【埼玉・川越】エスプレッソに惚れ込んだ店主が追求する味！本格エスプレッソバー『HILL PINE’S ESPRESSO』で理想の一杯を

　観光地として人気の埼玉・川越に、約100年以上前の大正時代の風を感じられる大正浪漫通り商店街があります。その一角に、本格派エスプレッソ専門店『HILL PINE’S ESPRESSO（ヒルパインズエスプレッソ）』が、2017年10月6日にオープンしました。エスプレッソに惚れ込み独学で習得したという店主の松岡さんは、柔らかい物腰とさりげない気配りで、訪れたお客さまたちがたちまちファンになってしまう魅力の持ち主。今回は、松岡さんのもつ魅力と、同店のこだわりに迫ります。

飽き性の自分。でも変わらずに好きなものはエスプレッソ

　松岡さんがエスプレッソに出会ったのは16歳の時。“こんなコーヒーの飲み方があるのか”と感銘を受け、いろいろなお店のエスプレッソを飲み歩いたそうです。それから時が経っても、エスプレッソがずっと好きで飲み続けていました。松岡さんは「もともとかなりの飽き性なんです。でも、エスプレッソはずっと変わらずに好きですね。」と言います。
　広告代理店の営業マンとしてサラリーマン生活を送っていたある日、人生で一番おいしいと感動するエスプレッソに出会ったのだとか。そのエスプレッソとの出会いにより、“いつか自分もこんなエスプレッソを抽出できるようになりたい”と思うようになったことが『HILL PINE’S ESPRESSO』オープンのきっかけとなりました。

理想のエスプレッソを追求

　同店オープンの際に苦労したのが、自分の理想とするエスプレッソの味を実現することだったそうです。「マシンを購入してから、1,500杯以上は試作をしました。それぞれのデータを取り、自分が求めているエスプレッソの味に近いポイントを探すのが大変でしたね。」と松岡さん。それでは、いま提供しているエスプレッソの味は理想の味なのかとお聞きしたところ、「いえ、正直まだまだ満足はしていません。その日の湿度や温度、豆の状態に合わせ、常に最適だと思うエスプレッソを抽出していますが、日々エスプレッソマシーンと向き合っていると新たな発見が尽きないからです。もしかしたら、永遠にたどり着くことはないかも。その分、微調整を繰り返して常に進化を遂げ、更においしいエスプレッソを提供していけると思っています。」とのこと。同店の成長から目が離せませんね。

お客さま自身も理想の味を探せる

　松岡さんの楽しみは、お客さまも自分好みの味を求めていく様子を見ることだそうです。「“もっと濃くしてほしい”や“もっとミルクを増やしてほしい”など、お客さまからご要望をいただきます。いい意味でお客さまがわがままになっていく様子を見ていると、嬉しいですね。当店で、お客さまの理想の味を探してほしいと思います。」
　そんな同店のリピーターさんは、ドリンクを飲みにくる以外にも会話を楽しみにきている方が多いのだとか。初対面のお客さま同士で話したりする光景もよく見られるそうで、川越市民の憩いの場となっているようです。

おすすめメニュー紹介

　おすすめのメニューは、アイスカフェラテとアイスカフェモカ。基本のエスプレッソの風味が強く感じられるのにクリーミーで優しい味わい。今後はエスプレッソベースのドリンクも、もっと充実させていく予定なのだとか。
　また、夏季限定で開店の8時半から水出しのアイスコーヒーもいただけます。「エスプレッソと同じ豆を使っているのに、抽出の仕方が違うだけでこんなに味が違うなんて驚きますよ！」とその美味しさは折り紙付きです。味わいの違いをぜひ楽しんでみてくださいね。サラミサンドか自家製ドライトマトサンドイッチにコーヒーメニューがついてくるお得なモーニングセット（690円〜）も人気だそうですよ。朝10:30まではお持ち帰りのカフェラテが、ホット・アイスともに400円、アメリカーノは350円だそうです。朝に美味しいカフェラテを飲んで欲しいというオーナーの思いが伝わってくるサービスですね。

より進化して、よりおいしいものを

　今後もこの地域に根付いて、地元の方や観光で訪れた方に愛されながらお店を続けていきたいと話す松岡さん。どうしたらよりおいしくて、もっといいものになっていくのかをずっと追求し続けていくと言います。
　最後に「ここでしか飲めない、こだわりのエスプレッソドリンクがたくさんあります。ぜひお好きな一杯を見つけにいらしてください。」と、微笑みながらお話してくれました。
　『HILL PINE’S ESPRESSO』で、あなたの理想のドリンクを探してみてはいかがでしょうか。お気に入りの一杯を片手に、川越市を散策してみてくださいね。