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2020年の東京五輪までに導入しておきたい!外国人観光客の受け入れ対策5選

開店ポータル編集部
2018/05/21
この記事の目次 [表示する]
 2020年、“第32回東京オリンピック競技大会”が開催されます。東京五輪と略称されてはいますが、開催地は東京に限らず北海道、静岡、埼玉、神奈川など日本各地でおこなわれます。オリンピックは世界的な大会のため、国内だけでなく国外からもたくさんの観光客が集まります。そこで必要となるのが、外国人観光客の受け入れ対策です。特に飲食店は大勢の観光客に利用される場所なので、万全の態勢でお迎えしたいですよね。本記事では、はやめに検討しておきたい外国人観光客の受け入れ対策を5つ、ご紹介します。

1.英語対策


■接客マニュアルを作成する
 何と言っても言葉の壁の問題は最重要課題です。世界には7,000以上の言語が存在します。そのなかでも英語は、日本と同じように学校で勉強する国が多く、世界の共通言語とされています。まずは、英語での接客を覚えておきましょう。
 とはいえ、“英語が苦手…”と感じている従業員も多いはず。すべての従業員が英語で対応できるように、接客マニュアルを作成しましょう。マニュアルには、席までのご案内オーダーの取り方メニュー説明会計時などに使うフレーズを記載しておくと良いでしょう。大切なのは発音の“上手さ”ではなくて、きちんとおもてなしをする姿勢です。一生懸命さはどの国の人にも伝わるはずですよ。
 
■英語のメニューリストを作成する
 日本語が読めないお客様のために英語のメニューリストを作りましょう。その際、写真を一緒に載せるとどのようなメニューなのかをより理解してもらいやすくなります。
 見たことも食べたこともない料理の写真と名前だけでは、その料理にどのような食材が使用されていてどのような味なのかを知ることはできません。料理名と併せて、食材の説明も載せるなどの心遣いを見せたいですね。

★簡単接客法に関する記事はこちら★
外国人観光客と親しくなれる!飲食店の「簡単接客法」

2.たばこ対策

 日本では分煙化の動きが多くみられていますが、欧米諸国では、全面禁煙とするお店がほとんどです。その理由としては、壁や床に付着した有害物質の影響や、受動喫煙を懸念していることが挙げられます。タバコの害について意識の髙い欧米諸国の方々は、喫煙できるお店を避ける傾向にあるようです。そのため、外国人観光客が過ごしやすいお店づくりを念頭に置く際には、全面禁煙化を取り入れることが望ましいでしょう。

3.ハラール、ヴィーガン向けのメニューづくり

 宗教上の理由で食べてはいけない食品がある場合も。ムスリムのハラールや、ヒンズー教、完全菜食主義のヴィーガンと呼ばれる人などがその例にあたります。外国人観光客が多く訪れる立地にお店がある場合は、ハラールやヴィーガン向けのメニューを開発するなどの対応をしましょう。
 特に仏教徒やヒンズー教徒のなかには、肉類全般を口にしないだけでなく、ニンニクや玉ねぎなども禁止している人々がいます。また、ヴィーガンの場合は肉類以外に卵や牛乳、蜂蜜などを禁止している場合も。該当するお客様が来られた場合は、食べられない食材を抜くなど柔軟に対応する必要があります。
★口にしてはいけない食べ物に関する記事はこちら★
インバウンド集客 宗教別 口にしてはいけない食べ物を理解しよう

4.FREE Wi-Fiの設置

 現在、世界中でスマートフォンやタブレットが普及しています。外国である日本でインターネット通信をするにはWi-Fi接続ができないことには始まりません。地図を検索するにも、日本語を母国語に翻訳するにも、飲食店情報を検索するにもインターネットが必須です。お客様が気軽に接続ができるようにFREE Wi-Fiを設置しましょう。お店のHPやSNSなどにもWi-Fi設置店であることを謳っておきましょう。
 Wi-Fiの設備が整ったら入り口に“Wi-Fi”と表記することを忘れないでください。座席の片隅にWi-Fiアドレスとパスワードが載ったポップを記載したり、壁に貼るなどすると親切です。
 

5.クレジットカード対応

 現金主義の日本では考えづらいことかもしれませんが、海外では、クレジットカードでの支払いが主流となっています。既に紙幣や硬貨を何年も見ていないということがあるほど、外国人は現金を持ち歩きません。さまざまなカードに対応できるよう、決済端末の導入をしておきましょう。導入が済んだら、HPやSNSにカード対応店であることを謳っておきましょう。そうすることで、安心してお店に訪れることができ、集客に繋げることができます。
★決済端末・Squareに関する記事はこちら★
CMで話題!デザインも機能もスマートな決済端末「Square(スクエア)」について調べてみた

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まとめ

 2020年の東京オリンピックにむけて、外国人観光客に対応できるお店となるよう設備を整えることは、国際化がすすんでいるいま、店舗づくりを見直す良いきっかけとなるはず。最初は慣れないことで、難しく感じることも多いでしょう。サービスを豊かにすることは大切ですが、それよりも大切なのは従業員の“笑顔と誠意”です。たとえ言葉が通じないお客様でも、笑顔と誠意を持って接客をすれば、その思いはしっかりと伝わります。精いっぱいのおもてなしの心をもって外国からのお客様をお迎えしたいですね。
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