人気のデリバリーサービス7つを徹底比較!結局おすすめは?【加盟店向け】
コロナ禍で飲食店は厳しい状況が続いており、売り上げ確保のためデリバリーサービスを導入している店舗も多いでしょう。また、度重なる緊急事態宣言の発令に伴う時短要請等で、そろそろデリバリーを導入しなければとお悩みの飲食店経営者も多いのではないでしょうか。
本記事では、デリバリーサービスの導入を検討している飲食店へ向け、人気のデリバリーサービス7つを徹底比較してまいります。
最近では様々なサービスが展開されていますが、結局おすすめは何なのかと決めかねている方必見です!
デリバリーサービスとは
デリバリーとは広くいえば配送の事ですが、デリバリーサービスとは、お客様から注文を受けた料理などを、指定された時間に届ける宅配ビジネスです。飲食店が自社でデリバリーを行うには配達員を含め人材の確保や移動手段の用意など、負担が大きくなります。そこで、自店で作った出来立てのメニューを配達専門の会社の人に取りに来てもらい、お客様に届けると言うデリバリー代行サービスが現在では主流の形となっています。デリバリー代行サービスは、「料理を注文する客」「料理を調理して提供する飲食店」「料理を客に配達するデリバリースタッフ」の3つの構成で成り立っています。
初期投資をほとんどかけなくても自店の売上をアップする可能性を秘めたデリバリーサービスを簡単にスタートできることは、非常に魅力的と言えます。オンラインから決済もすでに完了済みとなるので、お金の受け渡しもしなくて済みます。
もちろん、デリバリー各社に手数料を支払うことにはなるものの、これまでアプローチできていなかった新規顧客層に向けてアピールすることができます。新たな売り上げのルートを開拓できる点は大きなメリットといえるでしょう。
人気のデリバリーサービス7選と特徴
現在人気のデリバリーサービスの中から7選ピックアップし、それぞれの特徴も合わせてご紹介いたします。
・出前館
デリバリーサービスの先駆け的存在の「出前館」。現在出前館の加盟店数は、順調に伸びており、2020年11月の時点で40,000店舗、配達員数は10,000人を突破。出前館の会員数も600万人に到達しています。配達者は、出前館と契約を結ぶ人、配達パートナーの新聞販売店、地域密着の物流会社などが行います。
ユーザーが利用する際のアプリ表示には、店舗毎の配達予想時間が記載されているため、ユーザーにとって利用しやすいのが特徴です。また2020年12月21日からは、出前館とデリバリー・テイクアウトアプリ「LINEデリマ」が完全統合されました。そのため、LINEポイントも貯まるようになります。
・UberEats
UberEatsは、料理を宅配してほしい飲食店と配達パートナーとのマッチングを行うフードデリバリーサービスです。配達員は、UberEatsに登録した一般の人で、個人事業主というかたちで顧客まで料理を届けるスタイルとなります。
大きな強みは、世界的なシェアがNo1の実績を誇る点と、大手ファーストフード店から人気の店舗、地域のカフェやタピオカ店などの小規模店舗まで加盟店ラインナップが幅広い点です。
既存のデリバリーサービスの多くが最低注文金額を設けていますが、Uber Eatsでは最低注文金額を設定しておらず、コーヒー1杯からでも利用することが可能なので、ユーザーにとっては気軽に注文できるのも特徴の一つです。
・menu
外資企業の運営の多いデリバリーサービスですが、menu(メニュー)は、日本企業が運営している「デリバリー&テイクアウト」のアプリになります。導入に必要なものは、通信可能な「iOS/Android端末」と「加盟店用menuアプリ」だけです。初期費用、サービス利用料、カード手数料、タブレットレンタル費については2022年3月まで無料と謳われています。配達スタイルはUberEatsにように、独自で雇用している配達員が料理を提供する形となります。
また、24時間営業の店舗は、24時間注文・配達をしてくれるという点が大きな特徴です。デリバリーとテイクアウトの両方からの集客が見込めるでしょう。
・フードパンダ
CMキャラクターを務める芸人の渡辺直美さんが出演する、インパクトが強いfoodpanda(フードパンダ)。台湾やシンガポールで人気のデリバリーサービスで、日本に上陸したのは2020年9月なので国内では比較的新しいサービスとなっています。foodpandaの加盟店にかかる手数料は、注文数が増えるほど手数料が安くなる仕組みです。
対応エリアは順次拡大中で、オープンキャンペーンとして認知度を拡大するために、さまざまなキャンペーンを実施しています。初回半額や配達料金無料といったお得なキャンペーンが豊富なため、利用者にお得に料理を注文してもらいやすく、今後のユーザー数の増加も期待できるでしょう。
・DiDifood
タクシー配車サービスでおなじみのDiDiが提供するデリバリーサービス「DiDi Food(ディディフード)」。以前まで接触できなかったユーザーへのコミュニケーショをはじめ、ベテランスタッフからのサポートが受けられる点が大きな特徴です。配達対応エリアについては、大阪市内を中心に徐々にエリアを拡大中。2021年1月20日には、福岡市、同年2月には神戸市がスタート予定となっています。
・楽天デリバリー
「楽天デリバリー」は、ECサイトでおなじみの「楽天市場」が運営するデリバリーサービス・アプリです。特徴としては、楽天が提供しているため、楽天会員1億人以上へリーチが可能となります。また有名な大手チェーン店も多く利用していることから、楽天ポイントが付与するなど楽天ユーザーのリピート注文率も上がる可能性も期待できます。
・dデリバリー
NTTドコモが運営する「dデリバリー」は、大手外食チェーン店などの加盟が中心となっており、ピザやカレー、お弁当など、幅広いラインナップのメニューが楽しめるフードデリバリーサービスです。ここまで店舗数が伸びた要因は、出前館との業務提携が挙げられます。
ユーザーは、配達日の指定や時間指定などもでき、ドコモユーザー以外も利用することができます。支払いには「dポイント」「ドコモ払い」などドコモの支払いに関するサービスが使えるので、ドコモ商圏のユーザーも囲い込みやすいのが利点です。
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デリバリーサービス7選を徹底比較
今回ご紹介しているデリバリーサービスの7選の情報をまとめました。デリバリーサービスの2大勢力とも呼べるUberEatsと出前館の比較は良く見かけるかもしれませんが拡大や充実度がアップしている他サービスもチェックしてみてください。
結局デリバリーサービスでのおすすめは?
現在、デリバリーサービスは新規参入も含め、多くのサービスが展開されています。そのため、これから出店を検討している飲食店にとってはどこを選んだらよいか悩ましいところですよね。飲食店がチェックすべきポイントを整理してみましょう!
以上の項目を参考に、自店舗の状況に照らし合わせてどのサービスが一番マッチしているかをチェックしていきましょう!
そこで今回、本記事の独断でおすすめするデリバリーサービスは、本来かかる初期費用¥50,000(英語メニュー作成費、写真撮影費、レストランパートナーアプリ連動設定費、タブレットレンタル費)を今なら無料でスタートできるUber Eatsとさせていただきます!
ちなみに、登録手数料は期間限定のため、予告なく終了することがありますので注意してくださいね!
まとめ
今回は、デリバリーサービスの導入を検討している飲食店へ向け、人気のデリバリーサービス7つを徹底比較してまいりました。
コロナウイルス拡大に伴い、飲食店はビジネスモデルの転換を迫られています。デリバリーサービスを上手く活用できれば、来店数の減少をカバーしながら新規のお客様に対してアプローチも可能です。ぜひ自店舗にぴったりなデリバリーサービスを活用し、効率よく集客と売り上げアップを目指していきましょう!
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