美容室の顧客管理をかんたんに!おすすめソフトとランキングを公開!
「電話予約と美容室用クーポンサイトの予約が重なっていた」
「エクセルで顧客管理をしていたが、検索が難しい」
美容室では顧客からの予約を、電話だけでなく自社ホームページやクーポンサイト、更にはSNSからも受け付けていることが多く、顧客管理に困っている方が多いでしょう。
実際、顧客管理が煩雑になっていたせいで、ダブルブッキングが起こったり、リピーターの方の注文内容を覚えていなかったということで、客足の低下や売上減少に陥ることも少なくありません。
そのため、全ての美容室で顧客管理は丁寧に行っていく必要があり、丁寧な顧客管理が丁寧な接客に繋がり、売上アップや顧客満足度向上に繋がる可能性もあるということです。
本記事では、美容室の顧客管理をよりかんたんにする方法や、顧客管理システムランキング、顧客管理に関するQ&Aを公開します。美容室の経営者の方々は是非参考にしてください。
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美容室の顧客管理システムとは
美容室の顧客管理システムとは、顧客の予約状況や過去のメニューを担当者ごとに管理できるものです。
POSレジやクレジット決済端末などの基幹システムとも連携でき、売上分析にも役立てられます。
顧客管理システムの主な機能
- 予約サイト連携
- 予約スケジュール管理
- 顧客情報・カルテ管理
- メルマガ配信
- POSレジ連携
- 会計システム連携
- 決済端末連携
- 売上・集客分析
- SNS連携
美容室の顧客管理システムで利用できる機能は、主に上記9つです。
予約のスケジュール管理や顧客情報管理だけでなく、メルマガ配信や売上分析もできるので、1人の管理スタッフを雇うのと同じくらいに業務が効率化できます。
顧客管理システムの中には、SNSと連携できるものもあるため、SNSのDM等で主に予約を受け付けているという場合は、SNS連携が可能なシステムを選ぶのがおすすめです。
美容室が顧客管理システムを導入する目的
美容室で顧客管理システムを導入する大きな目的は、複数の予約サイトからの予約情報を一元管理し、顧客の情報をひとまとめにするという点です。
ほかにも、事前決済や、レジとの連携で売上分析をしたいなどもあるかもしれませんが、顧客の情報がばらばらになっていると、売上の分析さえも難しくなる可能性があります。
予約サイトからの情報を一元管理したい、リピーターの顧客情報を蓄積していきたいという方は、美容室専用の顧客管理システムを選ぶのがおすすめです。そのような機能を特に必要としていない場合は、事前決済や他システムとの連携など、導入する目的を明確にして導入しましょう。
美容室におすすめの顧客管理システムおすすめランキング
顧客管理ツール |
総合評価 |
公式サイト |
費用 |
決済手数料 |
指名予約管理 |
HP作成 |
事前決済 |
外部連携 |
beauty merit |
★★★★★ |
11,000円/月~ |
お問合せ |
〇 |
〇 |
〇 |
・ポータルサイト10社以上 ・POSレジ連携10社 ・公式HP |
|
レコサロ |
★★★★☆ |
4,980円/月~ |
お問合せ |
〇 |
〇 |
〇 |
・SNS連動 ・POSレジ連携 |
|
STORES予約 |
★★★★☆ |
7,980円/月~ |
4.9%+99円 |
〇 |
〇 |
〇 |
・Google連携 ・SNS連携 |
|
グーペ |
★★★☆☆ |
1,000円/月~ |
0円 |
〇 |
〇 |
〇 |
・minnne ・Googleカレンダー ・SNS連携 |
|
Square オンライン |
★★★☆☆ |
1,200円/月~ |
3.3~3.6% |
〇 |
〇 |
〇 |
✖ |
|
MicoCloud |
★★☆☆☆ |
要問合せ |
お問合せ |
〇 |
〇 |
リリース予定 |
・予約システム ・決済システム |
1位:beauty merit
beauty meritは、美容室専用の顧客管理システムで、複数の予約サイトと連携が可能です。
管理画面から予約情報、予約枠を操作したり変更したりすると、各サイトへ反映することも可能です。他の顧客管理システムと比べても、美容室での利用に特化している点も大きな利点といえるでしょう。
また、サロン独自のアプリも作成することができるので、アプリのダウンロードからリピート獲得に繋げることもできます。
2位:レコサロ
