービスの登録には1〜2ヶ⽉程度かかるため、掲載するメニューの考案や写真撮影などは早めに済ませておくことをおすすめします。 また、メニュー開発と同時に、デリバリーサービス業者の選定も必要です。登録料やシステム利用料、利用者の多さなどを比較検討して、自店舗にあったプラットフォームを利用しましょう。   サービス名 出前館 Uber Eats menu Wolt 導入店舗数 95,000店舗以上 150,000店舗以上 15,000店舗以上     27,000店舗以上 初期費用 0円 (期間限定) 50,000円 0円 (期間限定) 0円 対象エリア 日本全国 日本全国 日本全国 12都道府県 店舗が払う手数料 サービス利用料:商品代金の10%、販売代行手数料:商品代金の25% 注文代金の35% 注文代金の35% (テイクアウトの場合は13%) 注文代金の30% STEP.5 オープン準備 デリバリープラットホームへの登録が完了するまでの期間は、オープンに向けて細かい環境整備をしましょう。 具体的には、商品の仕入れ先確保やデリバリー容器の選定、電話・Wi-Fiなどの通信環境の整備、注文を受けるタブレットなどの手配、従業員の確保、広告用SNSアカウントの作成などが挙げられます。 なお、フランチャイズに加盟する場合は、仕入れ業者などを勝手に契約できないケースもあるので、契約内容をよく確認してから準備を進めましょう。 ​​​​​ゴーストレストランの営業には食品衛生責任者の資格が必須 先述した通り、ゴーストレストランを開業する場合も、店舗に1名以上、食品衛生責任者の資格保持者が必要となります。 資格を持っている従業員がいない場合は、食品衛生協会の講習を受講して資格を取得しておきましょう。 なお、調理師や栄養士、製菓衛生士などの資格を持っている場合は講習が免除され、食品衛生責任者の資格がなくとも開業することが可能です。 未経験でゴーストレストランを開業するならフランチャイズがおすすめ 商品開発なしで開業できる 商品開発には時間や資金がかかるほか、メニュー開発の 知識も必要なので、 初心者にはハードルが高いです。 フランチャイズを活用すれば、本部が既に完成させた商品のレシピや食材を提供してくれるため、商品開発の手間なく開業できます。 知名度の高いブランドの商品を展開できる フランチャイズ展開する会社は、数十のブランドを所有していることも多く、有名なブランドの看板で開業することも可能です。 中には、行列店やミシュラン掲載店などの商品を扱っているケースもあるため、開業直後から売上が安定する可能性も高くなります。 調理や経営のサポートを受けられる フランチャイズ契約をすると、開業前に調理の研修を受けることが可能です。マニュアルも用意されているので、調理未経験でも安心して飲食店を開業できます。 また、運営会社から経営ノウハウを学ぶこともできるため、販売促進やSNS運⽤、広告出稿など、幅広く本部のサポートを受けることが可能です。 フランチャイズで開業できるゴーストレストラン一覧 フランチャイズでゴーストレストランを開業できるサービスに「バーチャルレストラン」というサービスがあります。ドリンクやスイーツから、軽食・お惣菜まで実に数十種類のブランドを取り揃えており、手軽にゴーストレストランを開業したい方にはうってつけです。 ▶公式サイトでフランチャイズ一覧を見る ドリンク系 OWL TEA GOKUCHEE BANANA LAB スムージーモンスター NOMU TIRAMISU 大阪ミックス わらび堂 LEMON×LEMON FRESH JUICE TOKYO IMOIMO 飲むプリンPUDDING 飲むモンブランMONUMON 飲むアサイー NOMUI mystic tea NOMU APPLE PIE スイーツ系 アイスクレープ クロッカンテ Paffle House CREPE FACTRY dip&crisp Crazy Waffle ちぎってディップ ハワイアンカフェ~MARASADA~ ボックスチュロス専門店~Churros time~ 東京パンケーキガーデン Pancake Burgar Stand お食事系 油そば天増 マニョベーカリー 味噌とお米 &Soup ボロネ スパむすび 東京海南鶏飯 魯肉飯屋台 犬のご馳走便 大大鶏排 Mr.ホットサンド Bob’sチキンライス 辛麺 早川 最強のコッペパン コリアンキッチン ジャンジャン麺 韓国料理モッパン サラダチキン研究所 海鮮ポキPOKIPOKI 日本の海鮮茶漬け 自然派ネバとろばくだん食堂 お出汁蕎麦ぶっかけとろろ日和 お出汁うどんぶっかけとろろ日和 チョンソリダチキン スパイス専門店鶏のバイブス 海鮮食堂ポキサラ ミートサンド 肉重 ハワイアンロコモコ AROMOCO 海鮮ユッケホリック 米とハンバーグ ロービー肉丼市場 本気のB級グルメ すじ玉丼食堂 釜山コリアンスープ 肉汁和牛すきやき丼 スモークサーモンdinning 牛骨スープ ソルロンタン ガツンとから丼 ゴールデンから揚げボックス ユッケジャン麺飯店 Bagel Burger LAB The Bagel BOX TACO LUNCH こだわりの熟成牛ハラミ丼 極太タンミョン春雨 台湾割包バーガー TACO SOBA めんそ〜れ 島田のラーメン庄二郎 究極の牛タンハンバーグ弁当 日本のねばとろ和風パスタ 韓国ネバトロ丼 カオマンガイ屋台飯 至福のサイコロサガリ丼 韓国デジ丼 DONDEZI バターハラミステーキ弁当 大人のトリュフ醤油卵かけご飯 chopped salad garden ​つけ麺一向 高槻バーガー 肉ぞう ​宇佐からあげ禅閤 俺の牛タンカレー食ってみな。 ​おむとろ べべのお惣菜 王様のたまごパン 創作お茶漬け専門店 だよね。 ​熟成カラット 東京チカラめし 肉屋のハンバーグとガーリックライス​ Bankara Delivery Ramen 包王 スイーツ系 あめつちまにまに わらび餅もとこ フレンチトーストの店 メープルキス   ゴーストレストランは儲かる!売り上げが立つ5つの理由 低予算・低コストで開業可能 ゴーストレストランは、厨房設備があれば開業できるので、初期費用を大幅に抑えてビジネスをスタートすることが可能です。 イートインのある店舗を開く際に発生する、敷金や礼金、内装費用といったコストが不要なので、オープン後早い段階での収益化が見込めます。 デリバリーサービスは成長市場 デリバリーサービスは成長市場であるため、開業後の安定した収益が期待できます。 フードデリバリーの利用率は32.3%であり、非利用者のうち70%が3年以内の利用を検討しているというデータもあることから、今後も市場は拡大し続ける見込みです。 デリバリー市場の拡大に伴って、ゴーストレストランの需要も今後伸び続けると予想されます。 デリバリーサービスは商圏が広い デリバリーサービスは商圏が広く、顧客を獲得できるチャンスが多い点も強みです。 一般的に、都心部で営業している飲食店の商圏範囲は半径500メートルとされています。 一方、デリバリーサービスは自転車やバイクを使って遠方まで配達が可能なので、商圏はおよそ3キロと広範囲です。 店舗営業よりも広範囲で集客ができる分、売上を作りやすく、安定した店舗経営が実現しやすいです。 ワンオペでの営業が可能 ゴーストレストランは、客席のある店舗よりも少ない人数でオペレーションを回せるため、人件費のコストを抑えることが可能です。 イートインでは、注文取りや配膳、会計などの業務が発生します。一方、ゴーストレストランの場合は、基本的に調理以外の業務が不要なので、ワンオペで営業しても差し支えありません。 人件費は、飲食店営業にかかるコストのなかでも特に割合が大きいため、その負担を極力削減することで、利益率の拡大につながりやすいです。 悪天候の日にこそ稼げる 一般的に、雨や雪といった悪天候の日は外出を避ける人が増えるため、飲食店の売上が下がる傾向にあります。 しかし、ゴーストレストランは、外出を控えたい顧客の外食需要を満たすことができるので、悪天候の日こそ売上が立ちやすいです。 天候以外にも、新型コロナウイルスの影響による外出自粛など、飲食店にとってネガティブな要素は様々ですが、ゴーストレストランであればそれらをビジネスチャンスに変えることが可能です。 ゴーストレストランのメリット 初期費⽤が安い ゴーストレストランは、客席のある飲食店よりも初期費用を安く抑えられるというメリットがあります。 イートイン型の飲食店を開業する場合、店舗の内装や外装、備品などに費用がかかるため、最低でも1,000万円程度の開業資金が必要です。 一方、ゴーストレストランは、調理設備と調理器具さえあれば営業でき、内装や外装費、装飾などの費用不要なので、50〜300万円程度の少ない資金で開業が可能です。 賃料や光熱費などの固定費が抑えられる ゴーストレストランには実店舗がないため、店舗の維持費や備品にかかる固定費を安く抑えられます。 たとえば、イートインがない分、配膳や会計などの接客業務を担当するスタッフが不要なので、人件費を大幅に節約できます。 また、店舗の物件を借りる際も、人通りや店舗の広さ・内装などを気にせずに選ぶことが可能なので、客席のある店舗と比べて賃料が安くなりやすいです。 さらに、一般的な飲食店の店舗より狭いスペースで運営できるため、照明や空調にかかる光熱費の節約にもつながります。 販路拡大につながる 厨房設備のある飲食店は、デリバリープラットホームに登録するだけでゴーストレストランを開けるため、低コストで販路を拡大することが可能です。 一から新店舗をオープンするとなると、膨大なコストが発生しますが、ゴーストレストランであれば少ない初期投資で販売チャネルを増やせるため、手軽に売上アップを実現できます。 ゴーストレストランのデメリット 店舗のプロモーションが困難 ゴーストレストランには実店舗がないため、店舗の雰囲気や料理のビジュアル、接客の質などを武器にして集客するのが難しいです。 競合が多い中、宣伝材料は「メニューの内容」や「写真」などに限られるため、他の店舗にない独自の魅力を上手くアピールできなければ、思うような集客を見込めません。 このデメリットを克服するためには、実店舗と同様のプロモーション戦略ではなく、SNSやチラシなどをうまく利用して宣伝する必要があります。 プラットフォームへの依存が高い ゴーストレストランは、デリバリーサービス業者を通して注文受付や会計、配達といった業務を行うため、プラットフォームへの依存度が高いという課題があります。 万が一、飲食店側に課される手数料が高くなったり、プラットホームそのものの利用状況や評判が落ちたりした場合、店舗の売上にも影響が出てしまいます。 利用するプラットホームを一つに絞ると、もしもの場合に経営が立ち行かなくなる可能性も高まるため、複数のサービスを併用してリスクを分散させておくのがベターです。 顧客との関係性を築けない ゴーストレストランは、デリバリーを通して料理を提供するという性質上、お客様とコミュニケーションをとる機会がありません。 利用者の意見を反映した店舗運営が難しいため、顧客との関係構築を通してリピーターを獲得することが難しいというデメリットがあります。 料理と一緒に、顧客満足度アンケートにアクセスできるQRコードを同封するなど、お客様の声を拾う工夫をしましょう。 ゴーストレストランを経営する際の注意点とアドバイス メニュー選定の注意点   経時劣化を意識 メニュー選定時は、経時劣化に注意する必要があります。経時劣化とは、時間の経過とともに食べ物の鮮度が落ちていくことです。 実店舗であれば、出来立ての料理をすぐに食べてもらえますが、デリバリーサービスの場合は配達の工程があるため、顧客が料理を食べるまでに一定時間空いてしまいます。 メニューを考案する際は、時間が経っても味が落ちないように配慮しながら、レシピを工夫・改良しましょう。   商圏での売れ筋に合わせたメニュー ゴーストレストランをオープンする際は、綿密に市場調査をおこない、その商圏で売れやすいメニューを選定するのがポイントです。 たとえば、単身者が多い商圏の場合は、健康に配慮したメニューや、ワンプレートで手軽に食事を済ませられるメニュー、量が多すぎないメニューなどが好まれます。 安定的にオーダーを獲得して売上を維持するためにも、開業前の商圏調査を徹底しましょう。 ゴーストレストランは優良誤認に注意 ゴーストレストランを運営する場合は、実店舗がない分、誇張表現や偽りの宣伝をしないよう気をつけなければなりません。 例えば、カレー店として営業許可を受けている店舗が海鮮丼の専門店を名乗って海鮮丼を提供した場合、優良誤認にあたる可能性があります。 今後、ゴーストレストランへの取締りが強化された場合、優良誤認によって摘発されるリスクもあるため、必要以上に誇張した宣伝や、実態の伴わない謳い文句は控えるのがベターです。 デリバリープラットフォームをフル活用する ゴーストレストランを開く際は、商圏内に対応しているプラットフォームをすべて活用し、販路を最大化するのがおすすめです。 デリバリープラットフォームの種類によって、獲得できるユーザー層が異なるため、窓口を複数設けることで集客効果アップにつながります。 クーポンや割引券を導入する フードデリバリーでは、「配送手数料無料」などのクーポンを発行することが可能です。 クーポンや割引券は、ユーザーが店舗を選ぶきっかけになるため、店舗の知名度を上げたい場合は、新規顧客を獲得する手段として、定期的にクーポン・割引券を発行しましょう。 限られたスペースを有効活⽤し商品数を増やす ゴーストレストランは、調理スペースと⾷材のストックスペースをいかに有効活⽤できるかがポイントです。 オペレーション人数を減らして人件費を抑え、限られた食材でメニューを構成することで、利益率が高くなります。 なるべく少ない工程で調理できるメニューを選び、ラインナップを豊富にできるように工夫しましょう。 クラウドキッチンを利用する場合は売上連動型の賃料が発⽣するか確認する クラウドキッチンの運営会社によっては、基本の賃料が安いかわりに、売上連動型の賃料が発⽣する場合もあります。 売上連動型の賃料がある場合、デリバリープラットフォームに⽀払う⼿数料に加えて、賃料が発生する分の売上パーセンテージもコスト計算する必要があります。 クラウドキッチンを利用する場合は、事前には売上連動型の賃料があるかどうか確認し、それにあわせてキャッシュフローの管理体制を確立しましょう。 ゴーストレストランの成功事例 万人受けするメニューで幅広い世代の集客に成功 唐揚げやカレーなど、万人受けするメニューを展開することで、広い世代のユーザーを獲得できる可能性が高くなります。 実際、実店舗で運営している居酒屋で、人気のメニューを中心にラインナップしたことで、ゴーストレストランの集客に成功した例もあります。 特に、子ども受けするメニューや、小腹がすいたときにつまめるメニューは、自宅で手軽に購入できるデリバリーと非常に相性が良いのでチャレンジしてみるのも良いでしょう。 インスタ映えメニューで集客に成功 デリバリプラットフォームに加えてインスタグラムを併用し、SNS映えする写真で集客に成功している事例もあります。 ゴーストレストランでは、新規顧客への訴求ポイントが「メニュー内容」や「イメージ写真」に限られるため、思わず注文したくなるほど目を引く写真によって他店に差をつけることが可能です。 ゴーストレストランに関するよくある質問 Qゴーストレストランの調理場所に決まりはありますか? A ゴーストレストランの開業には、「飲食店営業許可」が必要なので、許可が下りる条件を満たした場所である必要があります。 Qゴーストレストランは自宅でも開業できますか? A「飲食店営業許可」が得られる条件を満たしている場合、自宅でも開業可能です。 Qゴーストレストランは違法じゃないですか? A「飲食店営業許可」を得ていれば、基本的に保健所から指摘を受けるようなことはありません。 ただ、「食品衛生責任者」や「火を使用する設備等の設置届」など、業態によって各種許認可が必要となるので、必ず条件を満たしたうえで営業しましょう。 Qゴーストレストランに飲食店営業許可は必要ですか? Aゴーストレストランの営業には、「飲食店営業許可」が必要です。 Qゴーストレストランは居抜き物件で開業できる? A十分な調理設備があり、「飲食店営業許可」が下りれば、居抜き物件でも開業が可能です。 Qゴーストレストランはどのように広告を出す? Aゴーストレストランは、SNSやチラシを使って宣伝するケースが多いです。 Qゴーストレストランは副業にできる? Aゴーストレストランに必要な資格や許認可を満たせば、副業として営業することが可能です。 ただし、運営には多くの手間がかかるため、基本的にはすでに飲食店を経営している方、もしくは専業で携われる方向きです。 Qゴーストレストランの由来は? Aゴーストレストランはニューヨーク発祥の飲食業態で、看板も客席もないため、店が「幽霊のように目に見えない」ことに由来して名づけられました。 Qゴーストレストランの別名は? Aゴーストレストランは、「デリバリー専門レストラン」「オンライン専門レストラン」「ダーク・キッチン」などと呼ばれることもあります。 Qゴーストレストランは実店舗より売り上げが伸びますか? Aゴーストレストランは、初期費用や固定費を安く抑えられる分利益率が高くなりやすいので、実店舗以上の売上を出せる可能性もあります。 まとめ ゴーストレストランは、店舗に客席を設けず、デリバリー専門で営業する飲食店形態です。新規店舗としてゼロから開業するケースと、既存の飲食店が売上アップを狙って始めるケースがあります。 ゴーストレストランのメリットは以下の3点です。 初期費⽤が安い 賃料や光熱費などの固定費が抑えられる 販路拡大につながる すでに店舗を持っているお店の場合、低コストで販路の拡大・売上アップを実現できます。また、新規で飲食店開業する場合も、初期費用や固定費を抑えて運営できるというメリットがあります。 新型コロナウイルスの影響で急拡大したゴーストレストラン市場は、今後も伸び続けると予想されるため、開業時の注意点やポイントを押さえながら、上手に活用しましょう。
    開店ポータル編集部
    2022/12/13
  • 飲食店の開業にコンサルタントは必要?内容や料金相場から会社を選ぶポイントまで徹底解説!
