調理機器・器具

飲食店ブランディングに有効な「竹繊維ストロー」で環境問題に配慮した取り組みを

開店ポータル編集部
2019/12/09
この記事の目次 [表示する]
 近年、スターバックスやマクドナルド、すかいらーくホールディングスが、環境問題に配慮したとある動きを見せています。それが、プラスチックストローの全廃です。私たちにとって馴染みのあるプラスチックストローですが、この背景には深刻な海洋汚染の問題があります。

 こういったプラスチックストロー廃止の動きは、いまや世界中で起きています。もちろん、毎日多くのストローを使う個人経営の飲食店や小売店も、この問題への取組みは無視できません。小さなことから少しずつ、まずはストロー1本から、環境問題に取り組んでいきましょう。

プラスチックによる環境汚染問題


 私たちは朝起きてから夜寝るまで、プラスチックに囲まれて生活をしています。そして、テイクアウトやコンビニのお弁当などで使用されているフォークやスプーン、容器などのプラスチック製品は、毎日大量にゴミとして捨てられています。大きなものはリサイクルされ、新しいプラスチック製品に生まれ変わっていきますが、ストローのような小さいものはリサイクルしにくく、埋められて処理されています。
 
 ところが、適切に処理できなかったものやポイ捨てされたプラスチックごみの一部は海や河川に流れでて、日光の紫外線や海水の塩分で分解され、「マイクロプラスチック」と呼ばれる小さな欠片になります。このマイクロプラスチックは、最終的に0.5mm以下、重さ0.1mg以下にまで分解され、海の中を漂います。それはあまりに細かすぎるため、回収することが難しい現状です。回収しきれないマイクロプラスチックは、魚が餌と間違えて食べ、消化されずに内臓に蓄積。そして、化学物質に汚染された魚を私たち人間は食べているのです。

 ちなみに、2019年6月に、オーストラリアのニューカッスル大学(University of Newcastle)が、環境保護団体世界自然保護基金(WWF)に委託されおこなった研究では、「世界中の人々が毎週5グラム程度(クレジットカード1枚分相当)のマイクロプラスチック粒子を摂取している可能性がある」と指摘しています。

 これまでで、私たちはプラスチックとの付き合い方を考える必要があるということがおわかりでしょう。まずは小さなことから、この環境汚染問題に配慮した取り組みをおこなう必要があります。

プラスチックストロー廃止の背景

 プラスチック製品が日用品として日本国内に浸透したのは、第二次世界大戦後のこと。そして、プラスチックが世界的に問題視されはじめたのは、2015年に公開された一本の衝撃的な動画がきっかけとなっています。それは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにも記載されているウミガメの鼻にプラスチックストローが刺さった動画です。ストローは深く刺さってなかなか抜けず、ウミガメの痛々しい姿が世界中を震撼させました。

 プラスチック製の使い捨て品は数多くありますが、前述したように、とくにストローは軽くて小さいために再利用しにくいという難点があります。さらに、そのサイズ感と重さから細かなゴミとなって海や河川に流れでやすく、海洋生物に深刻な影響を与えているのです。

 もちろんプラスチックの中でもストローだけが問題視されているわけではありません。海の中でゆらゆらと漂うポリ袋の様子は、海の生物にとってクラゲそのもの。間違えて食べてしまい、腸閉塞などで命を落とす個体も少なくありません。

 こうした環境問題への取り組みの第一歩として、世界全体で広がりをみせているのが、「プラスチックストロー廃止」の動きです。日本でも外資大手外食チェーンを筆頭に、プラスチックストローを廃止する企業が増えつつあります。

プラスチックストロー廃止企業

 既出の問題点から、プラスチックストローの撤廃運動は、全世界で広がっています。特にその取り組みが目立つ企業の一部をまとめてみました。

■スターバックスコーヒー
…2020年迄に世界中の店舗でプラスチックストロー全廃、代替ストローを導入。
■マクドナルド
…一部国で紙製ストローを導入。日本では2025年迄に全店舗のプラスチックストロー全廃、代替ストローを導入。
■米ディズニー
…すべてのパークやリゾートでプラスチックストロー、マドラー全廃、代替ストローを導入。
■ハイアットホテル
…使い捨てのプラスチックストロー、ドリンクピックを全廃、代替ストローを導入。
■すかいらーくホールディングス
…2020年迄にプラスチックストローを順次廃止、代替ストローを導入。
■レゴランドジャパン
…2018年12月にパーク、ホテルでプラスチックストロー全廃、代替ストローを導入。

環境に配慮した代替品「竹繊維ストロー」

 リサイクルしにくいプラスチック製ストローの代替品の開発が、世界各国でおこなわれています。中には紙製ストローを導入している企業もありますが、いまもっとも注目を集めているのが、「竹繊維ストロー」です。