レコサロは、低予算で利用できるのが特徴な美容室向け顧客管理システムです。
初月は無料で利用することができ、公式サイトでは予約画面を見ることもできます。
また、SNSと連動して口コミの拡散もできるので、開店したばかりのお店の認知向上や新規顧客の獲得につなげられます。
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3位:STORES予約
STORES予約は、ネット予約や決済、回数券月謝等まで、まとめて顧客管理ができるシステムです。
美容室だけでなく、レッスン教室や飲食店などでも利用することができます。実際の導入企業は、JiNSやスタジオアリス、PASONA、ジョブカンなどと、多種多様な業種で利用されています。
実績は多いものの、美容室に特化しているわけではないので、細かいメニュー管理や注文情報などを管理できるか曖昧な部分もあるため、事前に確認が必要です。
4位:グーペ
グーペは、初期費用、決済手数料無料と、費用を抑えて導入できる顧客管理システムです。
ミンネやLINE、twitterなど、他の顧客管理システムでは連携が出来ないツールとも連携できるのが特徴と言えます。
ただ、ECサイトを作成するというイメージが強く、美容室の方が多く利用しているホットペッパーなどの予約システムと連携が難しい点が難点です。
5位:Square オンライン
Squareオンラインは、月額・初期費用・販売手数料無料でネットショップを作成できるシステムです。
事前決済や継続課金にも対応しているため、美容室や教室などのレッスンスク―ル、飲食店でも利用できます。
ただ、どちらかといえばEC販売寄りで、美容室に特化しているわけではないので、ホットペッパーなどの予約サイトとの連携が難しい可能性がある点がデメリットです。
6位:MicoCloud
MicoCloudは、LINEと連携してカレンダー予約やコスメ販売を行う、「LINEありき」の顧客管理システムです。
アロマサロン等で導入されており、継続率は99%と高いですが、ホットペッパーなどの予約サイトと連携が難しい点、EC販売寄りな点から、顧客管理を一元化したいという方には向きません。
美容室の顧客管理システムの料金相場
美容室の顧客管理システムの料金相場は、5000円から数万円程度です。しかし、安価なサービスの場合、美容室に必要な顧客情報を管理できる機能がなかったり、他サイトとの連携機能、POSレジとの連携機能がない可能性もあります。
美容室において顧客管理システムを導入する目的を明確にして、値段よりも必要な機能がそろっているかどうかを、比較のポイントとするようにしましょう。
美容室に顧客管理システムを導入するメリット
顧客情報管理の効率化ができる
美容室に顧客管理システムを導入すると、これまで紙で行っていた情報管理をシステム上で行うことになるため、管理が効率化できます。
例えば、以前も来店したことがある顧客の情報を探す場合、紙のカルテだとどこにあるか分からなかったり、エクセルの管理の場合でも、探すのに時間がかかる可能性があります。
その点、顧客管理システムを利用すれば、システム上で名前を検索するだけで顧客情報が出てくるので、業務効率化だけでなく、顧客満足度の向上にもつなげられます。
スタッフ退職時の情報漏洩防止につながる
顧客管理システムで管理しておくと、顧客の個人情報をセキュリティで管理でき、特定の端末からのアクセスのみを許可することもできるので、情報漏洩を防止できます。
実際、美容室を退職したスタッフが独立した場合、以前いた職場から顧客情報を持ち出して客引きをするケースも少なくありません。
そのような情報漏洩による売上低下をふせぐためにも顧客管理システムを利用しておくとよいです。
リピーター獲得や売上アップにつながる
顧客管理システムで、顧客の情報をひとまとめにしておくと、1度数年前に来た顧客の情報もすぐに閲覧することができます。
そのため、顧客からすると「覚えていてくれた」という安心感と、信頼感で、リピーター獲得に繋がる可能性が高くなります。
美容室は顧客との距離が近い分、顧客満足度の向上が、直接的にリピーター獲得や客単価の向上に繋がりやすい業種でもあるので、情報管理は効率化しておくのがおすすめです。
自動メール配信で人件費の削減ができる
顧客管理システムを導入すると、従来紙やエクセルで管理していた予約情報を一元管理して、顧客に合わせた自動メールの配信ができるようになります。
そのため、メールを配信したりするノンコア業務が削減され、スタッフがコア業務に専念できたり、人件費の削減ができたりします。