    飲食店のコンサルタントとは?主な役割 専門的な知識や技術で成果を出す 飲食店コンサルタントは、専門的な知識や技術を提供して売上アップや業務効率改善などの成果を出す役割があります。 例えば、経営戦略やマーケティングなどを担当するスタッフがいない飲食店であると、手探りで企画や実行を行わなければなりません。 飲食店コンサルタントであれば、プロの目線から飲食店を分析しアドバイスをすることができるため、いち早く成果を出したい場合にもおすすめです。 新しい方法で店舗が成長するための仕組みを提供する 飲食店コンサルタントは、新しい手法や知識で、店舗の成長を加速させるための仕組みづくりをする役割があります。 例えば、店舗がこれまで実施していなかった経営戦略を提供したり、業務効率を改善するサービスの導入をサポートすることも可能です。 店舗が成長していくための新しい仕組みを作り出し、生産性を高めることができます。 時代の変化に合わせて成長を継続させる 飲食店コンサルタントは、時代やトレンドの動向に合った手法を提示して、店舗の成長を持続させていく役割があります。 経営戦略やマーケティング施策の効果は、一時的なものであっては意味がありません。 時代に合わせて、店舗が継続的に成長できるように提案やアドバイスを行い、サポートしていくのが特徴です。 スーパーバイザーとして売上アップをサポートする 飲食店コンサルタントは、スーパーバイザー(SV)として店舗の売上をアップさせる役割があります。 スーパーバイザーは、監督者や管理者のことで売上管理やスタッフの育成など様々なマネジメントを行います。 また、経営データを分析して明らかになった課題を、店長やオーナーと共同で改善していくのも飲食店コンサルタントの特徴です。 ▶集客コンサルティングについての記事はこちら 飲食店のコンサルタントには2種類ある 特化型コンサル 特化型コンサルは、特定の分野に特化して飲食店のコンサルティングを行います。 店舗経営全体に対してアドバイスを行うのではなく、調理手順や接客方法など業務を細分化してコンサルティングを行うのが特徴です。 また、メニュー開発や販促促進案の企画、内装の施行管理など、特定の飲食店の問題に合わせて問題解決ができる強みがあります。 総合型コンサル 総合型コンサルは、特定の分野にとらわれず総合的に飲食店の売上をアップさせるための施策立案や実行サポートを行います。 業態の変更や店舗ブランディングはもちろん、フランチャイズ化などの多店舗展開にいたるまで飲食店の経営全般をサポートすることができます。 総合的に経営をサポートしてほしい場合や、売上不振の原因がわからないなどの場合に依頼するのがおすすめです。 飲食店にコンサルタントは本当に必要? おすすめできる飲食店:マーケティングの専門知識を持つ人材が不足している店舗 飲食店のコンサルタントは、経営戦略やマーケティングを担当する人材が不足している店舗におすすめです。 開業前後の飲食店や、個人で経営している店舗などは人手が不足していて、売上を高めるための分析にまで手が回らないことも多いです。 飲食店コンサルタントに依頼することで、知識や経験が無くてもプロの知見から店舗を成長させることができます。 おすすめできない飲食店:経営に関する悩みがない店舗 飲食店のコンサルタントは、売上や従業員の管理など経営に関する悩みがない店舗にはおすすめできません。 コンサルティングを依頼する場合、内容に応じて費用が発生するため費用対効果が合わない可能性があります。 ただし、コンサルタントに店舗の分析を依頼することで、自分ではわからない客観的な視点から見た課題が見つかることもあります。 飲食店にコンサルタントが必要な理由 規模の大きい案件を実施できる 飲食店のコンサルティングは、自店舗のリソースだけでは実現できない規模の施策を実施することができます。 例えば、導入したいサービスの運用知識がない場合の導入サポートや多店舗展開など、一人では判断が難しい場合でも相談できます。 客観的な視点で店舗の分析ができる 飲食店のコンサルティングは、第三者の客観的な視点から店舗の分析ができるため、広い視点から経営を見直すことができます。 自分だけでは気づけないような問題の把握や、客観的な視点からのアドバイスを受けることができます。 プロのサポートを受けることができる 飲食店のコンサルティングは、多くの経験や知識を持ったプロがアドバイスを行うため、自社の人材だけでは難しい高いレベルの目標を実現できます。 例えば、新メニューを開発したい場合や調理テクニックを向上させたいなど、専門的な経験が必要な場合でもサポートを受けることができます。 飲食店コンサルタントが必要になる3つのタイミング ①:売上が落ち込んでいるとき 飲食店コンサルタントは、自社だけでは売上改善ができない場合に依頼することで、大きく業績を回復できることがあります。 飲食店経営者の中には、初めて開業した方や経営に関する知識に不安がある方も多く、売上が減少しているときの改善策がわからないことも多いでしょう。 飲食店コンサルタントであれば、様々な経験と知識を持っているため、売上を向上させる具体的なアドバイスを期待できます。 ②:店舗の出店地を決めるとき 飲食店コンサルタントは、店舗の出店地を決める際に依頼することで、土地柄や顧客ニーズを分析してより店舗コンセプトに合った出店地の選択をサポートできます。 特に、これから飲食店の開業を検討している場合には、出店地を安易に決めてしまうと集客が難しく、売上が伸びづらくなってしまう可能性もあります。 出店場所を決める調査は、適切な知識を持っていないと判断できないことも多いため、経験豊富なコンサルタントに依頼するのが一般的です。 ③:複数店舗の展開を検討しているとき 飲食店コンサルタントは、複数の店舗を展開してより集客や売上をアップさせたいときに依頼することで、店舗拡大をサポートできます。 飲食店を多店舗展開すればするほど、経営者が直接指導するのが難しくなり、様々な問題が起きやすくなります。 飲食店コンサルタントに依頼することで、潜在的な問題の把握や管理体制の構築がしやすくなるため、店舗数の拡大を検討している方におすすめです。 飲食店コンサルタントの料金相場 年間の契約料は150万円程度が相場 飲食店コンサルとの契約料は、年間で120万円~200万円が相場となります。 ただし、依頼するコンサルティングの内容や、コンサルタントが個人か会社かによっても料金相場は大きく異なります。 また、店舗を訪問する回数や担当するコンサル領域によって複数のプランがある場合もあるため、店舗に必要なコンサルティングを判断して選ぶようにしましょう。 飲食店コンサルタントの料金は成果報酬型ではない場合が多い 飲食店のコンサルタントの料金は、成果が出た分だけ報酬を支払うような成果報酬型ではない点に注意が必要です。 契約後に想定していたような結果が出ないときも、データ分析や戦略立案などのコンサル内容に応じて費用が発生します。 飲食業界に強いコンサルティング会社4選 株式会社コロンブスのたまご 株式会社コロンブスのたまごは、これまで全国3000以上の店舗に対して指導してきた実績があります。 開業成功のためのアドバイスはもちろん、売上が減少傾向の店舗を繁盛店へと再生するコンサルティングを得意としています。 成功事例も多く、フランチャイズ本部立ち上げ支援・海外進出サポートなども行っており、多店舗展開を考えている方にも支援が可能です。 株式会社船井総合研究所 株式会社船井総合研究所は、日本全国の様々な飲食店のコンサルタントを手掛け、個人経営からチェーン店まで670社以上のサポートを行っています。 外食・食品・中食・人財と業種別に特化した50人以上のフードコンサルタントで、専門的なコンサル内容にも対応できます。 また、フードビジネス専門研究会を立ち上げて中小企業経営者のための勉強会を開催し、多くの企業が参加しています。 株式会社STAYDREAM 株式会社STAYDREAMは、年間100店舗以上のコンサルティングを行っている実績があります。 困っている人の力になりたいという信念のもとに、コンサルティングはすべて自ら現場に赴いて行っています。 また、ローコストを実現し、低価格のコンサルティングを行うことで個人経営店からチェーン店まで幅広く対応しています。 株式会社スリーウェルマネジメント 株式会社スリーウェルマネジメントは、日本国内だけにとどまらず海外の個人店から大手外食チェーンに至るまで、様々なクライアントを業績アップへと導いています。 独自の評価制度を採用しており、業績の上がる評価制度としてメディアで特集が組まれたという実績があります。 代表者は日本フードビジネス経営協会の理事長でもあり、現場での知識も豊富なコンサルタントです。 飲食店コンサルタントの業務内容 経営サポート 飲食店コンサルタントは、売上アップや店舗スタッフの管理など、経営に関する様々なサポートを行います。 依頼するコンサル会社によって得意領域やコンサル内容は異なるため、店舗課題に合ったコンサルタントに依頼することをおすすめします。 内外装の企画・立案 飲食店コンサルタントは、店舗の集客力を高めることができる内外装を企画立案します。 施行業者などの紹介や手配も行ってくれるため、インテリアの知識がない場合でもサポートを受けることができます。 メニューやPOPの企画・開発 飲食店コンサルタントは、店舗のコンセプトや業態に合わせてメニューやPOPを企画します。 近隣の競合店や顧客ニーズを分析して、価格帯や商品カテゴリーを立案してくれるため、新しいメニューの開発をサポートします。 各種マニュアルの作成 飲食店コンサルタントは、調理手順や接客方法などの見本となるマニュアルの作成をします。 日々業務に追われていて、店舗の業務を向上させる仕組みづくりができていないといった店舗をサポートすることができます。 従業員への研修 飲食店コンサルタントは、従業員の接客手法などの教育面の研修を行い、店舗のサービス向上をサポートできます。 店舗の課題に合わせた研修や、必要に応じて実践をしてくれるため従業員のサービスクオリティを底上げすることができます。 データを用いた店舗分析 飲食店コンサルタントは、売上や店舗の回転率などの経営データを分析して、潜在的な問題解決をサポートします。 日々営業する中で収集される店舗の経営データは、分析することで売上アップや業務効率化に繋がるヒントになります。 コンサルタントにデータを分析してもらうことで、専門的な知識が無くても数値の見える化ができ販売促進などのマーケティング戦略に活かすことができます。 取引先や各種業者の手配 飲食店コンサルタントは、商品や備品の仕入れる取引先や、内外装や電気、ガスなどの各種業者の手配をサポートできます。 特に、開業したての飲食店であると膨大な業者の中から必要な取引先を選定し、契約をしなければなりません。 飲食店コンサルタントは、多くの事業者と提携しているため店舗の要望に合わせて紹介や手配を行います。 飲食店コンサルタントを選ぶときのポイント 依頼の目的を明確にしておく 飲食店コンサルタントを選ぶときは、解決したい問題や成長させたい分野など、依頼する目的を明確にしておきましょう。 飲食店のコンサルタントは、それぞれ得意としている領域や解決のための手法が異なります。 あらかじめ、売上アップや経費削減などの具体的な目標を設定しておくことで、解決のためのコンサルタント選びがしやすくなります。 実績や経験が豊富な会社を選ぶ 飲食店コンサルタントを選ぶときは、これまでのコンサル実績や経験が豊富な会社を選ぶようにしましょう。 過去の実績を確認することで、どのようなことが実現できるのかイメージすることができます。 また、得意としている飲食店のタイプや課題解決例を知ることことで、自店舗の課題を解決できるコンサルタントなのか判断しやすくなります。 改善するための具体策を提示できる 飲食店コンサルタントを選ぶときは、現在の店舗状況を相談したうえで、具体的な改善策を提示してくれるかどうか確認しましょう。 具体策の内容に説得力があり、納得できるものであるかどうかでコンサルティングを依頼するか判断しましょう。 できるだけ店舗の近隣にある会社から選ぶ 飲食店コンサルタントを選ぶときは、店舗の近くに事業所があり頻繁に足を運んでくれるコンサルタントを選びましょう。 近年はオンラインツールを利用してコンサルティングを行うこともありますが、実際に店舗を見て判断できることも多くあります。 また、店舗を巡回してくれるコンサルタントであれば、より円滑な関係性を築くことも可能です。 実際に対面して印象を確かめる 飲食店コンサルタントを選ぶときは、実際に対面して際の雰囲気や印象を確かめましょう。 飲食店オーナーの方は、日ごろから従業員の面接などを行っているため、相手の人柄や能力を把握できる場合もあります。 店舗のポリシーと合致するか確かめる 飲食店コンサルタントを選ぶときは、考え方や改善のための手法が店舗の運営ポリシーと合っているか確認しましょう。 コンサルタントの考え方が店舗のポリシーと合っていないと、イメージと違ったコンサルティング内容になってしまう可能性もあるため注意が必要です。 選んではいけない飲食店コンサルタントの特徴 業績改善につながらない理想論を話す 飲食店のコンサルタント選びは、説明時に直接業務改善につながらない理想論が多い場合はおすすめできません。 現実的に実現が可能な戦略や、業務改善につながる具体策でなければ実施が難しいこともあります。 数字などで根拠をしっかりと示してくれるコンサルタントを選ぶようにしましょう。 店舗環境に合わない成功事例を参考にする 飲食店のコンサルタント選びは、自店舗の環境に合わない成功事例を参考にするような場合はおすすめできません。 例えば、従業員規模10人程度の飲食店に対して、複数の店舗を運営する大企業の成功事例を用いても大きな効果は見込めません。 店舗の状況や環境に合わせた成功事例を参考にして、コンサルティングをしてくれるサービスを選びましょう。 対策に具体性が無い 飲食店のコンサルタント選びは、店舗の課題に対しての対策案に具体性が無い場合はおすすめできません。 なんとなくの説明や対策案で終わらずに、課題に対してすぐに具体的な改善策を提示してくれるコンサルタントを選びましょう。 まとめ:飲食店に合ったコンサルティングを受けて売上をアップさせよう! 飲食店のコンサルティングは、売上の向上や業務効率改善などの店舗課題に対してアドバイスを行い、店舗の成長をサポートするサービスです。 開店ポータルでは、新しく店舗を開く方向けに集客力の向上や業務効率アップなどの様々なサポートを行っています。 開業後すぐに売上を向上させたい、人手不足を解決したい方はぜひ一度お問い合わせください。
    管理者
    2022/12/01
  • 【2022年度】飲食店が利用できる補助金・助成金・給付金|まとめ一覧
