新着記事一覧
-
コロナ売上対策|テイクアウトアプリmenuメニューの仕組みや手数料、メリットは?【0円導入可能?】軽減税率や新型コロナウイルスの影響で、自宅でお弁当やお惣菜を楽しむ「中食(なかしょく)」需要が高まっています。巣ごもり消費が増加するいま、飲食店はテイクアウトやデリバリーでの営業を視野に入れる必要があります。 そこで加盟を考えたいのが、テイクアウトアプリのmenu(メニュー)。集客・注文受付・決済のすべてを、タブレットひとつで簡単におこなえるアプリです。 本記事では、いま急速にシェアを拡大しているテイクアウトアプリmenu(メニュー)の仕組みや手数料、メリットについてお伝えします。 デリバリーについてはこちら UberEatsへの出店で赤字脱却!売上・集客力向上の仕組みと注意点 軽減税率や新型コロナウイルスの影響で高まる「中食需要」 いま、ライフスタイルの変化によって、中食(なかしょく)の需要が高まっています。中食とはお弁当(お惣菜)を購入して、自宅で食べるスタイルのこと。手早くおいしい料理を食べられるとあって、中食のニーズは年々高まっています。 飲食店といえば、イートインがメインの外食産業――この考えはやや時代遅れ。デリバリーやテイクアウトで提供した料理を、自宅で食べる行為も中食にあたります。出前をはじめていたり、お持ち帰りをはじめていたり、知らず知らずのうちに中食業界デビューしていた飲食店もあるでしょう。とはいえ、まだまだコンビニやスーパーのお弁当(お惣菜)のシェアが大きいのが現状です。 そこで飲食店経営者にすすめたいのが、テイクアウト注文アプリmenu(メニュー)への登録です。テイクアウト注文アプリmenuは、一部地域(東京都内/渋谷・新宿・六本木・赤坂・浜松町・銀座・表参道・四谷・飯田橋・早稲田 など)でデリバリ―も可能。飲食店経営者は要チェックです! 【飲食店向け】テイクアウトアプリmenu(メニュー)とは? 中食需要が高まる中、現在急速に対象エリアを拡大しているのがmenu株式会社のテイクアウト注文アプリ「menu(メニュー)」です。 ■menu(メニュー)の仕組みは?■ menuの仕組みはとてもシンプル!お客さまがスマホアプリから好きな店舗に料理を注文すると、店舗側のタブレット端末に注文内容が届きます。 店舗側はテイクアウト用の料理を用意してお客さまの来店を待ち、お客さまに料理を手渡すだけ。 注文時に決済がおこなわれるため、万が一、お客さまが料理を受け取りに来なかった場合でも確実に売上を確保できる仕組みになっています。 ■menu(メニュー)で集客・売上向上できるワケ■ アプリの店舗一覧から幅広い客層にお店をアピールし、料理を届けることができるため、集客と売上の両方を向上させることができます。 ふだんはお客さまが入らない時間帯にも注文がはいるようになるため、アイドルタイムにも集客が可能!これにより販売ロスも減らすことができるのは飲食店経営者、料理人にとってもうれしいポイントでしょう。 飲食店がテイクアウトアプリmenu(メニュー)に登録するメリット ①新たな客層にアピールできる! お客さまのスマホ画面に料理や店舗情報が表示されるため、いままでお店を知らなかった新規顧客にもアピールできます。 ②満席状態でも新しい注文を受けられる! 満席状態でも、お客さまの滞在時間が長く回転率が悪くても、新しい注文を受けることができます。店舗の席数に左右されない売上を獲得できます。 ③軽減税率が適用!中食層にアピール♪ テイクアウトは軽減税率の対象となるため、外食を控えて中食で生活している層にアピールできます。 ④タブレット端末で受注!電話応対の必要なし♪ オーダーの受注はタブレット端末でおこないます。そのためオーダーミスもなくなり、電話応対にスタッフを回す必要もありません。 ⑤事前決済!出来上がった料理を手渡すだけ♪ 代金はオーダー時に支払い済み。そのため面倒なレジ打ちをする手間がかかりません。出来上がった料理を、来店したお客さまに手渡すだけです。 いま日本中の飲食店でmenu(メニュー)が選ばれている理由! ①タブレット操作が簡単でつかいやすい! シンプル、かつわかりやすいインターフェースが直観的な操作を可能にします! ②事前受付&事前決済ができる! お客さまがスマホで事前受付&決済まで済ませた状態なので、難しいオペレーションは発生しません! ③売上UPを実感できる! 席数に縛られない集客や、キッチンのアイドルタイム軽減が可能となり、さらなる売上UPを実現! 簡単すぎるmenu(メニュー)の「店舗用アプリの使い方」とは? ①まずはタブレットで注文受付! テイクアウトの注文がはいると、お知らせ音が鳴ります。お客様からの注文内容を確認し、「承認」をタップ! ②一覧画面で調理状況を確認! 完成予定時刻に間に合うよう、調理をすすめます。できあがりましたら「調理完了」をタップしてお客さまにお知らせ! ③お客さまご来店&商品お渡し! テイクアウト用の袋に注文番号を記載。お客さまがご来店したら、注文番号を確認して、商品をお渡ししてください! 【記事】飲食店 新型コロナ対策に有効な集客方法について考えよう【相談無料】 menu(メニュー)に登録したい!でも、初期費用や手数料はかかる? ここで気になるのが、menuに登録したさいの初期費用や販売手数料ですよね。 現在、期間限定で初期費用や販売手数料が0円になるキャンペーンがおこなわれています。 【初期費用0円キャンペーン!】 通常初期費用5万円 →初期費用0円! 【テイクアウト手数料率0%キャンペーン!】 通常テイクアウト手数料13% →手数料無料! 「menu」の初期費用や販売手数料について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。 ※開店ポータルBizはmenu(メニュー)の正規代理店です >>初期費用・販売手数料について問い合わせする<< 【記事】増税・コロナによる休業回避の為に検討すべきは、デリバリーとテイクアウト(中食)事業への参入?【相談無料】 集客、売上に悩んだら、開店ポータルBizにご相談ください 手軽にテイクアウトサービスをはじめられるmenu(メニュー)。今後ますますテイクアウトの需要は高まっていきます。 集客が伸び悩んでいる飲食店は、menuへの登録を検討しましょう! テイクアウトに関するご相談、お悩みは開店ポータルBizにお問い合わせください。開店ポータルBizでは、「menu」の導入をサポートしております。いま急増している中食需要の波にのって、売上アップを目指しましょう。2020/06/26
-
7月受付開始?特別家賃支援給付金|対象は?申請方法・条件、必要書類について【相談無料】緊急事態宣言の延長で休業が長引いたことにより、多くの企業やお店が固定費の支払いに悩んでいます。営業を再開したものの思うように客足が戻らず、資金繰りに困っている経営者も多いでしょう。 そこで活用したいのが、2020年6月12日に可決・成立した「家賃支援給付金」。新型コロナの影響で売上が激減した事業者に対し、家賃を補助してくれる制度です。本記事では、家賃支援給付金の対象事業者や申請要件、必要書類などをご説明します。 【事業者向けコロナ対策】家賃3分の2を補助「特別家賃支援給付金」とは? 「特別家賃支援給付金」は、新型コロナウイルスの影響を受けて、売上が減少した中小企業や個人事業主に対して家賃を補助する制度です。 与党が作成した枠組みが政府に提出され、6月成立の第2次補正予算案に盛り込まれました。 具体的にどのような給付金なのかというと、中小企業には月額50万円、個人事業主には月額25万円の家賃補助をするというもの。2020年6月分から半年間、家賃の2/3が給付(中小企業には最大300万円、個人事業主には最大150万円)されます。 【事業者向けコロナ対策】「特別家賃支援給付金」対象事業主、申請要件、給付率について 先述したように、家賃支援給付金は新型コロナの影響で売上が激減した事業者に対する支援として、家賃の一部の半年分(最大600万円)を給付する制度です。 緊急事態宣⾔の延⻑による休業などを原因に売上が激減した事業者を支援するため、固定費の中でも特に大きい「家賃」の負担を軽減する目的でつくられました。 【家賃支援給付金 対象事業主】 新型コロナの影響にで売上が減少した中堅・中⼩企業、⼩規模事業者、個⼈事業者が対象となります。現時点において業種の制限はなく、業種にかかわらず給付金を受け取れることとなっています。 【家賃支援給付金 申請要件】 2020年5月~12月までの期間に「前年の同月と比べて売上が50%以上減少した月がある」、または「連続する3か月の売上が前年の同月と比べて30%以上減少している」ことが申請要件となります。 緊急事態宣言の延長もあり、多くの企業やお店では5月に大きく売上を落としたことでしょう。そのため、自社が給付対象となるか不安であれば、まず昨年5月の売上高と2020年5月の売上高を比較してみましょう。 【家賃支援給付金 給付率・給付額】 給付率は家賃の3分の2となっており、申請時の直近の家賃の支払い金額(⽉額)をもとに算出されます。給付額はその6倍(6ヶ⽉分)で、法人で月額50万円、個人事業主で月額25万円を上限としています。 複数の店舗を経営している事業者など、家賃の負担が大きい場合を考慮した特例措置もあります。特例措置では、給付上限を超えた金額の1/3を追加給付し、それを含めた給付額を法人で月額100万円、個人事業主で50万円までとしています。 【事業者向けコロナ対策】「特別家賃支援給付金」の申請方法と必要書類について 家賃支援給付金の申請受付は7月から開始され、申請方法は原則オンラインのみとなる方針です。 必要書類の詳細はまだ公表されていませんが、下記の書類は用意しておいて間違いはないでしょう。 ▼賃貸借契約書▼ 借りている店舗や事務所の契約内容や契約期間などを確認するため、賃貸借契約書の提出を求められる可能性が大きいです。 ▼家賃の支払いを証明する書類▼ 賃貸借契約を結んだ店舗や事務所の家賃の支払いを証明する書類です。家賃が引き落とされている通帳のコピーや、家賃を支払ったことがわかる領収証などが該当します。 ▼2019年の確定申告書類▼ 確定申告書類は「事業収入を得ており、今後も事業を継続する意思があること」を確認するための書類として、提出を求められる可能性があります。 ▼売上の減少を証明する資料▼ 売上台帳の写しなど、実際に売上が低迷したこと、売上が大きく減少したことが分かる資料の提出を求められる可能性があります。 上記以外の書類の提出を求められたり、上記のどれかが不要になったりする場合もあるでしょう。今後の公表を確認し、漏れのないよう必要書類を揃えましょう。 【事業者向けコロナ対策】「特別家賃支援給付金」申請から給付まではどれくらいかかる? 家賃支援給付金では、不正受給を防ぐため、申請時に賃貸借契約や事業の実態について確認されます。そのため、申請から給付までに2週間程度かかる「持続化給付金」(5月1日から受付開始)よりも、さらに審査・給付に時間がかかることが予想されます。 とくに、都市部では家賃の負担が非常に大きいです。万が一給付が遅れた場合に備えて、ほかの給付金や融資制度もあわせて利用するとよいでしょう。 少しでも給付が早くなるよう、書類の準備を進めながら最新情報に気を配り、受付開始後にスムーズに申請ができるようにしてください。 固定コストを削減して、少しでも経営に余裕を持たせたい… >>開店ポータルBIzに無料相談する<< 【関連記事】営業再開に向けて飲食店に必要な「ウイルス対策」おすすめの殺菌アイテムはコレ! 【事業者向けコロナ対策】経営を圧迫する固定費「家賃」そのものを減額できないか考える 現時点における特別家賃支援給付金は、6月分から半年間の家賃を補助するものとなっています。しかし新型コロナウイルスの影響で減少した売上を、半年で元に戻せるとは限りません。家賃の安いところへ移転しようにも、原状回復費用、引っ越し代、新店舗の内装工事費といった新たなコストが発生してしまいます。 そこで検討したいのが、「賃料適正化サービス」を利用し、家賃そのものを安くしてしまうこと。弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士といった専門家が、貸主に賃料交渉をおこなってくれるサービスです。 【事業者向けコロナ対策】賃料適正化サービス「賃料減額コンシェルジュ」の利用がおすすめ! 開店ポータルBizでは、固定費の見直しをしたい事業主(家賃25万円以上、入居後2年以上)の方々に、『賃料減額コンシェルジュ』の利用をご提案しています。 ▼「賃料減額コンシェルジュ」3つのおすすめポイント▼ ①実績11,000件以上、平均17%の家賃減額に成功 賃料減額コンシェルジュの強みは、6年間で11,000件以上の成功実績です。飲食店、美容室、オフィスなど全業種を合わせて、平均約17%の家賃減額に成功しています。 家賃減額の成功率は約82%。減額できなかった18%のケースでは、「過去に家賃の滞納があった」、「契約時と違う業種で使用していた」などの違反行為がありました。このように、そもそも貸主が「退去してほしい」と考えているようなケースを除けば、高い確率で家賃の減額が可能になります。 ②借主・借主双方にメリットのある賃料交渉 家賃を減額できれば借主は助かりますが、貸主のほうは家賃収入が下がり、損をするように思えます。そのため「家賃を下げてくれなんて言いづらい」と感じる方も多いでしょう。賃料減額コンシェルジュでは交渉時、貸主に対して次のようなプラスの働きかけをおこないます。 ・家賃を適正化することで、ずっと借りてもらえる(空室を出さない)メリットを説明 ・貸主の事情や経済状況を考慮した、無理のない範囲内での家賃減額を提案 ・空室を埋めるための情報提供や、物件の固定資産税の見直しを提案 決して、一方的に家賃の減額をお願いするわけではありません。貸主と借主の双方にメリットがある提案をおこない、よい関係を続けるお手伝いをしています。 ③完全成果報酬制!家賃を減額できなければ0円 プロに賃料交渉を依頼するとなると、高額な費用が発生するのでは?と不安になるかもしれません。 しかし賃料減額コンシェルジュは、安心の完全成果報酬制。家賃を減額できた場合は減額幅の一部を報酬としてお支払いいただきますが、減額できなかった場合は無料となります。 交渉前には適正家賃の査定をおこないます。適正家賃の査定は無料です。迷っている方は、まずは調査だけでもお気軽にご依頼ください! >>開店ポータルBizに無料相談する<< 店舗経営のお悩みは、開店ポータルBizにご相談ください! 家賃3分の2を補助してくれる「特別家賃支援給付金」。中小企業や個人事業主に対し、家賃の補助をしてくれる制度です。固定費の中でも大きな割合を占める家賃を削れば、売上が下がっている中でも資金繰りがしやすくなるでしょう。 【人気記事】【デリバリー】UberEats出店で赤字脱却!売上・集客力向上の仕組みと注意点 場合によっては家賃そのものを減額し、長期的な支出を減らすのが得策です。賃料適正化サービス「賃料減額コンシェルジュ」が気になる方はぜひ、開店ポータルBizにご相談ください。その他コスト削減方法、補助金や助成金に関するご相談も承っております。お気軽に下記よりお問い合わせください!2020/06/25
-
飲食店経営 経費削減術!電気代を大幅にカットする方法とは?【相談・見積もり無料】飲食店のオーナーにとって、ランニングコストの削減は欠かせない課題です。中でも光熱費はかかる費用も大きいため、そのぶん削減がしやすいコストとも言えます。 飲食店の経費削減を考えるうえでまず検討したいのが、光熱費の大部分を占めている電気料金の削減です。 電気料金削減のポイントはいくつかあります。本記事では、飲食店が無理なく電気料金を削減する方法をご紹介します。 【飲食店 電気代削減術】照明器具を見直す ■適切な明るさを心掛ける 飲食店のいたるところに設置された照明。それらすべてを「適切な明るさ」に調整していますか? 一日を通して、同じ明るさにしているのであれば、今すぐ見直しましょう。調光機能のある照明器具を導入するなどし、適切な明るさを心掛けましょう。 ■基本の「節電意識」を持つ 節電をするさいの基本中の基本が「照明の無駄づかいをしない」こと。トイレや事務所など、人の出入りがある場所は特に要注意です。誰もいないのに、照明をつけっぱなし――なんてこともあるでしょう。細かなことではありますが、トイレや事務所などを使っていないときには電気を消すなど、節電に取り組むことが電気代削減に繋がります。 【飲食店 電気代削減術】エアコンを見直す ■風量を「自動」運転モードに設定する エアコンの風量設定には、自動、微風、強風などさまざまな運転モードがあります。電気代を削減するさいには、微風モーとに設定するのが望ましいように思えますが、実は違うのです。 電気代削減を狙うのであればおすすめなのは、自動モード。自動の場合、はじめのうちは「強風」で店内を快適な温度までもっていき、その後「微風」に切り替わり一定の温度に保ってくれます。 エアコンの電力使用量が最も多くなるのは、店内の温度を変えるときです。そのため、はじめから微風に設定してしまうと快適な温度に到達するまでに時間がかかってしまい、不必要に電力を消費してしまう――というわけです。 ■フィルターの清掃はこまめにする 清掃はこまめにおこないましょう。フィルターが汚れていると、エアコンの効きが悪くなり、余計な電力を消費してしまいます。年に1回と言わず、数ヶ月に1回は必ず清掃するようにしましょう。 【関連記事】「業務用エアコン」の選び方・おすすめのメーカー3社【ダイキン・日立・三菱】 【飲食店 電気代削減術】冷蔵庫の使用方法を見直す ■開閉頻度を減らす 毎日使うものだからこそ節電効果が期待できるのが冷蔵庫です。食材を取り出す時には扉を素早く開閉する、開閉頻度を減らすなどの工夫をしましょう。冷蔵庫の中に何があるのか、消費期限はいつなのか、状況をきちんと把握しておきましょう。調理工程の見直しをすることで、冷蔵庫の開閉回数を抑えることもできますよ。 ■パッキンをチェックする 冷蔵庫内の設備の状態もチェックするようにしましょう。パッキンが少し欠けているだけでも、電力使用量は大幅に上がります。定期的なメンテナンスが必要ですね。 【関連記事】飲食店の必需品 厨房機器「業務用冷蔵庫」のかしこい選び方 【飲食店 電気代削減術】電力会社を切り替える 根本的な電気料金の削減として効果があるのは、料金プランの見直しです。以前は、地域で決められていた電力会社としか契約ができなかったため、大幅削減が難しいとされていた電気代。――でしたが、2016年4月1日に施行された「電力自由化」に伴い、自由に電力会社を選び、契約ができるようになりました。これによって、私たちは安い料金プランで電気を提供する電力会社に切り替えることができるようになったのです。 いまは、「夜間営業の飲食店に合ったプラン」や「日中のみ営業している飲食店に合ったプラン」など、それぞれのニーズにあわせたプランを提供する新電力の会社が多くなりました。電気代の大幅削減をおこないたいと考えたら、電力会社の見直しをおこなうのが得策です。電気料金とあわせてガス料金を削減できる場合もありますよ。 ■電力会社を選ぶうえで大切なポイント 電力会社を選ぶうえで特に大切なポイントは、現状と比較してどれくらい安くなるのか、そして解約金はあるのかという点をしっかりと確認することでしょう。 2020年現在、私たちが契約できる電力会社はとにかくたくさん存在しています。そのなかから、お店にあったプランを提供する電力会社はどこなのか、比較・検討して選ばなければなりません。 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 開店ポータルBizでは、無料で「お店にあった電力会社の相見積もり」をおこなっています。最適な電力会社・プランをご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください! 電気代の削減、電力会社選びで悩んだら、開店ポータルBizにご相談ください! 飲食店の経費削減を考えるうえでまず検討したい、電気料金の削減。電気料金削減のポイントはいくつかありますが、大幅カットには「電力会社の見直し」が効果的です。 【人気記事】エアコンのオーバーホール、料金相場は?汚れ・ニオイを完全分解洗浄で除去! 開店ポータルBizでは、「お店にあった電力会社の相見積もり」をおこなっています。最適な電力会社・プランをご提案いたしますので、まずは 見積りで、現状からどれだけ安くなるかを実感してください。見積もり費用は、もちろん無料!お気軽にお問い合わせください。2020/06/24
-
