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  • 小売店の売り上げアップ対策に防犯カメラが使える!?
    資料のご請求はこちらから 小売店にとって、防犯対策と売上アップは常に意識しておきたい課題です。特に最近はコロナ禍の影響もあり、万引きの増加や売上低迷が小売業界共通の課題として問題視されています。 そこでおすすめしたいのが、防犯カメラを活用した売上アップ対策です。防犯・不正対策を目的として導入されることが多い防犯カメラですが、売上アップ施策にも活用できることをご存知でしょうか。今回は防犯カメラを活用した売上アップ対策について解説していきます。小売店の経営者の方は、ぜひ参考にしてください。  小売店に欠かせない防犯カメラ 一般的に防犯カメラは、犯罪やトラブルを防ぐことを目的として設置されます。主に屋外、入り口、レジ周り、商品棚の周辺といった目立つところに設置されています。防犯カメラの存在をアピールすることで、犯罪やトラブルを防ぐ効果が期待できるでしょう。 近年はコロナ禍の影響もあり、小売店では売上低迷や万引きの増加といった問題が増加傾向にあります。しかし防犯カメラを活用することで、それらの問題を解決に導けるでしょう。 たとえば万引き対策にはAI搭載の防犯カメラが有効です。万引き犯特有の不審な行動も、AIカメラが事前に認識して店舗スタッフに知らせてくれます。スタッフが不審行動を取る人に声をかけることで、万引きの未然防止が可能となります。コロナ禍で急増するエコバッグによる万引きも防止できるので、万引きさせない店舗作りが実現できるでしょう。 さらに防犯カメラは、売上や生産性向上への活用も行われています。防犯カメラシステムの市場は堅調な伸びを見せており、今後もますます導入店舗は増えると予想されています。 小売店に防犯カメラを導入するメリット 導入コスト・ランニングコストなどの問題から、防犯カメラの導入をためらっている店舗も少なくありません。しかし防犯カメラを導入すれば、多くのメリットを得られます。小売店に防犯カメラを導入するメリットを詳しく見ていきましょう。 万引き防止 第一のメリットは、万引きを未然に防げるという点です。 防犯カメラを効果的に設置することにより、万引きへの抑止効果が期待できます。万引き防止の目的で防犯カメラを設置する際には、死角となるような箇所に設置するといいでしょう。また遠隔監視システムが有効です。店舗の様子を遠隔監視することで、移動中や外出中でも店舗の状況が確認できるようになります。 従業員の管理 第二のメリットは、防犯カメラの映像を従業員の管理に応用できるという点です。 小売店のスタッフ労務管理は、これまでシフト管理や勤怠管理が中心でした。しかし内引きなどの内部不正や外国人労働者の増加などに伴い、対応するべき課題が増えています。防犯カメラは、そういった課題を解決する糸口になるでしょう。内引きなど内部不正の抑止効果、接客の様子の確認、クレームがあった際にはカメラ映像によって検証できるというメリットがあります。  顧客の導線を分析 第三のメリットは、顧客の導線を分析できるという点です。 入店から退店まで来店者の動線を分析することにより、今以上に行き届いた動線調査が実現できるでしょう。来店後のお客様の動き、売り場の人口密度といったデータを利用すれば、以下のようなことが行えます。   商品棚の導線設計 店舗レイアウトの改善 来店者数に合わせたシフトの最適化 入店客のカウント 第四のメリットは、入店客のカウントです。 実際の入店者はもちろん、店舗の前を通った人数もカウントできます。AIの技術を組み合わせることで、カメラに映る顧客の顔を解析して、性別・年代を判定することも可能です。再来店のリピーターであることが判定できれば、より進化して行き届いたマーケティング活動も実行できるでしょう。 レジの待ち時間分析 第五のメリットは、レジの待ち時間なども分析できるという点です。 防犯カメラでレジ前の行列の人数を可視化し、人数や待ち時間をカウントできるようになります。必要に応じてスタッフをフォローに入れる体制を整えておけば、お客様のレジ待ちに対する不満やストレスを軽減できるでしょう。 最新の防犯カメラで売り上げアップ 次に防犯カメラを活用して、店舗の売上を伸ばす方法を見ていきましょう。  来店客の購買行動を分析できる 店舗の出入り口や商品棚付近に防犯カメラを設置しておけば、来店客の購買行動が分析できます。来店客の人数、年齢、性別などの属性分析を実施することにより、店内で誰がどんな動きをして購買に至ったかが分析できるでしょう。購買者だけでなく、非購買者すべてを含む全来店者の測定が可能となります。   AIとの連携によって得たデータは、販売試作にも有効活用できます。複数店舗を経営している場合、本部にて各店舗の来店者数や属性をまとめて分析可能です。時間帯や店舗別の比較で現在抱える問題を可視化し、問題改善や売上アップのヒントを手に入れます。購買データに映像解析を加えることによって、詳細な購買データ解析が可能になり、仕入れなどの店舗運営に役立てられるでしょう。 商品を買わずに帰った顧客のニーズ調査 販売施策のヒントは、買わない人に隠れているとも言われています。新規顧客を増やす有効方法として、「顧客になりそうでならなかった人」を分析し、顧客としてうまく取り込むことが売上アップの第一歩となります。   防犯カメラとAIの組み合わせは、買わずに帰った人のニーズ調査に最適と言えます。防犯カメラで店前の通行量を計測し、店舗の前を通る人の数や、入店したお客様の数を計測します。「なぜ店内に入らなかったのか」「なぜ何も買わなかったのか」を分析することにより、買わずに帰った層への有効なアプローチを導き出せるでしょう。  顧客の性別・年代、導線を分析して客単価アップへ 防犯カメラとAIの組み合わせは、労力をかけることなく来店者の属性情報(年齢・性別など)を推定できます。来店者の動線を知ることで、売り場の改善策も見えてきます。   カメラの映像から位置情報を計測し、AIで顧客の導線を解析。来店者の導線を導き出して、売れ筋商品を適切に配置すれば、より買い物しやすく売上が伸びやすい店舗作りが実現できるでしょう。適正な人員配置の計画立案が可能となり、業務効率化も期待できます。  防犯カメラとPOSシステムの連携で売り上げアップ 「POS」とは「point of sale」の略で、商品販売情報を管理する手段として知られています。レジで商品バーコードを読み取ることで、以下のような情報がリアルタイムで収集できます。   売れた商品 売れた商品の数 売れた商品の値段 商品が売れた時間 売れた商品の値段 コンビニなどのPOSでは、性別や年代も手入力可能となっています。アパレルやサロンではお店のアプリやカードと連動して、さらに詳しい顧客情報を集計しているケースもあります。 このPOSデータと防犯カメラ情報を組み合わせることで、一層詳しい分析が行えます。カメラが記録したお客様の情報をAIが分析し、性別や年代といった属性を把握します。そして実際に購入していったお客様のデータをPOS上で確認すれば、来店客と購入客の差分が正確に分かります。 防犯カメラ、POS、AIを組み合わせることで、これまで以上に正確かつ有効な売上アップ施策が打てるようになるでしょう。 小売店のおすすめの防犯カメラ 小売店におすすめのカメラは、以下のようなタイプです。   無線でモバイル端末に接続できるタイプ 出前館 防犯効果が高いBOX型のカメラタイプ Wi-Fiなど無線でスマホやタブレットと接続できるカメラは、場所を問わずいつでも監視が可能です。複数の店舗を持つオーナーは、わざわざ店舗に出向いて確認する必要がありません。   BOX型の防犯カメラは、いかにも防犯カメラらしいデザインなので、店内の犯罪や不正に抑止効果があります。ただしその形状から撮影範囲が限られるので、死角が狙われやすいといったデメリットもあるので、死角が少ないドーム型との併用がおすすめです。   もしもどのタイプの防犯カメラを設置していいのか分からない場合は、本サイトにご相談ください。ご希望の条件にマッチした防犯カメラを紹介させていただきます。ご相談は無料で受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。  まとめ 今回は小売店で売上アップに有効な防犯カメラの活用術についてお伝えしました。小売店の売上をアップさせるには、なるべく多くのお客様に来店してもらう必要があります。そして来店だけではなく実際に商品を購入してもらうためには、全体的な人の流れを把握することも欠かせません。   防犯カメラの映像は、店内の人の流れを正確に把握する上で非常に有効なデータとなります。AIやPOSと組み合わせて利用することで、顧客の年代・性別・購買行動などが詳細に把握・分析できるようになるでしょう。 もちろん本来の目的である防犯・不正防止の効果も期待できます。さまざまなメリットがある防犯カメラ。この機会に、導入を検討してみてはいかがでしょうか。 資料のご請求はこちらから
    開店ポータル編集部
    2021/07/14
  • 飲食店にお勧めのウォーターサーバーを比較してみた
