食材調達

仕入れコストに悩む飲食店経営者がコストカットのためにすべき3つのこと

開店ポータル編集部
2019/11/08
この記事の目次 [表示する]
 食材の仕入れコストを抑えたい。それは、飲食店のオーナーなら誰もが抱える悩みです。食材・酒類・備品は毎日発注するもの。だからこそ、10円や20円の違いが経費に大きく影響します。少しでも安く仕入れるには、どのような工夫をすればよいでしょうか。

 記事の後半では、仕入れ先業者の相見積もりを取ることで仕入れコストの削減を叶える無料サービス『クロスマート』をご紹介します。

仕入れ方法には何がある?

 仕入れにはさまざまな方法があります。

【仕入れ方法】
生産者との直接契約
商店(八百屋・魚屋・肉屋)
スーパーマーケット
業務用スーパー
amazon・楽天などのネットショッピング
食品総合卸(卸売業者)

 お店のコンセプトやポリシー、予算感にあった仕入れ方法を選びましょう。

食材を安く仕入れるための3つのアイデア

 お店の収益を上げるためには、食品ロスを減らしたり、オーバーポーション(調味料などの使い過ぎ)を防いだりして、原価率を抑えることが大切です。
 しかしさらに大切なのは、仕入れコストを抑えること。そのための3つの方法をご紹介します。

1.大量仕入れをする
2.複数の仕入れ業者と取引をする
3.価格交渉をする、仕入れ先を見直す


 どれも基本的なことばかりです。一つずつ見ていきましょう。

1.大量仕入れをする

 食材・酒類・備品には、ケース単位で仕入れたほうが単価が安くなるものが多いです。大ロットで発注すると、そのときのコストは単品よりも高くなります。しかし長く使うことができるため、年単位で見れば大幅なコストダウンになるでしょう。

 ただし、大量に仕入れるなら、日持ちのする食材でなければなりません。酒類や備品であれば長期の保管も気になりませんが、食材の場合には、オリーブオイルやトマト缶など、お店で毎日確実に消費できる食材を選びましょう。

2.複数の仕入れ業者と取引をする

 ほとんどの飲食店は、青果ならここ、お肉ならここ、紙ナフキンや割りばしはここ…というように、ジャンルで仕入先を分けています。さらに、お肉でも豚肉と鶏肉で分けるなど、1ジャンルあたりふたつ以上の仕入先を持っていることもあります。

 複数の仕入先を持つと、いつでも価格の安いほうを選ぶことができます。同じ野菜問屋でも、根菜類はA社が安く、葉もの類はB社が安いという場合もあるからです。

3.価格交渉をする、仕入れ先を見直す

 価格相場が下がっているときでも、提示価格を変えない卸売業者もいます。最新情報をキャッチするためには、日ごろから市場にアンテナを張ることも大切です。そして、定期的に仕入先と話をしましょう。価格交渉に応じてくれたり、安くて新鮮な食材が入っていたら紹介してくれたりします。

 仕入先と話すときには、いくつかの別の卸売業者の見積もりを持参するとよいでしょう。価格交渉の材料になり、仕入先を見直すきっかけにもなります。

飲食店と卸売業者をつなぐ新サービス『クロスマート』


クロスマート HP:https://xmart.co.jp/

 仕入れに悩む飲食店経営者に、開店ポータルBizがおすすめする仕入れサービスは、『クロスマート』です。

 クロスマートは、仕入先を見直して食材・備品コストを抑えたいお店と、取引店舗を開拓したい卸売業者をつなぐサービスですクロスマートを利用すると、スマートフォンひとつで簡単に、複数の卸売業者から見積もりを取ることができます。対象エリアはなく、全国どこでも利用可能です

 「うちのお店の仕入れ先、ここでいいのかな?」と疑問に思ったら、2019年春にはじまったクロスマートのサービス導入を検討してみてください。

 同サービスの強みを、3つにまとめました。

①手軽に見積もりを取れる

 クロスマートの使い方は、とても簡単です。会員登録を済ませたら、スマートフォンで1か月分の食材の納品書を撮影して送信するだけ。数日中に、複数の卸売業者から見積もりが届きます。平均5社以上の見積もりを受け取れるので、じっくり比較して、安く仕入れられる取引先を選ぶことができます。

②完全無料で利用できる

 登録費用や月額利用料などは、一切かかりません。完全無料で利用できるので、季節限定メニューなどで食材の追加が多いお店も安心です。

③対応ジャンルが幅広い

 クロスマートには、2019年9月時点で50社の卸売業者が登録しています。対応ジャンルは、青果やお肉、魚をはじめ、調味料やお酒、乾物、あまり見かけないニッチな食材まで多岐にわたります。食材だけでなく、キッチンペーパーやラップなどの備品も揃うのがうれしいところです。

『クロスマート』利用の流れ


Step①問い合わせ
 ホームページの問い合わせフォームから、店舗名、担当者名、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容を入力して送信します。
Step②スタッフ訪問
 スタッフが希望の日時にお店に訪問し、サービス内容の説明をおこないます。
Step③納品書の送信
 会員登録をし、1か月分の食材や備品の納品書をスマートフォンで撮影して送信します。
 作業は15分程度で終わるので簡単です。
Step④見積もり
 納品書をもとに、複数の卸売業者が見積もりを取ります。
Step⑤商談、契約
 気になる業者がいれば、担当者と直接会って打ち合わせをし、契約を結びます。

『クロスマート』によるコスト削減事例

 では実際に、クロスマートによって仕入先を見直し、コストカットに成功したお店の事例をみてみましょう。公式サイトに記載のあった事例をまとめました。

■居酒屋A(126席)の消耗品のコスト■

 見直し前と見直し後では、約10,000円カット/月、年間約120,000円カットとの効果が出ています。

■バーB(30席)のお酒のコスト■

    見直し前と見直し後では、約4,000円カット/月、年間約50,000円カットとの効果が出ています。

■イタリアンC(62席)のドリンクのコスト■
 見直し前と見直し後では、約5,000円カット/月、年間約60,000円カットとの効果が出ています。

 バーにとってのお酒など、お店の軸となる食材であれば、数円単位のコストが経営に大きく影響します。
 お店が忙しいと、売上ばかりに気を取られがち。そんなときに、今の仕入れが最適なのかを考えるきっかけをくれるのが、クロスマートです。

新しい仕入先の開拓が、コストカットにつながる


 新しい仕入先の開拓には、手間も時間もかかります。そのため多くの飲食店では、限られた仕入先としか取引をしない傾向があります。「前のオーナーが取引していた仕入先を、なんとなくそのまま使っている」。そんな2代目オーナーもいるのではないでしょうか。

 日々の仕事に駆け回る飲食店経営者に、新しい仕入先と出会うきっかけを与えてくれるクロスマート。無料ではじめられる同サービスを利用して、あなたのお店の仕入れを見直してみてください。

 開店ポータルBizでは、仕入れに関するご相談を無料で承っています。下記のフォームからお気軽にご連絡ください。
 

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