回線事業者とプロバイダを一体化「光コラボ」の仕組みや乗り換え時の注意点とは?一般家庭や企業・店舗でインターネットを利用する際に欠かせないのが、光回線。最近では、光回線とプロバイダを一体化した「光コラボレーション」(以下:光コラボ)というサービスが登場しています。 光コラボに乗り換えると、光回線よりお得にインターネットが使えるだけでなく、各社が提供するさまざまなサービスを受けられます。本記事では、光コラボの仕組みや乗り換えるメリット、契約時に注意しておきたいポイントをまとめました。 回線事業者とプロバイダを一体化した「光コラボ」って、どんなサービス? インターネットの利用を開始するには、「光回線事業者」と「プロバイダ」の2者と、それぞれ契約しなければなりません。 光回線事業者とは、インターネットに接続するための光回線を提供する事業者。対してプロバイダは、ユーザーがインターネットに接続するためのサービスを提供する事業者です。 これから紹介する「光コラボ」(正式名:光コラボレーションモデル)とは、光回線とプロバイダを一体化したもの。NTTが提供するフレッツ光回線を、ほかの事業者が間に入って自社ブランドとして提供するサービスです。 事業者と消費者、双方にメリットがある光コラボの仕組み 従来、インターネットや光電話を利用するさいは、NTT東日本・西日本と直接契約していました。しかし光コラボでは、NTTと消費者の間に、次のような会社(光コラボ事業者)が介入します。 ・ドコモやソフトバンクなどの大手スマートフォンキャリア ・BIGLOBE、So-net、@niftyなどのプロバイダ会社 ・TSUTAYAなど、通信業界以外から参入した会社 上記のような光コラボ事業者は、NTTの光回線に自社のさまざまなサービスを付加し、自社の光回線として販売します。そうすることで、NTT、光コラボ事業者、消費者の3者は次のようなメリットを得られるのです。 ▼NTT▼ 光コラボ事業者に回線を提供して運用を任せてしまうため、営業やサポート対応などにかかる手間や経費をカットできる。また、自社で営業・販促活動をしなくても利用者を増やすことができる ▼光コラボ事業者▼ 自社で光回線を用意せずに光回線サービスを提供でき、また、自社ならではのサービスを充実させることで利用者を多く獲得できる ▼消費者▼ 光回線の選択肢が増え、自分にあった光回線を選べるようになる。光コラボ事業者によって異なる+アルファのサービス(スマホとのセット割引など)を受けられる 「フレッツ光」から「光コラボ」に乗り替えるメリットとは? 従来の光回線(フレッツ光)から光コラボに乗り換えるさいは、フレッツ光の回線をそのまま使うことができます。新たに工事をする必要がない(契約プランの内容によっては工事が必要になる)だけでなく、回線の速度や安定性も保たれます。 では、光コラボに切り替えると、どんなメリットがあるのでしょうか。 ①光コラボ事業者独自のサービスを受けられる 光コラボ事業者はそれぞれ、光回線サービスに加え、自社ならではの+アルファのサービスを提供しています。 たとえば、『ドコモ光』の場合、ドコモユーザーのスマホ料金が月々100円~3,500円安くなる「ドコモ光セット割」、ドコモ光の契約更新のたびにdポイントをプレゼントする「ドコモ光更新ありがとうポイント」などのサービスがあります。 ②フレッツ光より月額料金が安い 光コラボでは、フレッツ光と比較すると月額料金が安くなりやすいです。 光コラボ(ここでは『ドコモ光』)の月額料金と、NTT東日本のフレッツ光の月額料金を、2年間の定期契約ありにした場合で比較してみます。 料金プランや割引の内容によって異なりますが、戸建て・集合住宅のいずれも、光コラボに切り替えることで500~1,000円ほど月額料金が安くなります。光コラボでは事業者それぞれのサービスも付加されるため、さらにお得に利用できる場合もあるでしょう。 ③問い合わせ窓口や請求元がひとつになる 従来の光回線では、フレッツ光とプロバイダを別々に契約しなければならず、トラブルが起きたときにどこに問い合わせればいいか分からないということがありました。光回線の利用料はNTTから、プロバイダ利用料はプロバイダからと、料金の請求も別々に来るので複雑です。 しかし光コラボに乗り替える(光回線とプロバイダを一体化する)ことで、契約先は光コラボ事業者となります。トラブルの際の問い合わせ先や、月額料金の請求元が一本化されるので、迷うことがなくなります。 ④フレッツ光の解約料がほぼかからない 光コラボに乗り替えるさいは、フレッツ光の光回線をそのまま使えるため解約料がかかりません。転用の手続きをするだけで、工事なしで使用を開始できます。フレッツ光の初期工事費を分割払いしている途中で光コラボに切り替えても、残りの工事費は請求されません。 ただし、光コラボへの転用時に事務手数料や契約料がかかる場合や、光コラボ事業者や契約内容によっては工事費がかかったり、フレッツ光の工事費の残高を請求される場合もあります。この点には注意しておきましょう。 「フレッツ光」から「光コラボ」への乗り換え時に知っておきたいポイント 月額料金が安くなる、各社のサービスを受けられるなど、メリットの多い光コラボ。しかし、光コラボに乗り換えるさいは、次のポイントを押さえておきましょう。 ①光コラボからフレッツ光に戻すのが難しい フレッツ光から光コラボに乗り替えると、ふたたびフレッツ光に戻すのは簡単ではありません。光コラボを解約したあとで、改めてフレッツ光を契約し直す必要があるからです。 契約期間の縛りがあるプランで光コラボを契約した場合、更新月以外に解約すると解約金を請求されてしまいます。また、初期工事が必要なプランを契約し、工事費を分割払いしていた場合は、残額を一括請求される場合もあります。 解約に多額の費用がかかるなど、一度契約すると解約が難しいケースもあるため、自分に合った長く付き合える光コラボ事業者を探しましょう。 「店にあった光コラボに乗り換えたい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< ②料金体系が複雑になる可能性がある 光コラボ事業者によっては、キャッシュバックを受ける代わりにオプションへの加入が必要になる場合もあります。料金プランや契約期間の縛りが複雑になり、フレッツ光よりも料金体系が分かりにくくなるケースもあります。 ③すみやかなトラブル対応が難しい事業者もいる フレッツ光では問い合わせ先がNTTなので、コールセンターが充実しており、急なトラブルの際もすぐに対応してもらえる場合が多いです。 しかし光コラボでは、回線にトラブルがあった場合などは、NTTではなく光コラボ事業者各社に問い合わせることになります。事業者によっては土日に営業していなかったり、なかなか電話がつながらなかったりして、急いでいるときにすぐに対応してもらえない場合もあります。 コールセンターなどのトラブル対応窓口が充実しているかを確認し、万が一の場合すみやかに対応してくれそうな事業者を選ぶようにしましょう。 【関連記事】プロバイダ(ISP)って何?回線の選び方は?光コラボがお得な理由とは 失敗しない光コラボの選び方とは? 2020年6月現在、全国には1,000社以上の光回線事業者がいます。「自分に合った事業者と契約したい」と思っても、実際、どこを選べばいいのか分かりませんよね。そこでおすすめしたいのが、現在使っているスマートフォンに応じて光コラボ事業者を選ぶことです。 『ドコモ光』…ドコモユーザーにおすすめ 『ソフトバンク光』…ソフトバンクユーザーにおすすめ 『BIGLOBE光』…auユーザーにおすすめ これらは、スマートフォンとのセット割引があり、月々のスマホ料金が安くなります。迷ったときは、使っているスマートフォンとのセット割がある光コラボを選ぶと失敗しにくいでしょう。 大手3社以外の格安スマホを使っている方は、スマートフォンの提供会社が光回線サービスを提供していないか調べてみましょう。たとえばOCNモバイルONEを使っている場合、『OCN光』を契約すると「OCN光モバイル割」の対象となり、月々のスマホ利用料が200円安くなります。 また、BIGLOBEモバイルを使っている場合、『BIGLOBE光』を契約すると「光☆SIMセット割」の対象となり、スマホの月額利用料が毎月300円安くなりますよ。 「インターネット料金をできるだけ節約したい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 光コラボへの乗り換えにお悩みなら、開店ポータルBizにご相談ください! 光回線とプロバイダを一体化することで、お得な料金体系や、プラスアルファのサービスを実現した光コラボ。快適にインターネットの利用を開始するために、いまや欠かせない存在です。長く付き合える光コラボ事業者を選べば、月額料金が今より安くなるだけでなく、スマホとのセット割引などお得なサービスを使うこともできます。 【関連記事】飲食店におすすめのインターネット回線・光シリーズ3選! 開店ポータルBizでは、お客さまにあったインターネット回線を専任のコンシェルジュが無料でご提案しております。お客さまの状況をヒヤリングしたうえで最適なサービスをご紹介いたします。ご相談は無料となっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。2020/06/22
-