    近年、『ご飯がふっくら炊ける』『赤ちゃんのミルク作りにもつかえる』『冷水、温水どちらもすぐに出てくる』などの謳い文句で、自宅にもウォーターサーバーを設置するケースが増えてきました。   お客様に食事を提供する飲食店にとって『おいしいお水』とは切っても切り離せない関係ですが、いまいちウォーターサーバーの設置の必要性や、魅力が分からないという方も多いのではないでしょうか。   そこで本記事では、飲食店にそもそもウォーターサーバーは必要なのかという疑問点の解決はもちろんのこと、選び方のポイントや、おすすめのウォーターサーバーについて解説していきます。 飲食店にウォーターサーバーは必要? 飲食店におすすめのウォーターサーバーがどれかという疑問より、まずは、そもそも飲食店にウォーターサーバーは必要なのかという疑問を持たれている方も多いでしょう。   結論から言いますと、飲食店にウォーターサーバーは必要です。というのも、ウォータークーラーをおいている飲食店がほとんどであると思いますが、実際は、メンテナンスがゆきとどいていなかったり、水道水を利用していたりするケースが多いのではないでしょうか。   その点、ウォーターサーバーは天然水であるうえに、温水も完備されているので、赤ちゃんを連れてこられたお客様に白湯を提供できるのでお客様満足度につながります。また、万が一災害が起こった際などに備蓄品として活用することができるでしょう。更にはドリンクを作る際の時短や、水道代、ガス代の削減につなげることもできるかもしれません。   そうしたさまざまな理由から、飲食店にはウォーターサーバーを設置したほうがよいとされています。 飲食店がウォーターサーバーを選ぶ時のポイント 飲食店がウォーターサーバーを選ぶ時のポイントとしては下記のようなポイントがあげられます。   ・値段は妥当か ・メンテナンスなどのサービスがついているか ・天然水を利用しているか ・水の温度はどのくらいか ・電気料金はどのくらいになるのか   それぞれ解説していきます。 値段は妥当か まずは、お水のお値段はもちろん、サーバーレンタル代などが妥当なのかという点です。サーバーレンタル代は、無料のサービスが殆どですので、お水のお値段を比較すると分かりやすいでしょう。 しかし、お水がいくら格安でも、それが水道水とあまり変わらないくらいの品質であれば、もちろん少々割高でも天然水を選ぶのが良いです。   お水の品質とそれ相応のお値段なのかというところを軸にして検討することをおすすめします。 メンテナンスなどのサービスがついているか また、メンテナンスなどのサービスがついているのかという点も重要なポイントです。ウォーターサーバーのサーバー本体は、内部にお水がたまっているタンクなどがあり、そこが仮にかびてしまったりすると、カビの入ったお水を飲んでしまったり、提供してしまったりすることに繋がりかねません。   メンテナンスや、サーバー交換などのサービスがついているかどうかをきちんと調べておく必要があるといえるでしょう。 天然水を利用しているか せっかくウォーターサーバーを設置するのであれば、浄水器を設置した時と変わらないお水の品質よりも、天然水のお水を購入できる会社のウォーターサーバーを契約するほうがよいです。   その分、もちろん割高になる可能性もありますが、もし仮に現在浄水器を設置しているのであれば、天然水のウォーターサーバーを設置する場合、浄水器は必要なくなりコストの削減につなげられる可能性もあります。 水の温度はどのくらいか ウォーターサーバーの一番の魅力は、手軽に温水も冷水も出すことができるという点です。通常お湯は沸かさなければなりませんし、冷水を作るには冷蔵庫やクーラーなどで冷やさなければなりません。   ですから、ウォーターサーバーでは、それなりの温度のお水、お湯が出るウォーターサーバーを選ばなければ意味がないということです。それぞれのウォーターサーバーのお水、お湯の温度を比較しておくようにしましょう。 電気料金はどのくらいになるのか そして何より気になるのは、電気料金はどのくらいになるのかという点ですよね。ウォーターサーバーは電化製品ですので、やはり電気代は必要です。仮にコンセントを抜いて使用していた場合、当然ながらお湯や冷えたお水は出ませんし、何より内部がかびてしまう可能性もあります。   電気代はどのくらいになるのか、公式ページを見たり、口コミを見て置いたりするとよいかもしれません。   飲食店におすすめのウォーターサーバー3選を比較 ではここからは飲食店におすすめのウォーターサーバーを3つピックアップし、比較してまいります。     お水の価格 電気料金 その他特徴 どこよりもウォーター 一本あたり1750円(12リットル) 約600円(エコモードの場合) ・サーバーレンタル代無料 ・天然水を使用 ・初回お水料金無料 ・配送料無料 ・選べるデザイン ・冷水5~10度 ・温水80~90度 コスモウォーター 一本あたり1900円(12リットル) 約500円(Smartプラスの場合) ・サーバーレンタル代無料 ・密閉型ワンウェイボトル ・選べるデザイン ・冷水6~10度 ・温水80~90度 フレシャス 一本あたり1155円(7.5リットル) 約330円から(エコモードの場合) ・小容量から選べる ・メンテナンス無料 ・配送料無料 ・Webページで管理可能 ・冷水6~10度 ・温水80~85度   どこよりもウォーター どこよりもウォーターは株式会社Wizが提供しているウォーターサーバーです。プレミアムウォーターのOEMで、サーバー自体はプレミアムウォーターのものを利用しており、品質、お水もプレミアムウォーターのものと変わりはありません。   お水の料金は1本あたり1750円、電気料金はエコモードで600円程度と、お水の量と、サーバーの大きさから見ると割と安価に利用できるという印象なのではないでしょうか。 また、天然水を使用しているのはもちろんのこと、サーバーレンタル代や配送料も無料のため、利用者は頼んだお水の料金のみで利用することができます。   お水の温度も冷水が5~10度、温水が80~90度と、飲食店で熱燗を作るときなどにもすぐに使えます。 コスモウォーター つづいてコスモウォーターは、コスモライフが提供するウォーターサーバーです。 お水の料金は一本当たり1,900円と少々割高ですが、電気代はなんと一か月500円程度。更には密閉ワンウェイボトルとよばれる密閉されたボトルを利用しておりますので、キレイな状態がたもたれ、特に定期メンテナンスの必要はないといいます。   とはいえ、中の見えない部分が汚れていないか心配という方は、メンテナンスをしてもらえるウォーターサーバーを選択しておくほうが無難かもしれませんね。 お水の温度等はどこよりもウォーターと同等で、同様に配送料やサーバーレンタル料も必要ありません。 フレシャス フレシャスは富士山の銘水株式会社が提供するウォーターサーバーで、4.5リットルと小型のものから、7.5リットル入る大型のものまで、様々な種類を提供しています。   4.5リットルのものですと、お水の料金は1本あたり900円程度で利用することができます。電気代については、おそらく公式サイトに記載のある330円というのは、小型のサーバーの場合であることが想定されますので、大型のサーバーの場合は、上記にご紹介した2社の電気代と変わらない程の金額になるのではないでしょうか。   ただ、こちらは温水の温度が85度が上限であるのと、1本のお水の容量が最大7.5リットルとなると、飲食店など業務用で利用するには少し物足りないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。   飲食店におすすめなのは、どこよりもウォーター 本記事では、飲食店におけるウォーターサーバーの選び方の解説と、おすすめのウォーターサーバーを3点ピックアップし、ご紹介いたしました。   今回ご紹介した選び方のポイントを踏まえても、本記事では飲食店にウォーターサーバーを設置するのであれば、『どこよりもウォーター』の設置をおすすめいたします。お水が12リットルで1750円と格安で利用できるうえに、サーバーレンタル代、配送料共に無料、初回のお水料金無料と、初期費用ランニングコストを削減して利用することができるからです。   また、新規ご契約はもちろん他社からのお乗り換えの場合は、キャッシュバック特典などもあるようですので、是非この機会に飲食店様はウォーターサーバーを導入してみてはいかがでしょうか。   開店ポータルBizでは飲食店様へのウォーターサーバー設置のサポートはもちろん、その他集客に関するお問い合わせやご相談を無料で受け付けております。ご相談のある方は是非お気軽に下記のご相談窓口からお問い合わせください。
    開店ポータル編集部
    2020/12/03
  • 飲食店のBGMなら『USEN音楽放送』でオトクにいい音楽を
