コスト削減
ドタキャンと無断キャンセルの対策がとれるサービス「ドタキャン防止システム」とは
飲食店において、いま、深刻な悩みとなっているドタキャン。グルメ情報サイトなどを通して、誰もが手がるにお店を予約できるようになりましたが、その手軽さがあだとなり、多くの飲食店を悩ませるドタキャンの問題が生まれています。確保しておいた座席や用意していた料理が無駄になってしまうだけでなく、“せっかく足を運んでくれたのに、かえしてしまったお客様がいた…”と、胸を痛めた経験のあるオーナーも多いのではないでしょうか。特に、コース料理や団体客の場合、店舗の損失はとても大きなもの。そこで、そういった被害を減らそうと2018年2月に誕生したのがドタキャン防止システムです。飲食店を経営しているのなら、知っておきたいサービスです。
“ドタキャン防止システム”とはどんなシステム?
このシステムには、登録店舗から提供された情報がデータベース化されています。ここでいう情報とは、過去にドタキャンや無断キャンセルをした電話番号にあたります。データベース上に登録された電話番号を検索するだけで、過去にドタキャン履歴があるかどうかを確認できるようになります。自分の店舗だけの回数ではなく、他の店舗を含めた数が見られます。情報を共有しあうことで成り立つ、まさにみんなで協力して被害を減らすサービスです。
システム導入による3つのメリット
1.利用料金が無料
どうやって収益を図るのか?との疑問を持つ方も多いでしょう。このシステムを運営するための費用を得るため、利用した方には飲食店を経営するうえで必要となるさまざまな有料サービスを紹介しています。もちろん、強制ではなく必要性を感じたら、そちらを使ってもらうことで収益化を図っているのです。
2.ドタキャン対策ができるようになる
3.食材や座席が無駄にならない
事前に対策ができる分、システムを導入しているのとしていないのとでは、売り上げに大きな差が出てきます。費用をかけずにはじめられるのならば、なおさら導入しない手はありませんよね。
システム導入の流れ
もしシステムで履歴がないにも関わらずドタキャンをされた場合には、ドタキャンをした番号などのデータをシステムに入れることで、次回以降の被害を軽減させることができます。
協力することで減らせるドタキャン被害
たとえ導入しても、ドタキャンされる可能性が0となるわけではありません。だからと言って、何も対策をしなければ、今後も悩まされ続けるだけですよね。情報を共有しあうことで成り立つこのサービス、今後さらに注目が集まりそうです。