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飲食店清掃ガイド 床・窓・テーブル・トイレのクリンネス方法を知ろう!
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飲食店を経営するうえで、清潔な環境を保つことは、とても大切なことです。もちろん、料理の味や接客の質も大切ですが、床やテーブルが汚れているお店に、お客さまは再び訪れたいとは思ってくれません。せっかく料理がおいしくても「料理は好きだけど、お店が汚いからもう行きたくない」なんて、お客さまに思われてしまうこともあります。
お客さまに快適に過ごしてもらうためには清掃、つまりクリンネスが重要なものとなります。その重要性を理解していても、営業で忙しかったり、方法がわからずに「なんとなくの作業」で終わらせてしまう店舗も多いはず。そこで、本記事では床、窓、テーブル、トイレの基礎的なクリンネス方法についてご説明していきます。
お客さまに快適に過ごしてもらうためには清掃、つまりクリンネスが重要なものとなります。その重要性を理解していても、営業で忙しかったり、方法がわからずに「なんとなくの作業」で終わらせてしまう店舗も多いはず。そこで、本記事では床、窓、テーブル、トイレの基礎的なクリンネス方法についてご説明していきます。
飲食店に欠かせない「クリンネス」
清潔を維持する意味の「クレンリネス」とよく似ていますが、クリンネスは清掃行為そのものをさします。
一つひとつのクリンネスには正しい手順があり、そのとおりにおこなうことで効率よく、綺麗に、仕上げることができます。
クリンネスの基礎<床・窓・テーブル・トイレ>
①床
②窓
③テーブル
④トイレ
上記の基礎的なクリンネス方法をご説明します。
使用する道具、掃除方法などを確認しましょう。
①床
■クリンネスに使用する道具■
・箒・水拭き用のモップや雑巾
・乾拭き用のモップや雑巾
・床用洗剤
・掃除機
・綺麗な布
床はお客さまの目につきやすく、とても汚れやすい箇所です。食べ物や飲み物をこぼすことによって発生する汚れやごみのほかに、靴についた砂利や土など外から持ち込まれるものものもあります。
ポイントは、まず最初に箒で掃いて大体のゴミを取っておくこと。その後に、雑巾やモップなどで水拭きをして汚れを落とし、仕上げに乾拭きで水分をとります。水拭きだけでも効果はありますが、頑固な汚れには専用の洗剤を一緒に使いましょう。ワックスは床を保護する役割や、光沢をだし綺麗に見せる効果があるので定期的にかけるのがよいでしょう。
ただし、カーペットのような柔らかい素材の場合はクリンネスの方法が異なります。細かいところにゴミが入り込み、目に見えないところで溜まってしまいます。できるだけ毎日掃除機をかけて、ゴミが溜まるのを防ぎましょう。掃除機をかけるときは、さまざまな方向からゆっくりとかけることがポイントです。そうすることで根元に溜まったゴミを取り除くことができます。カーペットに汚れがついてしまった時は、洗剤をつけた綺麗な布などでトントンと叩き、搾り取るようにして落としていきましょう。やってはいけないのが、こすって落とそうとすることです。汚れがひろがったりカーペットが傷む原因となります。
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②窓
■クリンネスに使用する道具■
・水拭き用の綺麗な雑巾
・乾拭き用の綺麗な雑巾
・中性洗剤もしくは窓ガラス用洗剤
・新聞紙
・乾拭き用の綺麗な雑巾
・中性洗剤もしくは窓ガラス用洗剤
・新聞紙
床と同様に、雑巾で水拭きをした後に乾拭きをするのが基本の工程です。その際は、排気ガスなどで汚れやすい外側から掃除をしましょう。比較的綺麗な内側を先に掃除をしてしまうと、外側の汚れと被ってしまい内側の汚れを見落としてしまうことがあります。