    カフェや居酒屋、レストランなど、飲食店内でBGMは欠かせない存在です。お客様にとっては、何気なく耳にする心地の良い音楽によって無意識に居心地の良さを感じることも多いでしょう。一方で、BGMを流す店舗側にとっては、どんな曲をかけたらいいのか悩んだり、お客様を呼び込むための音楽ジャンルがわからないとお悩みの飲食店経営者も多いのではないでしょうか。   そこで本記事では、飲食店で流すBGMにおすすめのサービス「USEN音楽放送」について詳しく解説してまいります。 飲食店にBGMは必要? 飲食店にBGMが必須かというと、絶対に必要なものとは言い切れません。しかし、売り上げアップを狙うのであれば、店舗BGMを上手に活用することで、お客様の購買意識や顧客満足度を高めることができます。 飲食店にとっての経営戦略ともいえるわけです。実際、飲食店にBGMを流すことで下記のような3つの効果が得られるとされています。 ①マスキング効果が得られる マスキング効果とは、ある周波数の音で雑音などの別の音を聞きとりにくくする効果のことです。飲食店では、車や電車などの機械的な騒音や邪魔な音など、さまざまな雑音が想定されますが、BGMを流し余計な音をかき消すことで、お客様がリラックスできる空間を提供することができます。 ②イメージ誘導効果が得られる   飲食店が作り出したい空間に最適なBGMをかけることで、理想のお店を演出することができるのがイメージ誘導効果です。顧客のターゲットを絞った選曲や、お店のコンセプトを表現することができます。BGMによって植え付けられるイメージは、たとえ無意識に流れていたとしても重要なものとなります。 ③感情誘導効果が得られる   感情誘導効果とは、お客さまの気持ちを動かす効果のことです。例えば、長い時間ゆっくりとくつろげる空間作りにはゆったりとした選曲をしたり、注文意欲を高めるにはアップテンポの音楽を流したりなど、心理を誘導していきます。飲食店の場合は、時間帯によって回転率をコントロールする方法としてよく利用されています。   上記のような効果が得られることから、飲食店の経営において、BGMは必須ではないものの、快適なお店作りには欠かせないものと言えるでしょう。。上手にBGMを取り入れることで、よりお客様に満足していただき、店の売り上げアップも目指すことができます。次項からは、簡単にお得に導入することができる「USEN音楽放送」についてご紹介いたします。 飲食店のBGMならUSEN音楽放送 飲食店経営者の中には、BGMを活用してお客様を呼び込みたいけれど、店内にどんな曲を流せばよいのかお悩みの方もいらっしゃることでしょう。また、機材等の設置方法がわからないという場合もあるかもしれません。そこでおすすめなのが「USEN音楽放送」です。 USEN音楽放送とは   「USEN音楽放送」とは、店舗の特徴を踏まえ、1店舗ごとに最適なBGMを編成するサービスです。50年以上店舗BGMで培われた知見と、AIの融合による提案が可能で、業種や雰囲気、好みを踏まえ営業時間帯別に最適なBGMを流します。店内アナウンスや通信機能も標準搭載されているため、追加のオプションを付けずとも快適に利用できるのがポイントです。 USEN音楽放送の特徴   お店に最適な番組をコーディネートしてくれる「USEN音楽放送」は、600を超える番組編成から店舗に合った音楽をセレクトしてくれます。主な特徴は以下の通りです。   ① 豊富なチャンネルを用意 飲食店をはじめ、様々な業種やシチュエーションにも必ずフィットする、業界最多クラスのチャンネルをご用意しこだわりの音源をお届けします。ヒットチャートや最新曲をいち早く楽しめるチャンネルをはじめ、人気のJ-POP、洋楽、国内外のFMラジオ放送、さらには語学教養番組まで幅広いラインナップとなっています。    ② お客様の設置環境に合わせた設置方法 光回線・衛星・ケーブルの国内業界唯一の3種のインフラでの放送サービスを提供します。飲食店の設置環境や諸条件に合わせて最適な放送サービスを選べぶことができます。   ③ 自社の専門技術スタッフによる施工 音楽の音場環境を熟知したUSEN音楽放送の専門技術スタッフが放送インフラの「入線→配線→スピーカー取り付け→音響セッティング」までの導入に必要な設置工事を全て担当します。   ④コロナ感染防止のアナウンスも流せる コロナウイルス感染予防や公衆エチケットなどのアナウンスを流せるコンテンツを多数配信しています。43種類の注意喚起のなかから、好きなアナウンスを好きなタイミングで流せます。 (アナウンスできる主な注意喚起より一部抜粋) USEN音楽放送の料金 基本プランは以下の通りです。 初期費用:30,000円  ※初期費用無料キャンペーン等もございますのでお問い合わせ下さい! 月額費用:5,000円 ※設置日を含む最大3ヵ月無料! 支払い方法:口座振替のみ 飲食店でUSEN音楽放送サービスを利用するメリット 飲食店内という環境は、店舗経営者の好きな音楽をただ流していればいいわけではありません。例えば、お客様の滞在時間を延ばすのに適したBGMがあったり、店舗イメージとマッチさせたりなど、USEN音楽放送では店舗や業種ごとに異なる選曲をしてくれます。 店舗のイメージに合わせた音楽で空間を演出できる 飲食店に限らずとも流行るお店には、明確なコンセプトがあるものです。店舗BGMを活用することにより、お客様のお店に対するイメージを誘導する試みもなされます。USEN音楽放送はジャンルによって様々な音楽チャンネルが用意されていますので、自店舗のイメージに合う空間を演出することができます。これは、店舗のブランドイメージを定着させるためにも有効な手段となるでしょう。 音楽を自分で用意する必要なしでバリエーションが豊富 店内で1日中音楽を流し続けるとなると、かなりの曲数が必要で、曲数が少ないと同じ曲を何度もリピートすることになってしまいます。そのような悩みを解消するためには、かなりの曲を用意しセレクトする必要があります。その点、USEN音楽放送を導入することで、簡単に新しい音楽やオシャレな音楽を流すことが可能です。、お客様に喜んでいただけるだけではなく、スタッフの気持ちも高揚し、お店に活気が出るなどの相乗効果も期待できるでしょう。 音楽著作権の手続き及び支払いの必要がない 通常、店舗で音楽を流す際は著作権使用料というものが発生し、1曲毎や月単位で「JASRAC(ジャスラック)一般社団法人日本音楽著作権協会」に支払わなければいけません。しかし、USEN音楽放送なら面倒な著作権手続きや個別での支払いは一切不要なので、商業利用に安心して音楽を使用することができます。著作権使用料を払わない場合は、民事上や刑事上の罰則を受けることになりますので、USEN音楽放送を導入するメリットとして大きな点といえるでしょう。 高音質の音楽を流すことができる これは、設備投資等の別途費用は発生しますが、スピーカー等を埋め込むことで高音質の音楽を流すことができます。特に、おしゃれなカフェなどの飲食店では音質も重要になってきますし、心地の良い音楽を流しているお店はお客様の心を掴むことができます。 飲食店の居心地の良い空間は良い音楽から お客様にとって外食の時間は、もちろんメニューの好みや価格などは大前提の上で、店舗内の雰囲気や居心地の良さが大事なポイントになります。飲食店を経営するにあたり、お客様に満足していただくには視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚といった五感すべてを満足させる演出が必要です。実際、「お店の雰囲気が良いから」という理由はいつも上位に入っています。これは、店内音楽も含め、総合的に五感で感じる印象が重要だということでしょう。 BGMといった音楽は、お店の雰囲気づくりに欠かせないアイテムですので、インテリアや配色にこだわると同じくらい、店内に流す音楽にもこだわり、居心地の良い店舗の空間作りを目指していきましょう。   まとめ 今回は、飲食店のBGMをテーマに、簡単でお得に音楽を流すことができる「USEN音楽放送」についてご紹介してまいりました。   コロナ禍でどの飲食店も厳しい状況にある今だからこそ、あらゆる集客対策を講じることが必要です。様々な課題が山積みの飲食店では、BGMは後回しにされる傾向があるかもしれませんが、店内BGMは、お客様の満足度向上とお店の売り上げ増加にもつながる大切な要素となりますので、是非、この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。   開店ポータルBizでは、今回ご紹介した「USEN音楽放送」に関するご相談を無料で承っております。ご興味のある方やご質問のある方はお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2020/12/02
  • 飲食店開業|居心地の良い通いたくなるカフェの作り方【相談無料】
