集客方法・HP制作

【飲食店向けSNS対策決定版】三大SNSの特徴と効果的な投稿方法を解説

開店ポータル編集部
2021/02/09

新型コロナウイルス感染対策のため、消費者のSNSをチェックする時間が伸びているのをご存知でしょうか。いまや集客方法の1つとして、SNSの利用が確立してきましたが、今後はSNS集客の流れが一層強くなっていく見込みです。

SNSは無料で始められ、ターゲットと繋がりやすいというメリットから、すでに飲食店でもツイッターやインスタグラムを使っているという例は多いでしょう。ところが、投稿をしても「期待したような集客効果が出ない」という悩みの声もあがっています。実はSNSを運用するには、それぞれの特徴やメリット・デメリット把握して投稿していく必要があるのです。

そこで本記事では、SNSマーケティング初心者の飲食店オーナー向けに、各SNSの特徴や、飲食店集客におすすめのSNSについてわかりやすく解説していきます。ぜひ飲食店のSNS集客にお役立てください。

飲食店がSNSを活用するメリット

数年前まで飲食店の集客方法といえば、グルメサイトに広告掲載するのが主流でした。しかし掲載料が高額なことに加え、グルメサイトに加盟する飲食店が飽和したことによって、SNSを使ったSNSを利用する飲食店が増加しています。
 

飲食店がSNSを使って集客をおこなうメリットは以下の通りです。

・広告費をかけずに投稿がおこなえる

・集客チャネルの拡大

・拡散効果が高い

・ブランディングの場として使える

それぞれのSNSの特徴

SNSはアカウント作成が無料でおこなえ、拡散効果が高いことから、飲食店が集客ツールとして活用する例が増えてきています。飲食店によっては、数のSNSを掛け持ちしていることも珍しくありません。しかし、それぞれのSNSの特徴について、しっかり理解しているという方は少ないのではないでしょうか。各SNSの特徴を抑えることで、集客に繋がりやすい投稿方法が分かってくると思いますので、SNS集客がうまくいかないという方は、ぜひ確認してみてください。

①Twitter:ユーモアのある投稿が拡散効果大

SNSの中でもツイッターは、もっとも拡散効果の高いSNSのひとつです。ツイッターの利用者は10~30代が多く、情報発信・情報収集の場として使われています。
 

ツイッターで飲食店アカウント拡散されるためには、投稿に旬の話題を取り入れたり、内容のおもしろさが重要です。飲食店の写真や営業時間を載せるだけでは、集客効果が薄いということを念頭に置いておきましょう。
飲食店集客に効果大!Twitterツイッターのメリットや活用法

メリット:気軽に投稿でき拡散効果が高い

ツイッターは、テキストだけでも投稿できる手軽さが人気です。ツイッターの機能の中でも、とくに特徴的なのが「リツイート機能」です。気になる投稿をリツイートすることで、自分のフォロワーにその投稿をシェアすることができます。リツイートが多ければ多いほど、たくさんの人の目に止まり拡散効果が見込めます。
新規顧客の開拓に力を入れたい飲食店は、ぜびバズる投稿を心がけましょう。
 

デメリット:炎上の危険性も高い

ツイッターの性質上、投稿内容によっては炎上のリスクがあることを忘れてはいけません。アカウントによっては、拡散効果を狙って過激な投稿をするケースもありますが、それはやめたほうがいいでしょう。炎上が広がれば、従業員への誹謗中傷や不買運動につながる可能性があるからです。

②Instagramインスタグラム:飲食店との相性がいい写真メインのSNS

インスタグラムは写真による投稿がメインのSNSで、おしゃれな投稿が多いことや、自分好みの世界観がつくれることから主に女性ユーザーが中心です。

実は、飲食店を探すときにインスタグラムを使うユーザーが増加していることはご存知でしょうか。例えばインスタグラムで「グルメ」と検索すると、おいしそうな写真がずらりと並んでおり、その中から直感的に好みの料理を探せるのです。

そのためインスタグラムは、飲食店の集客が最も熱いSNSと言えるでしょう。

【飲食店向け】インスタグラムのフォロワーを増やすコツはこれ!

 

メリット:ハッシュタグ検索ができる

インスタグラムでは投稿にあわせて「#(ハッシュタグ)」を付けられるのが特徴です。ハッシュタグ検索をすると、そのハッシュタグが付けられた投稿が一覧で並びます。ハッシュタグで気になる店舗を見つけたユーザーは、店舗アカウントを検索してくれるでしょう。
その際、営業時間や位置情報を確認しますから、プロフィールに店舗の基本情報をまとめておくことも大切です。
 

デメリット:即効性は薄い

ツイッターと異なり、インスタグラムにはリツイート機能がありません。インスタグラム集客の基本は、継続的な投稿をおこない、ハッシュタグ検索でユーザーの目に留まりやすくすることです。

目に留まりやすい画像を作るテクニックとして、写真に文字をいれて情報量を増やすという技があります。文字を入れることで、1枚の画像に店名や料理名を入れることができますが、手間もかかる作業です。
 