赤字飲食店が黒字化する方法は意外とシンプルって知ってた?【経営術】飲食店のオーナーであれば、お店を繁盛させたい、黒字にしたいと願うでしょう。オープン直後は思うように利益が出ず、赤字経営がつづくお店がほとんどです。不安定な時期を乗り越えて、継続して黒字を出せるようになっても油断はできません。さまざまな理由から、再び赤字店に陥ってしまうこともあります。 飲食店が赤字経営から脱却するには、どのような方法があるでしょうか。 飲食店を開業してすぐは、赤字経営が当たり前? 経営が軌道に乗るまで、最低でも1年はかかるといわれている飲食業界。この期間は、赤字の月があって当たり前です。問題なのは、家賃、水道光熱費、人件費などの運転資金が、お店が軌道に乗る前に底をついてしまうこと。早々と撤退するお店は、ほとんどがこのパターンです。 しかし、順調に売上を伸ばし、リピーターを増やしてきたお店でも、さまざまな理由から赤字になることがあります。次の3つのポイントから、お店の経営状況を確認しましょう。 飲食店経営のチェックポイント①売上を確保できているか 飲食店の月々の売上は、家賃の10倍が理想とされています。家賃12万円の物件を借りているなら、月に120万円を売り上げるのが理想的ということです。売上が家賃の10倍に届かない場合は、運営方法を見直して、赤字対策をする必要があるかもしれません。 料理やサービスの質が低下していないか 赤字のおもな原因は、料理やサービスの質が低下してお客さま満足度が下がり、売上が落ちていることです。 料理の味や接客はもちろんですが、玄関やトイレを含めた空間のここちよさは保たれているでしょうか。お客さまから見てきれいでなければなりません。 周辺環境が変化していないか 近くにライバル店ができたり、大きな道路が開通して人通りがそちらに流れたりと、周辺環境の変化も売上に影響します。 料理やサービスの質を保てているのに売上が落ちている場合は、お客さまに飽きられている可能性もあります。 飲食店経営のチェックポイント②利益を確保できているか 利益とは、売上から粗利と経費を差し引いたもの。利益は、売上の10%以上が理想とされています。ある程度繁盛しているのに利益が少ない場合、食材原価、人件費、広告宣伝費などがかかりすぎている可能性があります。 FLコストが60%を超えていないか 飲食店のコストでとくに大きい食材原価(Food)と人件費(Lobor)の合計を、「FLコスト」といいます。業態によって差はありますが、FLコストを60%以下に抑えると経営が安定し、65%を超えると赤字になるといわれています。 ★FLコストに関する記事はこちら★ 飲食店コストの考え方~FL・FLRを理解する~材料費・人件費・家賃 販促ツールを使いすぎていないか 赤字店は、広告宣伝費にお金をかけすぎている傾向があります。ポスティングチラシ、情報誌、グルメサイト、アプリなど、ひとつやふたつだけでなくあらゆるものに手を出しています。一定期間使ってみて、費用対効果が低いものは利用を見直すのがよいでしょう。 飲食店経営のチェックポイント③資金繰りができているか 「売上もあるし、利益も確保できている。でも手元にお金がない」。そんなときは、うまく資金繰りができていないのかもしれません。 たとえば、お客さまが現金で支払うかクレジットカードで支払うかによって、手元に入る金額は違います。月々の各種支払いに困らないよう、お金の流れと手元にある金額について把握しておかなければなりません。 資金繰り計画を立てていないと、「何月何日の時点で、手元に現金がいくらあるのか」がわからず、どんぶり勘定になってしまいます。食材の仕入れ代や水道光熱費を支払うときに、お金が足りなくて焦る…。そんなことが頻繁に起こっているのであれば、そのまま放置していてはいけません。資金繰りのプロ・税理士に相談しましょう。 >>業界最安・利益率改善の税理士を見つけたい方はこちらから<< ★資金繰りについて詳しく知りたい方はこちら★ どんぶり勘定は倒産の近道に?バランスシート(貸借対照表)の見方を知ろう 飲食店経営 赤字脱却の為にすべきこと 赤字経営から抜け出すためのポイントは、あらゆる無駄をなくし、経営のスリム化をはかること。 この章では、経営の無駄をなくして黒字に導く、4つのアクションをご紹介します。 ①整理整頓と掃除の徹底 繁盛しているお店の共通点は、料理がおいしいのはもちろんですが、店内が整理整頓され、掃除が行き届いていることです。 まずは、「目に見える変化」が必要です。不用品の処分と掃除からはじめましょう。お客さまの目にふれる玄関や客席、トイレだけでなく、厨房やバックヤード、冷蔵庫の中などもきれいにするのです。 掃除の目的は、お客さまに心地よい空間を提供することだけではありません。スタッフ一人ひとりの意識を変え、「より素敵なお店にしよう」と一致団結することでもあります。 棚のディスプレイを少なくする、貼りっぱなしのポスターをはがすなどして、ものを減らしてみるのもいいですね。 ★クレンリネスに関する記事はこちら★ クレンリネスを習慣化!飲食店に必要なマニュアルとチェックリスト ②メニュー数を絞る お客さまの興味を引くために、あれこれメニューを増やしたくなるかもしれません。しかし、仕入れる食材の種類が増えると原価がかさみ、食品ロスも多くなってしまいます。お客さまに何屋なのかを伝えられずに、本来のおすすめメニューや看板メニューを注文してもらえないという事態も避けたいところです。 メニュー数は必要最低限をこころがけ、定番メニューが埋もれない程度に絞りましょう。原価率を低く抑えることで、コスト削減につながります。 メニュー数を絞るもうひとつのメリットは、調理業務の効率化。人件費を抑えられるだけでなく、お客さまを待たせず料理を提供できるようになります。 ③効果のない集客ツールをやめる チラシをつくったり、グルメサイトにクーポンを載せたりしても、お金がかかるばかりで集客効果がない…。これは赤字の飲食店によくみられます。無駄な集客ツールの使用は、すっぱりとやめたほうがいいでしょう。 「集客ツールを使うのをやめたら、お客さまが来なくなるのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、お金をかけずに宣伝・集客をする方法もあります。お店にとって、費用対効果が高いツールを選びましょう。とはいえ、失敗の繰り返しは避けたいところ。お店にあった宣伝・集客ツールは何なのか、プロに無料相談しましょう。 ④人件費を見直す 人件費は食材原価とあわせて、飲食店の大部分を占めるコストです。スタッフの人数が適切かどうかを考え、採用を見直してみましょう。 業務効率化が狙えるツール(POSレジ、食洗機など)を導入する、忙しくない時間帯に大人数のシフトを入れないなど、工夫しだいで人件費は減らすことができます。 人手不足に陥っている場合には、採用活動にもお金がかかります。求人をする場合には、月額費用のかかかる求人サイトではなく、成果報酬型の求人サイトに掲載しましょう。 経営の悩みは開店ポータルBizに無料相談! 赤字が続いていると気持ちが焦り、原因も対処法もわからない…と頭を抱えてしまいがちです。黒字店に返り咲くための方法は意外とシンプルです。本記事で紹介したように、あらゆる「無駄」を削ぎ落とすこと。これに気づき、早めに対策をとることができれば、お店を繁盛させることもできます。 ただし、せっかく黒字になっても、それを維持できなければ意味がありません。繁盛店の経営は、新規のお客さまよりもリピーターに支えられています。空間、接客、料理やドリンクを含めて、「また来たい」と思えるここちよい店づくりを続けていきましょう。 ★あわせて読みたい記事はこちら★ 黒字倒産を防ぐ飲食店経営者が押さえておくべきキャッシュフロー 開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!2020/06/22
-
外食事業継続の為のガイドラインとは?内容を解説!営業再開の準備をしよう!緊急事態宣言が解除され、休業していた多くの飲食店が徐々に営業を再開しています。とはいえ、感染拡大についてはまだ油断ができない状況です。しかるべき対策を取りながら、お客さまが安心して来店でき、スタッフが安全に働ける営業体制をととのえることが大切です。 そこで参考にしたいのが、日本フードサービス協会が発表した「外食業の事業継続のためのガイドライン」。本記事ではその内容を解説します。 【飲食店経営】「外食業の事業継続のためのガイドライン」とは? 日本フードサービス協会は5月14日、新型コロナ対策の基本方針に基づき、「外食業の事業継続のためのガイドライン」を発表しました。このガイドラインは、飲食店が営業を再開するにあたって必要な、感染防止対策の具体例を示したもの。対策のポイントは次の3つです。 ・従来の食品衛生法における一般的な衛生管理の遵守 ・社会的距離確保への留意 ・物理的接触を減らすための創意工夫 具体的にどんな対策をとるのかは、お店の実情(業態や規模など)に合わせて臨機応変に考える必要があります。加えて、国や地方自治体の最新情報をキャッチし、それに合わせた対応ができるよう留意することが求められます。 以下では、「外食業の事業継続のためのガイドライン」に示された、感染防止対策の具体的内容をわかりやすく解説します。 【飲食店経営】「外食業の事業継続のためのガイドライン」お客さまの安全に関して ①入店時 ・発熱や咳などの症状がある場合は来店をお断りする旨を、お店の入口に掲示する ・入口や手洗い場にはアルコール消毒液を置き、お客さまに手指の消毒をうながす ・感染防止のため十分な間隔を空けることが大切であると理解してもらい、混み合う場合は入店人数を制限する ・店内飲食やテイクアウトで順番待ちをしてもらう場合、お客さま同士がなるべく2m(最低1m)以上の間隔を空けられるよう、床にテープを貼るなどしてうながす ②席への案内 ・飛沫感染防止のため、テーブルはパーテーションで区切るか、なるべく2m(最低1m)の間隔を空けて横並びで座れるように配置する ・カウンター席は、お客さま同士が密着しないように適度に間隔を空ける ・席同士は真正面の配置を避けるか、またはテーブル上にパーテーションを設ける ・少人数の家族や、乳幼児・高齢者・障がい者など介助が必要な人が同席するグループの場合、お客さまが対面で座ることを希望する場合は可能としてよい ・ほかのグループとの相席は避ける ③テーブルサービス、カウンターサービス ・テーブルで注文を受けるときは、お客さまの側面に立ち、なるべく間隔を保つ ・お客さまが入れ替わるたび、テーブルやカウンターを消毒する ・カウンターサービスをおこなう際は、なるべくカウンター席との間隔を保つ ・カウンターでは、お客さまとスタッフの会話の程度に応じて、スタッフがマスクを着用したりパーテーションを設置したりする ・料理は個々に提供し、大皿での提供は避ける ・お客さま同士のお酌や、グラス・お猪口などの回し飲みは避けるよう、業態に応じて掲示などで呼びかける ④会計 ・食券を販売しているお店では、定期的に券売機を消毒する ・会計処理をする場合は、可能であれば電子マネーなどの非接触型決済を導入する ・現金、クレジットカードなどの受け渡しがある場合は、手渡しではなくコイントレーなどを使う ・コイントレーは定期的に消毒し、会計のたびに手指を消毒するなどの工夫をする ・飛沫感染を防ぐため、レジとお客さまの間にアクリル板などの仕切りを設置する ⑤テイクアウト ・お客さまが店内で待つ時間を短くするため、スマホから予約注文・決済がおこなえるシステムを導入する ・イートインのお客さまとテイクアウトのお客さまの動線を区別し、接触を避ける ・気温の高い時期は食中毒を防ぐため、口頭または注意書きによって、早めに食べてもらえるようお客さまに呼びかける ⑥デリバリー ・可能であればデリバリー専用カウンターを設置し、配達員とお客さまの動線を区別して接触を避ける ・配達員に料理の受け渡しをする前に、かならず手指を消毒する ・オンライン決済などによって事前に支払い済みで、お客さまが希望する場合は、お客さまが指定した場所に料理を置くなどして受け渡し時の接触をなくす ・配達員が料理の容器に直接触れないよう袋などに入れ、配達に使うボックスなどは使うたびに消毒する ・気温の高い時期は食中毒を防ぐため、口頭または注意書きによって、早めに食べてもらえるようお客さまに呼びかける 【飲食店経営】「外食業の事業継続のためのガイドライン」従業員の安全衛生管理について ・食品に触れるスタッフの健康管理と衛生管理を徹底する ・スタッフは出勤前にかならず体温を計る ・発熱などの症状がみられる場合は、店舗責任者にその旨を報告し、出勤可能か否かの判断を仰ぐ ・万が一感染してしまったスタッフや、感染者と濃厚接触があったと認められたスタッフの就業を禁止する ・店舗ではマスクやフェイスガードを適切に着用し、手洗いを徹底する ・スタッフやその家族が過度な不安や恐怖心を抱かないよう、また風評被害や誤解を受けないよう、事業者は現状を的確にスタッフに伝える 【飲食店経営】「外食業の事業継続のためのガイドライン」店舗の衛生管理について ・適切な換気設備の設置および点検をおこない、店内(客席)を換気する(窓やドアの定期的な開放、換気扇の常時使用など) ・店内の清掃を徹底し、ドアノブ、券売機、セルフドリンクコーナーなど、たくさんの人が触れる場所はアルコール消毒液、次亜塩素酸ナトリウムで定期的に消毒する ・テーブルやイス、メニューブック、タッチパネル、卓上ベルなどは、アルコール消毒薬、次亜塩素酸ナトリウム、台所用洗剤などで消毒する ・卓上には調味料やお冷のポットなどを置かないようにする。それが難しい場合は、お客さまが入れ替わるたび、アルコール消毒液、次亜塩素酸ナトリウム、台所用洗剤などで消毒したり、用具を交換したりする ・サラダバーやドリンクバー、ビュッフェなどは、カバーをかける、その場で(または、あらかじめ)小分けにする。トングなどは頻繁に消毒もしくは交換するか、手袋の着用をうながす ・店内の一か所にお客さまが集まらないよう留意する ・トイレは毎日清掃し、ドアやレバーなどたくさんの人が触れる場所は定期的にアルコール消毒薬、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する ・トイレにはペーパータオルを置き、ハンドドライヤーの使用は中止する。また、汚物は蓋をして流すよう注意をうながす ・調理設備や器具は台所洗剤で清拭する、作業前後には手を洗うなど、以前からの衛生管理を徹底する ・感染対策に必要な備品(消毒液、マスク、手袋、ペーパータオルなど)のリストを作成し、十分な量を確保するか、緊急時にすぐ入手できるよう手配をしておく(平時から、使った分をそのつど補充し、常に一定量を備蓄しておくことが望ましい ・ユニフォームや衣服はこまめに洗濯する ・食べ残しや唾液などが付着している可能性のあるごみは、手袋やマスクを着用して処理する。マスクや手袋を脱いだ後は、必ず手を洗う。 【関連記事】営業再開に向けて飲食店に必要な「ウイルス対策」おすすめの殺菌アイテムはコレ! 【飲食店経営】お店の実態に合わせて、可能な範囲での感染対策を ここまで「外食業の事業継続のためのガイドライン」の具体的内容を説明してきましたが、業態やお店の規模、オーナーの考え方によっては、すべてを実践するのは難しいかもしれません。 ガイドラインのQ&Aではその点について言及されており、業態や立地、建物の構造などさまざまな実態に合わせた創意工夫をすすめています。 「実態に合わせた創意工夫」とは、具体的に次のようなものを指します。 実態に合わせた創意工夫とは ・お店が狭く、人と人との十分な間隔(最低1m)が確保できない場合 …カウンターの固定椅子をほかの人やグループと一席ぶん空ける …対面席はほかの人やグループと背中合わせに配置する ・ファーストフード店やラーメン店などで、お客さまの入れ替わりが激しく卓上調味料の交換や消毒が難しい場合 …可能なタイミングで交換・消毒をおこなう 上記で紹介した対策をすべて取り入れようとすると、お客さまによっては「過剰だ」と感じる方も出てきます。お客さまの目線に立って理解を得ながら、感染対策をおこなうようにしましょう。 「集客方法について、アドバイスがほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 店舗経営のお悩みは、開店ポータルBizにご相談ください 緊急事態宣言の全解除に続き、6月19日には都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されます。特に観光地の飲食店には、地元以外からも多くの人が訪れるようになるでしょう。 2020年度第2次補正予算では、「持続化補助金」の拡充が決まり、パーテーションの設置などの取り組みを支援する動きも出てきています。外食業の事業継続のためのガイドラインを参考にしつつ自店にできる対策を取り入れ、お客さまやスタッフの安全に配慮した営業ができるようにしましょう。 開店ポータルBizでは、店舗運営に関するお悩みのご相談を無料で承っております。あわせて開店ポータルBizでは、固定コストの大幅削減方法をご提案しているほか、地域やお店にあった集客方法をご提案いたします。相談費用はかかりませんので、まずはお気軽に、下記フォームよりお問い合わせください。2020/06/19
-
プロバイダ(ISP)って何?回線の選び方は?光コラボがお得な理由とはインターネットを利用するときには、回線事業者とプロバイダとの契約が必要になります。通常、どちらか一方と契約しただけでは、インターネットは使えません。 いざインターネット回線を引こうと動きはじめても「回線事業者とプロバイダが何なのかわからない」とつまずく方もいるでしょう。本記事で、「回線事業者」と「プロバイダ」とはいったい何なのか、それぞれについて見ていきましょう。 「回線事業者」・「プロバイダ」って何が違うの? 回線事業者 回線事業者とは、プロバイダと利用者を繋ぐ線(回線)を提供している会社のこと。 インターネット回線には種類があり、速さが特長の光回線や電話回線をつかったADSL回線、ケーブルテレビ事業者が提供するCATV回線などさまざまです。 また、インターネット回線には2つの形態があります。有線式の「固定回線」とポケットWiFiでお馴染みの「モバイル回線」です。自宅や店舗、オフィスで使うなら固定回線を、出先で使うのならモバイル回線を選ぶとよいでしょう。 プロバイダ プロバイダとは「インターネットサービスプロバイダ」の略。英語表記では「Internet Service Provider」となり、ISPと表記されることが多いです。プロバイダ(ISP)は、簡単にいうと「インターネット接続業者」といったところで、回線事業者とは異なります。 インターネット回線を開設したいと思ったら、回線業者とあわせてプロバイダ(ISP)との契約も必要になるという点を押さえておきましょう。 たとえば、回線事業者が提供する光回線を契約したとします。それをつかってPCなどでインターネットを利用する場合には、あらたにプロバイダ(ISP)と契約をして、光回線をインターネットに接続してもらわなければなりません。つまり、プロバイダ(ISP)との契約が完了していなければ、インターネットにはつながらないのです。 したがって、インターネット環境を整えたいときには、回線事業者とプロバイダ(ISP)それぞれと契約し、それぞれに月額利用料金を支払う必要があります。 【まとめ】 回線事業者の役割:プロバイダ(ISP)と利用者を繋ぐ線(回線)を提供 プロバイダ(ISP)の役割:インターネット接続に必要なサービスを提供 それぞれの役割を理解したら、あとはそれぞれ業者を選ぶだけ。選び方を見ていきましょう。 開店ポータルBizでは、お店や用途にあったプロバイダ(ISP)と回線事業者を比較・検討し、ご提案いたします。「契約プランは何がいいの?」「月額ネット利用料が高い…」「できるだけ安く抑えるにはどうしたらいい?」といったご相談も承っております。ご相談に費用はいただいておりませんので、お気軽にお問い合わせください。 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 回線事業者の選び方 プロバイダ(ISP)を選ぶ前に、回線を決める必要があります。インターネット回線を引くさいの流れとしては、「回線を決めてからプロバイダ(ISP)を決める」。これが一般的です。 ①初期工事費用 ②月額利用料金 ③回線速度 ④セット割の有無 ⑤サービスの有無 ①初期工事費用 回線を引く場合、基本的には開通工事が必要になります。キャンペーンで工事費用を無料にしている事業者もあります。安くおさえたい場合は、初期工事費用がかからない事業者を探すのも一つの方法です。 ②月額利用料金 月額料金はできるだけ安くおさえたいものです。契約プランによって利用料金はかわります。 ③回線速度 回線速度は回線事業者を選ぶ上でもっとも大切なポイント。光回線を利用したもの、電話回線を利用したもの、ケーブルテレビ回線を利用したものなどさまざまありますが、おすすめは光回線を利用したものです。光回線は速さがウリの回線なので、サクサクとネットを楽しみたい方は光回線を選ぶとよいでしょう。 ④セット割の有無 たとえばドコモであれば「ドコモ光」のように、インターネットとスマートフォンをセットで契約することができます。各キャリアでセット割が登場しているので、いま使っているスマホを軸に回線事業者を選ぶのも一つの方法です。 ⑤サービスの有無 たとえばNTT西日本なら、BGM配信サービスやコミック配信サービスといったサービスを用意しています。BGMやコミック配信サービスを別で契約している美容室や飲食店の場合は、サービスの有無を決め手に回線事業者選びをしてもよいですね。 