    「新型コロナウィルス感染症の蔓延で経営が大変」 「使える補助金・助成金を知りたい」 新型コロナウイルス感染症の蔓延で経営が難しくなっており、補助金や助成金を利用したいと検討している方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、飲食店が利用できる補助金・助成金・給付金を、全国共通、都道府県別に紹介していきます。 飲食店の開業時にかかる費用と活用できる補助金・助成金も紹介しているため、飲食店を開業する際の参考に役立ててください ▶関連記事:飲食店の開業資金は?小さい店舗に必要な準備や資金調達を徹底解説! 結論:飲食店で必ず申請すべき補助金は3つ IT導入補助金 業務効率化や売上アップのためにITツールを導入する場合、そこにかかる経費の一部を補助する制度です。ITツールを導入したい場合のほとんどで、利用できる補助金のためおすすめといえます。 過去の支給事例としては、販売管理システムや勤怠管理ツールの導入など。飲食店では、POSレジやセルフオーダー端末などの導入に利用できるでしょう。 ▶IT導入補助金について(自治体公式サイト) 小規模事業者持続化補助金 小売業やサービス業などの小規模事業者の販路拡大をサポートする制度です。補助金の支給に加え、商工会議所から販路拡大のためのアドバイスを受けることができるので、経営初心者におすすめです。 補助対象は、既存の(または新しく開発した)商品やサービスを売り込むための経費。ショーケース、チラシやホームページの制作費、新商品の開発にかかった材料費など、あらゆるものが対象になります。 ▶小規模事業者持続化補助金について(自治体サイト) 雇用調整助成金 景気変動や急な業績悪化など経済上の理由によって、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、休業など一時的な雇用調整を実施することで従業員の雇用を維持させた場合に助成される助成金です。 簡単に従業員を解雇できない日本において、経営が悪化する中で従業員を雇用し続けると、逆に企業が倒産してしまいかねません。こうした危機を救済する措置として、雇用調整助成金が設けられています。 ▶雇用調整助成金について(自治体サイト) 飲食店が使える補助金・助成金一覧 地域 補助金・助成金名 申請期間 上限金額 公式URL 全国共通 事業復活支援金 ~2022年6月30日 50万円 公式 事業再構築補助金 2022年10月3日~2023年1月13日 8,000万円 公式 雇用調整助成金 判定基礎期間の末日の 翌日から2か月以内 1万5,000円 公式 IT導入補助金 ~2022年11月28日 450万円 公式 小規模事業者持続化補助金 ~2022年12月9日 50万円 公式 ものづくり補助金 ~2022年12月22日 1,250万円 公式 キャリアアップ助成金 賃金が支給された日の 翌日から起算して2か月以内 57万円 公式 事業承継・引継ぎ補助金 3次公募 2022年11月24日17時 4次公募 2023年2月上旬 600万円 公式 軽減税率対策補助金 ~2019年12月16日 20万円 公式 トライアル雇用奨励金 - 4万円 公式 東京都 占用許可基準緩和による テラス営業支援事業 2022年9月22日〜2023年2月28日 10万円 公式 東久留米市地場産農産物 利用飲食店等支援金2022 2022年9月1日〜2023年2月6日 14万円 公式 飲食事業者の 業態転換支援事業 2022年11月1日~2022年12月31日 100万円 公式 目黒区飲食店感染防止 対策助成(令和4年度) 2022年7月1日〜2023年2月28日 50万円 公式 多摩市産農産物利用 飲食店等支援事業補助金 〜2023年2月28日 10万円 公式 創業助成金 2022年10月3日~2022年年10月12日 300万円 公式 若手・女性リーダー 応援プログラム助成事業 2022年9月26日~2022年10月14日 400万円 公式 商店街起業・承継支援事業 2022年9月26日~2022年10月14日 250万円 公式 大阪府 太子町コロナ禍における 飲食店開業支援補助金 2022年9月1日~ 20万円 公式 茨木市事業活動支援給付金 2022年11月16日〜2023年2月24日 10万円 公式 兵庫県 加西市小規模事業者 持続化事業支援補助金 2022年4月1日〜 100万円 公式 三重県 三重県飲食店時短要請等 協力金(第6期)早期支給 2022年1月31日〜2022年2月7日 17万5,000円 公式 和歌山県 飲食・宿泊・サービス 業等支援金(第5期) 2022年7月13日~2022年9月30日 100万円 公式 北海道 第三者認証取得推奨給付金事業 2022年2月1日〜2022年12月28日 5万円 公式 飲食店第三者認証 取得促進給付金 〜2023年1月31日 10万円 公式 ウェルカム商店街事業助成金 〜2023年1月31日 10万円 公式 飲食店禁煙化工事費等補助事業 2022年4月25日〜2023年1月31日 10万円 公式 食の海外展開チャレンジ 支援補助金 2022年4月1日〜2023年1月31日 20万円 公式 秋田県 飲食店感染予防環境整備 支援事業費補助金 (新型コロナ対策認証枠) 2022年4月1日〜2022年12月28日 30万円 公式 令和4年度商店街・飲食店街等 支援事業費補助金 2022年4月1日〜2022年12月15日 500万円 公式 美郷町新型コロナウイルス感染 防止対策認証飲食店支援金 〜2023年1月31日 5万円 公式 宮城県 宮城県認証飲食店省エネルギー 設備等導入支援補助金 2022年8月19日〜2022年10月31日 200万円 公式 飲食店が使える補助金【全国共通】 【申請受付終了】事業復活支援金 事業復活支援金とは、新型コロナウイルス感染症の拡大や長期化により、大きな影響を受けた中小企業・個人事業主に対して、事業規模に応じた給付金を支給する制度です。 事業復活支援金には、「中小法人等」「個人事業者等(事業所得)」「個人事業者等(主たる収入が雑・給与所得)」があります。 個人事業者等(事業所得)の場合の給付対象者 下記の①と②をいずれも満たす中堅・中小法人、個人事業主等 新型コロナウイルス感染症の拡大や長期化に伴う重要の減少又は供給の制約により大きな影響を受けていること ①の影響を受け、自らの事業判断によらずに対象月の売上が基準期間の同月と比べて50%以上又は30%未満減少していること 個人事業者等(事業所得)の場合 給付上限額 売上高減少率50%以上:50万円 売上高減少率30%以上50%未満:30万円 給付額 基準期間の売上高-対象月の売上高×5ヶ月分 申請期間 【終了】2022年6月30日まで 申請方法 事業復活支援金マイページから 詳しくは こちらから 公式 事業再構築補助金 事業再構築補助金とは、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援するものです。 日本経済の構造転換を促すため、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。 事業再構築補助金には、「通常枠」「大規模賃金引上枠」「回復・再生応援枠」「最低賃金枠」「グリーン成長枠」「緊急対策枠」があります。 通常枠の場合の補助対象者 2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月間の合計売上高が、コロナ以前(2019年または、2020年1~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少していること。 事業再構築指針に沿った、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編に取り組んでいること。 認定経営革新等支援機関と事業計画を策定すること。▶詳しくはこちらから 通常枠の場合 補助上限額 従業員20人以下:100万~2,000万円 従業員21~50人:100万~4,000万円 従業員51~100人:100万~6,000万円 従業員101人以上:100万~8,000万円 補助率 中小企業者等:2/3(6,000万円超は1/2) 中堅企業等:1/2(4,000万円超は1/3) 申請期間 第8回公募 2022年10月3日~2023年1月13日 申請方法 電子申請のみ ▶申請はこちらから 詳しくは こちらから 公式 雇用調整助成金 雇用調整助成金とは、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、従業員の雇用維持を図るために、事業主を支援するものです。 また、事業主が労働者を出向させることで雇用を維持した場合も、雇用調整助成金の支給対象となります。 支給対象となる事業主 以下の条件を満たす全ての業種の事業主が対象。 新型コロナウイルス感染症の影響により経営環境が悪化し、事業活動が縮小している。 最近1か月間の売上高または生産量などが前年同月比5%以上減少している。 労使間の協定に基づき休業などを実施し、休業手当を支払っている。 中小企業の場合 助成上限額 1人1日あたり 1万5,000円 助成率 4/5(解雇等を行わない場合:9/10) 申請期間 判定基礎期間の末日の翌日から2か月以内 申請方法 事業所の所在地を管轄する都道府県労働局 またはハローワーク、郵送で受付 詳しくは こちらから 公式 IT導入補助金 IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者等がITツールを導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートするものです。 IT導入補助金には、「通常枠」「セキュリティ対策推進枠」「デジタル化基盤導入類型」「複数社連携IT導入類型」があります。 通常枠の補助対象者 中小企業・小規模事業者等(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象) 通常枠の場合 補助上限額 プロセス*¹数が1つ以上の場合:30万~150万円 4つ以上の場合:150万~450万円 補助率 1/2以内 申請期間 8次締切 2022年11月28日 17時 申請方法 電子申請のみ ▶申請はこちらから 詳しくは こちらから 公式 ※1「プロセス」とは、業務工程や業務種別のこと。 小規模事業者持続化補助金 小規模事業者持続化補助金とは、持続的な経営に向けた経営計画を作成し、販路開拓や商品開発などの取り組みを行う小規模事業者に対し、それに要する経費の一部を補助するものです。 経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。 小規模事業者持続化補助金の一般型には、「通常枠」「賃金引上げ枠」「卒業枠」「後継者支援枠」「創業枠」「インボイス枠」があります。 補助対象者 商業・サービス業:常時使用する従業員の数 5人以下。 また、以下の全ての要件を満たす方が補助対象者になり得ます。 資本金又は出資金が5億円以上の法人に直接又は間接に100%株式保有されていないこと。 直近過去3年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超えていないこと。 本補助金の受付締切日の前10か月以内に、持続化補助金(一般型、低感染リスク型ビジネス枠)で採択されていないこと。 一般型 通常枠の場合 補助上限額 50万円 補助率 2/3 申請期間 10回目締切 2022年12月9日 申請方法 電子申請または郵送 詳しくは こちらから 公式 ものづくり補助金 ものづくり補助金とは、中小企業等による生産性向上に資する、サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。 ものづくり補助金には、一般型(通常枠、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠、グリーン枠)とグローバル展開型があります。 補助対象者 中小企業・小規模事業者が、以下を満たす3~5年の事業計画を策定し、実行することが必要。 付加価値額 +3%以上/年 給与支給総額+1.5%以上/年 事業場内最低賃金≧地域別最低賃金+30円 一般型 通常枠の場合 補助上限額 750万円~1,250万円 (従業員数による) 補助率 中小企業など:1/2 小規模事業者など:2/3 申請期間 13次締切 2022年12月22日17時 申請方法 電子申請のみ ▶申請はこちらから 詳しくは こちらから 公式 キャリアアップ助成金 キャリアアップ助成金とは、非正規雇用の労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して助成するものです。 労働者の意欲と能力を向上させ、事業の生産性を高め、優秀な人材を確保するために活用できる助成制度です。 キャリアアップ助成金には、「正社員化コース」「賃金規定等改定コース」「賃金規定等共通化コース」「賞与・退職金制度導入コース」などがあります。 正社員化コースの場合 支給額 1人当たり 57万円 申請期間 賃金が支給された日の 翌日から起算して2か月以内 申請方法 事業所の所在地を管轄する 都道府県労働局 詳しくは こちらから 公式 事業承継・引継ぎ補助金 事業承継・引継ぎ補助金とは、事業承継を契機として新しい取り組み等を行う中小企業者・個人事業主に対して、その取組に要する経費の一部を補助するものです。 補助金の支給によって、事業承継、事業再編・事業統合を促進し、国の経済の活性化を図ることを目的としています。 事業承継・引継ぎ補助金には、「事業承継・引継ぎ補助金(経営革新)」「事業承継・引継ぎ補助金(専門家活用)」「事業承継・引継ぎ補助金(廃業・再チャレンジ)」があります。 経営革新の場合の補助対象者 補助対象者は、1~11の要件と「事業承継の要件」を満たす中小企業者等または特定非営利活動法人です。 ▶1~11の要件はこちらから 経営革新の場合 補助上限額 100万~600万円 補助率 2/3 申請期間 3次公募 2022年11月24日17時 4次公募 2023年2月上旬 申請方法 電子申請のみ ▶申請はこちらから 詳しくは こちらから 公式 【申請受付終了】軽減税率対策補助金 軽減税率対策補助金とは、消費税軽減税率制度の実施に伴い、対応が必要となる中小企業・小規模事業者等に対する補助金制度です。 複数税率対応レジや券売機の導入・改修、受発注システムの改修等に要する経費の一部を補助することにより、導入等の準備が円滑に進むよう支援します。 補助対象者 軽減税率の対象商品の販売を行っている中小の小売業者等 軽減税率対応レジや券売機の導入の場合 補助上限額 レジ1台あたり:20万円 券売機1台あたり:20万円 など 補助率 原則3/4 ※3万円未満のレジ購入の場合4/5 申請期間 2019年12月16日 詳しくは こちらから 公式 トライアル雇用奨励金 トライアル雇用奨励金とは、安定的な就職が困難な求職者について、ハローワークや職業紹介事業者等の紹介により、一定期間の使用期間を経て常用雇用に移行するためのものです。 トライアル雇用を設けることで、労働者の適性を確認した上で無期雇用へ移行することができるため、雇用のミスマッチを防ぐことができます。 