コスト削減

飲食店経営の固定コスト削減!その家賃は適正?賃料削減交渉の仕方【相談無料】

開店ポータル編集部
2020/04/07
この記事の目次 [表示する]
 家賃は、飲食店の固定費の中でも特に大きなコスト。水道光熱費や人件費と違い、お店を開けていない日も発生し続けます。高すぎる家賃は、資金繰りが苦しくなる一因であると言ってよいでしょう。

 しかし家賃は、いちど入居したら下げられないものではありません。貸主と交渉し、家賃を減額してもらうことは可能です。本記事では、個人で賃料交渉をする場合のコツと、土地・不動産のプロが賃料交渉をサポートしてくれる「賃料適正化サービス」について紹介します。

賃料交渉に関する、ふたつの勘違いとは?


 家賃15万円の物件を借り、月に25日営業するとします。この場合、15万円÷25日で、営業日一日あたり6,000円の家賃がかかっている計算になります。
 支払う家賃が変わらないなら、毎日お店を開けたほうが得…ということになりますが、個人店の場合、無休での営業は体力面でもかなり厳しいでしょう。

 高額な家賃をカットできれば、資金繰りはかなり楽になるはず。しかし多くの飲食店オーナーは、次のような勘違いをしています。

①「家賃は下げられない」

 賃貸借契約を結ぶとき、借主は家賃の額に合意したうえでサインをします。しかし、発生するのはあくまで「家賃を支払う義務」であり、「同じ金額を支払い続ける義務」ではありません。

 借主には、家賃の引き下げを求める権利があります。なぜなら、土地や建物の価格は常に変動しており、それに応じて周辺の家賃相場も変動するからです。このことは貸主も理解していますが、借主が何も言わなければ、据え置きの家賃をもらい続けるというだけのことなのです。

②「賃料交渉は専門家にしかできない」

 権利があるとはいえ、実際に賃料交渉をおこなうオーナーはあまりいません。「家賃の交渉なんて、専門家じゃないとできない」というハードルの高いイメージがあるからです。

 しかしポイントさえ押さえれば、土地や不動産のプロでなくても、賃料交渉をすることは可能です。詳しくは、次の章を読んでみてください。

個人で賃料交渉をするときのポイント

①アポイント時に要件を伝えない

 賃料交渉のためにアポイントをとるときは、直接的な要件は伝えず、「緊急で相談したいことがあるので、お時間をいただけますか?」とだけ話します。

 電話を切ったあと、貸主は「何の相談だろう?」と考えを巡らせます。「まさか、出ていかれるんじゃ?」と最悪のパターンまで考えたあとに、退去ではなかったと知れば、心に余裕が生まれます。話し合いがスムーズに運びやすくなるでしょう。

②「とにかく安くして!」の姿勢はNG

 賃料交渉をするときは、単純に「家賃を引き下げてください」と要求するのは望ましくありません。納得のいく交渉結果を得るために、あくまで「家賃を適正な額に戻す」というスタンスでのぞみましょう。

 そのためには、土地の坪単価や周辺の同じような物件の家賃相場を調べて、比較対象をつくっておくことが大切。専門家でない限り、この作業は大変です。しかし資料さえ用意できれば、貸主に納得してもらえる交渉ができる可能性が高まります。

③減額パターンを考えておく

 「現在の家賃から〇%、または〇円の減額」と具体的な減額パターンをいくつか用意し、提案するようにします。

 特に現在は、新型コロナウイルスの影響で売上が下がり、経営難に陥っている飲食店も多いもの。いつ撤退されるかわからない中、貸主もリスクを抱えています。
 緊急時の対応策として、「現在の家賃から〇%、コロナウイルスが収束するまでの〇か月限定で減額」というパターンで交渉するのもよいでしょう。

 単純減額にも期間限定の減額にも応じられない、と言われてしまうかもしれません。その場合は、手元に資金を確保するために「敷金や保証金を一部だけ返してもらう」という方法もあります。そのような対応は可能か、貸主にたずねてみましょう。

土地・不動産のプロが交渉をサポート!「賃料適正化サービス」


 賃料交渉の第一歩は、自分が支払っている家賃が、周辺の相場と比較して高いのか安いのかを知ることです。しかしそれを自分で調べるのは、やはり土地や不動産のプロでないと難しいでしょう。また、立地や営業年数によっては、交渉に応じてもらいにくいケースもあります。

 しかし、だからといってあきらめるのは早いかもしれません。「賃料適正化サービス」を使えば、プロのサポートのもとで賃料交渉ができ、家賃減額の成功率がグンと高まります。コストに悩む飲食店オーナーにすすめたい賃料適正化サービスの特徴をまとめてみました。

1.土地や不動産のプロが、確かな根拠をもとに交渉


 賃料適正化サービスの魅力は、不動産鑑定士、土地家屋調査士、弁護士などのプロが揃っていること。事前調査によって現在の家賃の額が適正かどうかを判断し、根拠のある資料を用意した上で交渉にのぞみます。

 個人で賃料交渉をする場合、平均3%~5%ほどしか家賃が減額されないことが多いですが、サービスを利用することで10%~15%の減額が叶います。

2.自力で調べものをする必要がない


 お店の業務で精一杯なのに、土地の坪単価を調べたり、周辺のお店が家賃をいくら支払っているのか調べたり…。個人でおこなう家賃交渉には、慣れない煩雑な作業がともないます。
 プロがそれらの調査をおこなってくれる賃料適正化サービスなら、その手間も必要ありません。

3.貸主との良好な関係を守る


 「“家賃を安くしてくれ”なんて言ったら、大家さんと気まずくなるのでは?」「出て行ってくれと言われたらどうしよう」と不安になるオーナーも多いでしょう。賃料適正化サービスでは、貸主、借主それぞれの事情や経済状況をヒアリングしたうえで、家賃交渉にのぞみます。片方が損をし、片方が得をするような提案は絶対におこないません。そのため、賃料交渉によって大家さんや管理会社と揉めたり、関係が悪くなることはないのです。



 賃料適正化サービスを利用するとき、ネックとなるのが「高額な費用がかかるのでは?」という不安です。開店ポータルBizがおすすめする賃料適正化サービスは、完全成果報酬制。家賃の減額が叶わなかった場合は、一切費用がかかりません。家賃の減額に成功した場合のみ、減額幅の一部をお支払いいただくかたちになります。

店舗運営、コスト削減の悩みは開店ポータルBizに無料相談しよう


 賃料交渉には、土地や不動産に関する専門知識が必要です。しかし、飲食店オーナーのほとんどは、その道の素人。忙しい店舗業務の合間にいろいろなことを調べ、貸主を納得させる資料を用意するのは骨が折れます。賃料適正化サービスは、そんな飲食店と貸主の良好な関係をキープし、双方が納得のいくかたちで家賃の減額を叶えてくれるサービスです。
 開店ポータルBizでは、本記事でご紹介した「賃料適正化サービス」についてのお問い合わせ・資料請求を承っております。お気軽に下記フォームよりお送りください。

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