集客方法・HP制作

【店舗集客】LINEを使った集客術とおすすめツールを徹底解説!

開店ポータル編集部
2021/05/05

日頃から多くの人が利用している「LINE」ですが、誰でも簡単に作れる「LINE公式アカウント」があることはご存じでしょうか。

LINEは、気軽に友人や家族などにメッセージを送れることが特徴です。近年はその気軽さが店舗と顧客とのコミュニケーションツールとして注目され始めています。

 

気軽にコミュニケーションが取れるツールだからこそ、リピーター獲得や更なる層への集客が見込めるのではないでしょうか。

 

一重に集客が見込めると言っても、LINE公式アカウントについてイメージが沸いていない方も多くいるでしょう。

 

今回は、そんなLINE公式アカウントを使った集客術とおすすめツールを解説していきます。

LINEは店舗の集客にどんな効果がある?

では、LINEの店舗集客は実際にどれくらいの効果があるのでしょうか。日常のコミュニケーションツールに利用しているからこその集客術が存在します。

ここからは、3点に着目し、紹介していきます。

定期的に思い出してもらえる

まずはじめに、定期的に思い出してもらえるという効果が見込めます。なぜなら、LINE公式アカウントから配信されるメッセージは、顧客のLINE画面に直接届き、ポップアップなどの通知でスマートフォンに表示されるからです。

 

SNSでは配信や投稿が埋もれてしまいがちですが、通知されることで顧客の目に留まり、定期的に思い出してもらえる効果が期待されるでしょう。

 

リピート顧客の獲得

LINE公式アカウントの特性上、リピート顧客の獲得にも期待できます。

 

LINE公式アカウントは、店舗のアカウントを「友だち登録」した顧客へ、直接情報発信することができるツールです。

よって、情報発信できる顧客はサービスや店舗を既に認知しているか、既に利用・来店したことがある場合が多くなるでしょう。

 

つまり、既存顧客への情報発信やコミュニケーションツールとして利用することで、再利用や再来店を促すことが期待できるのです。

 

顧客との距離を縮められる

顧客との距離を縮められるツールとしても注目を集めています。

 

LINEは、現在日本国内で月間8,600万人以上が利用しているアプリケーションです。
(出典:LINE for Business

この記事を読んでいる方の中にも、日常的に利用している方が多くいらっしゃることでしょう。実際に、毎日利用している割合は85%という数字が出ており、人々の生活に必要不可欠なものとなっています。
(出典:LINE for Business

 

多くの方が、日常に取り入れているアプリケーションを経由して店舗の情報を流すことで、より親密な関係を築けるのではないでしょうか。
 

LINE公式アカウントの登録方法

では、続いてLINE公式アカウントを利用するための登録手順を解説していきます。

LINE公式アカウントを作る場所

はじめに、パソコンかスマートフォンをご用意ください。

LINE公式サイトである「LINE for Business」内の、「LINE公式アカウントの開設」から登録することができます。

 

アカウントを登録する3ステップ

続いて、登録のための手順を3ステップで解説します。
 

■ステップ1「 LINE Business ID」の登録

LINE公式アカウントに登録するためには、「LINEbusinessID」にも登録する必要があります。

 

まず、「LINE for Business」内の「アカウント開設ページ」にある、「LINE公式アカウントの開設」をクリックします。

「LINE Business ID」という画面が表示され、「アカウントを作成」をクリックしてください。

「LINEアカウントで登録」か「メールアドレスで登録」の選択をします。「LINEアカウントで登録」とは、既に持っている個人アカウントを公式アカウントに登録する仕組みです。店舗集客においては、今後の運用のために新たなアカウントを「メールアドレスで登録」することをおすすめします。

 

※ここから先は、「メールアドレスで登録」に沿った解説を行っていきます。
 

■ステップ2 必要事項の登録

登録したアドレスにメールが届くため、「登録画面に進む」をクリックし、必要事項を記入していきます。
 

■ステップ3 管理画面にログイン

アカウントの開設後、「LINE Official Account Manager」という管理画面にログインし、登録完了です。この管理画面から、プロフィールなどアカウントの基本情報を登録しましょう。

 

業種別のLINE活用術

続いて、LINEの活用術を業種別に解説していきます。

飲食店の場合

定期的に様々な施策を打ち出す飲食店においての活用術を、2点紹介します。

 

■期間限定や新商品のメニューを紹介する

LINE公式アカウントでは、期間限定商品や新商品情報を配信することができます。

 

カフェやレストランに居酒屋など様々な飲食店がありますが、期間限定商品や新商品のメニューがあると、つい行きたくなってしまうものではないでしょうか。

 

LINE公式アカウントではテキストだけでなく、写真を付けて配信することも可能です。視覚的に訴求することで、顧客の目にも留まりやすくなるでしょう。
 

■クーポン配布でお得な情報を届ける

LINE公式アカウント内で発行した、「クーポン」を配信することができます。そのため、リピート来店を促す施策として、効果的です。

 

LINE公式アカウントに、友だち登録をしている顧客にしかないクーポン配布で、より一層のお得感をお届けできるでしょう。

理美容店の場合

施術中に顧客から離れられない理美容店だからこその、活用術を2点ご紹介します。

■予約を受け付ける

LINE公式アカウントでは、予約を受け付けることができます。

 

細かい要望や予約日時がトーク画面に履歴として残り、ご自身で記載する必要がありません。

またネット予約と違い、顧客とのコミュニケーションが1対1で取れるため、関係構築にも役立つでしょう。

 

さらに、電話予約では施術中に電話がかかってきてしまうこともありますが、LINE公式アカウントを使えば空き時間に予約を確認することができます。

そのため、予約の取りこぼし対策にも有効的です。
 

■施術メニューや料金を紹介する

LINE公式アカウントでは、施術メニューや価格表を配信することができます。

 

近年多くの理美容店がありますが、実際に利用する際にどのメニューが自分に合っているのか、料金はどのくらいでうけることができるのかいくらで可能なのか等の疑問を持つ方がいらっしゃることでしょう。

 

そこで、施術メニューや料金をLINE公式アカウントで料金などの情報を配信し、

メニューの比較検討をしやすくすることで、さらなる集客が見込めるはずです。


>>サロン・店舗の予約受付はLINEを活用するのがおススメ!