受給要件 受給するためには、要件のいずれも満たすことが必要。 ▶詳しくはこちらから 一般トライアルコースの場合 支給額 対象者1人当たり:月額最大4万円×3ヶ月 ※変動あり 申請期間 - 申請方法 ハローワークに提出 詳しくは こちらから 公式 飲食店が使える補助金【都道府県別】 東京都の飲食店で使える補助金 占用許可基準緩和によるテラス営業支援事業 申請期間 2022年9月22日〜2023年2月28日 上限金額 10万円 公式URL 公式 東久留米市地場産農産物利用飲食店等支援金2022 申請期間 2022年9月1日〜2023年2月6日 上限金額 14万円 公式URL 公式 飲食事業者の業態転換支援事業 申請期間 2022年11月1日~2022年12月31日 上限金額 100万円 公式URL 公式 目黒区飲食店感染防止対策助成(令和4年度) 申請期間 2022年7月1日〜2023年2月28日 上限金額 50万円 公式URL 公式 多摩市産農産物利用飲食店等支援事業補助金 申請期間 〜2023年2月28日 上限金額 10万円/店舗 公式URL 公式 【申請受付終了】創業助成金 申請期間 2022年10月3日~2022年年10月12日 上限金額 300万円 公式URL 公式 【申請受付終了】若手・女性リーダー応援プログラム助成事業 申請期間 2022年9月26日~2022年10月14日 上限金額 400万円 公式URL 公式 【申請受付終了】商店街起業・承継支援事業 申請期間 2022年9月26日~2022年10月14日 上限金額 250万円 公式URL 公式 大阪府の飲食店で使える補助金 太子町コロナ禍における飲食店開業支援補助金 申請期間 2022年9月1日〜 上限金額 20万円 公式URL 公式 茨木市事業活動支援給付金 申請期間 2022年11月16日〜2023年2月24日 上限金額 10万円 公式URL 公式 兵庫県の飲食店で使える補助金 加西市小規模事業者持続化事業支援補助金 申請期間 2022年4月1日〜 上限金額 100万円~ 公式URL 公式 三重県の飲食店で使える補助金 【申請受付終了】三重県飲食店時短要請等協力金(第6期)早期支給 申請期間 2022年1月31日〜2022年2月7日 上限金額 17万5,000円 公式URL 公式 和歌山県の飲食店で使える補助金 【申請受付終了】飲食・宿泊・サービス業等支援金(第5期) 申請期間 2022年7月13日~2022年9月30日 上限金額 100万円※従業員数で異なる 公式URL 公式 北海道の飲食店で使える補助金 第三者認証取得推奨給付金事業 申請期間 2022年2月1日〜2022年12月28日 上限金額 5万円/店舗 公式URL 公式 飲食店第三者認証取得促進給付金 申請期間 〜2023年1月31日 上限金額 10万円/店舗 公式URL 公式 ウェルカム商店街事業助成金 申請期間 〜2023年1月31日 上限金額 10万円/店舗 公式URL 公式 飲食店禁煙化工事費等補助事業 申請期間 2022年4月25日〜2023年1月31日 上限金額 10万円/店舗 公式URL 公式 食の海外展開チャレンジ支援補助金 申請期間 2022年4月1日〜2023年1月31日 上限金額 20万円 公式URL 公式 秋田県の飲食店で使える補助金 飲食店感染予防環境整備支援事業費補助金(新型コロナ対策認証枠) 申請期間 2022年4月1日〜2022年12月28日 上限金額 30万円/店舗 公式URL 公式 令和4年度商店街・飲食店街等支援事業費補助金 申請期間 2022年4月1日〜2022年12月15日 上限金額 500万円 公式URL 公式 美郷町新型コロナウイルス感染防止対策認証飲食店支援金 申請期間 〜2023年1月31日 上限金額 5万円 公式URL 公式 宮城県の飲食店で使える補助金 【申請受付終了】宮城県認証飲食店省エネルギー設備等導入支援補助金 申請期間 2022年8月19日〜2022年10月31日 上限金額 200万円/店舗 公式URL 公式 飲食店の資金繰りを安定させるポイント 日々の収支表をつくる 飲食店の資金繰りを安定させるポイントの一つに、日々の収支表をつくるというものが挙げられます。 店舗における毎日のお金の出入りを把握することで、入ってくる売上に対するコストを可視化できるため、無駄なコストを削減できます。 まず、ノートに収支表を作り、慣れてきた段階で、Excelのテンプレートや収支管理アプリを利用して本格的に管理するのがおすすめです。 固定費を下げる努力をする 飲食店の資金繰りを安定させるポイントのもう一つに、固定費を下げる努力をするというものが挙げられます。 家賃や電気代、ガス代などの固定費が高ければ、メニューの改良やSNS運用によって大きく売上を伸ばしても、利益を得られません。 店舗家賃の値下げ交渉を行ったり、電気契約を新電力会社に見直したりし、コスト削減を行うことが大切です。 飲食店が使える補助金・助成金を不正受給すると詐欺になる 飲食店が使える補助金・助成金を不正受給すると、詐欺、脅迫、収賄罪法など、特に悪質な場合には刑事告発の可能性があります。 経済産業省によると、2022年11月10日時点で、持続化給付金の不正受給総額は、15億8194万8130円に上ります。 「バレないだろう」といった気持ちが、取り返しのつかない事態になってしまうため、細かく確認しながら手続きを進めることが大切です。 出典:持続化給付金の不正受給者の認定及び公表について (METI/経済産業省)  飲食店が使える補助金・助成金に関するよくある質問 Q 補助金・助成金で飲食店は開業できる? 補助金・助成金を手元に、飲食店は開業できません。開業前に補助金・助成金をもらうことができないからです。 しかし、飲食店の開業後に受け取れる補助金・助成金はあるため、開業の際にかかったお金を後から補うことはできます。 Q 飲食店が使える補助金・助成金に税金はかかる? 飲食店が使える補助金・助成金は、基本的には全てに税金がかかります。確定申告の際に、収入として扱わなければなりません。 給付金、補助金、助成金の種類によって課税関係が異なるため、それぞれの課税上の取り扱いを確認しておく必要があります。 税金に関しては、わかりにくく、難しい部分も多いです。適切な手続きを進めるためにも、相談会場を利用することがおすすめです。 ▶申告所得税等の確定申告に係る申告相談関係(国税庁) Q 飲食店が使える補助金・助成金の申請はいつまで? 飲食店が使える補助金・助成金の申請期間は、補助金・助成金の種類によって異なります。それぞれのHPで確認しましょう。 「補助金・助成金を利用したいと思っていたが、申請が終了していた」ということがないよう、あらかじめ調べておくことが大切です。 まとめ:補助金は根本的な解決にはならない 今回は、飲食店が利用できる補助金・助成金・給付金をまとめて紹介していきました。自身の経営状態に合わせて、選ぶことが大切です。 また、補助金・助成金は、一時的な救済措置のための資金であることから、資金調達においては根本的な解決にはなりません。 そのため、資金の流れを安定させるためには、補助金・助成金任せにならず、コスト削減や収支管理など、基本管理が重要となってきます。 飲食店を安定して経営するために、基本管理を徹底した上で、補助金・助成金を活用しましょう。
    開店ポータル編集部
    2022/11/10
  • クラウドキッチンとは?本当に儲かる?メリットデメリットや開業にかかる費用を徹底解説!
    「クラウドキッチンは儲かる?」 「クラウドキッチンとゴーストレストランの違いは?」 新型コロナウイルスの流行を機に、フードデリバリーサービスやテイクアウト文化が定着しました。   コロナ禍で、新たな営業スタイルとして注目されるのが、客席やイートインスペースを設けないキッチンの「クラウドキッチン」です。   そこで本記事では、クラウドキッチンの基礎知識をふまえて、本当に儲かるか、メリットデメリットや開業にかかる費用を解説しています。   東京で開業に使えるおすすめのクラウドキッチン運営会社も紹介しているため、これから開業しようと検討している方に必見の内容です。 結論:クラウドキッチンは儲かる!しかし注意点もある 結論、クラウドキッチンの運営は儲かりやすいといえます。デリバリーサービスは、成長市場で、商圏が広いため、売上を作りやすいからです。   また、イートインの店舗を開く際に発生する、敷金や礼金、内装などのコストが不要なため、オープン後早い段階での収益化が見込めます。   一方で、フードデリバリープラットフォームは、手数料が高いことも多く、店舗のプロモーションが困難、といったデメリットもあります。   クラウドキッチンの運営は儲かりやすいですが、メリット・デメリットを考慮して、クラウドキッチンを運営することが大切です。 クラウドキッチンとは? クラウドキッチンとは、客席やイートインスペースがないキッチンのことで、デリバリー用の料理を作るための施設です。   クラウドキッチンでは、複数の飲⾷店が同じテナント内でブースを分割し、それぞれ独⽴した厨房設備を使って調理をします。 クラウドキッチンの特徴 クラウドキッチンの特徴は、実店舗を持たないため、デリバリープラットホームやWebを通して注文を受け付ける点です。   例えば、出前館やUber Eatsなどのプラットフォームで注文を受けると、クラウドキッチンで調理し、配達員が取りに来て配達します。   つまり、注文受付や配達、決済については、プラットフォーム上ですべて完結するため、店舗側の業務は注文が入ったメニューを調理し、容器に入れて配達員に渡すのみとなります。   クラウドキッチンでは、基本的に調理以外の作業が発生しないため、厨房の設備さえあれば営業が可能です。 クラウドキッチンが飲食業界で注目される理由 フードデリバリーの市場が拡大している クラウドキッチンが飲食業界で注目される理由に、フードデリバリーの市場が拡大しているというものが挙げられます。   株式会社日本能率協会総合研究所のデータによると、フードデリバリーの市場規模は、2019年の1,700億円から、2022年には3,300億円、2025年には4,100億円まで成長するそうです。   このように、特に首都圏においては、クラウドキッチンのメイン販路であるフードデリバリー市場はレッドオーシャンになりつつあります。   新型コロナの流行を機に、デリバリー文化が定着し、クラウドキッチンは手軽に運営できることから、今後も競争の激化が予想されます。 コロナ対策で巣ごもり状況によるトレンドの上昇 クラウドキッチンが飲食業界で注目される理由に、コロナ対策で巣ごもり状況によるトレンドの上昇というものが挙げられます。   クラウドキッチンの市場規模は、新型コロナの流行を機に、外出自粛でデリバリー需要が増加したことによって急速に拡大しました。   Uber Eatsや出前館をはじめとするデリバリーサービス業者が充実したことで、クラウドキッチンが営業しやすい環境も整ったためです。   このように、外出自粛でデリバリー需要が増加し、Uber Eatsや出前館などの業者が充実したことで、飲食業界で注目されています。 ゴーストレストラン・シェアキッチン・バーチャルレストランとの違い クラウドキッチンとゴーストレストランの違い クラウドキッチンは飲食店が使用する「厨房の運用形態」を指すのに対して、ゴーストレストランは飲食店の「営業形態」を指します。   ゴーストレストランとは、店舗がないデリバリー専門店の総称です。また、クラウドキッチンとゴーストレストランを同じ意味で使うことも多いです。   クラウドキッチンは、ゴーストレストラン専用の厨房として使用されるケースが多く、運営会社がテナントを用意して賃貸や設備の管理をするのが一般的です。 クラウドキッチンとシェアキッチンの違い シェアキッチンは、複数の飲⾷店がひとつの厨房を共同利⽤する形態です。厨房を共同利用する点で、クラウドキッチンと似ています。   ただ、クラウドキッチンのようにそれぞれ独立した厨房設備があるわけではないので、昼と夜の時間帯で区切って営業している飲⾷店が多いという特徴があります。   シェアキッチンは、クラウドキッチンと同様、ゴーストレストラン専用の厨房として活用されるのが一般的で、賃料や光熱費を折半できるというメリットがあります。 クラウドキッチンとバーチャルレストランの違い クラウドキッチンは、実店舗を持たないのに対して、バーチャルレストランは、実店舗を持つ点が、大きな違いになります。   バーチャルレストランとは、実店舗を持つ飲食店が、店舗で提供しているメニューと全く別ジャンルのメニューや商品で、デリバリー専門店を運営する形態です。   例えば、実店舗を構える韓国料理店が、デリバリー専門のハンバーガー店をオープンした場合、そのハンバーガー店はバーチャルレストランになるということです。 クラウドキッチンのメリット 初期費用を抑えられる クラウドキッチンのメリットの1つ目に、初期費用を抑えることができるというものが挙げられます。   イートイン型の飲食店を開業する場合、店舗の内装や外装、備品などに費用がかかるため、最低でも1,000万円程度の開業資金が必要です。   一方で、クラウドキッチンは、調理設備と調理器具さえあれば営業できるため、50〜300万円程度の少ない資金で開業が可能です。 家賃料や人件費などの固定費が抑えられる クラウドキッチンのメリットの2つ目に、家賃料や人件費などの固定費が抑えられるというものが挙げられます。   例えば、イートインがない分、配膳や会計などの接客業務を担当するスタッフが不要なので、人件費を大幅に節約できます。   また、共有の厨房を利用するため、人通りや店舗の広さを気にせずに選ぶことができ、客席のある店舗と比べて賃料が安くなりやすいです。 デリバリーアプリによるマーケティングができる クラウドキッチンのメリットの3つ目に、デリバリーアプリによるマーケティングができるというものが挙げられます。   デリバリーアプリには、購入したユーザーのエリアや年齢、購入時間、購入商品などのデータが蓄積されます。   そのデータを元に、地域ごとのニーズや価格帯などを分析することで、商品改善がしやすくなり、マーケティングにも活用できます。 新たな販売チャネルを構築できる クラウドキッチンのメリットの4つ目に、新たな販売チャネルを構築できるというものが挙げられます。   飲食店を営業しているお店でも、デリバリープラットホームに登録するだけでクラウドキッチンを開けるため、販売チャネルを増やせます。   そのように、クラウドキッチンであれば、少ない初期投資で販売チャネルを増やせるため、売上アップを実現しやすいといえます。 複数のブランドを運営できる クラウドキッチンのメリットの5つ目に、複数のブランドを運営できるというものが挙げられます。   例えば、通常は複数ブランドを同時に営業できませんが、クラウドキッチンでは、カレー専門店とタピオカ専門店を運営できます。   