 竹繊維ストローの特長は以下です。

①燃焼時に有害物質が出ない
②環境にやさしい
③抗菌作用があり衛生的
④耐水性がある
⑤耐熱性がある
⑥変形しにくい

 一つずつみていきましょう。 

①燃焼時に有害物質が出ない

100%天然素材で製造されているため、燃やした時に出るガスはCO2のみ。大気汚染対策としても効果的です。

②環境にやさしい

竹繊維ストローならポイ捨てされても自然の中で99.9%分解され、人体にも地球環境にも無害です。

③抗菌作用があり衛生的

竹本来が持つ抗菌作用でカビが発生しにくく、アレルギー物質を出しません。無臭のため、飲み物の味を変えることもありません。

④耐水性がある

竹繊維ストローは長時間飲み物に触れていても問題なく使用できます。その耐水時間は72時間以上。ゆっくりしたいカフェタイムやディナータイムでも安心して利用できます。

⑤耐熱性がある

アイスドリンクはもちろんホットドリンクやスープにも、竹繊維ストローは優れた耐熱性を発揮します。

⑥変形しにくい

生の竹のように乾燥や湿気で変形しにくく、均一な太さが作れるので、プラスチックストローと変わらず使用できます。タピオカドリンクのような固形物を吸うドリンクにも使用できるサイズの物もあります。

 紙製ストローには、「時間が経つと水分を含みふやけてしまう」「噛みちぎれるために子どもの誤飲が心配」「紙成分が飲み物に混ざるおそれがある」など、いくつかの懸念があります。竹繊維ストローはこうした懸念のすべてをカバーした、プラスチックストローの代替となる環境にやさしいストローです。

世界基準の安全性!株式会社ユーケイ「天然竹繊維ストロー」

 開店ポータルBizがおすすめするのは、株式会社ユーケイ「天然竹繊維ストロー」です。
 株式会社ユーケイの竹繊維ストローの安全性は世界基準。 以下の5つの認証を取得しています
①SGS
スイスに本拠を置く世界最高水準の認証機関。厳しい検査・検証・試験により「高品質・高潔性・安全性」が認められた製品・システム・サービスのみ認証マークが与えられます。

②FDA
アメリカ食品薬品監督管理局は、日本の厚生労働省にあたる公的機関に相当します。検査安全基準は厳しく、医療機関や医薬品レベルの安全性を認めた製品に限り取得できるマークです。

③JFRL
日本食品分析センターで、食品に関する有害物質や微生物、食物アレルギー分析など多岐にわたって日本が誇る厳密な検査により、安全性・衛生性を認めた製品に認定されるマークです。

④LFGB
ドイツ食品衛生管理法 検査安全基準のすべてに合格した製品のみ取得できるマーク。食品と接触するすべての材質に対して、味やにおい、舌触りにいたるまで厳しい基準が設けられています。

⑤HALAL Certifide
ハラール認証は、イスラム教徒が食べることのできる食品にのみ認定されるマークです。このハラール認証された製品のみ安心・安全とされ、輸入規制される国もあるほど世界的に注目されています。
 

■「天然竹繊維ストロー」店舗様卸価格■
 実際に飲食店で竹繊維ストローを仕入れる場合の価格を見ていきましょう。
 店舗様卸価格は下記の通りです。
【天然竹繊維ストロー(6mm)価格】
スペック/本:(H)210mm×(直径)6mm/2g
200本…3,000円(税込/送料別)
※1本あたり15円

【天然竹繊維ストロー(12mm)価格】
スペック/本:(H)210mm×(直径)12mm/3g
100本…3,000円(税込/送料別)
※1本あたり30円

 注文殺到により、納期は60日ほど。商品の詳細が気になる方は、株式会社ユーケイまでお問い合わせください。
 >>ご注文はコチラから<<
 

ストロー1本からはじめる環境問題への取り組み

 いまやプラスチック製品による深刻な環境問題は、大手企業にとって無視できないものになっています。そしてそれは、個人経営の飲食店や小売店であっても同じこと。
 「お客さまに安心安全でおいしい魚を食べてもらいたい」「社会に貢献して多くの人に愛されるお店でありたい」「環境問題に興味があるが取り組み方がわからない」。そんな想いをお持ちであれば、できることからはじめましょう。竹繊維ストローはまさにその第一歩。まずはストロー1本から、地球にやさしい取り組みをはじめましょう。
>>ご注文はコチラから<<
 

 開店ポータルBizでは、「竹繊維ストロー」に関するご相談のほか、インフラ周りのコスト削減、地域やお店にあった集客方法についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
 

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