③Facebook:実名性SNSだから口コミ効果が高い

フェイスブックの最大の特徴は「実名登録」が基本という点です。友達としてつながっているユーザーも、現実世界でつながりのある人物がほとんどとなっています。フェイスブックは、SNSのなかでもオフィシャルな場として使われることが多いでしょう。
 

メリット:高年齢層にもユーザーが多い

フェイスブックでは地元の友人や、社内の人物といった現実世界でのつながりがほとんどです。そのためフェイスブックを利用しているユーザーは、年齢層が高く、10代のユーザーはほとんどいません。ほかのSNSと異なったターゲットにアプローチできるのは、フェイスブックの強みではないでしょうか。

フェイスブックの投稿は実名でおこなわれますから、企業公式としての発信に向いています。ユーザーに有益な情報を発信したり、飲食店の思いといった長文を書く際には、フェイスブックをつかいましょう。
 

デメリット:いいねが得られにくい

ツイッターが「面白さ」で拡散されるとするなら、フェイスブックは「有益さ」を重視した投稿が拡散されます。もし宣伝ばかり投稿している場合「いいね」がもらえない可能性もあります。

またフェイスブックはテキストが主体ですので、文章のうまさも必要です。拡散される文章を書くために時間を取られる可能性もあるので、企業のコンセプトがフェイスブックの特徴に合っているか考えましょう。

④TikTok:動画集客の新定番!飲食業はブルーオーシャン

中国発の動画型SNSが「ティックトック」です。ティックトックは15秒〜1分ほどの短い動画を作成できるのが特徴で、動画編集技術のない初心者でも、直感的な操作で動画を作れると10~20代を中心に話題になっています。

ティックトックの「オススメ欄」に動画が掲載されると、1日で数万人のフォロワーが増える可能性もあるので、インスタグラムよりも即効性のあるSNSといえるでしょう。
 

メリット:手軽で追求力が高い

もともとティックトックは、セルフプロデュースの場として10代~20代を中心ににぎわっていました。そこにマクドナルドなどの大手飲食店が、PRの場として参入したことで、今後集客の場として注目が集まっていくのではないかと予想されています。
 

ティックトックはスマホで撮った動画を、アプリ内で編集・投稿ができるので、youtubeのような手間は必要ありません。動画という情報量の多いコンテンツを、スマホ1台で作れるのが魅力です。

そしてティックトックに参入している飲食店は、ごく少数であり、ブルーオーシャン状態です若い世代をメインターゲットにした飲食店は、TikTokを活用した宣伝広告が有効です。
 

デメリット:ターゲット層とのミスマッチ

▲[TikTok利用率]:平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査を基に口コミラボ作成

ティックトックのユーザーの多くは、10~20代の若年層が中心であり、30代以降となるとユーザー数は下落します。飲食店が狙っているターゲットとは、ずれが生じる可能性もありますので、ターゲットとティックトックユーザーがマッチしているか確認しましょう。

インスタグラムは最優先で取り組もう

飲食店によっては「ツイッターもインスタもフェイスブックもやっている」と言うように、複数のSNSを掛け持ちしてい店舗もあります。しかし、通常業務に加えてSNSの更新をするのは、時間も手間がかかるものです。

全てのSNS投稿をする時間がないという店舗は、まずはインスタグラムの投稿を最優先にしてみてはいかがでしょうか。インスタグラムは、いま一番熱いSNSであり、写真1枚から投稿できる手軽さが人気です。写真とハッシュタグしだいで、集客効果を格段にアップできますので、チャレンジしがいがあります。

インスタ運用をプロに任せるのもアリ

インスタグラムと飲食店の相性がいいことから、飲食店アカウントが急激に増えてきています。数多くの飲食店アカウントの中から、差別化を図り、集客効果をアップさせるなら、SNSマーケティングのプロにインスタグラムの投稿代行をしてもらってはいかがでしょうか。

インスタグラムの投稿代行で注目を集めているのが「インスタタウン」です。インスタタウンでは、飲食店のオーナーに代わって、ターゲット選定からハッシュタグ選定、投稿代行をおこなってくれます。そのほかにもストーリーの更新や、リプ・DMの返信にも対応しているので、飲食店のSNS集客を徹底的にサポートしてくれるでしょう。

 

>>飲食店のSNS集客はインスタタウンを利用して効果的に!

まとめ

集客方法の一つとして普及してきたSNSですが、SNSごとに特徴やメリット・デメリットが異なることをご理解いただけたでしょうか。集客効果を高めるには、飲食店が求めるターゲットやコンセプトにあわせてSNSを選択する必要があります。SNSのなかでもインスタグラムは、飲食店との相性が良く、ブランディングの場としても優秀です。

そのSNSに力を入れたらいいか迷ったときには、インスタグラムから始めるとよいでしょう。しかし飲食店の通常業務に加えて、SNSの更新をするのが難しく、何を投稿するべきか分からないという方も少なくありません。

そんなときには「インスタタウン」をつかって、SNSの運用をまるごとお任せしてしまうのもおすすめです。インスタタウンに関する料金や、詳細なプランについては、ぜひ開店ポータルBizにご相談ください。

開店ポータル編集部
2021/02/09