ひとつの厨房で複数ジャンルのデリバリー専門店を立ち上げることができ、さらに一度オープン後にジャンルを変更できる点も魅力です。 短い準備期間で開業できる クラウドキッチンのメリットの6つ目に、短い準備期間で開業できるというものが挙げられます。   通常の実店舗の場合は、開業までの準備期間が最低でも半年、一般的には1年前後は必要とされています。   しかし、クラウドキッチンであれば、運営会社が用意するテナントの厨房を利用することで、最短1ヶ月で開業することが可能です。 悪天候の日にこそ稼げる クラウドキッチンのメリットの7つ目に、悪天候の日にこそ稼げるというものが挙げられます。   悪天候の日は、「美味しい料理を食べたいが、天気が悪くて外に出たくない」というユーザーのニーズが増えるからです。   クラウドキッチンは、フードデリバリーを前提とするため、悪天候の日こそニーズが増えて、売上アップを見込むことができます。 ワンオペでの営業ができる クラウドキッチンのメリットの8つ目に、ワンオペでの営業ができるというものが挙げられます。   イートインでは、注文取りや配膳、会計などの業務が発生しますが、クラウドキッチンは、基本的に調理以外の業務が不要です。   そのため、ワンオペで営業しても差し支えなく、客席のある店舗よりも少ない人数でオペレーションを回すことが可能です。 クラウドキッチンのデメリット リピーター客が育成できない クラウドキッチンのデメリットの1つ目に、リピーター客が育成できないというものが挙げられます。   クラウドキッチンは、デリバリーを通して料理を提供するという性質上、お客様とコミュニケーションをとる機会がありません。   利用者の意見を反映した店舗運営が難しいため、お客様との関係構築を通してリピーターを獲得することが難しいといえます。   料理と一緒に、顧客満足度アンケートにアクセスできるQRコードを同封するなど、お客様の声を拾う工夫をしましょう。 フードデリバリープラットフォームの手数料が高い クラウドキッチンのデメリットの2つ目に、フードデリバリープラットフォームの手数料が高いというものが挙げられます。   フードデリバリーの手数料は、売上の30~40%で、デリバリーアプリと連携している以上、必ず手数料を支払う必要があります。   そのため、通常の価格より手数料分を上乗せした価格に設定することが多く、他店舗の価格帯も考慮した上での価格設定が大切です。 店舗のプロモーションが困難 クラウドキッチンのデメリットの3つ目に、店舗のプロモーションが困難というものが挙げられます。   クラウドキッチンには実店舗がないため、店舗の雰囲気や料理のビジュアル、接客の質などを武器にして集客するのが難しいです。   他の店舗にない独自の魅力を上手くアピールして集客を図るためには、SNSやチラシなどをうまく利用して宣伝する必要があります。 プラットフォームへの依存が高い クラウドキッチンのデメリットの4つ目に、プラットフォームへの依存が高いというものが挙げられます。   クラウドキッチンは、業者を通して注文や会計、配達業務を行うため、プラットフォームへの依存度が高いという課題があります。   万が一、プラットホームそのものの利用状況や評判が落ちた場合、店舗の売上にも影響が出てしまいます。   利用するサービスを絞ると、もしもの場合に経営が危ぶまれる可能性もあるため、複数のサービスを併用してリスクを分散させましょう。 クラウドキッチンの開業にかかる費用         すでに店舗を持っている場合 開業パターン すでに店舗経営しており、 クラウドキッチンの運営会社と契約して開業 開業資金の目安 数万円~100万円 内訳の例 クラウドキッチンの前家賃と保証金 各種届出の手数料 まだ店舗を持っていない場合 開業パターン ゼロから開業 開業資金の目安 数百万円〜1,000万円 内訳の例 物件取得費用 内装費用 備品の購入費用 各種届出の手数料 資格取得費用 タブレット端末購入費 クラウドキッチンの開業に必要な資格 クラウドキッチンの開業には、食品衛生責任者と営業許可書の許認可が必要です。   クラウドキッチンを利用する場合、運営会社が取得しているケースがもあります。   しかし、デリバリープラットフォームとの契約をスムーズに進めるためにも、自社でも取得しておくことをおすすめします。 各種許認可にかかる費用の目安 ⾷品衛⽣責任者 受講費用 10,000円前後 (教材費込み) 営業許可 申請費用 15,000~20,000円程度 クラウドキッチンの営業には食品衛生責任者の資格が必須 先述した通り、クラウドキッチンを開業する場合、店舗に1名以上、食品衛生責任者の資格保持者が必要となります。   運営会社が取得しているケースがもありますが、取得者がいない場合は、食品衛生協会の講習を受講して資格を取得しておきましょう。   なお、調理師や栄養士、製菓衛生士などの資格を持っている場合は講習が免除され、食品衛生責任者の資格がなくても開業できます。   ▶関連記事:ゴーストレストラン開業|クラウドキッチン開業に必要な許可や資格とは? クラウドキッチンの開業に必要なもの 開業する物件 食品衛生責任者の資格 飲食店営業許可 設備調達 メニューの考案 資材や材料の仕入先を確保 融資相談 店舗の改装工事 HP作成 SNSアカウント用意 デリバリーサービスのアカウント登録 業員の募集  クラウドキッチンの開業に利用できる補助金 種類 使途 上限額 条件 小規模事業者持続化補助金 内装 厨房の工事費 賃貸料 保証料 補助対象経費の2/3以内 かつ50万円以内  申請時点ですでに創業済み 従業員数が5人以下 最寄りの商工会議所/商工会が事業支援計画書を作成 地域創造的企業補助金  内装 厨房の工費費 賃貸料 保証料 補助対象となる経費の1/2以内 かつ ・外部調達資金ありの場合 →50~200万円 ・外部調達資金なしの場合 →50~100万円 新規での創業 新規で従業員を1名以上雇用 認定市区町村/認定連携創業支援事業者による支援を受ける クラウドキッチンで開業した店舗の成功事例 事例①CRISPY CHICKEN n’ TOMATO(クリスピーチキンアンドトマト) クラウドキッチンで開業した店舗の成功事例は、株式会社E-MATEが運営する、韓国フライドチキン専門店「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO(クリスピーチキンアンドトマト)」です。   デリバリプラットフォームに加えてInstagramを中心としたSNS広告を併用し、SNS映えする写真で集客に成功している事例です。   さらに、SNS広告に加えて「出来たて」や「揚げたて」にこだわった調理方法で、美味しさを追及している点が成功の近道といえます。 事例②究極のブロッコリーと鶏胸肉 クラウドキッチンで開業した店舗の成功事例は、株式会社DORAYAKIが運営する、ストイックな低糖質食デリバリー「究極のブロッコリーと鶏胸肉」です。   近年の健康志向が後押しし、高たんぱく・低糖質なメニューが健康志向の消費者に受けて成功した事例です。   世の中の風潮に合わせてジャンルやメイン商品を決めることで、トレンド性のあるデリバリーにすることが可能です。   クラウドキッチンであれば、トレンドが過ぎてしまった場合も、違うジャンルに変更したり、複数ジャンルの運営ができたりするため、臨機応変に対応できます。 クラウドキッチンを経営する際の注意点とアドバイス 商圏での売れ筋に合わせたメニューを選定する クラウドキッチンを経営する際は、綿密に市場調査をおこない、その商圏で売れやすいメニューを選定するのがポイントです。   例えば、単身者が多い商圏の場合は、健康に配慮したメニューや、ワンプレートで手軽に食事を済ませられるメニューなどが好まれます。   安定的にオーダーを獲得して売上を維持するためにも、開業前の商圏調査を徹底し、レシピを工夫しましょう。 お客様の意見を取り入れる方法を考えておく クラウドキッチンを経営する際は、デリバリーでお客様の意見を取り入れる方法を考えておくのがポイントです。   デリバリーをメインとするクラウドキッチンは、お客様とコミュニケーションが取りにくく、意見を反映した店舗運営が難しいです。   リピーターを獲得するために、アンケートにアクセスできるQRコードを料理に同封するなど、お客様の声を拾う工夫をしましょう。 デリバリープラットフォームをフル活用する クラウドキッチンを経営する際は、商圏内に対応しているプラットフォームをすべて活用し、販路を最大化するのがおすすめです。   デリバリープラットフォームの種類によって、獲得できるユーザー層が異なるため、窓口を複数設けると集客効果アップにつながります。 サービス名 出前館 Uber Eats menu Wolt 導入店舗数 9万5,000店舗以上 15万店舗以上 1万5,000店舗以上     2万7,000店舗以上 初期費用 0円(期間限定) 5万円 0円(期間限定) 0円 対象エリア 日本全国 日本全国 日本全国 12都道府県 店舗が払う手数料 サービス利用料:商品代金の10% 販売代行手数料:商品代金の25% 注文代金の35% 注文代金の35% (テイクアウトの場合は13%) 注文代金の30% 限られたスペースを有効活⽤し商品数を増やす クラウドキッチンを経営する際は、調理スペースと⾷材のストックスペースをいかに有効活⽤できるかがポイントです。   オペレーション人数を減らして人件費を抑え、限られた食材でメニューを構成することで、利益率が高くなります。   なるべく少ない工程で調理できるメニューを選び、ラインナップを豊富にできるように工夫しましょう。 東京で開業に使えるおすすめのクラウドキッチン運営会社9選 KitchenBase(キッチンベース) 運営会社 株式会社SENTOEN キッチン所在地 【東京】 馬込、高田馬場、高円寺、蔵前、中野、浅草、神楽坂、中目黒 【大阪】 なんば プラン フルプラン ハーフプラン スケルトンプラン 契約期間 6ヶ月、1年、2年 費用 初期費用+月額費用 サポート&サービス 定期ミーティング プラットフォームサポート オープンまでの開業サポート Hubster注文管理システム KitchenBASE売上管理ツール KitchenBase(キッチンベース)は、デリバリー&テイクアウトに特化した、東京と大阪で展開されているクラウドキッチンです。   KitchenBASEの開業資金は約100万円~、開業までの期間は最短で1ヶ月と、低コスト・短期間での出店を実現できます。   また、KitchenBASEは受け渡し専門のスタッフ(ランナー)がいるため、料理に集中できる環境が整っており、ワンオペでの営業もできます。   ▶KitchenBase(キッチンベース)の公式ホームページはこちらから! KITCHEN WAVE(キッチンウェイブ) 運営会社 株式会社WECOOK Japan キッチン所在地 五反田 プラン レベニューシェアモデル シェアキッチンモデル 費用 登録料 5万5,000円 198万円 (月額費の6ヶ月分) デポジット 10万円 90万円 (月額費の3ヶ月分) 月額料金 11万円 33万円 共通費 2万7,500円 2万7,500円 変動料金 売上150万円まで 15% 売上200万円まで 13% 売上250万円より 11% - 解約 解約3ヶ月前 解約12ヶ月前 サポート 初期スタートアップ支援 売上向上支援 月次定例会実施 など なし KITCHEN WAVE(キッチンウェイブ)は、初期費用を抑えてすぐに開業できる、インキュベーション型のクラウドキッチンです。   渋谷エリアよりも人口が20万人も多い五反田エリアにキッチンを完備しているため、フードデリバリー事業の成功に適しているといえます。   また、韓国最大級のシェアキッチン企業で培ったノウハウを入居者に提供しているため、知識の少ない初心者の方も安心して始められます。   ▶KITCHEN WAVE(キッチンウェイブ)の公式ホームページはこちらから! CITY KITCHEN(シティキッチン) 運営会社 東急リバブル株式会社 キッチン所在地 六本木 プラン 要問合せ 費用 要問合せ 契約期間 要問合せ サポート 備え付けの厨房設備の定期メンテナンス 24時間総合窓口 営業開始前のサポート など CITY KITCHEN(シティキッチン)とは、東急リバブル株式会社が運営する、デリバリー需要のある六本木エリアのクラウドキッチンです。   CITY KITCHENでは、調理設備や冷凍冷蔵庫などの厨房設備が設置されているため、低コスト、低リスクで開業できます。   また、備え付けの厨房設備の定期メンテナンスや、突然の不具合に対応してくれる24時間総合窓口もあり、充実したサポートが魅力です。   ▶CITY KITCHEN(シティキッチン)の公式ホームページはこちらから! DELICIOUS FACTORY(デリシャスファクトリー) 運営会社 株式会社フードテラス キッチン所在地 世田谷 費用 初期登録料 50万円〜(別途消費税) 保証金 なし デポジット なし 月額利用料 要問合せ 契約期間 要問合せ サポート&サービス 要問合せ DELICIOUS FACTORY(デリシャスファクトリー)は、株式会社フードテラスが運営する、世田谷エリアのクラウドキッチンです。   DELICIOUS FACTORYの魅力は、対面でお客様にお渡しできるテイクアウトカウンターを完備した、日本初の独立型シェアキッチンです。   人通りの多い路面店の1階に施設を構えているため、お客様とコミュニケーションがとりやすく、リピーター獲得につなげられます。   ▶DELICIOUS FACTORY(デリシャスファクトリー)の公式ホームページはこちらから! Add Kitchen(アッドキッチン) 運営会社 株式会社アッドバディ キッチン所在地 板橋 プラン 要問合せ 費用 要問合せ 契約期間 最低6か月~ (その後3か月単位で自動更新) サポート&サービス 要問合せ Add Kitchen(アッドキッチン)とは、株式会社アッドバディが運営する、板橋エリアのクラウドキッチンです。   株式会社アッドバディは、広告、WEB、映像、イベントなどの他事業で培ったノウハウを活かして、クラウドキッチンを運営しています。   Add Kitchenは、キッチンだけを提供するのではなく、そのノウハウ・人脈を駆使したサポートのもとで売上&利益の拡大を実現できます。   ▶Add Kitchen(アッドキッチン)の公式ホームページはこちらから! BeChef(ビーシェフ) 運営会社 株式会社BeChef キッチン所在地 京都、福岡、渋谷 プラン 要問合せ 費用 要問合せ 契約期間 最低6か月~ サポート&サービス オンラインデリバリーコマース支援 Lメニュー開発、ECサイト構築運用 PR支援 LSNS運用サポート、プレスリリース代行 開業支援 など BeChef(ビーシェフ)とは、株式会社BeChefが運営する、京都、福岡、渋谷で展開されているクラウドキッチンです。   厨房設備からオンラインデリバリー・オンラインコマースなどでの販売支援、PR、SNS運用まで、売るための手厚いサポートが魅力です。   