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【デリバリー】UberEats出店で赤字脱却!売上・集客力向上の仕組みと注意点【ご相談無料】

開店ポータル編集部
2020/01/21
(本記事は2020年5月1日に更新されています)
 外に足を運ばずに、家庭でお店の味を楽しめるフードデリバリー。出かけられない事情がある方や家で料理をしない方など、多様化する生活スタイルから、ますます需要が高まっています。
 そこで飲食店のオーナーに提案したいのが、デリバリーサービス「UberEats (ウーバーイーツ)」への登録です。同サービスを利用しておこなうデリバリーには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 ※開店ポータルBizは、UberEatsの正規代理店です

首都圏を中心に広がるデリバリーサービス


 UberEatsは、アメリカの企業が運営するフードデリバリーサービスです。

 2020年5月現在、世界36ヶ国500都市以上で展開しています。日本では2016年にサービスを開始し、首都圏を中心にエリアを拡大。東京や横浜、さいたまのほか、大阪、京都、神戸、静岡、宇都宮、浜松、名古屋、広島、岡山、松山、福岡などで利用可能です。

UberEatsの仕組みを知ろう

 まずはUberEatsの基本的な仕組みをご説明します

 ユーザー(①ご注文者様)は、UberEatsのスマホアプリやウェブサイトから店名、料理を検索し、食べたいメニューを探します。注文が入ると、お店(②レストランパートナー)は調理を開始。配達員(③配達パートナー)がお店に来て注文品をピックアップし、ユーザーのもとへ届けて完了です。

【お店側の動き】
①注文が入るとレストラン用端末のダッシュボードが緑色に点滅し、通知音が鳴ります。
②画面をタップして注文内容を確認します。
③調理を開始したら確定ボタンをタップします。このタイミングで、お客さまに調理の開始が通知されます。
④ピックアップ予定時間と所要時間に注意しながら、料理を準備。
⑤配達パートナーに注文品を手渡して、お店側の仕事は完了です。

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 通常のデリバリーと大きく異なるのは以下の点でしょう。

・お客さまはたくさんある加盟店の中から好きな店を選ぶことができる
・配達員はUberEatsと契約したスタッフであり、飲食店のスタッフではない
・売上から35%の手数料が引かれる


 飲食店には、35%の手数料が発生しますが、価格を高めに設定するなどの工夫をすれば問題ありません。また、配送料を負担するのはお客さまです。あまりに手が出ない価格設定では注文してもらいにくくなるので、価格設定は慎重におこないましょう。

UberEatsをはじめる9つのメリット

 UberEatsの利用は、デリバリーによる売上UPはもちろんのこと、ほかにもいくつかのメリットがあります。

①お店の認知度が高まる
②初期費用ゼロ円ではじめられる
③月額費用・解約金・違約金がない
④人手不足の心配がない
⑤配達手数料はお客さまが負担する
⑥カード手数料はUberEatsが負担する
⑦回転率を上げずに売上をアップさせる
⑧店内が忙しくなった場合には注文受付を中止できる
⑨アイドルタイムに活用できる
 一つずつ見ていきましょう。

①お店の知名度が高まる

 UberEatsでは、ユーザーが入力した住所に対し、配達可能な範囲にあるお店が表示されます。お店を登録することで、「近くにおいしそうなイタリアンがあるな」と、まだ来たことのないユーザーに認知されるきっかけになります。
 
 お店の名前を知ってはいても、「なかなか食べに行く機会がない」、「敷居が高そうで入りにくい」と感じている人もいます。UberEatsへの出店はそんなネックを取り払い、新規顧客を開拓します。

②初期費用ゼロ円ではじめられる

 UberEatsの利用には、初期費用や月額料金がかかりません。申し込みに発生する作業がめんどうな方もご安心ください。UberEatsへの申し込みは開店ポータルBizが無料で承っています。
 受注にはタブレット端末とWi-Fi環境が必要ですが、お店側で用意していなくても大丈夫。有料ではありますが、回線導入済みのタブレットをレンタルできます。このときにレンタル料がかかりますが、デリバリーをはじめることでもともとなかった売上が増えるのは事実。商品の値段を店内価格よりも少しだけ高めに設定して、利益を確保していけば問題ありません。

③月額費用・解約金・違約金がない

 サービスを利用にのしかかる月額利用料もUberEatsにはありません。利用をやめても解約金や違約金がないので、デリバリーとの両立が難しくなった場合はいつでも契約を解除することができます。

④人手不足の心配がない

 通常のデリバリーでは、電話応対から配達、決済まで、仕事が煩雑になりがちです。お店が忙しいときは、スタッフに配達を任せる余裕もなくなってしまいます。

 UberEatsを利用する4つめのメリットは、オペレーションが簡単なこと。注文が入るとタブレットに通知が来て、ワンタッチで受注ができます。近くにいるUberEatsの配達員が料理をピックアップしに来てくれるので、スタッフを配達にまわす必要はありません。

⑤配達手数料はお客さまが負担する

 通常デリバリーサービスをはじめるには専用のスタッフの人件費や、車両の維持費がかかります。UberEatsは街中で待機している配達員に連絡がいくので、お店でスタッフを雇う必要がありません。配送料はお客さまが負担し、車両の維持費もかかりません。