ダブルブッキングを防止できる
美容室は、電話の予約、ホットペッパーなどのクーポンサイトからの予約、SNSからの予約など、予約の窓口が複数あるのが特徴です。
しかし、それゆえ事前に電話で受け付けていた顧客の情報が漏れており、クーポンサイトから予約をうけてしまったりする可能性もあります。
その点、顧客情報システムで予約を一元管理できると、ダブルブッキングをすることがなくなります。
POSレジとの連携で会計作業も楽になる
POSレジとの連携が可能な顧客管理システムを利用すると、会計作業が楽になります。
クーポンを使用した場合やなんらかの割引があった場合でも、顧客管理システムと連携していれば会計作業もスムーズです。
顧客管理システムを選ぶ時のポイント
美容室に特化したツールか
顧客管理システムの中には、幅広い業種に対応しているツールもありますが、美容室が導入する際は美容室に特化したものを導入するのがおすすめです。
なぜなら、ホットペッパーなどのクーポンサイトと連携ができなかったり、担当ごとに顧客情報を振り分けできなかったりする可能性があるためです。
特に現状利用しているクーポンサイトなどがないのであれば、美容室に特化していないツールでも快適に利用できます。
基幹システムと連携ができるか
すでにオンラインで顧客管理をしていたり、POSレジで会計管理をしていたりする場合は、そのようなシステムとデータが連携できるかも重要なポイントです。
カルテや顧客情報が連携できない場合、データの移行に時間がかかる上に、移行時にミスが発生する可能性もあります。
システム間の連携がスムーズに出来れば、負担なく導入できるので、必ずチェックしておきましょう。
電子カルテの管理画面が見やすいか
電子カルテは、美容室で毎日利用するものなので、見やすく、使いやすいかどうかは顧客管理システムを選ぶ上で重要になってきます。
経営者が導入するが、実際に利用するのはスタッフである場合も、利用するスタッフ本人に使用感を試してみてもらうのもおすすめです。
顧客管理システムによっては、公式サイト上に管理画面のデモを掲載している場合もあるので、気になるツールがあれば公式サイトをチェックしてみましょう。
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美容室の顧客管理システムに関するQ&A
Q.顧客管理システムを無料で利用することはできますか?
美容室専用の顧客管理システムではなければ、無料で始めることもできます。
しかし、事前決済機能やEC機能を利用する場合は決済手数料がかかりますので、注意が必要です。
Q.エクセルで管理してもよいのでしょうか?
エクセルで管理することもできます。
しかし、顧客が増えてくると情報管理が煩雑になる可能性もあるので、顧客が多い、リピーターを獲得したいという方はエクセルよりもシステム上で一元管理をするのがおすすめです。
Q.ipadやmacでも利用できますか?
システムによってはipadやmacでも利用することができます。
しかし、Windowsにしか対応していない場合もあるかもしれないので、導入前に確認をしておきましょう。
Q.売上管理もできるのでしょうか?
顧客管理システムによっては、POSレジや会計システムと連携し、売上管理ができるものもあります。
売上管理ができることで、売上分析やメニュー開発にも役立てられます。
Q.フリーソフトはありますか?
顧客管理システムの中には、フリーソフトもあります。
しかし、利用できる機能が限られている可能性もありますので、試しに利用してみて、合う場合は継続を、合わない場合は他のツールを検討してみるのをおすすめします。
まとめ
複数の予約ツールから予約が入る美容室にとって、顧客管理システムは今後必須のツールになってくる可能性もあります。
POSレジや会計システムと連携できれば、顧客情報の管理以外の売上分析や売上管理、商品開発にも役立てられたり、リピーター獲得にも繋げられるので、多方面に良い影響が与えられるのは間違いありません。
しかし、顧客管理システムの中には格安で利用できるものもある一方、美容室にとって必要な機能がそろっていない可能性もあるので、導入する前に下記のポイントを抑えたうえで比較検討しましょう!
顧客管理システムを選ぶ時のポイント |
・美容室に特化したツールか ・基幹システムと連携ができるか ・電子カルテの管理画面が見やすいか |
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