そのため、オンラインコマース向け商品で面白いアイデアがある方やセカンドラインとしてデリバリー領域に挑戦したい方におすすめです。   ▶BeChef(ビーシェフ)の公式ホームページはこちらから! MIDOLINO_(みどりの_) 運営会社 一般社団法人フラットデザイン キッチン所在地 武蔵野(吉祥寺、三鷹) プラン① キッチン・製造工場の利用 飲食店・菓子製造プラン ファクトリープラン 創業支援プラン 企業・店舗向けプラン 創業支援プラン 企業・店舗向けプラン 費用 年 会費 3,000円 15万円 3,000円 15万円 10時間チケット 2万円 2万5,000円 2万5,000円 3万5,000円 30時間チケット 3万9,000円 6万円 6万円 9万円 プラン② スペースレンタルの利用 スペースレンタルプラン コミュニティ活動プラン 商用プラン 費用 年会費 ※キッチンレンタルと同じ - 3時間 1万5,000円~ 3万6,000円~ 6時間 2万5,000円~ 6万6,000円~ 延長(1時間) 5,000円 1万2,000円 契約期間 要問合せ サポート&サービス 要問合せ  MIDOLINO_(みどりの_)とは、一般社団法人フラットデザインが運営する、武蔵野エリアのクラウドキッチンです。   MIDOLINO_は、飲食店営業、菓子製造業以外に、そうざい製造業、ソース類製造業、粉末食品製造業の許可を取得している点がポイント。   また、キッチン・製造工場とスペースレンタルの利用プランがあり、1日からでも出店できるため隙間時間で使いたい方にもおすすめです。   ▶MIDOLINO_(みどりの_)の公式ホームページはこちらから! 8K(ハチケー) 運営会社 株式会社タウンキッチン キッチン所在地 武蔵境、ひばりが丘、東小金井、国分寺、高田馬場 プラン 要問合せ 費用 要問合せ 契約期間 要問合せ サポート&サービス 要問合せ 8K(ハチケー)とは、株式会社タウンキッチンが運営する、ひばりが丘、東小金井、高田馬場などで展開されているシェアキッチンです。   8Kは、団地やマンション、駅前広場、公共施設など、人々の生活が集まるパブリックスペースに開かれています。   そのため、お店とお客様はもちろん、お客様同士のコミュニケーションが生まれ、シェアキッチンの賑わいを高められます。   ▶8K(ハチケー)の公式ホームページはこちらから! KOCA(コーカ) 運営会社 株式会社@カマタ キッチン所在地 蒲田 プラン 会員登録制 会員登録無 月20時間コース フリーコース スポット利用 費用 月額利用料 2万8,600円 (フリーアドレス利用料込) ※月20時間以内利用可能 21時間以上の利用は1,100円/時間 1万8,700円 (フリーアドレス利用料込) 1,100円/時間加算 - 時間制 - - 4,400円/時間  ※3時間から利用可能 契約期間 要問合せ サポート&サービス 要問合せ KOCA(コーカ)とは、株式会社@カマタが運営する、蒲田エリアのシェアオフィスやシェアキッチンを含むコワーキングスペースです。   創業支援機能を備え、飲食店営業許可と菓子製造許可を取得した、会員制の菓子製造専門シェアキッチンになります。   キッチンエイドや電子オーブン、ハンドミキサー、ボウル各種、食器各種などが揃っているため、契約後すぐに利用できます。   ▶KOCA(コーカ)の公式ホームページはこちらから! まとめ:クラウドキッチンの運営はおすすめ! 今回は、クラウドキッチンの基礎知識をふまえて、本当に儲かるか、メリットデメリットや開業にかかる費用を徹底解説していきました。   結論、クラウドキッチンの運営は儲かりやすいですが、フードデリバリープラットフォームの手数料が高い、といったデメリットもあります。   そのためクラウドキッチンを経営する際は、デメリット対策を行い、注意点やポイントを押さえることで、上手く運営することが可能です。
    開店ポータル編集部
    2022/11/04
  • 全国旅行支援の最新情報!開始日や県民割・GoToトラベルとの違い・予約済みの旅行も適用になるか解説
    「全国旅行支援(全国旅行割)はいつからいつまで?」 「すでに予約してしまった旅館や新幹線も全国旅行支援(全国旅行割)の対象になる?」 全国旅行支援とは、旅行代金が最大40%割引になるお得なキャンペーンです。 しかし、全国旅行支援の開始日が都道府県によって違ったり、具体的な適用条件が不明確に感じている方もいるでしょう。 本記事では、全国旅行支援の日程や割引上限、すでに予約した旅行も割引の対象になるのかについて解説していきます。また、これまで実施してきた県民割との違いについてもまとめていますので、お得に旅行をしたいという方はぜひ参考にしてください。   全国旅行支援の速報まとめ 全国旅行支援の開始日:10月11日 観光庁は全国旅行支援の開始日を10月11日からと発表しました。都道府県ごとに開始日に若干の差があり、東京は10月20日開始です。(北海道・沖縄・大阪・京都は11日開始) 既存予約も全国旅行支援の対象になる 10月11日よりも前に予約した旅行も全国旅行支援の対象になります。しかし、旅行サイトによっては、既存予約が割引対象外になっていることもあるので予約サイトの確認をしましょう。 全国旅行支援の上限額:交通付き+平日で最大11,000円 全国旅行支援の1人あたりの割引上限額は11,000円です。交通機関と宿の予約で8,000円割引、さらに平日なら3,000円分の地域共通クーポンが付与されます。 全国旅行支援とは?3分でわかる全国旅行割の概要 割引率 40% 割引上限額 交通付き旅行8,000円 宿泊のみ5,000円 クーポン券 平日3,000円 休日1,000円 対象 全国の都道府県からの旅行 全国旅行支援とは、観光庁が遠方への旅行を促進するために発表した旅行代金と地域共通クーポンを付与するキャンペーンです。   全国旅行支援では、旅行代金の40%を割引します。上限額は、新幹線や飛行機などの交通機関と宿をセット予約した場合は8,000円、宿のみの予約で5,000円です。   また、旅行代金の割引とは別に、旅行先で使える地域共通クーポンを配布しているため、平日であれば1人あたり最大11,000円分お得になります。 全国旅行支援の割引の仕組み   全国旅行支援の割引は、旅行会社や旅行サイト、旅館から予約した方が対象です。   一般的には、旅行を予約した後に、メールアドレス宛に全国旅行支援の案内が届くので、旅行前日までに案内に沿ってクーポン番号を取得します。   旅行当日、宿に到着したらクーポン番号を提示し、宿泊者全員分の身分証とワクチン接種証明もしくは陰性証明を提出すれば割引が適用されます。 全国旅行支援の割引イメージ 全国旅行支援では1人あたり40%、上限は宿泊だけなら5,000円、宿泊と交通機関のセットなら8,000円の補助がでます。   例えば2人で1泊26,000円の宿に泊まった場合、宿泊だけなら2人で1万円が割引され、16,000円で泊まれる計算です。   また、平日であれば3,000円分、休日であれば1,000円分の地域共通クーポンが発行されるので、旅行先でお得にお買い物ができます。 全国旅行支援クーポンの詳細(期間/対象/上限) 期間 2022年10月11日〜12月下旬 準備ができた都道府県から割引適用開始 ※東京は10月20日開始 対象 旅行サイト/旅行会社/旅館サイトから予約した方 (1回の旅行で7連泊まで利用可能、利用回数の制限なし) ワクチン証明書もしくは陰性証明が必要 上限 旅行代金:40%割引 1人1泊あたりの上限:交通付き8,000円/その他5,000円 (最大上限11,000円) 全国旅行支援クーポンの対象期間 全国旅行支援クーポンの対象期間は、2022年10月11日から12月下旬の予定です。   東京のように都道府県によっては開始日が若干遅れるところもありますが、多くの県では観光庁の発表通り10月11日からスタートしています。   終了時期は12月下旬であり、感染状況に応じて短縮もしくは延長しますので、お得に旅行にしたいという方は、10月〜12月中旬までに旅行すべきです。 全国旅行支援クーポンの割引対象 全国旅行支援の対象は、旅行サイト/旅行会社/旅館サイトから予約した方限定です。   例えば、楽天トラベルでは、全国旅行支援に加盟している旅館やホテルが一目でわかるように目印がついているのでお得な宿を見つけやすくなっています。   なお、宿泊施設で宿泊者全員分の身分証明証と、ワクチン証明書もしくは陰性証明の提示できないと、キャンペーンが適用されず差額分を徴収される可能性があるため注意が必要です。   全国旅行支援で提示できる身分証明書 1枚でOKな身分証明書 運転免許証/マイナンバー/パスポート/在留カード/特別永住者証明書/障碍者手帳等福祉手帳/船員手帳/国や地方公共団体が発行した身分証明書 2枚提示が必要な身分証明書 健康保険証/介護保険証/年金手帳/年金証書/学生証/会社の身分証明書 全国旅行支援で提示できる身分証は、本人確認と居住地確認ができるものに限ります。   免許証やマイナンバーがあれば1枚で提示が完了しますが、顔つき身分証がない場合は、保険証と年金手帳のように本人確認ができる書類が2枚必要です。   条件を満たさない場合は、全国旅行支援の対象外になりますので忘れずに準備しましょう。   ワクチン接種と陰性証明書の詳細/何日前に検査を受けるのか ワクチン接種証明を提示する場合 3回以上ワクチンを接種したことがわかる証明書/コピー/画像のいずれかを用意する 【対象書類】 新型コロナウイルスワクチン予防接種済証 新型コロナウイルスワクチン接種記録書 新型コロナウイルスワクチン接種証明書 陰性証明を提示する場合 PCR検査/抗原定量検査/抗原定性検のいずれかで陰性と確認できる書類を用意する 【日数】 PCR検査/抗原定量検査:確認日から3日以内のもの 抗原定性検査:確認日から1日以内のもの(旅行前日の接種) 【必要記載事項】 受検者氏名 検査結果 検査方法(検査キット) 検査した病院/事業者名 検体採取日 検査管理者氏名 有効期限 全国旅行支援では、ワクチン接種証明もしくは陰性証明書を宿泊施設に提示しなければなりません。   とくに、抗原定性検査は、確認日から1日以内の証明書と定められているので、旅行前日に検査を受ける必要があります。   検査費用は自己負担ですが、各都道府県ごとに運営している検査無料事業を利用することで、無料でPCR検査や抗原検査を受けられるので積極的に利用しましょう。   12歳以下の子どもは検査不要! 全国旅行支援を12歳以下の子どもが利用する時には、保護者が同伴する場合に限りワクチン接種証明などを提出する必要はありません。   保護者の分のワクチン接種証明か陰性証明があれば良いため、子どもを連れて病院に行ったり、検査を受けたりといった手間から解放されます。   なお、12歳になったばかりのお子さんは、身分証明書を出したときに年齢確認されるため、事前に検査を受けるようにしましょう。 全国旅行支援クーポンの割引金額・上限 割引率 40% 割引上限額 交通付き旅行:8,000円 宿泊のみ:5,000円 対象の宿 平日:1人1泊あたり5,000円以上 休日:1人1泊あたり2,000円以上 全国旅行支援の割引率は40%で、上限金額は公共交通機関と宿のセットプランなら8,000円、宿泊のみなら5,000円となっています。 交通機関と宿のセットプランを利用した方が割引額は大きくなるため、県をまたぐ旅行をしたいという方におすすめです。 なお、全国旅行支援では、割引後の旅行代金が地域クーポンの付与額を下回らないよう宿の最低金額が設置されているので、宿選びに注意しましょう。 全国旅行支援でもらえる地域クーポン クーポン券 平日:3,000円 休日:1,000円 全国旅行支援では、旅行代金の40%割引とは別に、旅行先で使える地域クーポンが発行されます。 地域クーポンは、旅行日が平日であれば3,000円、休日であれば1,000円付与され、旅行先の食事や買い物で利用可能です。 旅行に行く日程によって、もらえるクーポン券の上限が異なるため、お得に旅行に行くなら平日を狙いましょう。 全国旅行支援の平日・休日の定義 全国旅行支援では、宿泊するのか日帰り旅行なのかによって、平日と休日の定義が変わるため事前確認が大切です。 宿泊をする場合、宿泊日とその翌日が両方とも「土曜・日曜・祝日」である場合は休日となりますが、金曜日・日曜日に宿泊した場合は平日扱いになります。 一方、日帰り旅行の場合は、カレンダー通りに「土曜・日曜・祝日」全てが休日扱いになるため、宿泊した時と比べて、地域クーポンが安くなりやすいというデメリットがあります。   宿泊する曜日 地域クーポン 土曜日に宿泊した場合 1人あたり1,000円 金曜日に宿泊した場合 日曜日に宿泊した場合 1人あたり3,000円 全国旅行支援は子どもも対象 まだ確定していないものの、全国旅行支援では、子どもも割引やクーポンの対象になる見通しです。 子ども分の割引や地域クーポンが付与されれば、普段よりも高級なホテルに宿泊しやすくなったり、お土産や食事を豪華にしたりと旅行をより楽しめます。 また、12歳以下の子供であればワクチン接種や陰性証明が不要な点も魅力的です。 新幹線・飛行機・バス付き宿泊券は割引の対象になる 全国旅行支援では、新幹線や飛行機、バスなどの公共交通機関と宿泊施設の予約がセットになったプランが割引対象となります。 交通付き宿泊券の場合、1人あたり最大8,000円の補助が出るので、宿泊単品の割引よりもお得です。 せっかく国内旅行に行くのであれば、全国旅行支援が展開されている10月〜12月の間に、交通付き宿泊券の割引を利用しましょう。   交通チケット単体/マイカーは割引対象外 全国旅行支援では、新幹線や飛行機単体のチケット及び、マイカーにかかる費用はキャンペーン対象外です。 旅行先で宿泊予定があるなら、交通チケットと宿泊を別で予約せず、交通付き宿泊県を利用して、まとめて予約した方がお得になります。 交通付き宿泊券なら、1人最大8,000円分の割引と地域クーポンがもらえるので約10,000円の割引位が適用されます。 日帰り旅行やデイユースも対象になる可能性が高い 全国旅行支援では、日帰り旅行やデイユースでのホテル利用も割引対象になる見通しです。 全国旅行支援の前に展開されていた県民割で、日帰り旅行とデイユースが対象だったため、今回も適用される可能性が高いものの、正式な発表はまだありません。 最終的な判断は、各都道府県に委ねられているため、最新情報を確認したい方は、自治体のホームページを確認しましょう。 全国旅行支援の地域クーポンのもらい方 全国旅行支援でもらえる地域クーポンは、宿泊先の受付もしくは、旅行サイトから郵送で送付されます。 地域クーポンは、平日であれば1人あたり1日3,000分付与され、旅行先で買い物券やお食事券として利用可能です。 地域共通クーポンがいつどこでもらえるかは、各都道府県ごとに判断が異なるので、旅行サイト予約時に必ず取得方法を見ておくことをおすすめします。 