窓を拭く時に一番気をつけなければならないのが”拭き跡”。洗剤の拭き漏れや雑巾のほつれが残ると、綺麗に仕上がらない原因となってしまいます。また、水拭きから乾拭きまでに時間が空いてしまうと、水分が乾いてそのまま跡として残ってしまいます。この工程はスピーディーさが大切です。晴れの日は乾くのがはやいため、曇りの日におこなうようにしましょう。
拭き跡を残さずに綺麗に仕上げるコツとして、雑巾のかわりに新聞紙を使うのがおすすめです。丸めた新聞紙をしっかりと濡らして、雑巾と同じ要領で上から順に拭いていきます。紙なのでほつれが残る心配がないだけでなく、新聞紙のインクの成分には汚れを落としてピカピカにしてくれる効果があります。
窓を拭く時に一番気をつけなければならないのが”拭き跡”。洗剤の拭き漏れや雑巾のほつれが残ると、綺麗に仕上がらない原因となってしまいます。また、水拭きから乾拭きまでに時間が空いてしまうと、水分が乾いてそのまま跡として残ってしまいます。この工程はスピーディーさが大切です。晴れの日は乾くのがはやいため、曇りの日におこなうようにしましょう。
拭き跡を残さずに綺麗に仕上げるコツとして、雑巾のかわりに新聞紙を使うのがおすすめです。丸めた新聞紙をしっかりと濡らして、雑巾と同じ要領で上から順に拭いていきます。紙なのでほつれが残る心配がないだけでなく、新聞紙のインクの成分には汚れを落としてピカピカにしてくれる効果があります。
③テーブル
■クリンネスに使用する道具■
・清潔なふきん
・アルコール
テーブルのクリンネス時には、清潔なふきんとアルコールを使いましょう。汚れたふきんを使いまわし続けていると、かえって菌を広げてしまうことになります。消毒済みのものや新しいものを複数枚用意しておくと良いでしょう。まずは天板にアルコールを吹きかけ、”1列ずつ”をイメージして拭いていくと、拭き漏れが減らせます。やってしまいがちな、ぐるぐると円を描くような拭き方は、拭き漏れが起こりやすいのでおすすめできません。
テーブルを拭く際には天板の側面や脚、椅子などもあわせて拭きましょう。見落としがちな箇所ですが、汚れていることが多いので要注意です。各席に調味料やメニューを置いている場合は、そちらのチェックも忘れずに行ってください。調味料は持ち手や注ぎ口が汚れやすくなっています。それらを拭く場合は、菌が入ってしまわないようにテーブルを拭くものとは別のものを使用しましょう。
・アルコール
テーブルのクリンネス時には、清潔なふきんとアルコールを使いましょう。汚れたふきんを使いまわし続けていると、かえって菌を広げてしまうことになります。消毒済みのものや新しいものを複数枚用意しておくと良いでしょう。まずは天板にアルコールを吹きかけ、”1列ずつ”をイメージして拭いていくと、拭き漏れが減らせます。やってしまいがちな、ぐるぐると円を描くような拭き方は、拭き漏れが起こりやすいのでおすすめできません。
テーブルを拭く際には天板の側面や脚、椅子などもあわせて拭きましょう。見落としがちな箇所ですが、汚れていることが多いので要注意です。各席に調味料やメニューを置いている場合は、そちらのチェックも忘れずに行ってください。調味料は持ち手や注ぎ口が汚れやすくなっています。それらを拭く場合は、菌が入ってしまわないようにテーブルを拭くものとは別のものを使用しましょう。
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④トイレ
■クリンネスに使用する道具■
・トイレクリーナー 液状タイプ
・トイレクリーナー シートタイプ
・乾拭き用の雑巾
・トイレブラシ
・歯ブラシ
・アルコール
・トイレ洗剤もしくはクエン酸や重曹
汚れを浮かすため、まずは便器にトイレ洗剤をつけて置いておきます。その間に、トイレ内の床や壁を綺麗にしていきましょう。床や壁の汚れは排泄物の跳ねやほこり、手あかなどが原因となる場合がほとんどです。それらの汚れにはトイレ洗剤をつけて放置し、乾拭きでこすり落とします。
ドアノブやペーパーホルダー、手洗い場などは人がよく触れる分、菌が繁殖しやすいのでアルコールでの消毒を忘れずにおこないましょう。便座を拭く時はシートタイプのトイレクリーナーやトイレットペーパーを使うと処理が楽に済みます。
