感染症対策の意外な盲点とは?店舗運営ですべき対策
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化しているなか、店舗を運営されているどの業種でも感染症対策は強化していることでしょう。
しかし、一般的に言われている感染症対策には、見落とされがちな意外な盲点があることをご存知でしょうか。
そこで本記事では、感染症対策の意外な盲点をご紹介し、注力すべき対策について解説いたします。
感染症対策の死角となった例
水道の蛇口
都営地下鉄大江戸線の運転士らが新型コロナウイルスに集団感染した原因は、水道のレバーだったという事例が発生しました。
手で触ってタイプの水道の蛇口は、手洗い後に水を止めるために再び触れなければならず、感染症対策の死角となることもあるポイントです。
休憩室
石垣市内ホテルの従業員に新型コロナウイルス感染が確認されたケースでは、休憩室とが感染源となっていたことがわかりました。
休憩室は気が緩む場所なので、盲点になりがちです。共有で使っている場所や飲食を行う場所は注意しましょう。
昼カラオケ
日中に飲食しながらカラオケを楽しめる「昼カラ」の店で、集団感染が全国各地で発生しています。
カラオケの飛沫量は会話の十数倍にのぼるという研究データも出ています。歌う場合の位置は換気口の下が推奨されており、距離を十分に空けましょう。
感染症対策の意外な盲点と対策
共用パソコンのキーボードやマウス
共用パソコンのキーボードやマウスなどは複数の人が触ります。社内や店舗で複数の人が使うものは注意しましょう。
スマートフォンでも代用が可能なソフト・アプリが提供されていますので、この機会に検討してみても良いでしょう。
スマートフォンは機種によっては防水機能もありますので、スマホ本体の消毒も周知させていくと良いでしょう。
消毒用品の種類を厳選する
様々な除菌製品が出回っていますが、厚生労働省などで推奨されているのは、消毒用アルコールや塩素系漂白剤、界面活性剤です。
アルコールでも塩素系漂白剤にしても、有効性が認められたものかつ正しい方法で使用するようにしましょう。
お客様の手指消毒
店舗運営の場合は、お客様の入店時の消毒は必須としているお店は多いですが、退店時に促しているお店は少ないのではないでしょうか。
お客様にとっては店舗内の色々なところを触った後の、帰りの際の手指消毒も重要といえますので、行きと帰りの両方消毒するようにしましょう
蛇口やレバーの消毒
店舗や会社で不特定多数の人が利用する場合は、蛇口やレバーの細部まで消毒や除菌をしましょう。
また、手を洗った後には、洗う前に付着したウィルスが付いている可能性も考え、水道の蛇口やレバーも使用するたびに洗い流すことも大切です。
換気扇やエアコンの清掃
コロナウイルスに対する直接的な予防策ではありませんが、室内の空気を清潔に保つことで、免疫力を高めることになるのです。
肺炎などで身体が弱っているときに、新型コロナウイルスが体内に侵入すると、免疫力低下で身体がウイルスに負けてしまうおそれがあります。
お会計時の決済方法
非接触決済として交通系ICなどの前払い型や〇〇Payなどの後払い型、タッチ決済機能付きのクレジットカードも注目されています。
キャッシュレス決済を導入していない場合には、スタッフの手袋装着やトレーでのやり取りで対策しましょう。
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バックヤード使用時の時間をコントロール
従業員の休憩時間は、多くのスタッフが集合してしまうことで密になる可能性もあります。こうした事態を防ぐために時間の調整も必要です。
出社時や退勤時、着替えなどでバックヤードに人が集まりやすい時間帯は、時間差を設けたりなどの対応策を考慮する必要があります。
感染症のガイドライン
新型コロナウイルス感染症を予防するための対策ガイドラインは、担当省庁や各自治体など、様々な機関から発表されています。
【業種別ガイドラインについて】
【職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド】
まとめ
今回は、店舗運営において一般的に広まっている感染症対策と合わせて心がけるべき対策方法をご紹介しました。
開店ポータルBizでは、衛生用品・ウイルス撃退アイテム、キャッシュレスの導入、コロナ禍における店舗運営のサポートを行っています。
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