⑥カード手数料はUberEatsが負担する

 基本的にクレジットカードでの支払いが主です。通常であればカード会社から手数料が請求されますが、その手数料はUberEatsが負担してくれます。

⑦回転率を上げずに売上をアップさせる

 滞在時間が長くなりがちなお店の場合、満席状態になるとそれ以上の注文が入りにくく、売上を伸ばすことが難しくなります。UberEats経由であれば客入り状況に関係なくオーダーを受けられるため、売上アップにつながります。

⑧店内が忙しくなった場合には注文受付を中止できる

 忙しい時間帯や商品が売り切れてしまったときは、タブレットからすぐに販売を停止することができます。

⑨アイドルタイムに活用できる

 営業中は注文を受けなければいけないというルールはありません。そのため、アイドルタイムのみ活用することもできます。


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注意するポイント

原価率と相談して出品メニューを決める

 お店は、売上額の35%をUberEatsに支払わなければなりません。ここから、配達員のお給料とUberEatsのサービス利用料が出ています。
 たとえば、3,000円の注文を受けたときの手数料は、3,000円×0.35%=1,050円。残った65%(100%-35%)の利益にも、食材原価や、デリバリー用の容器や箸、ナプキン、紙袋などの費用が含まれています。

 原価率やその他のコストが多くかかるメニューは、売れれば売るほど赤字になる可能性があります。メニュー数を絞ってコストを抑えるなどして、利益を確保できるよう工夫しましょう。

配達中に料理やドリンクがこぼれないように包装する

 UberEatsの配達手段は、自転車やスクーターです。商品が揺れることを想定して、しっかり包装しなければなりません。
 届いた料理がこぼれてしまっていたら、そのクレームを真っ先に浴びるのは配達員です。これでは、楽しみに待ってくれていたユーザーにも、届けてくれた配達員にも、多大な迷惑をかけることになります。
 こぼれやすいドリンクなどは、ストロー穴のない蓋を使ったり、固定できるスタンドに立てたりして、万全な包装をしましょう。

配達員への気づかいを忘れない

 UberEatsの配達員として働いているのは、一般の人たちです。配達員にはパートナーとしての敬意をもって接しましょう。
 たとえば、ピックアップに来てもらうときの気づかい。見つけにくい裏路地などにあるお店の場合、場所が分からずに困ってしまう配達員も多くいます。看板や目印を置くなどして、配達員が迷わずたどり着けるように工夫しましょう。
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黒字化が狙える理由



 既出のメリットと注意点からわかるように、UberEatsは手軽にはじめられるデリバリーサービスといえます。

 もし、お店独自でデリバリーサービスをはじめるとなるとどうでしょう。専用車両を購入し、周知のためのチラシを作成。さらに配達スタッフを雇用し、人件費、教育、維持費がかかります。もちろん、カード払い時の手数料もお店負担です。
 また、デリバリーサービスを周知している以上、お店が混んでいるからとオーダーを断るのは難しくなってしまうでしょう。

 UberEatsのユーザーは、少々料金が高くてもデリバリーで食べたい理由がある人々です。手数料のぶんだけ価格を高めに設定しても、十分な需要が見込めます。

 そして最大のポイントは、デリバリーをはじめることによって、これまでに入ってこなかった新しい売上が生まれること。販売価格を黒字化するように設定する工夫は必要ですが、飲食店経営の強い味方になってくれるサービスです。

「こんな時はどうなるの?」


 以上、UberEatsについて解説しましたが、自分のお店のスタッフ以外に配達を依頼するのは不安な点もあるでしょう。UberEatsの注文受付について、気になるポイントをもう少し深く掘り下げてみましょう。

①注文の品を入れ忘れた(注文の品を間違えた)場合

 注文の品を入れ忘れたり、他の料理を渡してしまった場合です。
 ミスに気が付いた段階で配達が完了していなければ、配達パートナーにレストランへ引き返してもらうよう、連絡を取ることができます。もしも配達済みの場合には、UberEatsがお客さまへの返金処理をおこなってくれます。

②調理が済んだ商品の注文キャンセルが入った場合

 急な注文のキャンセルがあった場合も心配ありません。料理をロスした場合も、お店側に損失が発生しない仕組みになっています。

③酒類の注文が入ったが、成人が注文したかどうか確認できない場合

 20歳未満のお客さまが酒類を注文した場合、または酒に酔ったお客さまが配達員に迷惑を掛けそうな注文の場合には、配達員が店に引き返して酒類を返却します。この場合はキャンセル扱いとなり、UberEatsがキャンセルぶんを補填してくれます。 

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 飲食店がUberEatsをつかうメリットとして一番大きいのは、デリバリー業務を効率化し、売上を増やせること。さらに登録によって、まだお店に来たことのないお客さまにお店を知ってもらえる広告にもなります。

 いま世界中の飲食店で注目されている最新のデリバリービジネスを、あなたのお店でもはじめてみてください。近ごろ売上が落ち込んでいると感じたら、UberEatsへの加盟を検討しましょう。

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2020/01/21