小売店の場合

続いて、商品の売買をやり取りする小売店での活用術を2点ご紹介します。


 

■セールやキャンペーンなどイベント情報を配信する

小売店では、セールやキャンペーンなどが定期的に行う店舗も多いでしょう。そこで、イベント情報をLINE公式アカウントで配信することをおすすめします。

 

セールやキャンペーンなどは顧客の来店動機となるため、情報を発信することでさらなる集客が見込めます。

また、来店だけでなくECサイトのイベントの告知にも活用でき、幅広い視点で利用することができるでしょう。

 

■ポイントカードをLINE公式アカウントで管理する

LINE公式アカウントでは、ポイントカードとしての活用も可能です。

 

多くの小売店でポイント制度を導入しておりますが、店舗側では製作コストがかかってしまいます。また、顧客にとっても常に持ち運ぶ必要があり、煩わしさを感じている方も多いのではないでしょうか。

 

その点、LINE公式アカウントでのポイントカード機能を利用することで簡単に発行・管理ができます。

 

店舗側においてはコスト削減に繋がるうえ、、顧客においても紙のポイントカードを管理する必要もありません。


>>【飲食店向けSNS対策決定版】三大SNSの特徴と効果的な投稿方法を解説


LINE公式アカウントを集客に利用するときの注意点

このように、LINE公式アカウントは多業種の集客において非常に便利なツールですが、利用上で気を付けるポイントがいくつかあります。

どのくらいのコストをかけるか試算しておく

 

LINE公式アカウントの無料プランでは、「月に配信できるメッセージ数が1,000通まで」という制限があります。つまり、月に1,000通以上のメッセージを配信する際には月額費用がかかり有料プランを利用する必要があるのです。

 

LINE公式サイトで提供しているシミュレーターから費用を算出できるため、利用前に一度シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。

 

ターゲットユーザーの明確化

LINE公式アカウントは気軽に店舗情報を配信できますが、配信したメッセージが顧客にとって役に立たない情報だと判断されると、ブロックされてしまう可能性もあるため、ターゲットユーザーの明確化が必要となります。

 

よって、ターゲットを明確にし、ニーズや頻度を考慮して配信する必要があるでしょう。

 

営業時間外の対応

LINE公式アカウントはパソコンやスマートフォンから簡単に利用ができますが、営業時間外の対応に疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

LINE公式アカウントは、店舗情報の自動送信や応答メッセージの自動送信が可能です。しかし、設定を店舗側で手動で行わなくてはいけないため注意が必要となります。

 

店舗に合った設定を行うことで、作業の効率アップが見込めるでしょう。

>>飲食店の集客に効果的な営業時間の決め方!

LINE公式アカウントを使った集客におすすめのツール

LINE公式アカウントについて解説してきましたが、使いこなせるか不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、LINE公式アカウントを使ったおすすめの集客ツールを紹介していきます。

L-bot

L-botとは、LINE公式アカウントページ作成をサポートするサービスです。導入前のデモアカウントでの、使用感の確認や、導入後もコンシェルジュによるチャットサポートがあり、安心してご利用いただけます。

 

顧客のLINE画面に表示されるチャットメニューから、WEBで予約・電話で予約・LINEで予約と選択することができ、LINEで簡単に予約管理をしたい方におすすめです。

 

 

機能

・和食系飲食店・洋食系飲食店・理美容院・小売店などの

業種別に用意されたリッチメニュー

・導入後のチャット応対サービス

 

特徴

・応答内容がカスタマイズ可能

・デモアカウントで機能の確認が可能

 

Links

Linksとは、LINE公式アカウントの作成から運用コンサルまで幅広く対応しているサービスです。

L-botとの違いは、LINE公式アカウント以外のサポートも充実していることです。たとえば、ホームページなどの作成やWi-Fiチラシの運用、また月次でのレポート配信などのサポートがあります。

 

小規模店舗などでLINE公式アカウントのみに、フォーカスを当てて集客したい方にはL-bot、LINE公式アカウントからホームページやWi-Fiチラシなど様々な観点から集客したい方にはLinksを利用するとよいでしょう。

 

 

機能

・和食系飲食店・洋食系飲食店・理美容院・小売店などの

業種別に用意されたリッチメニュー

・導入後のチャット応対サービス

 

特徴

・応答内容がカスタマイズ可能

・デモアカウントで機能の確認が可能


LINEを使った店舗集客なら開店ポータルへ無料相談を

今回は、LINE公式アカウントを利用した店舗集客について解説しました。

 

IT技術を駆使した業務効率化が推進されていますが、なにをしてはいいのか分からない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そうした点では、LINE公式アカウントというITツールを使っての集客は、業務効率化を図り、思わぬ繁盛に繋がることもあるかもしれません。

 

開店ポータルBizでは、LINE公式アカウントを使った集客について、サポートを行っています。ご相談は無料で承っておりますので、お問い合わせ窓口からお気軽にご相談ください。
 

開店ポータル編集部
2021/05/05