集客方法・HP制作

デリバリーサービス『menu』の魅力とは?登録法、メリット・デメリットについて徹底解説

開店ポータル編集部
2020/12/29
この記事の目次 [表示する]

コロナウイルスの影響による外出や外食の自粛に伴って、飲食店ではデリバリーやテイクアウトサービスの導入が広がっています。デリバリーは飲食店独自で始めるにはハードルが高くなりますが、現在は様々なデリバリーサービス会社が登場し、お得で簡単に始められるようになっています。その中で飲食店経営者は「どこのサービスを選んだらよいのか」「自店舗に合ったサービスはどれか」「他のサービスにも加盟したい」などが課題になっているのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、今、注目を集めているデリバリーサービス『menu』について詳しく解説してまいります。

menuとは

テレビCMでお馴染みの「menu」は、デリバリーやテイクアウトサービスを提供することができる注文アプリです。2019年4月のサービス開始当初は 「テイクアウトアプリ」として運営されていましたが、今年の2020年4月より フードデリバリーサービス が開始されました。サービスの拡大や利用ユーザーの増加で、新規申し込み店舗数は、今年2020年1月と5月の対比では、なんと約116倍となっているそうです。

(出典:menu株式会社  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000046860.html)

 

デリバリーメニューの配達は、同業界で有名なUberEatsのように、飲食店に所属していない独自の配達員を使用して、料理を加盟店舗からユーザーまで届ける仕組みとなります。menuへ店舗登録をするとアプリ内の店舗一覧に表示することができ、これまで店舗の存在を知らなかった幅広いユーザーへもアピールできるため、集客と売り上げの両方を伸ばすことが可能です。コロナの影響が長期化する中で、menuは現在もユーザー・加盟店舗共に登録数を伸ばし続けている人気のデリバリー・テイクアウトサービスです。

登録可能地域

デリバリーの対応エリアは都心部を中心に、全国展開を予定しており、現在急速にエリア拡大を行っています。東京都内はほぼカバーできるくらいになっており、2020年12月時点では下記のエリアがサービス対象の地域となっています。

 

【対応可能エリア】

・東京都 23区
・神奈川県 横浜市

・大阪府 大阪市

・京都府 京都市

・愛知県 名古屋市

・福岡県 福岡市

・熊本県 熊本市

・北海道 札幌市(中心部のみ)

登録方法

まずは仮登録を行います。menuのサイト内の「今すぐお店に導入する」から「掲載のお申込み」に必要な項目を入力します。主な入力項目は以下の通りで、約1分で仮登録が完了します。

https://service.menu.inc/

 

【入力項目】

 ・メールアドレス ・会社名、屋号名 ・住所 ・電話番号 ・担当者名

 ・掲載店舗数 ・利用規約、機材貸与規約等の確認後にチェック

【必要書類】

 ・営業許可書

 ・本人確認書類(運転免許・国民健康保険被保険者証・健康保険被保険者証・

  パスポート・住民票の写し) ※いずれか一つ

導入の流れ

「menu」は申し込みから1週間前後で利用をサービスをスタートさせることができます。以下、導入の流れとなりますが、menuはデリバリーとテイクアウトの両方のサービスを提供しているため、どちらかのサービスのみの場合は当てはまらないこともあることを念頭においてください。

 

①資料請求 ※飲食店経営者の必要に応じて資料を請求してください

menuの資料請求はこちら

 

②申込み

掲載申し込みフォームに、必要事項を入力します。入力したメールアドレスもしくは電話番号宛に担当営業から連絡が来ます。

③掲載原稿入力

店舗名、商品名、商品説明文、価格、調理時間、オプション等の情報をmenuから送付される資料に記入します。価格の整合性を確認するため、価格が記載されている「メニュー表」や「WEBサイト」などの情報提供が必要となります。

④商品撮影

「menu」からメールで送付されるマニュアルに沿って、販売する商品の撮影を行います。撮影した画像データは担当営業にメールで送信します。

商品はテイクアウト・デリバリー用の容器等ではなく、通常店内で提供されている食器等で撮影します。
 

⑤タブレット受け取り ※レンタルタブレット希望の場合

タブレットのレンタルを希望した場合は後日、タブレットが届きます。すでにタブレットを所有している場合はアプリケーションをダウンロードしておくと素早く導入が可能です。

また、操作マニュアルは郵送で送られてきます。また、操作説明動画もあるので事前にしっかりとチェックしましょう。

なお、コロナが流行し始めた直後は申込みが殺到したため、レンタルタブレットの手配に時間がかかっていました。現在はピーク時ほどではないようですが、今も登録店舗数が増えているため、仮登録は早めに行うことをおすすめします。

 

⑥利用開始

掲載の準備が整い次第、担当営業より開始日時の連絡がきます。また「menu」から郵送で販促グッズ(三角POP、ポスター、ステッカー)が届くので集客ツールとして活用しましょう。契約は6ヶ月間で、その後は自動更新です。規約の改訂により変更される場合もありますので、契約の際に利用規約の確認も忘れずに行うようにしてください。


利用方法

menuに登録し加盟後の利用方法の流れは下記の通りです。

 

①注文受付

店舗用アプリからお知らせ音が鳴ります。注文内容を確認し「承認」します。

 

②調理

完成予定時刻に合わせて調理し、「調理完了」をタップすると、お客様に通知が届きます。

 

③商品渡し

テイクアウト用の袋に注文番号を記載し、お客様が来店したら注文番号を確認し、商品を渡します。

店舗側のアプリもありますが、加盟店登録されてIDをもらってからでないと使えません。なお、アプリのバージョンアップなどにより、手順が変わる場合がありますので注意してください。