     これからカフェを開業しようという方は、カフェのどのようなところに魅力を感じたのでしょうか。そこに、カフェ経営のポイントがあります。  カフェ最大の魅力といえば、居心地が良く、ゆったりした時間が過ごせること。本記事では、居心地の良い通いたくなるカフェの作り方についてまとめました。お客さま目線を取り入れることで、通いたくなるカフェの姿が見えてきます。 カフェ開業|居心地の良いカフェは「立地選び」が重要!  繁華街の中心など、喧騒が響き渡る場所では落ち着いた時間を過ごすことはできそうにありません。立地選びは非常に大切なことです。  お客さまが忙しなく入れ替わるようなお店では、長居をしていると居心地が悪くなり「帰ったほうがいいのかな…」と、お客さまに気をつかわせてしまいます。中心街であっても、一本小路に入った場所や、空中店舗など、喧騒から少し離れられる物件を狙いましょう。 【関連】カフェ開業で失敗しない立地の選び方とコンセプトの重要性 カフェ開業|長時間いても疲れない「過ごしやすい環境」を用意する   居心地の良さは、長時間いても疲れない点にあります。つまり、椅子の座り心地が良いことも居心地の良さを感じてもうための大切な要素となるのです。  くつろげるソファー席を充実させるのも良いでしょう。ソファー席は、グループでの利用や、小さなお子様連れの方が好んで利用します。ゆっくりと過ごしたいと思ってもらえるような椅子を設置することがポイントです。   さらに、カフェには本を読んだり、PCで作業をするお客さまも多く来店されます。テーブルと椅子の組み合わせを考えて、高さの調整もおこないましょう。空調も暑すぎず寒すぎない適温を意識し、ゆったりとくつろげる環境をつくりましょう。 カフェ開業|「快適な席数」と「パーソナルスペース」を大切にする  席数が多くぎゅうぎゅう詰めで、ほかのお客さまとの距離が近いお店には、なんだか居づらいものです。  人はそれぞれ「パーソナルスペース」を持っています。多くのお客さまのためにと、距離を詰めて席数を増やしても、パーソナルスペースが広い人は一席空けて座るため、席が埋まらないことも。席と席の間隔やテーブルの配置に気を付けて、空間にゆとりを持たせましょう。 カフェ開業|クオリティの高いドリンクを提供する  カフェの売上は、ドリンクによる売上がほとんどです。そのため、コーヒー、紅茶、ジュース、アルコールなどのドリンクにはこだわりたいところ。コーヒーが苦手な人や紅茶が苦手な人など、お客さまの好みも千差万別です。ドリンクの種類にはバリエーションを持たせましょう。  ここで大切なのが、ドリンクの値段は少し高めに設定するということ。  お客さまにゆったりと過ごしてもらうことは、回転率を下げることにも繋がります。そのため、ドリンクの値段を少し高めに設定して、クオリティを上げましょう。あまりにも高すぎる場合は敬遠されてしまうので、注意してください。  あわせて、お替わり無料サービスやスタンプカードを取り入れれば、集客やリピーター獲得にも効果的です。 【関連】飲食店経営 売上向上のカギ《回転率と稼働率とは?》計算式と対策を知ろう カフェ開業|Wi-Fiやコンセントを設置する  最近はノマドワーカーや、スマホユーザーがカフェを利用することが増えています。そういった人たちがカフェを選ぶポイントは、Wi-Fiやコンセントが利用できることです。  Wi-Fiやコンセントを求めて、カフェ検索をするお客さまはとても多いです。これからカフェを開業するならば、コンセントを利用できる席を設けたり、Wi-Fiが使える環境を整えるということも頭に入れておきましょう。 「カフェにはどんなWi-Fiがおすすめ?」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 【関連】飲食店開業時のインターネット回線・電話回線の必要性と選び方 新規開業・店舗経営のお悩みは、開店ポータルBizにご相談ください  お客さまがカフェを選ぶポイントはさまざまです。ですが、カフェならではの魅力と言えば、居心地が良く、ゆったりした時間が過ごせること。  居心地の良いカフェは、価格設定や設備、席の距離感、メニューやスタッフの人柄など総合的に作られるものです。  雰囲気の良いカフェは、知り合いにすすめたくなるし、BGMひとつでお気に入りのカフェになるなんてことも。客観的に見て過ごしやすいかどうか、お客さま目線で考えられているかなど多角的な面から、居心地の良い通いたくなるカフェを作りましょう。  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2020/08/17
  • 飲食店開業 こだわりの内装がコストでしかなかった4つの事例と解決策
     店の雰囲気を左右し、集客や売上に直結する内装デザイン。特に飲食業界では、ただ料理を提供するだけでなく、その店オリジナルの「体験」を通して来店客に楽しんでもらう店が増えています。もちろん、内装デザインは「体験」の演出にかかせないものです。  しかし、コンセプトが伝わりにくい内装は逆効果。本記事では、内装デザインを考える上で陥りがちな「間違った内装へのこだわり」とそうならないための解決策をみていきましょう。 事例①内装にこだわりすぎて、店の運転資金がなくなる  店舗を開業するさい、必要なのは内装費用だけではありません。物件の賃貸契約料や設備や美品などの設備投資にも資金が必要です。また、開店した後、人件費や集客のための広告費用なども必要になります。内装に費用をかけすぎてしまうと、運転資金の確保が難しくなり、結果廃業に追い込まれてしまうことも。  店の運転資金まで内装費用につぎ込んでしまっては本末転倒ですが、こうしたケースは珍しくありません。内装業者は、基本的にこだわった店づくりを提案します。予算を上回る見積もりを提案してくる業者もいます。その結果、本来のイメージとは、違う内装になる場合や、予算以上に資金がかかってしまう場合があるのです。 解決策:内装は複数の業者に相談する   内装に不必要な費用をかけないためにも、見積もりは複数の業者に依頼しましょう。店舗の内装といっても、美容室、雑貨店、飲食店など業種によって工事の内容は異なります。営業する業種の店舗内装の実績があるかどうかにも注目しましょう。業者には、営業の目的や店舗のイメージを的確に伝えます。設計図を見て、希望に沿った提案をしてくれているかを念入りに確認します。いくらおしゃれで洗練されていても、店のイメージに合わない内装や予算に合わない内装は必要ありません。運転資金が確保できるように見積もりには余裕を持たせましょう。   「地域の安い業者を紹介してほしい!」 >>開店ポータルBizに内装業者お見積りを依頼する<<   事例②内装を重視して、実際に必要なものが買えない  内装業者との打ち合わせで、希望やアイデアのすり合わせを行ううちに、業者の営業トークに乗せられて、内装の予算が膨らんでしまう場合があります。そうなると、予算を下げようとしても、なかなか下がりません。  その結果、開店までに時間がかかります。飲食店の場合、内装費用が膨らみすぎて、電気、水道、ガス、換気システムといった本当に必要な設備工事に費用が回せないという事態も起こります。 解決策:優先順位を考える  店の営業に絶対に欠かせないものが何かを考えたとき、内装は装飾の部分であることがはっきりします。予算は、設備工事など最低限必要なものから優先順位をつけて確保しましょう。内装には余った資金を充てます。たとえば、飲食店の内装工事であれば、キッチンを後回しにして、内装デザインを考えるのではなく、厨房関連の資金をはじめに確保し、残った予算で内装デザインを考えるのが正解です。 ★開業時に揃えるべき厨房機器についてはこちら★ 飲食店開業 揃えるべき厨房機器・調理器具について調べてみた 事例③内装へのこだわりはあるが、居心地が悪い  テーブルや椅子などの家具は、店の雰囲気に合わせて選びます。しかし、デザインばかりに気を取られると、座り心地が悪い椅子を買ってしまい、後悔するかもしれません。また、人の流れや空気の流れを無視したデザインは、来店客に不快感を与えます。  たとえば、トイレの水が流れる音が聞こえる場所や従業員の出入りが頻繁にある場所などに席を配置すると、その席にすわった来店客は落ち着きません。さらに、エアコンの設置場所によっては、直接エアコンの風があたるなどして寒い席ができてしまうケースや厨房までエアコンの風が届かず、厨房内が暑いなどの問題が出ることもあります。 解決策:設計の段階で、実際の人の流れと空気の流れを想定する  内装をおしゃれにすることに気を取られがちですが、まずは、人の流れや空気の流れを考え、実際に人がいる状況を想像しましょう。テーブルや椅子は、見た目のデザイン性だけでなく、座り心地や高さなども考えて選びます。一見、おしゃれで洗練されているものの、居心地の悪い空間にならないように気をつけましょう。 「コスト削減のアドバイスがほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< ★新規開業に関する記事はこちら★ はじめての飲食店開業 お店を開くために必要な7つのステップ 事例④こだわりの内装がコンセプトにあっていない  豪華な内装であるにもかかわらず、提供される商品が安価すぎると、違和感があります。また逆に、カジュアルな雰囲気であるにもかかわらず値段が高いなど、内装と提供される商品の価格がマッチしていないと、アンバランスな印象を与えてしまします。内装がおしゃれすぎて、地域の客層に合わなかったり、商品単価と店の雰囲気がかけ離れていたりすると、コンセプトがぼやけてしまい、集客も見込めません。 解決策:店のコンセプトに合わせて内装を考える  商品の価格帯や店のコンセプトに合わせた内装にする必要があります。内装業者には、店のコンセプトや商品の価格帯を伝えて、ミスマッチを防ぎましょう。来客が想定される客層に合わせたコンセプトやそれに見合う価格設定から、店の内装がずれないように注意が必要です。 新規開業、店舗運営の悩みは、開店ポータルBizに無料相談  集客に繋がる店の内装ですが、「間違ったこだわり」によって逆に客足が遠のくこともあります。こだわりによって、資金がなくなり、営業が難しくなっては意味がありません。内装にこだわることは大切ですが、予算の優先順位を考えて、運転資金も確保していきましょう。また、デザインに目を奪われてばかりで肝心のコンセプトが曖昧になっていないか、動線を無視していないか、打ち合わせの段階で見直すことが大切です。  開店ポータルBizでは、新規開業・店舗経営に関するご相談を無料で承っているほか、地域の見積もり相場が安い内装業者を、無料でご紹介しています。気になる方は、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。