プロバイダ(ISP)の選び方 回線を決めたら、次にすべきはプロバイダ(ISP)選びです。プロバイダ(ISP)を選ぶさいに押さえておきたいポイントがいくつかあります。 ①月額の利用料金 ②サービス内容 ③サポート体制 ④回線速度の速度・安定性 ⑤固定回線かモバイル回線か ①月額の利用料金 価格競争も落ち着き、どのプロバイダ(ISP)も月額利用料金に大きな差はありません。比較材料にしたいのは、無料期間やキャンペーンの有無。月額の利用料金に大きな差はなくても、これらの有無によって、年単位で見たさいに支払い金額に差がでてきます。 ②サービス内容 プロバイダ(ISP)によって、提供サービス内容に違いがあります。ウイルスメール対策や「ひかりテレビ」といった会員向けコンテンツの用意など、プロバイダによって内容はさまざま。サービス内容を主軸にプロバイダ(ISP)を決める利用者も多いです。 ③サポート体制 プロバイダ(ISP)には、初期設定のときやインターネット接続に不具合が起きたときために、電話サポート窓口を設けていたり、出張サポートサービスを提供しているところがあります。インターネットが遅い、または繋がらないといったトラブル時に、きちんと対応してもらえるプロバイダ(ISP)を選ぶとよいでしょう。 ④回線速度の速度・安定性 プロバイダ(ISP)によって速度や安定性に差がうまれる場合があります。ただし、この点については回線事業者選びも重要です。気になるプロバイダ(ISP)と回線事業者が提示する速度をそれぞれ比較・検討することで安定したネット環境を手に入れることができます。 ⑤固定回線かモバイル回線か 固定回線とモバイル回線では、以下のような違いがあります。 ▽月額料金相場▽ 固定回線………3,500~7,000円 モバイル回線…3,500~5,000円 ▽速度▽ 固定回線………ほどんどの回線は高速で安定 モバイル回線…時間帯や場所によって質が変わる ▽速度制限▽ 固定回線………なし モバイル回線…3日で10GBなど制限があるものが多い ▽使える場所▽ 固定回線………家(オフィス)の中だけ モバイル回線…どこでも可能 ▽設置工事▽ 固定回線………必要(建物によっては不要) モバイル回線…不要 おすすめは光回線とプロバイダ(ISP)が一体化した「光コラボレーション」 「光コラボレーション」は、光回線とプロバイダ(ISP)がセットになっている場合がほとんどです。先述のように、インターネットを利用する場合には、回線とプロバイダ(ISP)の契約が必要です。別々に契約するとなると、支払い窓口が複数になるだけでなく、トラブルのさいにどこに確認すればよいのかわからず、途方にくれてしまうケースも。 この点、光コラボレーションの場合は現在主流となっている光回線とプロバイダ(ISP)を一体化。そのため、プロバイダ(ISP)利用料金と回線利用料金を一括して支払えるだけでなく、トラブルがあったさいもひとつの事業者に確認すればOKです。 さらに光コラボレーションは、料金や特典・キャンペーンなどの面でもお得になるケースがほどんど。理由としては、価格競争が起きていることが大きく、お得な特典・キャンペーンを打っている事業者が多いためです。 【関連記事】飲食店開業時のインターネット回線・電話回線の必要性と選び方 開店ポータルBizでは、お店や用途にあったサービスを比較・検討し、ご提案いたします。「光コラボは本当にお得?」「メリットがあるのは分かるけど、回線とプロバイダは別々に契約したい!」など、回線にまつわるご相談はなんでもお任せください。ご相談に費用はいただいておりませんので、お気軽にお問い合わせください。 >>開店ポータルBizに無料相談する<< インターネットを契約したい!そんなときは、開店ポータルBizに無料相談しよう これまで、回線事業者やプロバイダ、光コラボレーションについてお伝えしてきました。納得のいくインターネット回線選びはできそうでしょうか? とはいえ、自力で複数あるサービスを比較・検討するのは骨が折れますよね。 開店ポータルBizでは、納得のいく回線選びをサポートしております。複数のサービスを比較・検討したうえで、ご相談者さまにとって最適なサービスやプランをご提案いたします。お気軽に、下記よりお問い合わせください。2020/06/18
-
飲食店SNS担当者が抑えるべきInstagram・twitter広告の特徴とは?InstagramやTwitterを集客に役立てる飲食店は数あれど、広告配信までおこなっているお店は少ないのではないでしょうか?どちらも国内ではとびぬけてユーザー数が多いツールなので、ターゲット層を狙って広告を配信できれば大きな集客効果が得られます。 本記事では、運用担当者が知っておきたい、Instagram広告とTwitter広告の特徴をまとめました。 まずはじめに、InstagramとTwitterの特徴を知ろう! Instagramの特徴とは? 写真がメインのSNSであるInstagramは、店内の雰囲気や料理などの写真を使った、ビジュアル面でのアピールに強い集客ツールです。メインユーザーは20~30代の若い女性という印象ですが、最近では40~50代の男女のユーザーも増えており、幅広い年代にお店を宣伝できます。 Instagramの大きな特徴として、「#(ハッシュタグ)」によって興味のあるユーザー・購買意欲のあるユーザーと繋がりやすいという点があります。パン屋さんであれば、広告に「#ベーカリー」「#〇〇(地域名)パン屋」「#パンが好き」などのハッシュタグをつけると、その地域でパン屋さんを探しているユーザーや、パンが好きなユーザーと繋がることができます。その人の関心や好みに応じた広告を表示することで、お店に魅力を感じ、「行ってみよう」と思ってもらえるチャンスが増えるでしょう。 Twitterの特徴とは? Twitterは、140字までの短文と写真・動画を投稿できるSNSで、同じ趣味・嗜好を持ったユーザーと気軽に繋がれるコミュニケーションツールです。リアルタイムな情報が次々と流れてくるため、ユーザーが関心を向けているものや、この瞬間のトレンドをつかむことができます。 Twitterの最大の特徴といえるのが、リツイート機能による圧倒的な情報拡散力です。Twitter広告も、通常のツイートと同じようにいいねやコメント、リツイートといったアクションが可能で、アクションをした人のフォロワーにも情報を拡散させることができます。 Instagram広告の特徴とは? 先述のように、Instagramの大きな特徴として、「#(ハッシュタグ)」によって興味のあるユーザー・購買意欲のあるユーザーと繋がりやすいという点があります。 Instagram広告とは、若年層に人気のSNSであるインスタグラム内に広告を出稿する方法です。お店やブランドのイメージアップ、認知拡大のほか、広告投稿から商品を販売することもできます。 特徴1.ターゲットを絞った広告出稿ができる Instagram広告は、Facebook広告と同様の広告システムを使って配信されます。そのため、FacebookやInstagramを使っているさまざまなユーザーのデータをもとに、お店のターゲット層に狙いを定めて広告を配信できます。 ターゲティングの方法は、年齢や性別、住んでいる地域、職業などさまざま。狙ったターゲットにピンポイントで広告を配信することで、費用対効果を最大限に高めることができます。 特徴2.ストーリーズ広告とフィード広告の2種類がある Instagram広告には、ストーリーズに配信する「ストーリーズ広告」と、ユーザーが閲覧するタイムラインに流す「フィード広告」があります。 紹介したいメニューの内容や数、お知らせの内容に合わせて選びましょう。 ①ストーリーズ広告 ストーリーとは、タイムラインとは別枠で画面上部に表示される投稿。通常の投稿と違い、24時間で削除されます。ストーリーズ広告は、ユーザーがストーリーズを見る合間に流れる広告です。大きな特徴は、スマートフォンの画面いっぱいに広告が表示されること。食欲をそそる調理動画や料理の写真を臨場感たっぷりに見せることができます。 ②フィード広告 タイムラインに、その人がフォローしているユーザーの投稿と一緒に流れてくる広告です。通常の投稿と同じサイズのシンプルなデザインで、広告らしさを感じさせません。 フィード広告には次の3種類があります。 ・写真(動画)広告 正方形または横長の写真に対応した、通常の投稿と同じデザインの広告です。写真または60秒までの動画を配信できます。 ・カルーセル広告 複数の写真や動画を並べるタイプの広告。スワイプによって次の写真や動画を表示できます。 ・コレクション広告 料理の写真や動画でユーザーの興味を引き、タップしてもらうことでさらに多くのメニューを表示させることができる広告です。 特徴3.4種類の課金方法から選べる Instagram広告は好きな価格(100円~)で出稿できるため、コストを抑えたい場合や、広告の目的(認知度アップ、ホームページへの誘導など)がはっきりしている場合におすすめです。課金方法は、広告の目的に応じて次の4つから選べます。 ①CPM課金 「Cost Per Mille」の略で、広告が1000回表示されるごとに広告料が発生する方式です。たくさんのユーザーに広告を見てもらい、お店の認知度を高めたい場合に適しています。 ②CPC課金 「Cost Per Click」の略で、広告がクリックされるたびに広告料が発生する方式です。ホームページやオンラインショップなど、外部リンクへの誘導に適しています。 ③CPI課金 「Cost Per Install」の略で、アプリがインストールされるたびに広告料が発生する方式です。店舗向けのアプリなどをインストールさせたい場合に適しています。 ④CPV課金 「Cost Per View」の略で、動画が10秒以上再生されるたびに広告料が発生する方式です。動画広告を配信する場合のみ選べます。 【関連記事】飲食店経営者にすすめたいInstagramの活用法と集客に効果的なツール Twitter広告の特徴とは? Twitterの最大の特徴は、リツイート機能による圧倒的な情報拡散力です。Twitter広告もまた、通常のツイートと同じようにいいねやコメント、リツイートといったアクションが可能です。Twitter広告を出稿するときは、「キャンペーンの目的を明確にすること」そして「的確なターゲティングを心掛けること」が大切です。 