利用料金

現在、menuでは導入にかかる初期費用・月額料金・手数料を、2022年3月末までの期間限定で0円にしています。

【2022年3月まで無料になる費用】

初期設定費用:通常5万円⇒0円

タブレットレンタル費用:通常5万円に含まれる⇒0円

カード手数料:通常3%⇒0%

サービス利用料:通常10%⇒0%

通信料・振込手数料は店舗負担です。
 

また、Wi-Fi環境がない場合、セルラーモデルのタブレットがレンタルできますが、その場合は、初期費用1,650円(税込)、月額費用売上金の3%(上限税込1,100円)がかかります。Wi-Fi環境があれば、タブレットレンタル料金は無料です。
 

ここで注意すべき点は、無料期間中、全く費用はかからないわけではなく、毎月、振込手数料が発生します。初期費用や決済手数料は期間限定で無料ですが、売上金が自分の口座に入金される際の振込手数料(入金手数料)は440円かかりますので頭に入れておいてください。
 

入金について

menuの売上金は当月末締めで、翌月末払になっています。ただし、金額が5,000円に満たない場合は、5,000円を超える月まで振込保留となります。振込保留が6ヶ月経過した場合は、5,000円に満たなくても振込されます。

menuの特徴

それでは、menuの特徴をチェックしてみましょう。

http://service.menudelivery.jp/partners/

0円からはじめられる

2022年3月まで初期設定費、サービス利用料、カード手数料がすべて無料となっていますので、今なら無料でmenuのデリバリーサービスを導入することができます。

売上げアップ

席数にしばられない集客やアイドルタイムの軽減が見込めます。

簡単操作

受注から商品受け渡しまで、シンプルな画面操作で誰でも使えます。

事前注文・事前決済

利用ユーザーの支払い方法は、キャッシュレスによる事前決済となっているため、面倒な現金のやりとりがなくスムーズな会計処理が行えることも魅力の一つです。

キャンセル損失が無い

menuは、事前決済方式のため、万が一お客様が商品を受け取りに来なかった場合でも売上を確保することが可能です。キャンセルによる損失も防ぐことができるため店舗にとっては安心といえるでしょう。

menuのメリット


続いては、menuのメリットをご紹介します。

集客効果が大きい

menuはスマートフォン上のアプリを介して注文を受ける仕組みです。利用する飲食店を選ぶユーザーは、注文前にインターネット上の情報や口コミを参考にする可能性があるため、インターネットを介したプロモーションをすることで効果的な集客に期待できます。

新規来客者の獲得ができる

menuはテレビCMをはじめ、大型プロモーションを多数展開して多くのユーザー獲得を進めているため、menu経由での飲食店の認知度向上や新規ユーザーの獲得が期待できます。イートインのお客様の獲得にも効果的でしょう。

人員を増やす必要がない

自社でデリバリーを開始する場合には、配達スタッフの採用や、近隣へチラシの配布などの作業やコストが発生していしまいますので、初期費用の負担額は大きくなってしまいます。配送スタッフはmenuの配達員によって行われますので、既存の厨房スタッフやホールスタッフだけでも、充分に対応できます。また、配達員は、menu社の雇用となっていますので、手厚い研修も実施されており、配達員の高い業務水準が保持されているとのことですので、この点も安心材料となるでしょう。

オペレーション改善が見込める

お客様からの注文や決済はタブレット1つで事前に対応できるため、キャンセルによる損失なく、電話対応やお会計の手間を省き、大幅なオペレーション改善が見込めるでしょう。

売上アップが見込める

座席数に影響されない集客が可能で、アイドルタイムを活用した新たな売り上げアップが期待できます。

24時間体制の対応も可能

他社のサービスは、デリバリーの対応可能時間が限られているところが多いですが、menuでは、飲食店の営業時間に合わせた24時間体制でのデリバリーを実施しています。(※ただし、エリアによっても規定が異なりますので注意が必要です。)


menu導入時の注意点


ここでは、menuを導入する際に押さえておきたい注意点をお伝えします。

デリバリー対応地域が限られる

対応エリアについては前項でもご紹介していますが、menuのデリバリーは現在、全国展開に向けて急速にエリア拡大を行っています。対象外の飲食店も今は多いかと思いますが、エリアはどんどん拡大されていますので、早めに登録をしておくことをおすすめします。または、先にテイクアウトサービスを予め展開していると、対象エリアになったときは、スムーズな導入が見込めるでしょう。

振込手数料がかかる

前項のメリットにあたる部分で、導入にかかる初期費用・月額料金・手数料は無料となる点をご紹介していますが、振込手数料は店舗負担となりますので押さえておきましょう。

入金は1ヶ月に1回

入金のサイクルが当月末締め、翌月末支払と、入金が1ヶ月に1回なので、資金繰りの面で厳しい店舗には、この辺りがデメリットと感じることもあるかもしれませんが、広告費と考えれば安いと言えるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、今、人気上昇中のデリバリーサービス「menu」について、特徴やメリット、加盟店の登録方法などを詳しくご紹介してまいりました。withコロナ、アフターコロナに向けた新しい生活様式が推奨される中、飲食店は、確実に売り上げを伸ばすための対策を取り入れていくことが重要です。まずは今の緊急時を乗り越え、コロナ終息後も継続的にデリバリーサービスを続けられる体制を見据えて、menuの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

また、飲食店のデリバリーサービスを多くのユーザーに周知するためにはInstagramやTwitterなど、SNSアカウントを活用した告知やPRするなどの積極的な情報発信も必要となってきます。

開店ポータルBizでは、デリバリーサービスをはじめ、飲食店がSNSで集客率をアップさせるオンライン集客対策についてなどのご相談や資料請求を無料で承っております。お気軽に下記のフォームよりお問い合わせください!

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