    開店ポータル編集部
    2020/03/19
  • 飲食店がメンテンナンスを徹底すべき箇所とチェックシートについて
     毎日営業していれば、内装が汚れたり傷ついたり、設備が劣化して不具合が起こることもあるでしょう。店舗をよい状態に保ち、今後も長く営業を続けていくためには、定期的にメンテナンスをおこなう必要があります。  とはいえ、初めての開業であればどこから手をつけてよいのかわからない方も多いはず。そこで、メンテナンスが必要な箇所やチェックするポイントなどについてご説明します。 店舗に必要な「メンテナンス」とは  店舗のメンテナンスとは、内装や設備などの状態に問題がないかどうかチェックをおこない、問題がある箇所に関しては修理や交換といった対応をとる一連の作業のことです。  これをおこなうことで、快適で安全な店舗環境を保つことができます。  もし設備の故障や異変があった場合もいち早く気づけるため、トラブルが発生するのを未然に防げます。万が一トラブルが発生した場合にも、日ごろからメンテナンスをおこなっている店舗は、大事にならずに済んでいることが多いです。 クリンネスとメンテナンスの関係  飲食店にとって料理と同じくらい重要とされているクリンネス。店内を清潔にする以外にも、重要な役割があります。  クリンネスをしっかりとおこなうことは、メンテナンスをすることに繋がります。クリンネスによって清潔な状態になれば、汚れによる不衛生な店内環境やホコリの蓄積による設備故障を防ぐことができます。  クリンネスのさいは、きれいにするとともに、異常がないか確認しながら作業をすすめていくとよいでしょう。 ★関連記事はこちら★ クレンリネスを習慣化!飲食店に必要なマニュアルとチェックリスト チェックするポイント  では、実際にメンテナンスをおこなうときには、どのようなところに注意してチェックしたらよいのでしょうか。    客席や厨房、バックヤード、外観に内装、設備、備品など、メンテナンスすべきところはたくさんあります。  メンテナンスが必要となる8つの箇所と、それぞれのチェックすべきポイントを見ていきましょう。 ①厨房 ②エアコン ③照明器具 ④家具 ⑤内装 ⑥扉や窓 ⑦看板 ⑧トイレ  以下で一つずつご説明していきます。 ①厨房  厨房は、飲食店のなかでも設備や機器の数が多いです。食べ物を扱う場所なので、お客さまに安全な料理を提供するためにも特に注意しておかなければなりません。 冷蔵庫・冷凍庫  冷蔵庫や冷凍庫で重要なのが、温度。庫内の温度が規定の数値を保っているかチェックしましょう。もし規定以下の数値やエラー表示になっている場合は、原因の特定もおこなう必要があります。  熱交換機器のチェックも大切なポイントです。汚れていたり破損していないかチェックしましょう。これが正常に作動していないと十分に冷却できず、食材を傷ませてしまいます。あわせて、扉の密閉度やゴムパッキンが劣化していないかも要確認です。隙間があると、外気が入り込んで庫内の温度が下がってしまいます。 ★業務用冷蔵庫の選び方はこちら★  飲食店の必需品「業務用冷蔵庫」のかしこい選び方 製氷機  製氷時間は適切かどうか、製氷機から水漏れはしていないか、冷却器は問題なく動いているか、フィルター詰まりは起きていないか。しっかりと確認しましょう。冷蔵庫や冷凍庫と同様に、ゴムパッキンの状態や扉の密閉度の確認もおこないます。  氷が直接入っている場所のため、製氷機内が汚れていないかも要チェックです。あわせて、製氷皿が破損していないかも見ておきましょう。万が一破片が混ざってしまうと、異物混入で大問題に発展してしまいます。 ★製氷機に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品 製氷機はお店の「席数」で決めよう! 水回り  特にシンクは要チェックです。不具合とあわせて衛生面の確認もおこないましょう。  蛇口に水垢がついていないか、パッキンは摩耗していないか。パッキンの摩耗による蛇口周辺の水漏れや、給水管もしくは排水管の詰まりによる水漏れはないか。給水タンクがある場合は、水質の検査を忘れずにおこなってください。もしも菌が繁殖しているのに気づかずに使ってしまったら、場合によっては食中毒を引き起こすこともあります。  水道下にあるグリストラップが破損・汚損していないかもあわせて確認しておきましょう。排水ポンプがある場合は、専門の業者に点検してもらうとよいです。 ★節水コマに関する記事はこちら★ 「水道代が高い」なら水道料金削減額シュミレーションを受けよう【無料】 ガス器具  ガスホースが劣化していないか、点火装置や元栓付近の破損や不具合はないか、オーブンやコンロを使用している場合は五徳に破損箇所がないか、ガス管は破損していないかを重点的にチェックしましょう。特に飲食店の場合、調理時に使用する水分や塩分、酸などによって、一般家庭よりもガス管が腐食しやすいです。ガス漏れは大きな事故に繋がる危険性があるため、十分注意しましょう。  なお、ガス器具に関しては、基本的にガス会社に点検してもらうのが望ましいです。 >>メンテナンスについて無料相談する<< ②エアコン  快適な店内環境を保つために欠かせないエアコン。暑い時期や寒い時期には一日中稼働させることも多いため、しっかりとメンテナンスをおこないましょう。フィルターの確認も大切ですが、内部の汚れや冷却ガスの補充時期、室外機の破損やサビのチェックも重要です。  構造上、ふだんのクリンネスだけでは清掃できない部分や落としきれない汚れがあります。業者にオーバーホールを依頼して、まるごと洗浄してもらいましょう。 「エアコンから異臭がする」「エアコンの汚れが落ちない」 オーバーホールしたいけれどコストが心配…💦 >>そんなときは開店ポータルBizに無料相談!<< ★業務用エアコンに関する記事はこちら★ 飲食店「業務用エアコン」の選び方・おすすめのメーカー3社【ダイキン・日立・三菱】 ③照明器具  調光器の不具合や破損、レールコンセントのがたつきなどをチェックしましょう。画像のようなペンダント照明であれば、吊り下げ器具のチェックも必要です。  また、電球周りの破損や熱による劣化などの見落としもないよう気をつけましょう。万が一営業中に割れてしまえば、お客さまに怪我をさせてしまう恐れがあります。数が多いぶん手間がかかりますが、怠ることのないようにしてください。 ★LED電球に関する記事はこちら★ LED電球は日本製がいいって本当?おすすめの国内メーカー9選!【ご相談無料】 ④家具  イスやテーブル、カウンターなどの家具は、接合部のゆるみや脚のガタつきを確認しましょう。あわせて、木製の場合は木のささくれ、鉄製の場合はサビがないかをチェックします。怪我の原因になりうるものもあるため、特にお客さまが使用するものは要注意です。  安全面とあわせて、見た目のメンテナンスも大切です。生地が汚れ・破れていないか、塗装がはがれていないか。一つひとつ確認し、必要があれば買い替えを検討しましょう。 ⑤内装  壁や床、天井で表面資材や塗装などがはがれている箇所がないかチェックしましょう。危険性がなかったとしても、ボロボロの内装ではお客さまに不快感を与えかねません。気持ちよく食事の時間を楽しんでもらえるよう徹底しましょう。  また、傷みで床が軋んだり沈む場所がないかのチェックも重要です。床が抜けてお客さまに怪我をさせてしまう…なんて事態も起こりかねないので、しっかりとおこなってください。劣化・破損がひどい場合には、業者に修繕の依頼をする必要があります。 ★内装建材の記事はこちら★ 店舗デザインの基礎「内装建材」の種類を知ろう! ⑥扉・窓  問題なく開閉がおこなえるか、ドアノブにゆるみやガタつきがないかを確認しましょう。自動ドアであれば、センサーがきちんと反応・作動するかをチェックします。  窓も同様です。開閉に問題がないか、窓ガラスと枠組みに隙間はできていないか、ガラスにヒビや汚れがないかを確認しておきましょう。 ⑦看板  塗装の剥がれや色あせで、看板の文字が読みにくくなっていないでしょうか。  ネオン管などの照明器具を使用している場合は、電池切れや電源テーブルなどの破損、劣化による漏電の可能性はないかの確認も必ずおこないましょう。  突出し看板や壁面看板を設置しているのであれば、ネジのゆるみや接着具合も要チェックです。落下したり、強風で飛ばされたりすることがないよう、しっかりと固定されているか確認してください。 ★看板に関する記事はこちら★ 集客「客を引き寄せる看板」ってどんな看板? ⑧トイレ  破損している箇所はないか、水がちゃんと流れるかをチェックして、タンクや給水管、便器周り、便器内や排水管で水漏れや詰まりなどの不具合が起きていないかを確認しましょう。