特徴1.最適なユーザーに絞って広告を配信できる Twitter広告にも、Instagram広告と同様、最適なユーザーに絞って広告を配信できるターゲティング機能があります。ターゲティング方法の一例としては、次のものがあります。 ・フォロワーと類似したユーザー 指定したユーザーのフォロワーに共通する興味関心を持つユーザーと、お店のフォロワーに似ているユーザーをターゲットにする ・興味関心 300以上のカテゴリから指定した興味関心を持つと思われるユーザーをターゲットにする ・キーワード、絵文字 指定したキーワードや絵文字を含むツイートをしたユーザー(または、そのツイートに反応したユーザー)や、特定のキーワードや絵文字を検索しているユーザーをターゲットにする このほかにも、地域、言語、性別、年齢、デバイス(PCかスマートフォンか)といったユーザーの属性からも、ターゲティングができます。 特徴2.広告のパターンは3種類 Twitter広告は、表示する場所によって次の3パターンに分けられます。どれを選ぶべきかは、広告の目的によって変わります。 ・プロモツイート プロモツイートはTwitter広告の代表で、ユーザーが見るタイムライン上に表示される広告です。見た目は通常のツイートに似ていますが、「プロモーション」というラベルがついているので見分けられると思います。いいねやコメント、リツイートが可能な点は通常ツイートと変わりません。 クリック率が高いため、おもにお店のホームページやオンラインショップなどに誘導する目的で利用されます。 ・プロモアカウント プロモアカウントは、ツイートではなくお店のアカウントそのものを、タイムラインの横のおすすめユーザー欄に表示する広告です。(※おすすめユーザー…ユーザーが現在フォローしていないアカウントの中で、その人が関心のありそうなアカウントをおすすめとして表示する機能) お店のアカウントをフォローしている既存のお客さまに新メニューやイベントのお知らせをしたり、フォロワーを増やして新規のお客さまを集めたい場合に効果的です。 ・プロモトレンド プロモトレンドは、Twitterのトレンド欄において、お店側で指定したキーワードでハッシュタグを表示させる機能です。新メニューやイベントなどに関連するキーワードを指定すると、関心のあるユーザーに見てもらえるチャンスが広がります。 また、一定の広告料を支払うと、一日一社限定で24時間広告を表示してくれる機能もあります。 特徴3.少ない金額から広告を出稿できる Twitter広告は、広告を見た人がお店のアカウントをフォローしたり、URLをクリックしたりといったアクションに応じて、広告料が発生するしくみです。広告を出稿するだけなら無料ですし、「目標単価はここまで」と支払いの上限を設定することもできるので、少ない金額から気軽にはじめられます。 また、広告が一度リツイートされると、リツイートされた先で発生するアクション(いいね、リツイート、URLのクリックなど)に対しては広告料が発生しません。つまり、情報が拡散すればするほど、費用対効果が高くなるのです。 「広告費用はかけたくない!SNS運用のコツを教えてほしい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< 【関連記事】SNS運用者必見!飲食店集客に効果的なTwitter活用法 SNS運用の悩みは開店ポータルBizに無料相談しよう InstagramやTwitterのようなSNSは、アカウントだけ作っても集客にはつながりません。毎日の投稿で、たくさんの人に魅力的な情報を発信することももちろん大切。しかし、そこに広告を加えることで、来てほしいターゲット層により効果的にアプローチできるのです。 【人気記事】SNS(Twitter、Instagram、Facebook)の特徴と集客に効果的な活用法 今回はInstagram広告とTwitter広告の特徴を紹介しましたが、宣伝・集客に使えるSNSはほかにもあり、それぞれ特徴やメリットがあります。自分のお店にはどのSNSが、そしてどんな広告のタイプや課金方法が適しているのか、じっくり考えた上で運用しましょう。 開店ポータルBizでは、集客に効果的なSNS運用をサポートしております。お気軽に下記のフォームよりご相談ください。お店の情報を上手に発信して、効果的なプロモーションに繋げましょう!2020/06/16
-
アフターコロナ飲食店の新しい営業方法とは?取り組むべき感染防止策を押さえよう大手外食チェーン「ジョイフル」が7月から順次200店舗を閉店すると発表しました。この深刻な経済危機に、老舗から大手チェーンまであらゆる業態の飲食店が次々閉店しています。「明日は我が身か」と頭を悩ませている方も多いでしょう。閉店ラッシュから逃れて生き延びるためには、どのような方法があるでしょうか。 最新の外食産業データはここまで深刻 4月は日本全体の外食事業が新型コロナウイルスの影響を特に大きく受けた月です。日本フードサービス協会による外食産業市場動向調査の令和2年4月度の調査結果によると、もっとも壊滅的な打撃を受けたのは「パブ・居酒屋」でした。パブ・ビアホールの売上は前年同月比で4.1%、居酒屋は9.7%という深刻な状況です。その理由として、自治体の深夜営業自粛要請があります。ランチ営業をおこなった店は持ちこたえたものの、ランチ営業ができない店は休業せざるを得ず、大幅に売上を落としました。 次いでディナーレストランが前年同月比16.0%、喫茶店は27.6%となっています。比較的売上の落ち込みに影響が少なかったのはファストフード業界で、テイクアウトをおこなった店舗も多く、前年同月比84.4%に踏みとどまりました。また、イートイン営業を中止し、ドライブスルーなどテイクアウトに販路をひろげた洋風チェーンの一部店舗が前年同月比102.8%と、前年を上回る売上をたたき出した点は注目すべきところです。 ファミリーレストランは完全にテイクアウトやデリバリーにシフトできず、業界全体で40.9%と大きく売上が落ち込んだようです。これでは閉店ラッシュの流れがうまれるのも無理はありません。 新型コロナウイルス感染症緊急対策 「業態転換支援事業」について この深刻な業況を救済するために、東京都は独自に「業態転換支援事業」を開始しました。テイクアウトやデリバリー、食材やメニューの通販に販路を拡大した事業者に上限額100万円を助成する事業です。ここで「業態転換事業」についておさらいしてみましょう。テイクアウトを導入して前年より売上が伸びた店舗もあるのですから、ぜひ利用したい制度です。 【申請資格】 東京都内で飲食業をを営む個人・中小企業事業者 【助成対象】 印刷物制作費、映像制作費、広告掲載費などの販売促進費用 宅配バイク、宅配用自転車などの車両費 Wi-Fi、タブレット、POSレジ、梱包資材などの設備費 その他宅配代行サービス、テイクアウト受注サービスなどの登録料、使用料など 【助成限度額】 100万円 【助成率】 助成対象経費の4/5以内 【助成対象期間】 令和3年1月31日までの最長3カ月間 【受給日】 交付決定~取り組み完了後。約4ヶ月後 【申請方法】 申請書、履歴事項全部証明書、事業税納税証明書、都民税納税証明書、確定申告書、営業許可証等、申請金額の根拠になる資料をまとめ、書留などの方法で郵送。 飲食店は「感染防止策」に取り組もう イートイン店舗は、大幅に営業方法を見直す必要があります。まずは「3密」を避けるよう、感染防止策を徹底しましょう。安全に営業するためには店側の取り組みだけでは不十分です。お客さまにも貼り紙などで感染防止に協力してもらいましょう。店側ができる感染防止策と、お客さまへの呼びかけについてまとめました。 ■店側が取り組むべき「感染防止策」 ①席と席の間隔をあける 「密接」「密集」を避けるために、席と席の間隔をあけましょう。椅子が固定されている場合は空席をつくって、お客さま同士の距離が近くならないように案内しましょう。 ②窓や入口を開放して換気をする 「密閉」を避けるために窓や入口を定期的に開放し、換気をしましょう。 ③時短営業で様子を見る 深夜の営業をやめる、営業時間をずらすなどして、しばらくは時短営業で様子を見ましょう。 ④消毒薬での除菌の徹底 消毒用アルコールや次亜塩素酸消毒剤を用いてドアノブやテーブルを除菌しましょう。消毒用アルコールと次亜塩素酸消毒剤が混ざると有害ガスが発生します。二つの液体が混ざらないように使い分けを徹底しましょう。 ⑤入口に消毒用エタノールを設置 お客さまが手を消毒できるように、入り口に消毒用アルコールを設置しましょう。 ⑥料理の提供は個別で 大皿料理やグリルを囲んでトングを共有すると感染のリスクが高まります。個別で料理を提供するようにしましょう。 【関連記事】営業再開に向けて飲食店に必要な「ウイルス対策」おすすめの殺菌アイテムはコレ! ■お客さまに協力を仰ぐ「感染防止策」 ①食事の前に手洗いや消毒をしてもらう 入店したら入口の消毒用アルコールでの除菌を徹底、トイレの洗面台で手洗いや消毒をしてもらいましょう。 ②食べるとき以外はマスクをし、会話は少なめに 食べるとき以外はマスクをし、会話は少なめにするよう協力してもらいましょう。会話するときはマスク越しに会話してもらえるよう案内しましょう。 ③お酌や回し飲み、箸や料理の共有を避ける お酌や接待をすると感染のリスクが高まります。食べかけの料理を分け合ったり回し飲みをするのも危険です。お声がけをして避けてもらうよう促しましょう。 ④混雑する時間をさけて来店してもらう 「密集」状態にならないよう、空いている時間を店先に貼りだすなどしておきましょう。そうすることで時間をずらして利用してくれるお客さまがいるかもしれません。 ⑤デリバリーやテイクアウトを利用してもらう 3密をさけるために、席数を減らしているお店も多いでしょう。デリバリーやテイクアウトをしている店舗は、そちらを利用してもらえるよう声掛けするのも一つの方法です。 ⑥真向かいの席に座るのを避け、間隔をあけてもらう 真向かいで座ると飛沫を浴びてしまいます。4人席は互い違いに座ってもらい、真向かいに座らないよう誘導しましょう。 【関連記事】緊急事態宣言解除 営業再開のお知らせ文の書き方【例文・サンプル】 テイクアウトを始めるなら テイクアウトアプリ『menu』はマスト! テイクアウトを自力ではじめるとなると、広告費用やシステム構築に重いコストがかかります。