全国旅行支援は予算が無くなり次第終了 全国旅行支援は、政府が用意した約5,600億円の予算がなくなり次第終了です。 各都道府県ごとに分配された予算額に違いがありますが、旅行先で人気の北海道・沖縄の予算が約300億円なので、場合によっては12月末を待たずにキャンペーンが終了する可能性があります。 また、新型コロナウイルス感染症の影響によって予算に関わらず施策が打ち切りになる場合もあるため、早めにキャンペーンを利用しましょう。 全国旅行支援のスケジュールについて 全国旅行支援のスケジュールは、観光庁により2022年10月11日から12月末と発表されました。 準備ができた県から順次提供を開始する予定であり、東京は10月20日、東京以外の46県は10月11日スタートです。 なお、キャンペーンの終了日は多くの都道府県で12月20日ごろと発表されていますので、旅行日程を立てる際の参考にしてください。 全国旅行支援の統一窓口とは 全国旅行支援では、旅行サイトなどの旅行事業者と各都道府県の仲介を担当する統一窓口が設けられています。 統一窓口を利用することで、旅行会社はお客様の情報を47都道府県ごとに送付しなくても、統一窓口に送付すれば手続きを代行してくれるので、効率的に送客できる仕組みです。 統一窓口は、旅行事業者向けの業務委託サービスと考えて問題ありません。 既存予約をあとからクーポン適用にできる? 全国旅行支援は、10月11日以前に予約した宿もあとからクーポン適用できるように対応すると観光庁が発表しています。 国内旅行は円安の影響で旅行代金が高くなることが懸念されていますので、10月11日以前に安く宿をおさえられるのは魅力的です。 しかし、旅行会社や旅行サイトによっては、後追い申請に対応していない場合もあるため、利用する旅行サイトの注意事項を確認しましょう。 旅行会社・旅行サイト 後追い申請可否(10/5時点) じゃらん 可 じゃらん国内宿・ホテルが対象 じゃらんパックは調整中 詳細はこちら 楽天トラベル 可 国内宿泊、国内ツアーが対象 詳細はこちら Yahoo!トラベル 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら 一休.com 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら JTRIP 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら agoda 掲載なし不明(特設サイト自体なし) ゆこゆこ 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら his 未定 各都道府県からの詳細の発表がされ次第発表 詳細はこちら JTB 可 制度開始前にご予約いただいたご旅行は全国旅行支援の制度をご利用いただけます。(一部割引対象外アリ) 詳細はこちら ana 未定 各都道府県からの詳細の発表がされ次第発表 詳細はこちら JAL 不可 ご予約済みの旅行は、自動的に全国旅行支援対象に振り替えはされません。ご希望の方はお客様自身で申請をお願いします。 詳細はこちら JR東日本びゅうトラベル 未定 各都道府県からの詳細の発表がされ次第発表 詳細はこちら エクスペディア 掲載なし不明(特設サイト自体なし) エアビー 掲載なし不明(特設サイト自体なし) エクシブ 掲載なし不明(特設サイト自体なし) エアトリ 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら 全国旅行支援クーポンご利用時の注意事項 都道府県によってローカルルールがある 全国旅行支援は、国ではなく各都道府県が主体となって運営しているので、地域によってローカルルールが定められている可能性があります。 例えば、3回接種のワクチン接種証明書が必要な県もあれば、知事判断で2回接種でも問題ないと発表している県もあり、若干ルールに差が生まれています。 また、観光庁では後追い申請可能と発表していますが、最終判断は各都道府県に任せられているため、各地方自治体の最新情報をチェックすべきです。 証明書を提示できない複数人での旅行の取り扱いに注意 全国旅行支援では、複数人で旅行に行ったときに誰か一人が証明書を忘れてしまうと、キャンペーン対象外となります。 宿泊代金の割引や地域クーポンが受け取れず、宿泊代金の差額を求められる可能性もあるため、トラブルが懸念されます。 また、都道府県ごとに、証明書を忘れた人だけがキャンペーン対象外になるか、グループ全員がキャンペーン対象外になるかは判断が分かれるため、必ず行き先の都道府県の最新情報を確認しましょう。 旅行直前に検査を受けないと割引適用されない 陰性証明を提示する場合 PCR検査/抗原定量検査/抗原定性検のいずれかで陰性と確認できる書類を用意する 【日数】 PCR検査/抗原定量検査:確認日から3日以内(旅行2日前に検査) 抗原定性検査:確認日から1日以内(旅行前日に検査) 全国旅行支援で、陰性証明を提出する場合、旅行の2日前もしくは前日に検査を受けなければ、キャンペーン対象外です。 無料で受けられる抗原検査は、基本的に抗原定性検査なので、旅行前日に検査を受ける必要があります。 陰性証明には検査受診日が書かれているので、期日よりも前に検査を受けると、有効期限が切れて、割引やクーポンが適用されなくなるため、必ず旅行直前に受診しましょう。 インバウンドは全国旅行支援の対象外 全国旅行支援は、インバウンドの海外旅行客はキャンペーン対象外です。 日本では10月11日にビザなしで日本への滞在ができるため、インバウンド集客を狙っている旅行会社やホテルは多いものの、全国旅行支援を利用することはできません。 もし、インバウンドの海外旅行者が、全国旅行支援を利用して宿を予約した場合、割引が適用されずに宿泊地でトラブルに直結する可能性があります。  地域クーポンの受け渡しが県によって異なる可能性 全国旅行支援は各都道府県が運営するので、地域クーポンの受け渡しが県によって異なる可能性があります。 多くの地域では、宿にチェックインしたタイミングで地域クーポンを配布していますが、あらかじめ郵送でクーポンを配布する自治体も確認されています。 最終判断は都道府県の判断に委ねられるため、予約サイトの注意事項を確認し、どんな方法でクーポンが渡されるのか見ておくべきです。 最低旅行代金に達しない場合自己負担になる可能性 全国旅行支援では、割引額が元の旅行代金を上回る「逆ザヤ」状態になると、差分を自己負担する可能性があります。 例えば、4,500円の宿を使う場合、割引上限額は5,000円なので、500円分を自分で払うリスクがあります。 しかし、最低料金に達しない場合の自己負担については、どの旅行サイトも明言しておらず、ニュースサイトで懸念事項として取り上げられた不明確な情報なので、最新情報が発表され次第随時更新していきます。 既存予約は全国旅行支援の対象だが予約を取り直す可能性がある 全国旅行支援は、既存予約も後からキャンペーン適用になると発表していますが、都道府県によっては予約の取り直しを求められる可能性があります。 例えば、山梨県では、既存予約の後追い申請はキャンペーン対象外と表明しており、全国旅行支援を使いたい場合は予約の取り直しが必要です。 旅行先の都道府県の最新情報を確認し、既存予約がキャンペーン適用になるか確認しましょう。 10月11日開始でも提供が間に合わない旅行会社・ホテルがある 全国旅行支援の注意事項として、キャンペーン開始日である10月11日に提供が間に合わない旅行会社やホテルが発生するのではないかという問題があります。 多くの都道府県では10月10日まで県民割を提供しているので、切り替えがスムーズに進まず、10月11日にホテル代の割引適用されないリスクは十分に考えられます。 トラブルを未然に防ぐためにも、旅行サイトで泊まりたい宿泊施設が全国旅行支援の対象になっているか確認してから予約するのをがおすすめです。 全国旅行支援に参加予定の旅行会社・予約サイト一覧 旅行会社 旅行サイト 後追い申請可否(10/5時点) じゃらん 可 じゃらん国内宿・ホテルが対象 じゃらんパックは調整中 詳細はこちら 楽天トラベル 可 国内宿泊、国内ツアーが対象 詳細はこちら Yahoo!トラベル 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら 一休.com 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら JTRIP 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら agoda 掲載なし不明(特設サイト自体なし) ゆこゆこ 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら his 未定 各都道府県からの詳細の発表がされ次第発表 詳細はこちら JTB 可 制度開始前にご予約いただいたご旅行は全国旅行支援の制度をご利用いただけます。(一部割引対象外アリ) 詳細はこちら 日本旅行 可 全国旅行支援の条件を満たす予約が対象 (一部割引対象外アリ) 詳細はこちら ana 未定 各都道府県からの詳細の発表がされ次第発表 詳細はこちら JAL 不可 ご予約済みの旅行は、自動的に全国旅行支援対象に振り替えはされません。ご希望の方はお客様自身で申請をお願いします。 詳細はこちら JR東日本びゅうトラベル 未定 各都道府県からの詳細の発表がされ次第発表 詳細はこちら エクスペディア 掲載なし不明(特設サイト自体なし) エアビー 掲載なし不明(特設サイト自体なし) エクシブ 掲載なし不明(特設サイト自体なし) IHG 掲載なし不明(特設サイト自体なし) エアトリ 可 全国旅行支援の条件を満たす全ての予約が対象 詳細はこちら 全国旅行支援が利用できる代表的な旅行サイト・旅行会社を紹介します。 じゃらんや楽天トラベルのように日系の大手旅行サイトでは、すでに特設サイトが作られ、キャンペーンの後追い申請が可能と発表されています。 しかし、agodaやエアビーなど外資系格安旅行サイトは、全国旅行支援に加盟しない方向です。 全国旅行支援に加盟している47都道府県別情報 地域ブロック 都道府県 北海道 東北 北海道/青森県/岩手県/宮城県/秋田県/山形県/福島県 関東 茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/東京都/千葉県/神奈川県/山梨県 北陸 富山県/石川県/福井県/新潟県 中部 岐阜県/長野県/静岡県/愛知県/三重県 近畿 大阪府/京都府/奈良県/滋賀県/兵庫県/和歌山県 中国 四国 広島県/鳥取県/島根県/岡山県/山口県/徳島県/香川県/愛媛県/高知県 九州 沖縄 福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県 全国旅行支援に加盟している47都道府県の公式サイト一覧です。 旅行先で人気の高い北海道・沖縄・大阪・京都・東京は、予算が多めに配分されているものの、予算を使い切った時点で12月末を待たずにキャンペーンが終了する可能性があります。 また、都道府県ごとに地域クーポンの配布ルールや細かな条件が異なるため、予約前に必ず旅行先の公式サイトを確認しましょう。 県民割から全国旅行支援で変わった点   県民割 全国旅行支援 割引率 最大50% 一律40% 割引上限 一律5,000円 交通付き宿泊券8,000円 宿泊券のみ5,000円 共通クーポン 土日平日ともに 最大2,000円 平日 3,000円 休日 1,000円 最大 割引額 7,000円 11,000円 対象地域 県内 全国 目的 県民の県内での消費を向上させる 県をまたぐ国内旅行の活性化   県民割から変更された4つのポイント 割引率の引き下げ:50%から40%へ下がった 交通事業者の支援:交通付き宿泊券の割引が8,000円になった 平日の旅行者促進:平日の地域クーポンが2,000円から3,000円へアップした 国内旅行の活性化:対象を全国に拡大した 県民割と全国旅行支援の異なる点は、割引上限と対象エリアです。 全国旅行支援は国内旅行の活性化を目的にしているため、県民割よりも割引額が大きく、また地域クーポンの配布額もお得になっています。 政府としては、土曜に集中しがちな旅行客を分散させ、経済効果を長期化させたい考えです。 全国旅行支援と新たなGoToトラベルの違い   全国旅行支援 新たなGoToトラベル 運営 各都道府県 国 開始日 2022年10月11日〜 未定 割引率 一律40% 30% 割引上限 交通付き宿泊券8,000円 宿泊券のみ5,000円 日帰り5,000円 交通付き宿泊券10,000円 宿泊券のみ7,000円 日帰り3,000円 共通クーポン 平日 3,000円 休日 1,000円 平日 3,000円 休日 1,000円 最大 割引額 11,000円 13,000円 対象地域 全国 全国 全国旅行支援が終了次第、再開するのではと報じられているのが、新たなGoToトラベルです。 新たなGoToトラベルは、割引率と割引上限額が拡充されているので、全国旅行支援よりもお得に旅行ができる内容となっています。 しかし、GoToトラベルは、いつ開始になるかやそもそも予算が確保できるのかも不明なので、今後の報道があり次第まとめていきます。 全国旅行支援のよくある質問     全国旅行支援はいつからいつまで? 全国旅行支援は、2022年10月11日より準備が整った都道府県から開始していきます。 東京都は10月20日、東京以外の46県は予定通り10月11日からスタートです。 るるぶトラベルではいつから全国旅行支援で予約できる? るるぶトラベルで全国旅行支援は予約可能です。 すでに10月11日以降の予約をとってしまった既存予約客の方も、キャンペーン対象となります。 全国旅行支援で準備しておくことは? 全国旅行支援では、旅行サイトからキャンペーンを申請したときのクーポンコードと、身分証明証、ワクチン接種証明もしくは陰性証明が必要です。 陰性証明はPCR検査か抗原検査を選択でき、旅行前日に検査しなければならないため注意しましょう。 全国旅行支援ではどのくらいお得になる? 全国旅行支援を利用すると、最大で11,000円の割引が適用されます。内訳としては交通付き宿泊券で8,000円、平日の地域共通クーポンで3,000円です。 土曜日に宿泊した場合、地域クーポンは1,000円分しかもらえませんが、平日や日曜日に宿泊した場合は3,000円分の地域クーポンがもらえるので、土曜日以外が狙い目です。 全国旅行支援の割引対象となるサービスは何ですか? 全国旅行支援では、国内での交通付き宿泊、宿泊のみ、日帰り、ツアー、デイユースが割引対象です。 飛行機や新幹線などの交通チケットのみの予約や、マイカーの高速道路料金は割引対象になりません。 全国旅行支援は新幹線の予約だけでも使えますか? 全国旅行支援は、新幹線の予約だけ利用するのは認められていません。 新幹線と宿泊施設をセットで予約すると、最大8,000値引きとなり、宿泊のみの割引よりもお得に旅行できるため、せっかく旅行に行くのであれば交通付き宿泊券を利用しましょう。 まとめ 全国旅行支援は、国内旅行が1人あたり最大11,000円割引されるお得なキャンペーンです。 キャンペーンの利用には、身分証の提示と3回ワクチン接種を受けたことがわかる証明書、もしくは陰性証明が必要になります。 また、既存予約の場合も、予約サイトによっては後追いで割引が適用されるため安心です。 全国旅行支援は、10月11日から開始され多くの都道府県では12月20日を終了予定と定めていますが、予算がなくなり次第終了となっていますので、気になる方は早めに予約しましょう。