必要があれば業者に修繕を依頼しましょう。  トイレがきれいかどうかはお客さま満足度にも影響するため、常に清潔な状態を保てるよう意識しましょう。 チェックシートの作成で定期確認を  既出のチェックポイントは、よく目に入る場所ばかりです。作業のついでに、異常がないか確認する癖をつけられるとよいでしょう。  それでも忙しいときには、つい忘れてしまうことがあります。そうならないように、チェックシートを作成して、癖づけるのがおすすめです。 ▲チェックシート例  毎日チェックが必要なものもあれば、設備の使用頻度や営業時間などによっては2、3日に一度や週に一度で十分な箇所もあるでしょう。例を参考に、店舗の設備にあわせて作成してみてください。目につくところに貼っておけば、忘れずに定期チェックをおこなえるはずです。 店舗運営で悩んだら開店ポータルBizに無料相談  もしチェック中に異常を発見した場合には業者に依頼するなど、できるだけ迅速な対応を心がけてください。営業時間や出張対応、可能な作業内容などは業者によって異なるため、事前にいくつか探しておきいざというときに困らないよう準備しておきましょう。 >>メンテナンスについて無料相談する<<  メンテナンスは、日々の営業に加えておこなわなければならないため、手間に感じるかもしれません。しかし、大切な自分のお店を守るためにはとても重要なことです。怠ることなくしっかりとおこなっていきましょう。  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/12/26
  • 取扱い注意!実は危険な観葉植物 子どもやペット同伴可のお店は要チェック
     葉っぱや花の色や形を楽しむ観葉植物。インテリアの一部として多くの飲食店にも置かれています。観葉植物を置くことで、緑色やマイナスイオンでお客様にヒーリング効果を与えたり、酸素の生成や湿度の調整を行ったりと環境を整えてくれます。植物によっては有害物質を吸収する効果があり、空気清浄機の役割を果たしてくれるものも。  ところが、このようにメリットだらけに思える観葉植物のなかにも、毒を含み人体に悪影響を及ぼすものもあります。知らずに置いてしまいお客様に害を与えてしまうなんてことのないよう、本記事では扱いに気を付けたい5つの観葉植物をお伝えします。 取扱いに注意が必要な観葉植物があるって知ってた?  居心地の良いお店を演出するために、多くのお店に置かれている観葉植物。  どこのホームセンターにでも売っていて、比較的手に入れやすい身近なものです。しかしそのなかには、大人が触れるだけで皮膚に疾患をもたらすものや、子どもや小動物が口にすると死にいたってしまうほどの有毒性を含むものがあることをご存じでしょうか。  知らず知らずのうちに、お店のインテリアとして手の届くところに置いてしまうことのないように気を付けましょう。 よく見かけるのはこの5種類 1.ディフェンバキア 2.ポインセチア 3.ミルクブッシュ 4.ヤツデ 5.アロエ  どれもよく見かけますよね。  以下で一つずつご説明していきます。 1.ディフェンバキア  緑の葉に白の模様が特徴的なサトイモ科のディフェンバキアは、飲食店問わず様々な業態のお店で人気の観葉植物。インテリアの中に溶け込んでいることも多いでしょう。  「ディフェンバキア」と呼ばれているこちらの植物、英語圏でなんと呼ばれているかご存知でしょうか。英語では「ダムケーン」「ダムプラント」。これを日本語になおすと「口をきけない植物」という意味になります。  ディフェンバキアの細胞にはシュウ酸カルシウムが含まれており、葉を噛む(口の粘膜に触れる)と痛みやしびれを引き起こします。これらの症状は、子どもやペットにあらわれることが多いため、お子さま連れが多く訪れるお店や、ペット同伴可のお店に置く場合には手の届かないところに置くなどの配慮をする必要があります。 >>店舗運営の悩みを無料相談する<< 2. ポインセチア  ポインセチアは鮮やかな赤と緑の葉っぱの色合いが人気で、クリスマスシーズンには特に人気の観葉植物です。  華やかな見た目ですが、全体にフォルボール(ホルボールエステル)という毒を含んでいます。万が一体内に取り込んでしまうと嘔吐や下痢などの体調不良に見舞われてしまうことも。茎から出る樹液にも要注意です。皮膚炎や水疱などを引き起こす恐れがあります。  ポインセチアが触れた水を、同伴したペットが飲んでしまうだけでも、体中に毒がまわってしまい致命的な症状を引き起こしてしまう場合もあります。手入れをする際には手袋を装着し、作業が終わったらよく洗い流すようにしましょう。 3.ミルクブッシュ  まるでサンゴのような見た目のミルクブッシュ。サンゴによく似た姿をしているため、「アオサンゴ」や「ミドリサンゴ」とも呼ばれています。丈夫で水やりも少なくて済むミルクブッシュは、近年人気の高い観葉植物のひとつです。  枝のように見えるのは茎で、折ると白い樹液が出てきます。それがミルクに似ていることからミルクブッシュと名付けられたようです。そして、この樹液に毒があり、触るとかぶれや炎症を起こします。発がん作用のあるジテルペンエステル(ホルボールエステル類など)が含まれ、毒性が強いので要注意です。  作業をする際は念のため手袋をしてとりかかりましょう。また、ペットが舐めてしまうと致命的な症状を引き起こすことがあります。充分に気を付けましょう。 4.ヤツデ  別名・テングノウチワと言われるヤツデは、手のひらのような見た目をしています。  この特徴的な葉や根には少量ですが毒が含まれています。ひと昔前は殺虫剤として利用されていました。体内に取り込んでしまうと嘔吐や腹痛などを引き起こすので、小さなお子さまやペットが誤って口に入れないよう注意が必要です。  また、毒とは別に薬となる成分も含んでいるため、治療に使われることもあります。使い方次第ではとても役に立つ植物です。 >>店舗運営の悩みを無料相談する<<   5.アロエ  近年ペット同伴OKの飲食店やドッグカフェ、猫カフェなどが増えています。そういったお店が特に注意しておかなければならないのがアロエ。  薬や化粧品、食用と、人間にとっては万能な役割を持つ身近な植物です。しかし、アロエに含まれる成分のサポニンは、犬や猫などの動物にとって毒となります。食べてしまうと下痢や嘔吐の症状を引き起こすので要注意。もしもアロエを口に含んだ場合には、すぐに吐き出させ、動物病院に連れていく必要があります。★ ★動物系カフェ開業時に必要な資格や許可についてはこちら★ 動物系カフェ開業「アニマルカフェ」を開く時に必要な資格や許可を調べてみた プラスチックの鉢植えには要注意!  これらの植物は、観賞用に置いておく分には害はありません。ただし、樹液や葉には注意が必要なので、茎や葉が折れていないか葉が落ちていないかなどのチェックをこまめに行いましょう。  植物自体に毒が無い場合でも、プラスチックの鉢植えを使用することで、揮発性有機化合物(VOC)を発生する可能性があるという研究結果も出ています。人体に有害なものだとはまだ断定されていませんが、注意しておくに越したことはありません。 ★動物系カフェ開業時の注意事項についてはこちら★ アニマルカフェ開業「動物系カフェ」をオープンする時に守るべきルールとは? 観葉植物を置く場合にはきちんと対策を  取り上げたもの以外にも、有毒の観葉植物はまだまだあります。ちょっとした体の不調で済むものから死に至るものまで様々です。  特にファミリー層向けや小さなお子さまを連れての来店が多いお店の場合には、子どもが誤って触ったり口にいれたりしないよう、これらの植物の設置を避けるか、手の届かない場所に置くなどの工夫をしましょう。 ★飲食店も環境に配慮した取り組みを。海洋問題に目を向けよう★ 飲食店ブランディングに有効な「竹繊維ストロー」で環境問題に配慮した取り組みを  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/09/25
  • 【売上に直結する販促ツール】メニューブックの作成時に気を付けたい4つのポイント