トイレ洗剤をつけて置いていた便器内は汚れが落ちやすくなっているので、トイレブラシでこすり、汚れを落とします。内側の届かないところや細かい部分は歯ブラシを使うと磨きやすいです。ウォシュレットがついていれば、ノズルを取り外してトイレクリーナーで拭いておきましょう。自動洗浄の機能だけでは汚れが落ちきらないこともあるので、定期的にチェックが必要です。
トイレ掃除のなかでもなかなか手がつけづらいトイレタンク内は、毎日清掃する必要はありません。定期的な清掃で問題ありません。掃除の際は給水を一時的に止めるために、止水栓を閉めてからとりかかりましょう。ふたを外したらタンク内の水を流してから、トイレ洗剤とトイレブラシを使って汚れを落としていきます。タンク内には複数の部品があるので、外れたり壊れたりしないよう丁寧に磨きましょう。汚れがタンク内に残らないように、何度か水ですすげば完了です。
通常はトイレ洗剤を使用すれば問題ありませんが、頑固で落ちにくい汚れなら重曹とクエン酸を使うのもおすすめです。黒ずみには重曹、水あかや尿石などにはクエン酸が効果的です。クエン酸には消臭効果もあるので匂いを抑えることもできます。
・トイレクリーナー シートタイプ
・乾拭き用の雑巾
・トイレブラシ
・歯ブラシ
・アルコール
・トイレ洗剤もしくはクエン酸や重曹
汚れを浮かすため、まずは便器にトイレ洗剤をつけて置いておきます。その間に、トイレ内の床や壁を綺麗にしていきましょう。床や壁の汚れは排泄物の跳ねやほこり、手あかなどが原因となる場合がほとんどです。それらの汚れにはトイレ洗剤をつけて放置し、乾拭きでこすり落とします。
ドアノブやペーパーホルダー、手洗い場などは人がよく触れる分、菌が繁殖しやすいのでアルコールでの消毒を忘れずにおこないましょう。便座を拭く時はシートタイプのトイレクリーナーやトイレットペーパーを使うと処理が楽に済みます。
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トイレ掃除のなかでもなかなか手がつけづらいトイレタンク内は、毎日清掃する必要はありません。定期的な清掃で問題ありません。掃除の際は給水を一時的に止めるために、止水栓を閉めてからとりかかりましょう。ふたを外したらタンク内の水を流してから、トイレ洗剤とトイレブラシを使って汚れを落としていきます。タンク内には複数の部品があるので、外れたり壊れたりしないよう丁寧に磨きましょう。汚れがタンク内に残らないように、何度か水ですすげば完了です。
通常はトイレ洗剤を使用すれば問題ありませんが、頑固で落ちにくい汚れなら重曹とクエン酸を使うのもおすすめです。黒ずみには重曹、水あかや尿石などにはクエン酸が効果的です。クエン酸には消臭効果もあるので匂いを抑えることもできます。
クリンネスは、使用する道具によっても、仕上がりに大きな影響を与えます。手順やポイントだけではなく、掃除する箇所や汚れの性質にあわせて道具を使い分けることも大切です。
また、汚れた道具を使用し続けているとクリンネスの意味がなくなってしまうので、掃除道具自体の清潔さにも気を付けなければなりません。どの箇所も汚れやすい分、見落としのないようチェックしながらクリンネスを行いましょう。これらは飲食店だけではなく自宅でも活かせるので覚えておくと役に立ちます。
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本記事では、床、窓、テーブル、トイレの基礎的なクリンネス方法についてご説明しました。普段なにげなくおこなわれているクリンネスにも、ポイントや手順があります。それらを知り、効率よくおこなうことで、綺麗な状態を保つことができるのです。
クリンネスを徹底できるかどうかで、お客様に与える印象も大きく変わってきます。一人ひとりの従業員が正しいクリンネスを意識して、清潔な店舗づくりをしていきましょう。
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