    開店ポータル編集部
    2022/10/05
  • 飲食店集客におけるWi-Fiルーターの選び方!ネット環境改善で売上UP
    お客さまから「お店のフリーWi-Fiを使うとインターネットがつながりにくい!」と相談されたことはありませんか?いまや飲食店において、Wi-Fiサービスは必要不可欠。つながりにくい原因は、Wi-Fiルーターにあるかもしれません。来店客も従業員も店内で快適にインターネットを使用するために必要なWi-Fiルーターの選び方を紹介します。 飲食店集客におけるWi-Fiルーターとは? Wi-Fiルーターとは、複数の端末にインターネットを繋ぐルーター機能と、有線通信を無線通信に変換するアクセスポイント機能が、一つにまとまった機器のことです。無線LANルーターとも呼ばれ、主に一般家庭や規模の小さな店舗で利用されます。 Wi-Fiルーターを使うことでWi-Fiを飛ばすことができ、パソコンやスマートフォンなど複数の端末で同時にインターネットを利用できるようになります。 飲食店集客で使われるWi-Fiルーターはどれも同じ? 「Wi-Fiルーターのことはよくわからないし、どれも同じ」と考えていませんか?プロバイダ契約のさいに、業者に勧められたWi-Fiルーターをそのまま使っているケースも多いでしょう。 飲食店用Wi-Fiルーターは、飲食店従業員が仕事で使用するという目的に加えて、来店客にフリーWi-Fiを提供するという2つの目的で使用します。ですから、家庭用Wi-Fiルーターとは違い、PCやスマートフォンなど同時に多くの機器から接続しても、安定して使える専用のWi-Fiルーターが必要です。Wi-Fiルーターのスペックが低かった場合、通信速度が低下し、快適なネット環境が維持できなくなるという事態になりかねません。 では、どのような基準でWi-Fiルーターを選ぶとよいのでしょうか。 【飲食店集客】店内で使用するWi-Fiルーターの選び方 飲食店で使用するWi-Fiルーターを選ぶポイントはつぎの4つです。 Wi-Fiルーターの規格 ストリーム数 同時に接続できる台数 安全性 Wi-Fiルーターの規格 Wi-Fiルーターは、規格によって通信速度や周波数帯が変わります。規格とは、ルーターの商品説明の枠に記載されている「IEEE」からはじまる記号のこと。 「IEEE802.11」は、無線Wi-Fiの国際的な規格基準です。記号をよく見ると、その後に、「a」「b」といったアルファベットが記載されています。このアルファベットによって、通信速度、周波数帯に違いがあります。 以下は規格の種類と通信速度をまとめたものです。 規格 通信速度 周波数 IEEE802.11ad 6.7Gbps 60GHz IEEE802.11ac 6.7Gbps 5GHz IEEE802.11a 54Mbp 5GHz IEEE802.11b 11Mbps 2.4GHz IEEE802.11n 600Mbps 2.4GHz/ 5GHz 規格の通信速度を確認すると、「IEEE802.11ad」または「IEEE802.11ac」が速いことがわかります。ただ、この規格に対応しているPCやスマートフォンでないと使えないこともあるので注意してください。 「IEEE802.11ad」と「IEEE802.11ac」は、通信速度はほぼ同じですが、周波数は違います。60GHzは、狭い範囲での高速通信に適しています。一方、5GHzは、障害物に弱いものの電波干渉が少ないなどの特徴があります。店舗で使用する場合、通信速度なども考えると、規格は「IEEE802.11ad」または、「IEEE802.11ac」がベストです。 ②ストリーム数 ストリーム数とは、Wi-Fiルーターに設置されているアンテナの数のこと。 パッケージなどに記載されている4×4や3×3の表示です。4×4と書かれていた場合、送信用アンテナが4本、受信用アンテナが4本あるという意味です。アンテナ数が多いほど、通信速度が向上し、複数の機器を同時に接続しても通信環境が安定します。なお、アンテナ数が多いほど、ルーターの価格は高くなります。 ③同時に何台利用できるか 同時に複数の機器を接続することが想定される飲食店では、同時に何台利用できるかが重要です。 複数の機器を同時に接続しても通信速度が落ちないように、客席数など店舗の規模に合わせて選びましょう。複数の機器を同時に接続し、通信速度が落ちない基準は、Wi-Fiによって異なります。50台同時接続が可能なものから、200台以上同時接続が可能なものまでありますが、初期費用や月額使用料は同じではありません。店舗の席数が30席だった場合、200台以上同時に接続する必要はありません。 以下は参考までに、飲食店向けに一般的に利用されているWi-Fiと同時接続可能な席数をまとめたものです。 名称 初期費用/月額費用 同時接続台数 ギガらくWi-Fi 無料/3,300円 50台 Wi2 300 29,800円/500円 50台 FREESPOT 端末代23,800円/ 200台~ ④安全性 通信内容の盗聴が問題となっている今、店内で安全にインターネットを利用していただくためにも、最新のセキュリティ機能を搭載しているWi-Fiルーターが安心です。 以下は、Wi-Fiルーターに搭載されているセキュリティ規格についてまとめたものです。 名称 特徴 WPA3 2018年に設計。パスワード類推攻撃に関する防御力が高く、最も安全性が高い。 WPA2 WPAと同じ仕様だが、通信内容を暗号化(AES)し、より安全性を高めている。 WPA 2002年に設計。WEP暗号化方式の脆弱性をカバーし、通信中に暗号化したデータ等が盗まれない仕様となっている。  安全性に関しては、2018年現在、WPA3が最も高いと言われていますが、販売されているWi-Fiは、WPA2規格が主流です。 【人気記事】法人向けポケットWiFi選び方と最新機種どこよりもWiFi・hy-fi【相談無料】 「Wi-Fiを導入したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< 【飲食店集客】あると便利な店舗向けWi-Fiルーター機能  Wi-Fiルーターは、メーカーや機種ごとにさまざまな機能がそなわっています。前項でご説明したポイントとあわせてチェックしておきたい、あると便利な機能をご説明します。 ビームフォーミング  Wi-Fiルーターを設置している場所によって、店舗内で、電波が届きにくい席が出てきます。ビームフォーミング対応のルーターであれば、広い範囲に電波を安定して届けることが可能です。 省エネ設計  ルーター使用時の消費電力を低減するため、電気代の節約になります。 災害時の通信環境提供  災害が発生した場合、回線が混雑し、つながりにくくなるというトラブルが発生する恐れがあります、災害時でも通信環境を提供できる機能が搭載されているタイプもあります。 干渉波自動回避機能  Wi-Fi以外の機器から発せられている電波を自動で避けて、Wi-Fi通信する機能です。速度が遅くなったり通信が切れてしまうのを防ぎ、快適にインターネットを利用できます。 メッシュWi-Fi  メッシュWi-Fiとは、網目状に広がったネットワークのことです。メッシュWi-Fiに対応した、同一メーカーのルーターとサテライト機を接続することでネットワークが広がり、従来よりも快適にWi-Fiを利用できます。サテライト機を増やせば、さらにエリアを広げられます。 AOSS  ボタン一つで簡単に接続設定がおこなえるものです。Wi-Fiルーターを初めて利用する方や機械が苦手な方に特におすすめです。 【人気記事】飲食店におすすめのインターネット回線・光シリーズ3選! 【飲食店集客】おすすめのWi-Fiサービス8選  オフィスや大規模な飲食店の場合は、もともとのインターネット環境や、一度に接続する台数の多さから、ルーターとは別々やアクセスポイントのみで導入するケースも多いです。  ここでは、飲食店が導入するのにおすすめのWi-Fiルーターやアクセスポイントを7つご紹介します。 ①ギガらくWi-Fi ②BizAir ③プラットWi-Fi ④TP-Link ⑤NECプラットフォームズ ⑥BUFFALO ⑦ASUS ⑧NETGEAR  価格は2020年1月現在のものです。「〇円~」のものは、調査時点での最安値となっているため変動の可能性があります。  では、一つずつ順に見ていきましょう。 ①ギガらくWi-Fi NTTが提供する、オフィスや店舗向けのアクセスポイントです。機器にLANケーブルを挿すだけで簡単に使えて、初期設定は不要。機会が苦手な方でも簡単にはじめられます。  最大50台まで接続可能で、お客さま向けと従業員向けのWi-Fiを分けたり、接続可能な端末を制限できます。    セキュリティ対策も整っているから、安心です。万が一故障や接続不良などのトラブルが起きたときでも、365日遠隔で対応してくれます。   ▼料金について▼ 料金は税抜きです。 「ぎがラクWi-Fiを導入したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<<   【人気記事】店舗オフィス向け「ギガらくWi-Fi」設置メリットをたっぷりご紹介! ②BizAir BizAirは、コンセントに挿すだけで回線が使用できる5Gホームルーターです。開通工事が不要で、場所を選ばずどこにでも設置することが可能! 別途インターネット回線やプロバイダーを契約する必要もないため、手軽に高速Wi-Fiを導入できるほか、WiMAX回線とau回線の併用で安定した高速通信を無制限で使えるのも魅力の一つ。   ▼料金について▼ 料金は税抜きです。 ③プラットWi-Fi  快適にインターネットを利用できるだけでなく、集客アップにも効果的です。Wi-FiアプリのタウンWi-Fiと連携したり、Wi-Fiチラシを出したり。そのほかにも、Wi-Fiにアクセスした端末にHPなど指定のWebページを表示できる「リダイレクト機能」など、サービスが充実しています。  5つのプランがあり、お店のスタイルや規模、利用用途にあわせて選択可能。月額料金100円の気軽に導入できるものから、高性能のものまで揃っています。 ▼料金について▼  料金は税抜きです。 「プラットWi-Fiを導入したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< 【人気記事】店舗向けフリーWi-FiはTP-Link社「プラットWi-Fi」で決まり!集客・業務効率アップを促進する優れモノ ④TP-Link(ティーピーリンク)  多くの企業やホテルなどで導入されており、世界でトップシェアを誇ります。セキュリティ対策の整った高速回線を広い範囲に届けるため、安定した快適な環境のもとで安全に利用可能です。    最大で通常の3倍ものデータ送信が可能なもの、データロスを回避してくれるものなど、お店の環境や用途にあわせて選べます。   ▼料金について▼ 料金は税抜きです。 ⑤NECプラットフォームズ NECプラットフォームズ株式会社 HP:https://www.necplatforms.co.jp/  ビジネス向けに、高速回線で利用できるのが「UNIVERGE IXシリーズ」。暗号機能や認証機能でセキュリティ面も安心なため、安全に利用できます。ほかにも「UNIVERGE WAシリーズ」やアクセスポイントを提供しています。  消費電力をおさえた省エネ設計のものや、機械に詳しくない方でも機器の管理を簡単におこなえる「かんたん操作ボタン」がついたもの、最高50℃までなら問題なく動くと動作保証がついたものなど、さまざまなタイプがあります。   ▼料金について▼ 料金は税抜きです。 ⑥BUFFALO(バッファロー) 株式会社BUFFALO  HP:https://www.buffalo.jp/  BUFFALOでは、主に7種類の法人向けのアクセスポイントを提供しています。シリーズによって特徴や搭載されている機能や少しずつ異なります。  「WAPS-1266」シリーズは機器が文庫本程度のサイズでとてもコンパクト。特に規模の小さなお店におすすめです。 「WAPM-2133TR」シリーズや「WAPM-1750D」シリーズは、通信環境を整える公平通信制御を搭載しています。もし一度に複数台のタブレットで同時に動画を再生したとしても、安定した環境で利用できます。 ▼料金について▼ 料金は税抜きです。 ⑦ASUS(エイスース)   ASUS  HP:https://www.asus.com/jp/  WANポートを2つ搭載しているため、より広いエリアに対応可能。また、2つのポートをそれぞれ別のネットワークに接続しておくことで、片方にトラブルがあってももう片方で利用できるメリットがあります。  同時接続は80台まで可能です。高速回線のため、多くの人が集まる飲食店でも安定した環境でWi-Fiを利用できます。   ▼料金について▼ 料金は税抜きです。 ⑧NETGEAR(ネットギア)   ネットギアジャパン合同会社 HP:https://www.jp.netgear.com/  NETGEARでは、ビジネス向けに高速回線かつ対応エリアの広いアクセスポイントを提供しています。比較的リーズナブルな価格となっていながら高性能でコストパフォーマンスが良く、飲食店での利用にもぴったりです。  お客さま用、スタッフ用、管理者用と、それぞれ別のネットワークを利用できるのもポイント。導入時の設定はかんたんにおこなえるため、手間をかけずに利用開始できます。 ▼料金について▼ 料金は税抜きです。 【人気記事】法人・個人に人気の光回線15選!【ご相談無料】 Wi-Fiルーター選び、店舗経営で悩んだら、開店ポータルBizにご相談ください 店舗の広さやピークタイムの客数などから、必要なWi-Fiルーターの機能を考え、現在使用しているWi-Fiルーターが適切であるかどうか確認しましょう。 【人気記事】 回線事業者とプロバイダを一体化「光コラボ」の仕組みや乗り換え時の注意点とは? 開店ポータルBizでは、Wi-Fiルーターやインターネット回線に関するご相談を無料で承っております。また、数あるサービスのなかから、お店にあったサービスのご提案もしております。お気軽に下記のフォームからお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2022/09/30