     飲食店で席についたらまず見るのがメニューブック。そのお店にはどのような料理があり、どれくらいの価格で提供しているのかを一目で確認できる、飲食店に欠かせない重要なものです。しかし、“何の料理があるのかさえわかればいいんでしょ?”と、なんとなく適当に作っているお店も多いのではないでしょうか。しかし、料理を提供する飲食店にとってメニューブックは、大切な販売促進ツールです。その出来次第では、店舗の売り上げを左右させることがあることをしっかりと把握して、メニューブック作りに活かしましょう。  これからメニューブックを作成する、既存のメニューブックを見直したい、少しでも売り上げをアップさせたい。そんな経営者の方々にお伝えしたい、メニューブック作成時に気を付けたい4つのポイントをご説明します。是非参考にしてみてください。 ポイント①【料理のネーミングを一工夫しよう】  同じ料理でも、ネーミングによってお客様が受ける印象は大きく異なります。ただ料理名を並べるのではなく、特徴や具材などを少し具体的に表現するだけで食欲をそそるものになるのです。  例えば、“オムライス”の場合。ただ、オムライスと書くだけでは、そのオムライスにはどのようなソースがかかっていて、たまごはどのような状態のものなのか、イメージがつきにくいとおもいませんか?そこで、“とろとろ卵とデミグラスソースたっぷりの特製オムライス”のように、すこし凝ったネーミングにしてみるとどうでしょう。どのようなオムライスなのかがわかりやすくなるだけでなく、おいしそうに聞こえますよね。  このほか、“〇時間煮込んだ●●”や“〇〇産●●”など表現方法はさまざまです。難しければ“激辛!●●”や“酸味の効いた●●”など簡単に味を書くだけでも、お客様はその料理をイメージしやすくなるので、注文に繋げることができます。お店ならではのこだわりがアピールできるネーミングを考えてみましょう。  ただし、やり過ぎは禁物です。表現を工夫しすぎて、かえってわかりにくい名前にならないよう注意してください。  また、名前だけではどのような料理か伝わりにくいものもあります。メニュー名の下に、簡単な説明を加えてあげると良いでしょう。おいしい食べ方や順序があればそれも書いておくと喜ばれますよ。 ポイント②【写真を貼って、視覚から“食べたい!”を誘おう】  料理名や説明の文章だけでは、どのような料理かを完全に把握することができません。“注文してみたらイメージと違った…”とがっかりされないために、メニューブックに写真を貼りましょう。しかしそこでこだわらなければいけないのが、写真のクオリティです。本当は味がおいしかったとしても、写りが悪ければお客様は注文したいと思いません。それほど料理の見た目は重要なのです。どのような食材がつかわれているのかがわかるサイズで、角度や色合いを調整し、撮影しましょう。しかし実物とのギャップが出過ぎる写真は、クレームになりかねないので注意が必要です。   ポイント③【サイドメニューを並べて、複数注文を促そう】  お客様からの注文数をできるだけ増やすために、メインメニューのページにサイドメニューも載せておきましょう。例えばハンバーグのページなら、ライスやパン、スープ、サラダ、おすすめのトッピングなどを載せておくことで、セットで注文してもらえる確率がぐんと上がります。お客様にとっては注文がしやすく、お店としては複数注文がとれるので売り上げに繋げることができます。  また、人の目線は左上からアルファベットの”Z”の順に移動すると言われています。この特徴を活かして、おすすめの順にメニューの配置を決めると良いですよ。 ポイント④【複数言語に対応したメニューブックを作成しよう】  日本には年間多くの外国人旅行客が訪れます。もちろん全員が全員、日本語を理解できるわけではありません。言葉の壁によって、お客様の希望に応えられなかったり、販売機会を逃してしまうのはとてももったいないことですよね。そうならないために、日本語だけでなく複数の言語に対応したメニューブックを用意しておくと良いでしょう。日本ならではのおもてなしの精神をもって、海外からのお客様にも喜んでもらえる環境づくりをおこないましょう。   お客様目線を大切に  メニューブックはお店によって、紙だったり電子端末だったり、その形や大きさもさまざまで、それぞれのお店が工夫を凝らしたオリジナリティ溢れるものを作っています。  しかし、実際に使うのは、お客様だということを忘れてはいけません。飲食店にとってメニューブックは、大切な販売促進ツールです。デザインにこだわるあまり、読み難いフォントにしてしまったり、加工しすぎた写真を並べすぎてはいませんか?  今回説明した4つのポイントをもとに、お客様にとって使いやすく読みやすいメニューブックを作成しましょう。  
    開店ポータル編集部
    2018/06/25
  • 費用をおさえながらリニューアルオープン!心機一転再出発する方法
     飲食店がリニューアルをおこなうのは、どのようなときでしょうか。“集客アップのためにコンセプトを変えたい”、“お店が古くなってきたから、きれいにしたい”、“〇周年を記念して再スタートしたい”など、その動機はさまざまです。とはいえ、什器やインテリアを入れ替えたり、業者に依頼して内装を作り変えるには、それなりの費用がかかるもの。お金の確保が難しいために、リニューアルをあきらめているお店も多いのではないでしょうか。ですが、大がかりに手を加えるだけがリニューアルではありません。今回ご紹介する7つの方法を使えば、費用をおさえながらお店を変身させることができます。 1.外観の雰囲気を変える  お店がリニューアルしたことに気付きやすいのは、やはり外観を見たときです。お客様をお迎えする入口の飾りつけを大きく変えたり、看板やドアを塗りなおしてみましょう。新しい色に塗りなおせば、傷や汚れが目立たなくなるほか、それだけで大きくイメージチェンジができます。入口が殺風景に感じる場合は、鉢植えを置いたり、手作りのメニューボードを置くなどして、親しみやすさを演出しましょう。お客様が一目見たときに、“あれ?変わった?”と新鮮に感じられるのが理想です。 2.クリンネスを徹底する  お客様の中には、お店選びにおいて“清潔感”を重視する方がいます。そのため、徹底的なクリンネスをおこない、お店をきれいにすることも、立派なリニューアルになります。外観だけ新しくなっても、お店の中に入ったときに汚ければ、お客様はとたんにがっかりしてしまいます。お客様の視点で店内を歩いてみると、床やカーペットのゴミ、壁紙の汚れ、ガラス窓のくもりなどが目に入ってきます。それら一つひとつを磨き上げ、オープン当初の清潔さを取り戻しましょう。 3.照明を見直す  お店のコンセプトに合った照明を選べているかを見直し、そぐわない場合は取り換えてみましょう。お客様にゆっくりとくつろいでもらうのが目的なら、白っぽく明るい照明よりも、白熱電球などのあたたかみのある照明が適しています。さらに、間接照明をプラスすれば、より柔らかな灯りを取り入れることができます。また、蛍光灯のカバーに積もったホコリをふき取ったり新しいものに取り換えるだけでも、店内の明るさや雰囲気は大きく変わります。 4.壁紙を貼り替える  インテリアの入れ替えなどよりも費用をおさえておこなえるのが、壁紙の貼り替えです。今まで無地の壁紙を貼っていた場合は、デッドスペースや壁の下半分などにポイントを絞り、柄入りの壁紙に貼り替えてみましょう。柄入りの壁紙には、汚れを目立ちにくくし、明るい印象を与える効果があります。ただし、色づかいが奇抜すぎたり、柄の主張が激しい場合、落ち着いた雰囲気のお店では悪目立ちしてしまいます。必ず、お店のコンセプトに合った色柄の壁紙を選びましょう。 5.模様替えをする  テーブルや椅子が据え付けでなければ、思い切って客席のレイアウトを変えてみましょう。客席の並べ方やテーブルの向きを変えただけでも、店内の雰囲気は大きく変わります。ここで意識すべき点は、お客様の動線を長くして、入店からお帰りまでスムーズに動きやすくすること。一方で従業員の動線は短くし、お客様の動きを遮らず、速やかにオーダー取りや料理のサーブができるようにします。レジを入口に向かって横向きにするなど、入店を迷っているお客様に入りやすい印象を与えることも大切です。 6.コンセプトやメニューを練り直す  売上からお店の現状を把握し、コンセプトやショルダーネームを見直しましょう。ショルダーネームとは、『あつあつ鉄板ハンバーグのお店  たなか』のように、お店の肩書きのようなもの。例えばこのお店で“ハンバーグよりも、コロッケの方が人気だ”という傾向があれば、『あげたてコロッケとハンバーグのお店  たなか』に変えてみます。  また、不採算メニューを見直し、メニュー数を絞るのも効果的です。食材のロスや仕入れにかかるコストを削減でき、その分、他のメニューに力を入れることができます。 7.食器やグラスを変える  オープン当初は、やはり初期投資をおさえたいもの。そのため、デザインにはあまりこだわらず、安さを重視して食器を揃えたという方も多いのではないでしょうか。食器を“料理を演出するツール”と考え、ワンランク上のものにリニューアルしてみましょう。ただし、あまり高価な食器は使わないこと。割ってしまった時の損害が大きいからです。  以下のサイトでは、業務用食器の大量注文ができるショップを紹介しています。低価格ながら、質が良くデザインも豊富な食器が揃っているので、チェックしてみてくださいね。 OMISE Lab HP:https://monstar.ch/omiselab/business/largeorder/ 目的を明確にして、できる範囲のリニューアルを!  リニューアルというと、どうしても大がかりなものをイメージしがちです。集客を目的にお金をかけてリニューアルをしても、必ず売上がアップするとは限りません。そういったリスクも、頭に入れておく必要があります。  まずは、集客アップを目指したいのか、経年劣化のケアをしたいのか、リニューアルの目的をはっきりさせましょう。すると、手を加えられる範囲やお金をかけられる範囲が掴めてきます。そのうえで、本記事で取り上げたような小さなリニューアルを検討してみてください。費用をおさえながらお店を変身させることもひとつの方法です。  
    開店ポータル編集部
    2018/06/01
  • 飲食店開業|店作り・店舗デザインの基本「内装建材」の種類を知ろう!