エリアによっては、テイクアウトをはじめることによって助成金を受け取ることもできますが、支給されるのはずっと後になってから。テイクアウトをはじめるのにも、高いハードルが立ちはだかります。 テイクアウトをはじめようと思ったら、テイクアウトアプリを活用しましょう。開店ポータルBizがおすすめするのはテイクアウトアプリmenuです。menuには次のようなメリットがあります。 ①初期費用0円! 「menu」は2022年3月まで初期導入費用、サービス利用料、カード決済手数料0円キャンペーンを行っています。コストを一切かけずに手軽にテイクアウトをはじめられます。 ②満席であっても売上をつくれる 席数やアイドルタイムに左右されない注文が入るので売上UPにつながります。満席であっても売上を確保できるのは大きいですよね。 ③操作が簡単! 受注から受け渡しまでタブレット上で簡単操作。面倒な操作を覚える必要はありません。売上の管理も簡単におこなえます。 ④事前注文・事前決済! お客さまは事前に注文・支払いを済ませた状態で来店します。できあがった料理をお客さまに手渡すだけでOKです。 ⑤日本全国対応! デリバリーアプリはまだまだ全国に浸透していませんが、「menu」は日本全国どこでも利用可能!都心はもちろん、地方飲食店にとってもはじめやすいアプリです。 魅力満載のmenuですが、ここで気になるのが初期費用や販売手数料についてでしょう。 現在、menuでは期間限定で初期費用や販売手数料が0円になるキャンペーンがおこなわれています。 【初期費用0円キャンペーン】 通常初期費用5万円→いくつかの条件クリアで初期費用0円! 【販売手数料無料キャンペーン】 通常1オーダーあたり10%→ある条件クリアで100オーダー手数料無料! 「menu」の初期費用や販売手数料について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。 >>初期費用・販売手数料について問い合わせる<< アフターコロナ経営に悩んだら、開店ポータルBizにご相談ください! いまもなお世間を騒がせている新型コロナウイルス。根強いファンがいる老舗であっても、資金に余裕がありそうな大手チェーン店であっても、無傷ではいられない状況です。なかには閉店を余儀なくされるお店も。いま飲食店に必要なのは、新しい生活様式に対応した「新しい営業方法を取り入れること」です。 【人気記事】【環境・売上・コスト】アフターコロナ営業 飲食店経営はどうすべき? 開店ポータルBizでは、固定コストを大幅に削減させるためのご提案、新たな販路を開拓するサポートをいたします。まずは下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。飲食業界に精通したコンシェルジュがお悩み、ご要望をヒヤリングいたします!2020/06/15
-
出前館・ウーバーイーツ・menuは助成対象?いま申請すべき支援金「東京都テイクアウトやデリバリー助成金」とは外出自粛の影響で売上が激減したことにより、経営を軌道に戻そうと苦戦している飲食店も多いでしょう。東京都は、新たな販売ルートとしてテイクアウトやデリバリーサービスをはじめる都内の飲食店を支援すべく、『デリバリー・テイクアウト助成金』を支給する方針を固めました。助成金の概要をまとめたので、ぜひ読んでみてください。 東京都「デリバリー・テイクアウト助成金」(業態転換支援事業助成金)とは? 緊急事態宣言発令中、東京都内の飲食店は、要請を受けて休業や営業時間の短縮をおこなっていました。緊急事態宣言は首都圏を含む全国で解除され、外出や外食を楽しむ人もすっかり増えましたが、客足や収益がウイルス騒動以前の状態に戻るには、まだまだ時間が必要です。 そこで、売上を確保するために飲食店経営者たちが乗り出しているのが、テイクアウトやデリバリーによるあたらしい販売ルートの開拓です。 東京都が実施する『デリバリー・テイクアウト助成金』は、新型コロナの影響で売上が大きく減少した飲食店に対し、テイクアウトやデリバリーサービスをはじめる際の経費を助成するもの。助成限度額は100万円、助成率は助成対象経費の4/5以内とする方針です。この助成金は「業態転換支援事業助成金」とも呼ばれ、緊急事態宣言後に発表された「感染拡大防止協力金」に続く、注目の助成金制度となっています。 「デリバリー・テイクアウト助成金」申請できる事業者とは? この助成金に申請できるのは「東京都内で飲食業を営んでいる(本社または支店の登記が都内にある)、個人事業主を含む中小企業経営者」です。ちなみに中小企業とは、「資本金5,000万円以下または従業員50人以下の企業」と定義されています。 申請書は、東京都中小企業振興公社のホームページからExcelまたはPDFでダウンロードできます。 >>東京都中小企業振興公社 業態転換支援事業 ダウンロード前には「簡易確認シート」で自分のお店が申請対象となるかを確認し、募集要項も確認しましょう。 「デリバリー・テイクアウト助成金」の申請に必要な書類とは? デリバリー・テイクアウト助成金の申請に必要な書類は、次のとおりです。 ・申請書 ・履歴事項全部証明書の原本(法人)、個人事業の開業届の写し(個人事業主) ・事業税、住民税などの納税証明書の原本 ・直近1期分の確定申告書の写し ・テイクアウト・デリバリーで販売する商品に応じた営業許可証の写し ・見積書、Webサイトのコピーなど、申請金額の根拠となる資料 申請時は、申請書に必要書類を添え、こちらの宛先へ郵送で提出します。簡易書留など、記録が残る方法で郵送するのがよいでしょう。直接持参、または電子メールやFAXなどによる提出は認められていません。また、追加資料の提出や説明を求められる場合もあるので、余裕をもって提出するようにしてください。 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-13 住友商事神田和泉町ビル9階 公益財団法人東京都中小企業振興公社 経営戦略課 業態転換担当宛 「デリバリー・テイクアウト助成金」助成対象となる経費はなに? この助成金の対象となる経費としては、次のものがあります。 販売促進費 …テイクアウト・デリバリーの開始をお知らせするチラシやポスターの制作を、外部に依頼する際の経費(印刷費など)、または新聞や情報誌、折込チラシ、Web広告などへの掲載費 …テイクアウト・デリバリー開始に係るWebサイトの新規制作費、または既存のWebサイトをつくり変えたり、予約システムを搭載するための経費 など 器具備品費 …テイクアウト・デリバリーサービスで必要となる容器、カップ、箸、スプーンやフォーク、おしぼり、手提げ袋、調理器具などの購入費用 店舗等内装工事費 …テイクアウト用の小窓やショーケースなどの設置費、自費で購入するキッチンカー用車両の改造費、器具・設備(換気設備、洗浄設備など)の設置費用 など 助成対象となる経費には、ほかにもさまざまなものが含まれます。「対象とならない経費」もあるので、要項をきちんと確認しましょう。 2020年3月31日以前におこなっていたテイクアウトやデリバリーに関しては、基本的には助成対象となりません。しかし、次のような場合では助成されることがあります。 ・法人・業者向けにしか販売していなかったものを個人へ販路拡大する場合 ・「テイクアウトはおこなっていたが、2020年4月1日以降、あたらしくデリバリーも開始した」など、別カテゴリのサービスを開始した場合 「デリバリー・テイクアウト助成金」助成対象期間 助成対象となる期間は、交付決定日から各取組みの着手日・サービスの契約日・機材などの発注日から2021年1月31日までの間です。ただし、着手日・契約日・発注日から最長3ヶ月間となります。2020年4月1日以降で、交付決定前に発生した経費も、契約書や発注書、領収書など支払いの確認できる書類があれば助成対象となります。 テイクアウト・デリバリーサービスの初期費用も助成されるの? お店で独自にテイクアウトやデリバリーをおこなう場合、あたらしく配達員を雇ったり、忙しい時間帯でもスタッフを配達に行かせたりしなければなりません。人件費のほか、配達用車両の購入やメンテナンスにもお金がかかります。 ところが「出前館」「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「menu(メニュー)」などのテイクアウト・デリバリー代行サービスを利用すると、これらの費用を丸ごとカットできます。 デリバリー・テイクアウト助成金では、このようなサービスの利用にかかる、次のような費用も助成される予定です。 ・通信環境の整備費(上限10万円)、リース・レンタル料(最長3ヶ月) …サービスの利用に必要なWiFi環境の整備にかかる費用(ルーターなどの購入費用や設置工事費、またはリース・レンタル料) ・通信料(最長3ヶ月) …サービスの利用に必要な、WiFiを含むインターネット通信料 ・端末の購入費(上限15万円)、リース・レンタル料(最長3ヶ月) …サービスの利用に必要な受注用タブレットや、キャッシュレス決済の専用機器(カードリーダーなど)、レジプリンターなどの購入費 「デリバリー、テイクアウトサービスを検討したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 新たな販売ルートの開拓で悩んだら、開店ポータルBizにご相談ください! テイクアウトやデリバリーをはじめるメリットは、売上確保の新たなルートを開拓できるだけではありません。お店の味を気に入り、「次は直接食べに行ってみよう」とファンになってくれるお客さまが増えることも期待できます。 出前館やUber Eats、menuなどの代行サービスを利用することで、どんな飲食店でも気軽にテイクアウト・デリバリーを開始できます。これらのサービスを使うときの初期費用も、助成対象となる経費に含まれているのはありがたいですね。 【人気記事】【デリバリー】UberEats出店で赤字脱却!売上・集客力向上の仕組みと注意点 【人気記事】CMで話題!飲食店集客・売上対策!テイクアウトアプリ「menu」の仕組みとメリット 開店ポータルBizでは、新型コロナウイルスの影響で売上が激減する飲食店経営者のご相談を承っております。あわせて、資金繰りにゆとりを持たせるコスト削減方法のご提案もいたします!お気軽に下記よりお問い合わせください。2020/06/12