コスト削減

飲食店の電気料金削減!貼るだけで省エネ!?ハコChipの仕組み

開店ポータル編集部
2019/10/14
 飲食店を経営するうえで欠かせないインフラのひとつ、電気。一日中使用するため、電気料金が高くなってしまうことも多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、ハコChip。消費電力を抑えて、電気代を削減できるアイテムです。

 本記事で、ハコChipの仕組みやメリット、使い方などについてご説明します。月々の高額な電気代に頭を抱えている経営者、とくに大型電化製品を置いている方は必見です!

飲食店では2つの電気契約が必要


 飲食店のように電気をたくさん使う場合、契約もそれにあわせたものにしなければなりません。必要なのは、従量電灯と低圧電力(動力)の二つです。

 従量電灯とは、個人宅でも使われているごく一般的な電気のこと。一方で低圧電力とは、業務用のエアコンや冷蔵庫などといった機械を動かすのに必要なものです。

 ただし飲食店でも、電気使用量が少ないお店であれば従量電灯だけの契約で問題ないケースもあります。自分のお店がどれだけ電気を使っているのかを確認して、無駄な契約をしていないか見直すことも電気代の削減に繋がります。

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ハコChipとは?


 ハコChipは、分電盤に貼るだけで電気代を削減できる省エネアイテムです

 電気を分配する役割がある分電盤は、電気を送るさい、空気中に電磁波を放出しています。その電磁波は電力として使われることはありません。そういった、ただ無駄になってしまっているだけの電磁波を、電力としてきちんと活用できるようにするのがハコChipです。

 サイズは、縦が約24mm、横が約48mm。手のひらサイズの薄いチップになっているので、場所をとりません。料金は法人向けのプランで、月々980円でレンタルできます。金銭的な負担が少ないため、気軽に試しやすいです。
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ハコChipが電気代を削減する仕組み


 ではなぜ、貼るだけで簡単に電気代を削減できるのでしょうか。その理由は、ハコChipの素材にあります。一見ただの黒いチップですが、ステルス機にも使用されているソフトフェライトという物質が使われています。これには電磁波吸収熱変換性能があり、放出されている電磁波を吸収して熱に変換してくれます。

 いままでは、使っていないにも関わらず、勝手に放出されている電磁波の分まで料金を支払っていました。ところが、ハコChipはそのロスを防いでくれます。結果、消費電力が抑えられて、電気代を削減できるという仕組みになっているのです。

ハコChipのメリット


 ハコChipには、いくつかのメリットがあります。主な3つは以下の通りです。

①取り付けが簡単
②7~19%の削減率
③返金保証がある


 では、一つずつ見ていきましょう。

①取り付けが簡単

 通常、電気代を削減するとなると、工事など大がかりな作業をしなければならないイメージがある方も多いかもしれません。しかし、ハコChipなら分電盤に貼るだけです。設置に時間がかかるといった手間は全くありません。また、専用器具などを使うこともないため、専門知識も不要です。いつでも好きなタイミングで導入できるので、忙しい飲食店にはぴったりです。

②7~19%の削減率

 ハコChipの公式HPによると、ハコChipありとなしの状態で電力消費の減少率を比較した試験では、ハコChipありの時には消費電力がおよそ7~19%も削減できたという結果が出ています。例えばひと月の電気代が10,000円のお店は、9,300円から8,100円ほどになるということです。一ヵ月だけではわずかな額だったとしても、一年続ければ大きな差になります。

③返金保証がある

 本当に効果があるのか不安な方のために、省エネ保証宣言があります。ハコChipを使っても消費電力が削減されなかった場合、全額返金保証をするというものです。効果がなかったときのことを気にせず、安心して試せます。
 ただし、対象となるのはレンタル開始日から3カ月以内で効果が見られなかった場合に限ります。
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ハコChipの設置方法


 設置はとても簡単です。チップの裏面がシールになっているため、まずはシートをはがします。貼る場所は、分電盤内にある漏電ブレーカーの三本線付近。あらかじめ布などで拭いてホコリや汚れを取り除いたら、剥がれないようにしっかりとくっつけて完了です。

 その際、誤ってS(サービス)ブレーカーに貼ってしまわないよう注意が必要です。効果が出ない可能性があるため、しっかりと漏電ブレーカーを選んでください。お店によってはブレーカーを複数設置している場合もあるので、間違えないようにしっかり確認しましょう。
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導入事例


 都内でカフェを経営しているオーナーAさん。電気代が上がり、毎月の高額な請求に悩んでいたことから、ハコChipの導入に至りました。

 お店には分電盤が2台あったため、ハコChipを使ったものとそうでないもので結果を比較してみることに。チップを貼るだけで本当に下がるのか最初は半信半疑だったものの、その差は歴然。翌月には効果をはっきりと感じられる結果が出たのです。そのまま利用を継続したところ、前年度と比べて20%近く電気代を削減することができました。
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 手間がかからず、簡単に電気代を削減できるハコChip。これを利用すれば、いままで通りに営業しても月々の請求額を抑えられます。
 新電力の切り替えや節電対策などで電気代の削減に取り組んでいたとしても、分電盤からはロスとなる電磁波が出てしまいます。ハコChipでその無駄をなくし、いまよりもお得に電気を使っていきましょう。
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2019/10/14