      これから飲食店を開業しようというオーナーが、店舗デザインを考える際に悩むポイントのひとつ内装建材。  内装建材とは、平たく言えば、壁や床などのこと。内装建材によって、店全体の雰囲気や見栄えも大きく変わるので、賢い選択をしたいものです。また、材質によって手入れのしやすさ、持ちの良さ、さらには空調のコストなども変わってきます。  それでは、内装建材にはどのようなものがあるか、メリットやデメリットもあわせて見ていきましょう。 【内装建材の種類】1.クロス(壁紙)  最も一般的な内装建材と言えばクロスです。いわゆる壁紙のことです。上から貼るだけで、表面を化粧することができ、比較的安く、施工しやすいことが特徴です。一口にクロスと言っても、さまざまな種類があるので、お店の雰囲気づくりのアイテムのひとつと捉えて、慎重に選びましょう。  飲食店にとってはありがたい、汚れ防止加工や抗菌・防カビ加工、耐水性のある特殊加工など機能性に優れたメリットが多いのもクロスの特徴です。居抜き物件などで壁があまり加工できない場合や、オープンまでの期間があまりない場合は、施工期間も短く済むクロスで風合いを変えるとよいでしょう。 ■ビニールクロス  素材に塩化ビニール樹脂などを用いたシートに、紙などを裏打ちしたものです。比較的安価で、施工しやすいのが大きな特徴です。手入れもしやすく、消臭や抗菌など、機能的に優れた材質のものもあります。デザインが豊富で手入れもしやすいとあって、飲食店にとっては強い味方になりそうですね。  また、ビニールクロスは、原材料のビニールが外気温の影響を受けやすいため、壁が夏は熱く冬は冷たくなってしまい、空調が効きにくいデメリットがあります。 ■紙クロス  パルプを原料にした壁紙で、プリント加工やエンボス加工が施されているものです。コウゾなどを原料とした和紙や、エコなパルプとして注目を集めているケナフを使用した紙クロスなどもあります。特徴は、優しい風合いが出せるということ。和紙のクロスは、和の雰囲気を大切にしたい飲食店にはもってこいです。年月が経つと味が出るのも魅力のひとつです。  ビニールクロスと比べると、施工に手間と時間がかかり、値段も上がります。また膨張や収縮によって、目地が目立つこともあるので注意しましょう。 ■織物クロス  織物クロスは、布でできた壁紙です。温かみのある内装に仕上がるものの、価格は高めです。ホコリがつきやすいので、お手入れはこまめにしましょう。清潔感が第一の飲食店には扱いにくい壁紙かもしれません。ただし、高級感や重厚感ある空間を作り出せるのも、織物クロスならでは。全体ではなく、個室の雰囲気づくりなどに取り入れるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。 ■コルク風クロス  粉末状の木材や、薄く切ったコルクを貼り合わせたクロスです。掲示板など、壁の一部のアクセントに用いられることが多いです。経年劣化でコルクの粉末が散らばることがあるので、お手入れはやや難しいです。木のぬくもりが気軽に演出できるという点では、プラスになるでしょう。 ■聚楽(じゅらく)壁紙/珪藻土(けいそうど)壁紙  塗り壁風の壁紙です。古い日本家屋の風合いや、ナチュラルな内装に仕上がります。塗り壁と比べて、職人の技量に左右されることなく、施工期間も短縮できるため費用を抑えられます。ただし、ホコリなどの汚れが付くと取れにくいというデメリットがあります。 【内装建材の種類】2.塗り壁  塗り壁は、土などを壁に塗ってつくりあげる内装建材です。漆喰壁、珪藻土壁、聚楽壁などが代表的です。高温多湿な日本の気候に合っていて、調湿性、断熱性、防火性、防音性に優れています。 ■漆喰壁  石灰石を熱してできた消石灰に、石灰石の粉末や水、糊を混ぜ合わせたものです。あえて凹凸をつけて塗ることによって味のあるテクスチャを創り出すことができます。耐久性、調湿性、断熱性、防火性に優れています。漆喰は外気温の影響をほとんど受けないので、季節に左右されることなく空調の効きが良く、コストを抑えられるというのも大きなメリットです。ただし、固さがあるため、地震などでひび割れをしやすいのがデメリットと言えるでしょう。 ■珪藻土壁  珪藻土壁は、珪藻という藻の仲間が長い年月をかけて堆積した土に、凝固剤を混ぜたものです。メリットとして、調湿性が高いことが挙げられます。珪藻土には目に見えない無数の小さな穴が開いており、湿気を吸収したり放出したりしてくれます。そのため、“呼吸する壁”とも呼ばれています。デメリットとしては、カビが生えやすく、耐久性に優れていない点が挙げられます。 ■土壁・砂壁・聚楽など  日本古来より壁材として使われてきた内装建材です。古い日本家屋は土壁や砂壁が一般的でした。中でも聚楽(じゅらく)壁は伝統的な土壁で、京都の西陣で産出される本聚楽土を使用したものを言います。料亭や割烹などの飲食店で使用すると、高級感あふれる和の雰囲気を出すことができますね。日本の風土に合っていて年月が経つにつれ味のある壁に変化していきます。 【内装建材の種類】3. 木質系壁材  内装に用いられる木質系壁材は、大きく分けて無垢材と複合壁材の2種類があります。無垢材は、切り出した自然な状態の木材のことですが、その分、価格も高くなります。そこで、コストを抑えるために使用されるのが、複合壁材となるわけです。複合壁材は、合板に木材の薄い板を貼りあわせたもの(天然木化粧合板)や、樹脂や紙などのシートに木目などのデザインを印刷して、基材に貼ったもの(化粧シート)などがあります。無垢材よりは低価格で、木の温もりを演出することができます。  断熱性が高く見栄えも良いのが特徴ですが、水に濡れたり手入れを怠ったりするとカビが生えやすく劣化が早いのが難点です。 【関連記事】オープン日から逆算して考えるカフェ開業日までのおおまかな流れ【相談無料】 【内装建材の種類】4 .タイル  さまざまな色と形で、好みのデザインを演出できるのが魅力のタイル張りの壁。耐久性が高く、耐火性もあるタイルは、キッチンやトイレまわりに取り入れられることが多いです。タイルをアクセントにして、ポップで個性的な内装を作れるのも魅力です。デメリットとしては、カビが生えた時の手入れが大変な点が挙げられます。また地震などの影響で、ひび割れや剥落の可能性がある点は覚悟しておかなければならないでしょう。 【内装建材の種類】5.コンクリート  スタイリッシュな雰囲気が人気のコンクリート。コンクリートは防火性に優れ、火災保険料が安くなるのも魅力です。広々とした雰囲気のある世界観が作れる一方で、デメリットもあります。まずは吸水性が無く、カビが生えやすい点です。これは、飲食店にとって見過ごせないポイントではないでしょうか。また、夏は暑く冬は寒いので、空調のコストが高くなるのも懸念材料といえるでしょう。コンクリートを取り入れる際は、こまめな手入れが必要となります。 >>新規開業の相談がしたい!<< 店作りで大切なのは、雰囲気づくりと機能性の両立  自宅の内装とは違い、飲食店では雰囲気づくりと機能性の両立に重きを置きましょう。雰囲気づくりを優先して高級な内装建材を使用しても、気候や風土に合わず、補修工事が必要となる場合もあります。また、機能性だけを重視して内装建材を選択しても、お店のコンセプトに合っていなければ、お客さまの心を掴むのは困難です。  お店のコンセプトやに沿った、機能性ある内装建材を選び、お客さまにとって居心地の良い空間を作り上げていきましょう。  開店ポータルBizでは、お店のサイズや予算にあった厨房機器のご提案のほか、インフラ周りのコスト削減、集客のご相談を無料で承っています。お気軽にご連絡ください。
    開店ポータル編集部
    2018/04/12